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2007年03月14日

第79回アカデミー賞授賞式(BS2版)を鑑賞

 京都から戻って、広東語聞き取りレッスンも終えて、HDDレコーダーに録画しておいたNHK BS2版の「第79回アカデミー賞 授賞式のすべて」第2部を鑑賞。

 やはりこういう時はNHKですよ。字幕版ですよ。賑やかしの解説者も司会者もいないので、安心して見られる。
 それにしても、香港電影金像奨の録画映像ばっかり見てきたので、オスカーが女神像に見えそうになったり、プレゼンテーター登場の時の曲が金像奨のテーマ曲に聞こえたりと何度も錯覚してしまった。
 (違うちがう、ここはコダック・シアター! 香港文化中心じゃな〜い!)と自分に言い聞かせる。

 今回の司会者はコメディアン兼女優のエレン・デジェネレスだったのね。彼女がピーター・チャン陳可辛監督作品「ラブレター/誰かが私に恋してる?」(99)で、主人公の親友のコメディリリーフとしていい味出していたのを思い出した。当時はDeGeneresをどうカナ表記するか、四苦八苦したものです。そしてやはり、キャラがサンドラ・ンー呉君如とダブっている気がした。ステージ脇からエリック・ツァンの冷やかしの声が飛んできそうで。
 エレンはかつて、テレビドラマシリーズ最終話で同性愛者であることをカミングアウトしていて、今回もロングドレスではなくパンツスーツでの登場だ。
 彼女の前置きのスピーチが長くて、ちょっと驚き。「各賞の候補者が国際色豊かになったわね。メキシコ、スペイン…(日本は?と思っていると)そして日本。空席を埋めるのがアメリカ人の役目。アメリカ人、それは得意でしょ?」には、思わず苦笑い。何だか「メキシコ」と彼女が発音した時、スペイン出身のはずのペネロペ・クルスが大写しになった気がした。…香港映画も日本映画にされるわけだ。
 受賞しようがしまいが…と候補者に励ましのような言葉を述べながら、「当選したアル・ゴア」って、とまたまた苦笑い。

 外国語映画賞受賞作を振り返る、ジュゼッペ・トルナトーレ編集による「外国語映画賞50周年受賞作品トリビュート・クリップ」
コーナーで登場の、ケン・ワタナベいや渡辺謙はやはりカッコよかった。ドラマ「壬生の恋歌」(83)では、目だけギロギロ光らせた直情径行の、何かに飢えたような若者だった彼が、こんなに成熟して、カトリーヌ・ドヌーブをエスコートするほどの存在になるなんて…。「このクリップを紹介するために、我々(フランスからのカトリーヌと日本からの自分)は世界の裏側からここに集いました」とのスピーチに、ああそうだったどこでもない米国の映画賞だったんだと、我に返りました。
 彼のスケールを生かす企画を、今後の邦画界や日本のドラマ界は果たして用意できるのでしょうか。

 過去の外国語映画賞受賞作紹介は、何だかイタリア映画が多かった気がした。マカロニウェスタンやネオ・レアリズモ(新写実主義)映画、フェリーニが一世を風靡したもんね。白黒の「自転車泥棒」、家族でテレビ放送を見たっけ。もちろん、「羅生門」の"世界のミフネ"も「グリーン・デスティニー」の竹林ユンファ兄貴も登場!
 そして外国語映画賞を獲得したのは、ドイツの「善き人のためのソナタ」だったのでした。ドイツ人にしては?喜びを全身で表現する監督が微笑ましかったり。
 
 助演女優賞はジェニファー・ハドソン。すんごい横幅の広さでしたが、堂々と膨張色の、体の線丸出しドレスを着こなしているド迫力に感服。感激のあまり何度も何度も絶句しながら、必死にスピーチを搾り出していました。主に、歌の才能がありながらも世に出るチャンスのなかった祖母へと、家族への感謝の言葉。制限時間ギリギリに、監督とブロードウェイミュージカル版で同じ役を演じたジェニファー・ホリデイにも何とか感謝を捧げられてよかったね。

 全体的に、受賞スピーチでは撮影クルーよりも共演者よりも誰よりも、家族に対する感謝の言葉が先に来るのが印象的でした。やはり香港金像奨や台湾金馬奨の受賞者は、アジア的感覚で、仕事第一、妻子は黙って見守ってくれればそれで最適、という思いなんだろうか。映画ではよく「仕事と私たちとどっちが大事なのよ! 仕事? ああそう、バイバイ!」と噛み付く恐い妻も出てきたしな…(^_^;)

 そして「不都合な真実」のデイビス・グッゲンハイム監督が、アル・ゴアを引っ張るようにステージに共に上がった「ドキュメンタリー映画賞(長編)」。プレゼンテーターのジェリー・サインフェルドが「数年前、売れないスタンダップ・コメディアンについてのドキュメンタリーに出演したが、あまり話題にならなかった。今回、プレゼンテーターを頼まれたのはその作品のおかげだと思う」と、トホホ顔で述べていたけど、あんまり笑えなかった…。
 グッゲンハイム監督がアル・ゴアを持ち上げまくり。全場がスタンディング・オベイションを捧げていたけど、日本の政治家でここまで映画人に支持される人はまずいないだろうなあ。ジョージ・クルーニーも「さっき裏でゴアと○○と一緒に飲んでたんだが、僕は(大統領選に)出馬を要請されなかったよ」なんてジョークを飛ばしていました。そりゃジョージなら、東国原英夫よりよほど政治家にふさわしい威厳を備えているけどね…女性問題は大丈夫ぅ?

 脚色賞に、ウィリアム・モナハン。
 ここで、問題の女声アナウンス。「adapted from the Japanese film "Infernal Affairs"」と確かに言ってる…_| ̄|○。字幕では「香港映画」と、香港の上に点を打ってあったのが番組としての配慮として好ましかったです。
 モナハンはスピーチでまずスタッフに謝辞を述べ、ついでのようにちゃんと「インファナル・アフェアーズ脚本のアラン・マックとフェリックス・チョンに感謝します」と言ってて、字幕も「A・マックとF・チョン」となってたけど、それが麥兆輝と荘文強のことだなとすぐに推察できるのはマニアな自分たちぐらいかな、と少し哀しくなったりした。

 お次は御年79歳になろうかというエンリオ・モリコーネに名誉賞を捧げるコーナー。登場したのはクリント・イーストウッド。すいません、まだモリコーネがご存命とは思いませんでした…って、2003年のNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」や映画「海の上のピアニスト」でも劇伴を作曲してましたっけね。さすがに「武蔵 MUSASHI」はアカデミー賞では紹介されず。
 イーストウッドが彼の出世作「荒野の用心棒」の成功はモリコーネの音楽のおかげであり、あのメロディに引きずられて演技がよくなったと述べていたのが印象的でした。若き日のイーストウッドの姿も見られたし。…やっぱり精悍でワイルドでニヒルで、カッコよかったのよ、うん。ただしBGMは「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」の劇伴だったみたいだけど。
 そして、モリコーネは最初だけ英語で、後は早口のイタリア語でスピーチ。会場が一瞬(…???)となったような。日本語字幕も出ない。
 スピーチが一段落してイーストウッドが「では通訳しましょう」と言ってくれて、一同?安堵。

 ジェニファー・ハドソンとビヨンセ・ノウルズの歌合戦もド迫力。
 「ドリーム・ガールズ」ではジェニファーの歌唱力を引き立たせるために、監督があえてビヨンセを抑えたと言われているけど、縛りがなくなったビヨンセは「私こそ主役よヒロインよぉぉぉっ!」とこれでもかと声量の限りに熱唱。
 もちろんジェニファーも、負けじと朗々と歌い上げる。
 まさに女の対決・死闘が繰り広げられました。

 歌曲賞の「I Need to Wake Up」(「不都合な真実」より)を歌った女性歌手、メリッサ・エスリッジもレズビアンなんですね。パンツスーツ姿で「Wifeのタミーと子供たちに感謝」とスピーチ。うーん…男女の夫婦関係と変わらず「ワイフ」なのか…。ライフ・パートナーとかじゃダメなのかな…。

 主演女優賞は「クイーン」のヘレン・ミレン。思い出しました。夜中にNHKで見ていた「第一容疑者」という英国ドラマの、女性であることと警部であり捜査責任者であることに苦悩しながら捜査に取り組む主人公も彼女だったんだ。リンダ・ラ・プラント著の原作小説も読みましたよ。授賞式では髪を軽くウェーブして、打って変わって優雅なお姿。お隣はお連れ合いかな。スピーチも英国女王を讃えながら、変わらない髪型にも言及してクスっと笑わせてくれました。

 そうそう、エレン・デジェネレスが最前列で「ペネロペ、ドレスを少し上げて」と掃除機をかけ始めたあのパフォーマンスって、一体何の意味が…? 「おやこんなところにマリファナの包み紙が。ああこれはオーケストラボックスのものだった!」(オーケストラボックスに投げ込む)……小心者の日本人には、笑えません…。

 主演男優賞発表はリース・ウィザースプーン。ゲッ…と息を呑むほど、「キューティ・ブロンド」(01)の可愛らしさはなくなって鈴木亜美並みに面変わりしてました。ミョーに色黒に見えたキャメロン・ディアスといい、みんな変わりすぎるよぉ…。
 いよいよ監督賞発表。フランシス・コッポラ、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグがステージに。
 ……「メタボリック・シンドロームトリオ」と名付けたい…。
 「我々3人は監督でアカデミー賞をとるってことがどんなに気分のいいことか知っているから、ここにいるんだよね」「そうとも。今まで受賞した中で最も栄誉なものだよな」…ジョージ・ルーカスだけが「…ヘイ、俺はもらったことないんだけど」。会場爆笑。あれ、そうでしたっけね。
 「じゃあ、何でおまえはここにいるの?」とスピちゃん。
 「知らないよ。まぁ、何回かノミネートはされたけど」とルーカス。
 コッポラが「まあまあ。とにかく我々のうち2人は、5人の候補の中から選ばれるっていうのはどんなに気分のいいものかを知っているわけだ」
 ルーカス、さらに「僕はただ、もらうよりあげるほうがずっといいって言いたいんだよ」
 あとの二人、「そりゃちがーう!」(爆笑)。
 とにかく、受賞者発表。そうです。「ディパーテッド」でマーティン・スコセッシ監督です。
 壇上に上がったスコセッシ監督、すごい早口、甲高い声(エリック・ツァンか!)で「Thank you!」連発。「Could you double check the envelope?(封筒の中身をもう一度確認してくれるかな?)」とも。会場、爆笑。
 And Andrew Lau's original film from Hong Kong, the wonderful Asian cinema. は聞き取れなかったです…。受賞後のインタビューで述べたんだろうか。バックステージでのインタビューでは「(ロケ地になった)ボストンの皆さんには?」と聞かれて「もちろん感謝しているよ!」と謝辞を述べてたなあ。香港の皆さんにも謝辞を述べてほしかった。

 さらに、作品賞を受賞した時にステージに上がったプロデューサーも「インファナル・アフェア」への謝辞は無し。
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posted by nancix at 19:01 | Comment(7) | TrackBack(1) | インファナルアフェア

2007年02月26日

Infernal Affairs is NOT a Japanese Film!

 「ディパーテッド」が米国アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚色賞、編集賞を獲得いたしました。
 ぱち。ぱち。ぱち。(以上、棒読み)

 同作のトーンに合わせて「ケッタ糞悪い!」と、あえて口汚く罵らせていただきます。
 失礼あそばせ。ほほ。

 あーあ、監督が違ってたら、もっともっとレオナルド・ディカプリオVSマット・デイモンに焦点を当てて、レオ様に「ディパ」でも主演男優賞にノミネートさせてあげられたのにさー。キャリアウーマンたちの生かし方も、香港映画人の方が先行ってるじゃん。ニコルソンの暴走を止められてないじゃん。じいさまはしょうがないなあ。
 あーあ、デジタル・ガジェット+現代的狡知VSアナログ通信手段+男と男の任侠関係、
 命を捨てても仲間を守ろうとする香港マフィアの気概と、内務調査課を置いて同僚を内偵させて組織を守ろうとする警察の嫌らしさ、
などなどの対比の面白さも解らないで余計な要素ばっかり付け加える脚本家に、脚色させるからさー。
 あーあ、やっぱりダニー・パン彭發監督と、甥っ子のパン・チンヘイ彭正熙による編集最高!
 とかねがね思ってきたのに各部門受賞とは、ホンットーに「ケッタ糞悪い!」です。

 職場で、携帯メールで仲間たちとやり取りしてたら(仕事…してますですよ目いっぱい!)、自営で中継番組を見てる人もいて、何やらABCテレビによる授賞式中継で、ウィリアム・モナハンが脚色賞を受け取るためにステージに上がろうとしていたとき、米国ABCテレビの女性アナウンサーが「adapted from the Japanese film "Infernal Affairs"」と解説した、というのを知った。
 某有料BS局の一局独占中継番組(来年からはアナウンサーと同時通訳だけのシンプルスタイルで、NHK BSにしてくれないかな…)で、グラミー賞スペシャル番組に続いて登場の某さんが「日本映画じゃなくて香港映画じゃん。香港の人たち怒ってるんじゃない?」と突っ込みを入れたというのも、メールで教えてもらった。

 帰宅して「IMDb」のアカデミー賞関係メッセージボードをチェックしてみると、タイトルの「Infernal Affairs is NOT a Japanese Film」というスレッドが立っていたわけで。
 勝手に最初の投稿を引用してしまうと、
 「Infernal Affairs is a Chinese film from Hong Kong! How could an organization as prestigeous as "the Academy" allow such a big mess up. They clearly understand the difference between Chinese and Japanese Cinema right? The commentary was SCRIPTED TOO! Doesn't anyone check the scripts before they read them? (中略)Although I'm usually not picky about these things, I feel offended, and I feel that this was offensive to Asian filmmakers. Films from countries outside of the United States are not only a matter of entertainment and artisitc expression but often times a matter of national pride. Infernal Affairs is a crown achievement of Hong Kong Cinema and to mix it up and call it a Japanese achievement at the Oscars really pushes the world view of American ignorance. 」
 と、投稿者は相当頭に来ているご様子です。
 ええと、あえて訳しません。各自Excite翻訳なり翻訳ソフトを使うなり、電子辞書を引くなりして訳しなさい。配点は200点満点中の60点。

 …配点の部分は嘘です。

 このスレッドには20ものレスポンスがついていて「アカデミー賞主催者側のミスではなく女性アナウンサーの無知から来るものだ」とか、「いやモナハンもスコセッシも香港WRITERSに謝辞を述べた、ABCだけがアホなんだわ」とか、色々意見が出ていて、それも面白かったですね。

 nancixとしては「It's a matter of being professional and respectful.」という意見に同意。

 ウィリアム・モナハン氏は受賞スピーチのなかで「So anyway, thanks to the Academy, to Warner Bros., everybody at Warner Bros., Alan Mak and Felix Chong who wrote Infernal Affairs, the producers present and not present, the agents, everybody who made The Departed such a success. Thanks to Marty and Leo for reading the script and calling each other and saying, "Let's make it." And Thelma. 」
 と述べているし、Thank You連発で受賞スピーチを始めたマーティン・スコセッシ監督も「And Andrew Lau's original film from Hong Kong, the wonderful Asian cinema. 」と付け足してますが、ちゃんと日本のメディアがそれを伝えてくれるかどうか。
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posted by nancix at 23:18 | Comment(4) | TrackBack(0) | インファナルアフェア

2006年10月06日

無間道3部作をブレンドした?「The Departed」

香港版ポスターより.jpg 4日夜に香港でプレミアショーが行われた「無間道風雲」、台湾では「神鬼無間」こと「The Departed」ですが、もちろん香港版主演者の一人、トニー・レオンは影もかたちもなく(おーーい、いつ喪が明けるの…?)、プレミアショーなのに駆けつけた芸能人の姿が少なく、比較的寂しいムードだったとか。
 かつては「レオナルド・ディカプリオとマット・デイモンとマーティン・スコセッシ監督が香港を訪問し、プレミアショーでトニー・レオンとアンディ・ラウに対面する!」な〜んてぶち上げていたのになあ。…って、誰がぶち上げていたんだ。中華芸能マスコミお得意の捏造だったんだろうか。

 ただアンディ・ラウ劉徳華は、彼が運営する芸能プロダクション所属看板俳優のゴードン・ラム林家棟(大B役で出演)や香港版監督の片割れアラン・マック麥兆輝、脚本家のフェリックス・チョン莊文強、香港版製作会社メディア・アジアのボスのピーター・ラム林建岳らと一緒に、律儀にプレミアショーに出席したそうです。

 そしてアンディは5日には、九龍城で開かれた英国スポーツカーメーカー、ロータス・カーズ社の新車発表会にも出席。さっそく会場に詰めかけた報道陣に「The Departed」鑑賞の感想を聞かれ「まあOKなんじゃない?」と一言。「ハリウッド版は)2時間半もあるんだ(正確には151分らしい)、まるで3部作を1作に濃縮したみたいだよ。この長さでは…香港の観客の耐久力はそんなに大きくないんじゃないかな。でも彼ら(ハリウッド側)が買ったリメイク権は1作分だけなんだよね。あとの2作分も(香港側は)権利料をもらわなくちゃね!」と茶目っ気たっぷりの発言を行いました。

 これだけで満足してくれる、香港芸能マスコミに非ず。

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2006年09月24日

邦題は「ディパーテッド」_| ̄|○

レオナルド版ポスター
 本日はちょっと気分を変えて、ハリウッド版「インファナル・アフェア」の話題を。

 やっと米国版公式サイトをじっくり見ました。
 米国の公開予定は、10月6日なんですね?
 とりあえず、アレック・ボールドウィンの横幅の広がりに、大ショックです。顔が長くても縦に長い体型だと記憶していたのに。
 やはり鮮明な予告編動画を見ても、主役はフランク・コステロこと、ジャック・ニコルソンとしか思えませんが。
departedニコルソン.jpg

小西未来さんのニコルソンインタビューによると、「本作に出演するにあたり『これじゃ、俺がやるところが無いじゃないか」と話し、大分シナリオを書き換えた』」っていうし!

 エリック・ツァンボスだったら自分が悪目立ちするようになんてぇ圧力はかけないで、スタッフの意向を尊重するのにぃぃ!
         ┳┳
       彡
(,,ノ >Д< )ノ

 ぜえぇはあぁぜえぇはあぁ。
 いや多分、悪目立ちじゃなくて、男たちの競宴のなかで絶妙なバランスを保っているはずだと思いたいけど。
 レオもデイモンも、しっかり目立ってくれい!

 で、邦題は「ディパーテッド」ともう決まってるそうで。
 ほんとにほんとにこの配給会社さんは、邦題が何にも考えてないカタカナばっかりで!
 「THE LAKE HOUSE」が「イルマーレ」と知った時にもちゃぶ台引っくり返したけど!
            ┳┳
       彡
(,,ノ >Д< )ノ
 nancixにとっては、「イルマーレ」は少女マンガチックでないといけないし、ヒロインは清純で失恋の心の傷口を扱いかねて途方にくれる夢見る夢子さん美少女でないと説得力ないと思うし、実に気の強そうな米国オトナの女性ではまったく意味がありません、あううぅぅ。建築家の息子の屈託と父への思いが、キアヌではどうなってるのか気がかりだけど。
 
 何だかんだ思っても、2007年正月第2弾、サロンパス ルーブル丸の内他 全国松竹・東急系ロードショーだと、もうとっくに決まってるんだよなあ…。
 香港プロモーションではきちんとアンディ・ラウ、トニー・レオンに敬意を表してくれたレオナルド・ディカプリオとマット・デイモンなんだけど、日本のメディアはどこまできちんと「インファナル・アフェア」リメイク版だと説明してくれるのか…。そして「ハリウッド版は香港版を超えた!」と、あの東洋的エモーションを理解することなく調子よく書きつのる連中がどれだけいるのか……どうにも仕方ない、けど。
 
 「東京国際シネシティ フェスティバル2006」の閉幕上映、怖くて行けません。誰か見に行って来てください(T_T)/~~~

 こんなに米国公開との時間差がないと、もしや字幕は戸田○津子さんなのかしらん…_| ̄|○
 
posted by nancix at 23:03 | Comment(1) | TrackBack(2) | インファナルアフェア

2006年03月25日

実録・無間道三部作in香港・尖沙咀

 自分のルーティンワークに加えて契約社員さんへの引継ぎに追われて、ろくに自宅のPCを起動するひまもなかったんだけど、
 香港在住のりえさんのblog「Blog版香港中国熱烈歓迎唯我独尊」で、おっそろしい香港での事件が紹介されていました。
 りえさん名づけて「無間道な現実:尖沙咀銃撃事件」。

 巡回中の制服警官2人が、深夜の地下道で銃撃され、一人が顔面を撃たれて死亡、もう一人が重傷を負い、犯人もまた死亡した警官に撃たれて死んだという事件です。
 ふむふむ、どんな凶悪な犯人なんだ。
 マフィアか? 大陸からの出稼ぎが追い詰められてヤケになったか? 電波系か?
 と思いきや、

 非番の警察官

 ……………。
 まあ、どんな企業内でも諍いはあるものだし、国家公務員だってニンゲンだし…。
 女の恨み? 金銭? 何らかの裏切りに対する報復?
 と思いきや、

 犯人の警官は5年前に罠にかけて警官を射殺、拳銃を奪っていた。
 さらに、恒生銀行(香港きっての有名銀行)で強盗を働き、警備員を射殺していた。

 ……「インファナル・アフェア」のラウよりキョーアクかも?
 (いや、少年時代から彼はすでに殺人犯だったし…1と「終極無間」の間で何人殺したかわからんし…どっこいどっこいか?)。

 事件全体としては、ジョニー・トー杜[王其]峰作品的なテイストですよね。
 
 尖沙咀の地下道なんて、あちこち歩き回って利用しまくりなんだけど(泣)。
 まあ、深夜に一人で街中をうろつくことはめったにないにしても、うっかり銃撃戦に出くわすことだけは、避けたい…。

 ええ、香港の銀行の警備員は、いつでもライフル装備です。
 ついついマジマジと見てしまったことが、あったなあ…。

 でも、日本とは、あまり治安的には変わらないと思うんだけどねえ。
 
 りえさんのblog、いつも面白いので愛読中です。
 香港に興味のある皆さんも、ぜひどうぞ。
 
posted by nancix at 17:57 | Comment(2) | TrackBack(1) | インファナルアフェア

2006年03月05日

ちっとも踊れない「輪舞曲」第8話…

 金曜夜に、まーた職場でお別れのワイン飲みすぎて、帰途の記憶が切れ切れです。
 わはは、今度はケータイとクレジットカード1枚をどっかに置いて来たらしいぞ。
 二日酔いで台所に下りたら、なぜか乳酸菌飲料が1本置いてあるし。
 どこでいつ買ったんだぁぁぁ。記憶が無い…。
 よく見たら、駅前コンビニの赤いシールが貼ってあったから、ちゃんと金は払ったよーだ。

 それはともかく、土日はケータイの行方を探索しながら、久世光彦さんの「昭和幻燈館」「触れもせで-向田邦子との二十年」を読みふけり、そういえば久世さんは、我らが中華美女の代名詞ブリジット・リン林青霞主演映画の「レッド・ダスト/滾滾紅塵」を見ながら、向田さんを偲んでいたんだった…などとしみじみしていたのでした。
 ケータイは最初に乗った私鉄の忘れ物センターで預かってもらっていることが判明、月曜に早起きして受け取れることになり、ほっとしました。

 やれやれと安堵しつつ、久世光彦&向田邦子の後輩らによる「インスパイア・アンフェア 無間輪舞曲」を見始めたのですが……。

 何これ。

 "新章突入"と称して、映画「インファナル・アフェア」をパクるのは急ぎ中止して仕切り直して、気分も新たに「シュリ」路線でいくんじゃなかったのか。
 「神狗」幹部の娘として、子分を引き連れながら、あっさりと"警察のモグラ"竹野内を逃がしてしまう、実に詰めが甘いユナ。
 「それが、最後の願いなら。…これがあなたの運命。これが私の宿命。サヨナラ」
 そんなごたくを並べる前に、さっさと撃てーー! 撃ってから言えー!
 これが香港映画の鉄則です。撃ちながら、あるいは撃ってからでいいのです。名セリフは。
 
 必死で逃亡する竹野内君のシーン、BGMのパーカッションの扱いが「インファナル・アフェア」と全くそっくりで、うんざりしましたわ…ここまで、音楽を似せるか…。
 これまたあっさりと、実は韓国側の"モグラ"だと竹野内君に明かしてしまう、キム・ヨンジェ。
 あのですね、日本人には読めない身分証を見せるだけじゃなくて、韓国警察のどの部署のどういう階級か、明かしなさいよ警察官なら! それともKCIA(韓国中央情報部)の、議員拉致など後ろ暗いこともやる工作員ですか? 軍部ですか?
 その辺を具体化する追求もせず「今は誰も信じられない」と突っぱねる竹野内。
 相身互い、以心伝心でヨン様とシェンの意気に感じ、すんなり信じた、ヤンは無邪気で可愛かったなぁ…。

 ユナの父、宋は部下に命じて竹野内のアジトに行かせ(何故わかった?)、竹野内の正体も知っていた日本警察の樋口監理官をそのアジトであっさりと銃殺させてしまい、竹野内に濡れ衣を着せて、ヤンと同じく指名手配の身にする。
 樋口監理官、元ネタでの梁Sirと違って、顔もろくに映してもらえず…あああ(T_T)
 しかし、西嶋ショウとしての顔写真があんなに大々的にメディアに乗ってしまうと、「アレ? あれは金山じゃん、あの無口でぶっきらぼうで根暗の金山琢己!」と気づく小中学校警察学校時代の友人もいそうなもんだけど?
 何より、警察学校に入学時の写真記録が残っていそうなのに、日本警察は何をしておるのだーーーー!

 ユナは妹を守り、父に会わせるために転院させる。しかし、竹野内君は風間ホールディングス=神狗傘下にある大規模病院を簡単に突き止め、屋上で洗濯していたユナと携帯で話し「君を助けたい」という。「妹は私と父が神狗だということ、何も知らない、絶対に教えないで」と涙で懇願するユナ。
 ……二人とも、どーしてケータイナンバーを変えないのだ…。

 ユナの懇願も空しく、妹のユニは個室でパソコンで作曲を続けているうちに、突然1通のメールを受け取る。
 ……あのですね、病院でどーして、ネットに常時接続していたわけ? ケータイも、医療機器によくないでしょ。電源切りなさいよ、いくらVIP用特別室にいるからってぇぇ。
 ユニは泣きながらケータイで姉を問い詰め、ユナは驚いて妹のローカルマシンにどうやってかアクセス、遠隔操作で問題のメールを横取りする。
 発信者のメールアドレスは、西嶋ショウその人の、神狗に与えられたメルアドだった!
 構成員全員に、律儀に〜sq@…jpのアドレスを割り振っていたようです、神狗は。
 @kazamaH.comにしておきなさいよーん。
 とにかく、衝撃を受けるユナ。

 ……もしもし? 凄腕ハッカーさん?
 凄腕ハッカーさんと疑惑追及を志す民主党議員のやるべきことは、まずメールのヘッダを確認することですよ?
 メールヘッダを見て、メルアドの偽装ではないか、どこのプロバイダから発信されたものか、確認するべきですよ?
 第一、神狗からも警察からも追われている竹野内君がメールを送ってくるとしたら、神狗のメールサーバーなど使わずに、捨てアドと呼ばれるフリーメールアドレスを使うべきじゃないですか!
 ったく、韓国のPC房でさんざん技術を磨いたはずのユナ、何やってんのよー!

 それと、あの偽装メール、日本語とハングルの併記でしたね。
 ハングルで日常会話もおぼつかない竹野内君が、いくら在日韓国人だからって、メールにハングルを打つのは高等テクニックでは?
 Windows XPだからハングルのフォントは一応入ってるけど、日本語キーボードのどこをどう押せば、ハングルが打てるのでしょーか? エキサイトの日韓翻訳結果を、そのまんまコピー&ペーストでもしたのでしょうか?
 いまだにピンインで中国語を出して、メールや掲示板書き込みができない、語学へっぽこの突っ込みですけどね。

 宋もまた、ショウに携帯電話をかけ「お母さんはご健在のようですね。住所もすぐに突き止めますよ」と脅しをかける。
 血相を変えてボウリング場の廃屋アジトから自宅に駆けつけるショウ。(てっきり尾行がつくのかと思ったが、神狗は甘い!)
 母は九州の友人宅に身を寄せると告げ、「何かあれば迷わず私を見殺しにしなさい」と、生死を賭けている息子にきっぱりと告げる。…何だか、あんまり「私を見殺しに」って日本語では言わない気がしますが、お母さん。
 いやー、潜入捜査官はほんっとに、家族を持っちゃダメっすよねえ、ヤン…。

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2006年02月19日

いよいよ「無間輪舞曲」香港放送へ

 ドラマ「インスパイヤ・アンフェア 無間輪舞曲」、いよいよ佳境に入ってきまして、今回が第一章終了というところですね。
 ふむふむ、パクリの汚名を何とか晴らそうと、主役の竹野内豊は在日韓国人・金山琢己ということに。
 これは、韓国人女優を日本人男優がいてこます…失礼、我が物にするということへの、韓国での非難回避でもあるんでしょうね。
 そしてあっさりと警察内の"モグラ"はなんと、署内で上司の伊崎警部を撃とうとして、取り押さえられ正体ばればれで、逮捕へ。
 白シャツ・ノーネクタイ・スーツ姿のその"モグラ"の日常の振る舞いや言動、性格、なぜ犯罪組織「神狗」に協力してきたかがわからないので、「インファナル・アフェア」で大Bの正体が解ったときほどの感慨・ショックが沸きません。

 偽札工場は「インファナル・アフェア3 終極無間」を思わせるがごとく、「川浜港」停泊中の大型船内だった。
 SWATとアジアン・マフィアの銃撃戦で、精一杯カメラが手持ちで動いてましたが、ジョニー・トー映画ほど捉えきれてない。
 SWATの懐中電灯と銃の持ち方が、手ぬるいー! 香港のSDU飛虎隊を見習えー!
 風間ホールディングス総帥・裏では「神狗」ボスの風間龍一郎も、「ワシの人形」呼ばわりしてきた息子に居場所を密告され、ギリギリで竹野内君が復讐を思いとどまり、あっさり逮捕される。彼が第一話で竹野内君の父親を韓国で暗殺したことが、腕のひきつれた傷と回想で明かされますが、なんで韓国にいたの? さっぱりワカリマセン。
 風間逮捕を報じるテレビニュースに見入り「これで琢己が帰ってくるわね、おばちゃん!」と風吹ジュンと喜び合う木村佳乃(出番少ないなー…)
 とうとう竹野内くんの警官の身分回復か? 伊崎警部の手で金山警部補復活か? 伊崎警部補のノートパソコンから竹野内君のデータが削除されることはないのね、と思いきや、二人が向かい合って談笑中に背後から狙撃され、竹野内君の腕に支えられ伊崎警部殉職。
 ………屋上から墜死は、さすがに避けましたか…_| ̄|○
 あーーー、トニーの虚脱状態の、あのすんごい表情が、つくづく恋しい……(T_T)

 次回は、伊崎警部の警察葬……風吹ジュンの喪服姿と、木村佳乃の婦人警官姿も見られる…って、別にいいけど。
 やはり、物陰から敬礼して見送る竹野内君なのでしょー。
 あーーー、トニーの精悍な厳しい顔つきの、敬礼が、つくづく恋しい……(T_T)/
葬儀用花屋に隠れて敬礼するヤン

 ありぃ? そういえば「オッパァ」と竹野内センパイを慕ってた弟分のヒデこと佐藤隆太君は?と思いきや、次回予告で「ずっと、信じてきたのにぃー」と泣き顔で竹野内君に銃を向けてましたから、ボスの息子にモグラの竹野内君への処刑を命じられるんでしょうか。
 
 何だかなあ…な部分がいっぱいあるパクリ…インスパイヤドラマ、いよいよ香港のケーブルテレビ(有料)「新電視 SUPERSUN」精選劇集台で放送開始決定ですよ。
 なーんだ、香港最大手のTVB香港電視での放送じゃなかったのね。
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posted by nancix at 23:23 | Comment(7) | TrackBack(0) | インファナルアフェア

2006年01月30日

幼稚園バスを襲わないか心配な「神狗」

 ええ、たっぷりと久々の「HERO 英雄」テレビ放送を、無粋に入るCMとチョッキンカットに苛立ちながらも堪能いたしましたよ。
 この映画を撮り終わってまもなくトニーは「インファナル・アフェア」撮影に突入、しかし「HERO 英雄」は「マトリックス」と同じくオーストラリアの工房に送ってのCG合成だの映像加工などの後期制作に時間をかけ、香港公開は一週間ずらしただけの2002年クリスマスシーズン。
 「インファナル・アフェア」と「HERO 英雄」は、いわばヒゲ面トニー二部作とも言えるんだったよなあ。
「HERO」香港版ポスター 何10回見ていようと、やっぱり残剣様の黒髪がファッサーっと揺れると、もう何ともいえず色っぽくてドキドキしてしまう。
 トニーのなで肩が、肩幅の狭さが、ワダエミさんの衣装で余計に寂しげな風情をかもし出して。
 公開当時も(あの…トニーさん、せっかくの珍しくも正統派英雄役なんですから、そこで眉を八の字にして切な過ぎる表情にならないで、も少し毅然と、凛々しく厳しく威厳を…)とハラハラしたものだけど、ド素人がダメ出しするまでもなかったっすね…。

 国敗れて山河有り。
 武侠敗れて生きる術無し。
 国も無く仕える主も無く、功名や名声も望まず、
 せっかく身につけた超人的な武芸も、数を持って圧倒する集団戦に移り変わろうとする時勢にそぐわず、
 天下に名だたる武侠たちには、もはや美しく散るしか道は残されていなかったのです。
 「大義に殉じる」など、後付けの理由です。
 ましてや、この映画のテーマは、民衆はすべからく中国共産党に屈するべきなんて結論では、毛頭無い。
 散っていく者たちのはかなさの美、無常観、こそが、見るべき点なのです。

 とりあえず裏番組の「インスパイヤ・アンフェア 無間輪舞曲」(○C=もとはしさん)も、録画分で見ました。


 ………………ええと。

 確か、スポーツ紙などで、今回は泣けるラブシーンがあるとか煽ってられましたけど。
 ラブシーンの前に、なぜ平田満が?
 なぜ"父子情"=人情ものと化しているのか? あれ?
 nancix、チャンネル間違えましたか?

 んでもって、イマドキのお子ちゃまに歌ってきかせるのが、何故に「浜辺の歌」?
 大正時代に作られた唱歌で、今の教科書には載ってないんじゃ?
 ていうか、アニメ主題歌の方がいーんじゃないの?(TBS系で、お子様向けヒットアニメってあったっけ…?)
 平田満、何歳という設定?
 チェ・ジウがすかさずハミングできたのは、聞き覚えがあったから?
 台湾の「悲情城市」に、日本の「幌馬車の歌」が挿入されているのは、実在した美青年校長の悲話にちなんだ、深い意味が込められていたわけだけれども。
 待てよ、えーと、最近、たしかNHK教育で、深夜に平田オリザさん&韓国人演出家の作・演出の舞台劇「その河をこえて、五月」を放送していて、“異国間コミュニケーション”がテーマで、この「浜辺の歌」が劇中で歌われていたような。
 登場人物の母親が、日本の植民地時代に教わった歌…という設定だった気がする。
 そんなに韓国で有名な"日本の歌"なんだろうか?
 それともそんなことに頓着せずに、まさか「その河をこえて、五月」に安易にインスパイヤされて挿入したんじゃあるまいなっっ?!
 疑惑は深まるばかりなのであった。

 で、こういう"巨悪"と闘う皆さんって、どーして組織の中枢になかなか迫らないで、末端に犠牲出してばっかりなのぉ?
 いやいや、印刷屋さんの生命も、もちろん貴賤なく、大事なんですけど。
 "下町の印刷屋さん"逮捕に、何人動員してるんだ、警視庁…。
 しかも、たった5分の猶予の間に、付近にスナイパーを配置されても一向に気づかない失態ぶり。
 偽札作りって、80年代の「男たちの挽歌」のときすでに、コンピューター制御で図案を描いて自動印刷してたんですけど。まさか「ルパン3世 カリオストロの城」並みの知識で止まってるんじゃないよね?
 なーーーんか、「神狗」も警視庁も、チンケだなあ…。
 次回、「神狗」が幼稚園バスをジャックして、竹野内豊を苦悩させないようにと願うばかり。
 どーいうわけか、物心ついてから見た特撮ドラマの"悪の組織"って、おどろおどろしく登場しながらも、必ず幼稚園バスだのスクールバスだのを、わざわざ精鋭を派遣してジャックするんだよねえ。
 どうせなら国会か六本木ヒルズ全体を、ジャックしてくれたまえよ。
 いや、何なら某新聞社とテレビ局でもジャックした方が、社会的反響が大きいよ…って、闇の組織がそんなに目立ってどーするんだよって話かしらん。

 それと、ねえ…。
 肝腎の「ラブシーン」……。

 あれが、ですか。
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posted by nancix at 02:16 | Comment(6) | TrackBack(2) | インファナルアフェア

2006年01月23日

敗北どころか、恥を問われているのですが。

 1月23日の日記に、何だかもうね、この業界人と通じる言語は、nancixは持ち合わせていないと痛感しましたのでした。
 僕たちは、たかだか、テレビドラマのスタッフだけど、
 何かを生み出さないと、いけない立場だと思うんですね。
 原作ものが悪いとは思わないけど、
 原作ものでない連続ドラマが今期、何本あるんだ・・・
 って考えたら、
 ちょっと、うちら、ドラマ界は、目先におぼれている感じがする。
 まあ、うちもインファナルに似てると言われているけど、
 そう言われているうちは、敗北だよね。

 ケイゾクのときも、最初、女コロンボって言われたけどさ・・
 あ、ケイゾクも大嫌いだった、薄気味悪いドラマの一つだ。台湾ではなぜか放送されてたけど。
 その頃から、「リング」ブームを除き、日本のドラマ人気がアジアでどんどん無くなったんじゃないのかなあ。
 「ビューティフル・ライフ」「QUIZ」「GOOD LUCK!!」「オレンジデイズ」
 みんなnancixが生理的に受け付けられないドラマだった…。

 生み出すどころか、何とかのフンドシで相撲を取っているのに、敗北も勝利も関係ない。
 そこまで原作無しだぞと気負うなら、インスパイヤされたのを認めたらどうですか?
 「僕と映画『インファナル・アフェア』の出合い、感動、そして決意」を日記にさらしたらいかがでしょう?
 
 こんな人たちに利用され不器用に切り刻まれるだけの「インファナル・アフェア」、本当に可哀想。
 どこまで続くんだよ無間道の道行きは。

 さ、次こそ「氷壁」「白夜行」「功名が辻」パーフェクトに見るぞーっと。
 

2006年01月22日

テレビウォッチに忙しく…

 昨日は昼過ぎに京都の錦市場を一人で放浪し、3時に八坂神社にみんなと合流してお参りし、夜もそのまま京都オフ会になだれ込んで、何ヶ月かぶりに他愛ないことで大声出して笑い転げ、随分癒されましたですよ。
 で、今日はボヤリーーンと一人で自宅で過ごし、テレビ三昧でありました。

 関西では、今日が「サンデープレゼント/健さんが泣いた!!俳優50周年…高倉健新たなる旅立ち」の放送日だったのです。
 「HERO英雄」以後チャン・イーモウ作品の宣伝の常套手段になった、プロモーション番組ですね。もちろん「単騎、千里を走る。」のプロモーション。ナレーションは「鉄道員」で妻役を演じた、大竹しのぶさん他。「インファナル・アフェア」「2046」でも北京プレミアや香港プレミアをきちんと取材し、こんな番組を作ってほしかったんですよ。
 特集番組の作り手の、思い入れの違いかな…。

 NHK BSでも特集番組を見たので、新鮮なのは健さんの旧作を見られたこと、昨年12月に「単騎、万里を走る」中国プレミアが雲南省麗江市で大々的に行われて、その様子を見られたこと程度でした。
 若手空手家役でスクリーンデビューした健さん、つるんとした、眉毛の濃さだけが印象的な、いわゆる端正な容貌だったんですねえ。まだ声もさほどしゃがれてないし。
 「昭和残侠伝」、池部良との絡みをもっと見たかった!
 田中邦衛さん、何だかそのコメントじゃ、健さんと二度と会えないような悲しい気分になるじゃないですかぁぁぁ!

 中国に単身赴いた健さん、誰とでも肩をポンポン叩き、抱き寄せ、日本語じゃ通じないとしても構わず、自分の思いの丈を語りかけるのが、とても自然でした。
 中国人の皆さんは一瞬とまどい、照れてたけど。
 あの年齢になると、若い女性スタッフを抱き寄せても、清らかだなあ。
 そうだ、このヒトには自宅に帰っても、喜怒哀楽を分かち合える「血縁者」はいないんじゃなかったかな、とふと思い当たりました。姪や甥の存在は知りませんけど…。
 映画のスタッフ、キャストが、"擬似家族"。
 そう思うとクランクアップを前に「別れは絶対やってくる。別れなければ、新しく始めることができないわけで」と語る言葉が、ずっしり重くなりました。

 若き日のトニー・レオンも「僕には芸能界に友達は少ないんです、みんな撮影が終わったらそれきりで、連絡を取り合うことも一緒に食事に行くこともほとんどない」と語ってましたっけ。
 撮影中は擬似家族や擬似恋人なのに、撮影終了となると、二度と会えないかもしれない人もいる…。それが俳優や監督の、さだめ?

 1年後、健さんが国賓級の大歓迎のプレミアで再会したタレ目の"ヤンヤン"ことヤン・ジェンボー君は、背が伸びて、より幼児から少年らしく成長してました。まもなく、抱っこされるのを恥ずかしがって逃げるようになるかな…。
 ホテルシェフが何十人も揃って、白制服でこしらえる長卓宴でのご馳走よりも、健さんにはスタッフやキャストとつついたロケ中の食事の方が、懐かしい味じゃなかったかな…。

 健さんが真心こめて、職人気質で周囲の人々と接したからこそ、有名人にこびへつらうのではない、あの絶品の笑顔が、別れの涙が返って来たんじゃないかな…。
 そういえば健さん、つたないながらも中国語を話そうとしていました。
 インスパイヤドラマの竹野内豊、韓国での父の死が契機で警察を目指したはずなのに、仇?のいる韓国のことを調べることも、言語を学ぶこともしなかったんですかねえ。
 「私の父を殺したのは、オマエか!」ぐらい、韓国語で聞きたくないのかな?

 「HERO 英雄」のときは、ジェット・リー李連杰スタッフの車で起こった交通事故や、トニーマギーに加えてウィリアム・チョン張叔平をセット売りしたがったジェットトーンの思惑と、ワダエミさんとの確執、トニマギを何とかゴシップネタにしたい芸能メディアの盗撮、何より自分が足を負傷したことなどが重なり、トニー・レオンは到底健さんのような澄んだ心持ちにはなれなかったと思う。メイキングのトニーは別れ際はおちゃめだったけど、明らかに「一仕事終わった、やれやれ」という感じだけで、健さんのように「一生忘れられない思い出をもらった」という姿ではなかった…。

 でも、トニーがもっともっと年輪を重ねて、上映後に「何を描きたいのか解らなかった」とか愚痴をこぼさずに、心を閉ざさずに、監督やスタッフやキャストとなごめるようになれたらいいのにな、と祈らずにはいられない。

 健さんのハグハグ、にちょっと涙して、
 家事を続けて、
 また同じABCをつけたら、今度は日曜スペシャル「レギュラーの香港あるある映画探検隊!」が始まってました。

 どーせ香港政府観光局の肝煎り、ジャッキー・チェン映画とブルース・リー映画と「慕情」だけでしょ、と録画もしないで見ていたら、しまったぁ! 「香港国際警察」はもちろん、葉山豪(「香港国際警察」4人組ドラ息子&娘の一人、ゲームのプログラミングを手がけるマックス役。ヒロとジャッキーが呼んでたような?)と同行の小寺右子女子アナが「トニー・レオンの大ファン」とのことで、「インファナル・アフェア」3部作のロケ地が登場しまくりじゃん!

 レギュラーも、「インファナル・アフェア」1の冒頭で登場の「萬佛寺」に参拝!
 行ったよ行ったよー、nancixもあの石段を昇ったんだよぉぉぉ!

 しかしあの金色像は、五百羅漢さまです。仏弟子や聖者の像です。ン・ジャンユーに似ていると昔から思ってきたらやはり「インファナル・アフェア2」のジャンユーに似てると紹介された萩原流行、「修行僧」とは少し意味合いが違うとちゃんと教えてくれい。

 小寺アナと葉山さんは、トニーが3で中国マフィアの弟を灰皿で殴りつけるはめになったステーキハウスへ! 映画のまんま残ってました。小寺アナ、大はしゃぎで葉山さんを壁側に立たせてました…(^_^;)。葉山さん、トニーの代役すいません…。
 続いて、香港島の長いながい石段を、ヤンがウォン警司とケータイで話しながら、焼き芋か何かを食いつつ下りるシーンも。あああ、通りの名前をメモできなかったよー(T_T)
 トニーとアンディが出会う、あの因縁の、いや思い出のオーディオショップも、映画の頃のままでした。

 もちろん、中環の例の長いエスカレーターも登場します。「花様年華」「2046」でおなじみ、トニーファンの聖地とも言える「金雀餐廳(レストラン)」の紹介では、映画内のシーンは鏡面に映った映像で、実際はトニーもフェイもレストラン内に掲げられたスチールパネルのように右手でスプーンを使っていたこと、鏡は撮影のために取り付けられたことが紹介され、納得できました。

 恥ずかしいほどベタで不器用ですから、のレギュラーの2人は、やがてトニーが演じるはずの"葉問"師匠が香港で開いた詠春拳道場の総本部も訪問。貴重な詠春拳の練習風景を見ることができましたよ。カンフーを学ぶために香港に渡ったという、日本美人も練習に励んでいました。……あれ? 見覚えのある方のような気もしないではない…?
 西川君に手ほどきをするのは、いかめしいお顔のアンディ・ラウ…「じゃなくて、アンディ・クォックです」とご本人が突っ込みを入れました。あなどれません、香港人の突っ込み気質。
 
 そして、ついにレギュラーの2人は朝の九龍公園で、憧れてやまない(という設定らしい)チャウ・シンチー周星馳の……!

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posted by nancix at 23:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | インファナルアフェア

2006年01月20日

海外からの視点、二つ。

2002年8月、撮影中のトニー・レオン
 「インスパイア・アフェア 無間輪舞曲」(名付け親は「funkin'for HONGKONG@blog」のもとはしさん)の話題、まだ続けますよ。

 友人から教えてもらった1月19日付「台湾アップルデイリー蘋果日報」のネット版記事を、やっと探し出すことができました。
 香港ではなく台湾版だったとは。

 「竹野内豊 トニー・レオン梁朝偉をコピーする」と題した、蘇威全氏の文章です。あ、トニー・レオンの画像は撮影中のときのもので、今回の翻訳には関係ないです(^_^;)
 拷貝ってのは、拷問された貝ではなくて、複写・コピーのことなんですね。

 以下は意訳。
 竹野内豊と崔智友(チェ・ジウ)がペアを組んで主演したTBS日本ドラマ「輪舞曲」は、最初の放送で20%の視聴率というよい成績を収めた。しかし日本のネットウォッチャーが指摘するには、このドラマのプロットと役柄に関して、幾分香港映画「インファナル・アフェア」と同じ部分があるという。竹野内豊の身の上や造型は、まるで「インファナル・アフェア」のなかのトニー・レオンの複製版だと指摘しているのだ。

 マフィアに追求されるシーンもある

 竹野内豊は「輪舞曲」の劇中で、麻薬密売マフィア組織「神狗」に潜入した捜査官を演じ、ヒゲを生やし、黒革ジャケットを着ている。また役柄の背景も、トニー・レオンが演じた「陳永仁」とそっくりだ。
 このほか、彼と石橋凌が演じる上司は常にビル屋上で情報を交換していること、バーで酒を飲むのを好むこと、はなはだしきはマフィアに追求されるシーンまでも「インファナル・アフェア」の影がつきまとう。

 ヒロインの功能も一致する
 「インファナル・アフェア」にはチェ・ジウが扮する韓国人の役柄はないが、彼女の役はやはり「インファナル・アフェア」でのケリー・チャン陳慧琳を想起させる。両者とも、男性主人公の心の拠りどころで慰めとなる対象だからだ。
 「輪舞曲」は4月に台湾で放送される予定だ。そのときに、観衆は「超級比一比」(人気バラエティー番組の1コーナー名やエンターテイメントゲームのタイトル)により、その目で両者の相似度がどれだけ高いか、確かめることができるだろう。
 ちなみに渦中のチェ・ジウは、ただいま香港を訪問中。ディオールの新店舗(エステサロン?)ゲストとしてテープカットの儀式に登場。60数万香港ドルのディオールの新作ファッションとネックレスを身に付け、ドラマと違って「嫌なところ!」と鼻にしわを寄せることもなく、広東語できちんと挨拶して"客寄せパンダ"をこなしておられました。彼女には特別に好きな香港スターはいないけど、最も深い印象のある香港芸能人といえば亡きレスリー・チョン張國榮だそうです。韓国でレスリーがチョコレートのCMに出たり、出演ドラマが放送されたりしてましたしね…。

 そして、こっちの方が興味深いといえば興味深いです。香港のネット新聞「文匯報」(中国寄り)1月13日付、「芸能小子」氏による記事より。
>>もう一つの海外からの視点を読む
posted by nancix at 02:53 | Comment(0) | TrackBack(1) | インファナルアフェア

2006年01月19日

素人以下の…

 うーーーん、週刊新潮1月26日号142ページ、腰がひけてましたね…。
 締め切りの関係とはいえ、やっつけ仕事という感、ありあり。
 よりによってインスパイヤドラマの「公式掲示板」をネタ元にするなんて…どうやら「インファナル・アフェアに似て」「インファナル・アフェアそっくりじゃないの?」という書き込みは、検閲者によって全て削除されている様子なのに(各地の複数の仲間の書き込み結果の報告有り)、いったいこの"他局ディレクター"はどこでその貴重な意見を目にできたのか? 
 書き込み直後に、偶然、幸運にも目にできたのか?
 存在そのものが眉つばですよね。

 よく芸能人が「オレをよく知る知人はこう語ったと、週刊誌が書くけど、その知人って誰やねん! ここに連れて来い!」とバラエティーでぼやいているのと、同じこと。
 上段の「西遊記」に関する記事では、東南アジアでの放送を取り上げ「荒稼ぎ」と見出しで決めつけているわりには"米国に企画料を売るほど儲かるわけでもない"的なことを、やっぱり"他局ディレクター"に語らせている。
 同一人物ですか? 架空の?(笑)
 「輪舞曲」も東南アジアに放送権が売れているのに、それに言及する紙面はもらえなかったらしい。
 何より、聞いたこともない大学教授という一種の"権威"を登場させて、「成功した作品から設定をパクれば人物設定は安定するから」と半ば肯定するようなことを語らせ、番組スタート時は似るのも仕方ない的な論を展開するのも、納得がいかない。
 このドラマのどこが「新しいこと」をやろうとしているわけ?
 "かつてドラマのTBSと称されたわが局は50周年を記念し、これからどんどん世界のあらゆる著作物から自由気ままにインスパイヤされて、下手なミキサーにかけてオリジナルを台無しにして、何でもありで話題になるドラマを作っていきますよ! なあに、特定少数の異論など簡単に握り潰しますよ"という決意表明?

 立ち読みで充分でした、ハイ。

 なぜこのような所業が局内で許されたのか、という疑問はいっこうに解決しないままです。

 ぐうさん、どうやら向田邦子さんが亡くなり「北の国から」が終わり昭和が遠ざかり、自分のこだわる作品をパッチワークして悦に入るクエンティン・タランティーノがもてはやされ映画界に堂々たる地位を築き、東南アジア一円を「東京ラブストーリー」「リング」が席巻した時期を経た現代では、日本の多くのドラマは「芸術」どころか、単なる「映像コンテンツ」「映像ビジネス勝ち抜きツール」に過ぎなくなってしまったようですよ。
 視聴率さえ稼げれば、スポンサーが満足すれば、勝ち組のようです。

 それを目の当たりにすると、特定少数の私も吐き気がしますが、現実逃避はできない。
 あるがままを見つめ、どうしてこうなっちゃったのか知りたいと思うしか、ないです。

 苦境にある香港映画までが、そうなってしまわないことを、願うばかりです。
posted by nancix at 13:53 | Comment(2) | TrackBack(2) | インファナルアフェア

2006年01月18日

とうとう週刊誌ネタに

 19日発売(一部地域は20日)の「週刊新潮」1月26日号に、[東南アジアで荒稼ぎする香取慎吾「西遊記」][香港映画にそっくりなTBS「チェ・ジウ」]といった記事が掲載される予定だとさ。
 「雑誌の新聞」雑誌速報より。

 そっくりなのはチェ・ジウじゃなくて……う・う・う。
 むしろチェ・ジウが、はーどぼいるどだど!な世界観をぶち壊す元凶になるかも…って…。

 週刊新潮といえば、レスリー・チョン張國榮の突然の死について、アップルデイリー蘋果日報だの現地ゴシップ紙だのの報道を鵜呑みにしてスキャンダラスな記事を載せた恨み骨髄の週刊誌だし、
 最近はアルバイト青年にでもネット検索させ、某巨大匿名掲示板からネタを引っ張って来て、書き込みを丸写しさせてるだけだろうけど…。
 女性週刊誌はどうせ韓国明星におんぶに抱っこだし、テレビガイド誌はタレントを取材させてもらいスチール提供してもらうしがらみからシカトを決め込むだろうし、取り上げるなら「週刊文春」か「新潮」か、及び腰で「日経エンタテインメント!」程度だろうとは予測していたけど、ああ、こんなことで我らが「無間道/インファナル・アフェア」が週刊誌ネタに…(涙)。まだ週刊ゲンダイやアサヒ芸能や東スポでないだけマシなのか…。

 「インファナル・アフェア」は、中国大陸の映画市場開放を契機に、香港発中国制覇切り込み隊長として大きな期待をかけられた作品の一つなわけだが、もちろん韓国でも大きな話題を呼びヒットした。韓国正式公開は日本よりも8ヵ月近く前の、2003年2月21日から。
韓国での「インファナル・アフェア」宣材

 日本では、「キネマ旬報」ぐらいでしか実現しなかった、トニー&アンディ香港2大スター揃っての雑誌表紙化だったが、韓国では2人が揃ってプロモーションに訪れ、下記のように映画雑誌の表紙を華々しく飾ったのだ。映画会社側が日本より韓国を市場として重要視していたことが、これらを見ても解る。
 韓国雑誌「CINEBUS」表紙
 韓国映画雑誌「CINEBUS」

韓国雑誌「MovieWeek」
 韓国映画雑誌「MovieWeek」

 果たしてそんなことも知らないでTBSが軽々しくインスパイヤされたのか、それとも韓国Yedang Entertainment Company側のリクエストに応えていたら、どんどんこんなことになっちゃったのか、音楽までこうなっちゃったのか、誰か調査取材して「番組を海外に売る部署」出身の吉野イメルダプロデューサーやディレクターら、スタッフの言い分をも聞いてほしいったらありゃしないよ。
 3年近くも前から企画してきて、竹野内君とも熱心にシナリオを練り上げてアイデア出し合って、どーしてこうなっちゃうわけですか?

 ホントにこのドラマ、韓国・香港・台湾、タイ、マレーシア及びフィリピンなどの、「インファナル・アフェア」を楽しんだ後の皆さんに、見せちゃうんですか…?
 もう売っちゃったんだから、どうしようもないけど。
 台湾では3月末か4月に放送予定だそうだけど。
 ホントに自信を持って、見せられますか…?

 nancixの気がかりは、それにつきるんである。 
posted by nancix at 23:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | インファナルアフェア

2006年01月17日

パク…インスパイヤドラマ、視聴率は20%

朝鮮日報:チェ・ジウ、18日に初めて香港を公式訪問 チェ・ジウが、18日に香港九龍のフェスティバルワークに位置するクリスチャン・ディオール(Christian Dior )の新店舗オープンセレモニーに参加するため香港を訪れる。
 昨年3月から「クリスチャン・ディオール・コスメティック」のアジアモデルを務めているチェ・ジウは、昨年ドラマ『天国の階段』が香港で放映され人気がうなぎ上り。チェ・ジウはこれまで香港を公式的に訪問したことはなく、香港メディアとファンの期待が一層高まっているという。
 一方、15日にTBS(東京放送)テレビ放送50周年記念特別ドラマ『輪舞曲-ロンド-』は、初回20%の視聴率を記録し、好調な滑り出しを見せた。
 韓流の火付け役となった『冬のソナタ』は、初回視聴率は9%に過ぎず『天国の階段』と『美しき日々』も初回視聴率は10%を超えなかった。
 チェ・ジウは「頑張った分だけ結果が出た。初回の視聴率に満足するのではなく、最後までベストを尽くして、韓流の現地化という新たな契機を作りたい」とコメントした。
 に、に、20%……?
 パク…インスパイヤドラマが、20%超え…? 「里見八犬伝」よりも「志村けんのバカ殿様新春初笑いドスコイ!スペシャル」よりも上?

 オリジナルの「インファナル・アフェア」を日本の映画館で見た観客数より、多くの人が見たってことじゃん!

 ……………………………………_| ̄|○

 せっせせっせと香港&日本各地の映画館に通い詰め、前列のオバサマ方が「どっちがアンディ・ラウいう人?」とチラシの2人を見て首をひねっているのにトホホ感を抱き、
 台風で電車が止まっても「2」試写会に駆けつけ、
 たった一目、生トニー・レオンを見るために上京しまくり、カード借金増やしまくったあげくが、これ?

 日本警察では、おとり捜査は認められていず、たとえ無理におとりを使ったとしても裁判で証拠として認められないっつーのに!
 だから竹野内君が韓国に潜入するんだと信じたのにー!

 日本人、いつから偽ブランド品で満足するほど志が無くなったの?

 ……………………………………_| ̄|○

 そんなことだから安い広いと構造不良品マンションをつかまされ、裏でいろんなことやってるに決まってる○○エモンをもてはやし、憧れるよーな愚かな……いやいやいやいや。

 明日はひとつ、ビデ●リサー○社に殴りこみ、視聴率測定装置のある家庭のリストを脅し取り、各家庭に乱入して日曜に情報を送れないように電話線を切り……放せーっぢくじょー放してくれーーー!
 このままでは何年もかけてストーリーラインを練りに練ったアンドリュー・ラウ劉偉強、アラン・マック麥兆輝、フェリックス・チョン荘文強に申し訳が立たないんじゃー! 今後、どの面さげて「トニーファンでーす」っつって香港に遊びに行けるんじゃー! 武士の情けじゃ、殿中だろうが何だろうがヤラせてくでーーー!

 それがダメなら"「輪舞曲」放送開始記念!「インファナル・アフェア」3部作一挙上映オールナイト!"をTBSビッグハットを占拠して夜通し………それもあかんか。

 かくなる上は、「まだインファナル・アフェアのヤンを見てない皆の衆! いますぐTSUTAYAに走ってDVD借りて来い! TSUTAYAがなければAmazonなりで注文しろー!」
 と、粘り強く呼びかけるしかない……。

ラブ・ソング 泣き寝入りは、もう「ラブ・ソング」(96)=TBSドラマ「めぐり逢い」(98)だけでたくさんだよ……。10年以上経っても、このテレビ局はちっとも変わらんのな…。
 ま、勝手に「えー、もう王家衛じゃないんじゃない?」と過去に決め付けたフ○テレビも大同小異だけどね。
 どっちもメディア・アジアに株大量取得されて乗っ取られちまえー。
 まだ中国星に乗っ取られるよりマシだぞー、だってトップは中国と手を結んだ893……あわわわわ。

 でもなーこれだけは疑問なんだよなー。配給権を買うとき、ドラマ化権や出版権も、抱き合わせで買わないものなのかなー。ハリウッドなら絶対抱き合わせで一切合財買うのになあ。そして、コムストック他が共同出資で「インファナル・アフェア」の配給権を買ったとしたら、ドラマ化権は出資者の一つ、テレビ東京が獲得しそうなもんじゃないの?
 テレビ東京からTBSに、ドラマ化権が譲渡されちゃったのかなあ? ちゃんと権利買っての所業なら、テロップに一言ぐらい入れてほしいよ。業界の人に聞いても、マトモに教えてくれそうにないし…。それとも、本当にドラマ化権なんて全然買わずに、アジア諸地域で放送する気? 怖いもの知らずだなあ…香港明報あたりで、チクチクと手厳しいこと書かれりゃいいんだ。


 なんてブツくさ言いながたテレビつけたら、見覚えのある森タワー入り口に、大勢の取材陣が押しかけてカメラ掲げてた。……ありゃりゃ、ライブドアが……_| ̄|○
 
 驕れるナントカは久しからず、全て盛者必衰のことはりを現す。ヒトを呪わば穴二つ。
 平常心で何事にも対処しませう。とほほのほ。

 
posted by nancix at 02:45 | Comment(8) | TrackBack(1) | インファナルアフェア

2006年01月15日

想像以上のインスパイヤぶり…TBSドラマ「輪舞曲」

インファナル・アフェア 限定デラックス DVD-BOX 見終わりました、TBSドラマ「輪舞曲」
 想像以上に「インファナル・アフェア」にインスパイヤされていて…_| ̄|○

 無残に殺された父。
 警察官としての敬礼へのこだわり。
 高級腕時計(セイコーでもシチズンでもなし)。
 駐車場での銃撃戦(取引は中国普通話=日本で俗に言う北京語でした…)。
 竹野内豊の服装と無精ひげ(君にもプライドはあるよね? ディレクターやプロデューサーにどんな要望されようと、トニー・レオンを超えようという気概はあるよね? あるって言ってよ!)。
トニーが演じた陳永仁でないとヤダ!

 仔犬のようになついている、でもちょっとケーハクな子分。(佐藤隆太。こないだの八犬士の一人がチャッップマン・トー役だとは…恐れ入った。竹野内君をかばって殺されちゃうだろねー、残念!)
 竹野内豊と佐藤隆太が並んで車に乗っている。
 ケータイによる情報送信。(但し日本のケータイではSMSは…と思っていたら、キーによる英数字化での暗号を用いるとは! しかし、それで意味が取れるのか?)
 マフィア間での、携帯電話チェック。
 上司と父の因縁。
 上司とビル屋上で口論。しかも2回目は晴れ上がった…(竹野内さんは、日焼けに苦しんでアロエパックするよーな苦労はしてないよね(^_^;))
 「3年潜ったのに、まだチンピラとしか接触できない」との苛立ち。
 警察学校を中退。
 ハイテクな、明るい日差しのさしこむ警察署内。
 上司がボードに資料を貼り付け。
 上司がノートパソコンで呼び出す、潜入としての部下のデータベース……e.t.c.エトセトラ。

 一瞬、昇っていくエレベーターも映ったような。

 いやはや。

 BGMも、陳光栄先生の用いた民族音楽っぽい詠唱などを挿入しまくり。どちらかというと「インファナル・アフェア2」っぽかったですね。8番目の「Cry」そっくりな曲とか。
 クリストファー・ドイルっぽい粗い青または緑系の映像、アンドリュー・ラウ劉偉強っぽいMTV風白黒画面などを挿入しまくり映像も、残念ながらテレビドラマでは、視聴者の視力を低下させる効果しかありませんでした。それに「ベルベット・レイン」風の人物の周囲をクルクル回る撮影も、「花の影」でレスリーとコン・リーをドイルが撮影したのと同じくらい、画面酔いしました…。誰かカメラを止めてくれ!
 これでもったいぶったスローモーション多用があったら、夜道でカメラマンを鉄パイプで一撃させていただ…あわあわあわ。


 何よりの問題はですね、あれだけ緻密に脚本が練られた「インファナル・アフェア」ですから、連続モノとして、また2時間スペシャルとして引き伸ばすのに付け加えたエピソードがことごとく、水増しとなっていて、間延びしてしまったところですよ。
 愛犬ジャスティスとペットショップのエピソードなんか、チャンネル変えそうになりました。
 いつ死ぬかねぐらに帰れないかわからない潜入が、ペットなんて飼うなー!
 飲食店をやろうという矢先に、ペットを飼うなー!(韓国の市場ではフツーかもしれないが)
 それに、飲食店開業には日本の保健所の許可が要るでしょーが!

 トニー・レオンのひょうひょうとしたおかしみを持たない竹野内豊に、無理にラブコメさせようとするから、滑りまくり。
 韓国語が話せる八百屋のオバちゃん(岡本麗さん…)とオジちゃん、まるでドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」のトックおじさんとおばさんみたいで。オジちゃん、一目見て在日の人かと思った。

 道ばたの露店で乾杯ー!のシーン、何だかあの通りは「恋する惑星」で警官トニーが同僚と飯食ってたところと似ているようでもあり。
 何となくトニー・レオンが韓国で撮影したMTVっぽいシーンもあったなあ。

 あと、後半のマフィア一族内の確執でも早送りしたくなった。
 竹野内を玩びたい支配欲むき出しのワガママ娘、後継者に指名されている長男の、竹野内豊に向ける不信感と敵意、あーー何だかもう、見飽きたプロットだー。ああなってこうなって、ってすぐに想像できるよ。早送り、早送り。(リアルタイムに見てるとできないのがジレンマ)

 言語の問題もあります。
 先に言わせてもらいます。
 「He is My Dog」ぐらい、英語で言えーーーーー!
 韓国人は日本人は、英語を少しも話せないとでも思ってるのかーーー!
 両方、ロシアや中国と組まずに米国側についた、建前上は民主主義・資本主義国家じゃないかー!
>>オタクのたわごとを最後まで読む

2006年01月02日

まもなく放送開始のドラマ「輪舞曲」って…

 ここのところ、多忙でTVガイド誌を全くチェックしていなかったんですが、
 元旦の朝刊でテレビ関連記事を見て、ちょっと仰天。
 チェ・ジウ×「瑠璃の島」以来の連続ドラマ出演の竹野内豊、1月15日から放送の「輪舞曲(ロンド)」って…!
 竹野内豊が、無精ヒゲ生やして革ジャン着てるよぉー!
 日本国内に巣食う、アジア諸国からの寄せ集めの多国籍?マフィア組織に潜入した、潜入捜査官・シュウの役だと書いてあるじゃあーりませんか!
 しかも、彼の父はかつて、韓国で殺されていて……。

 まさかその父を撃ったのが、マフィアの一員として認められたい韓国人少年で、後に組織上層部の命令で韓国警察の刑事になりすましたりしないだろーな!

 プロデュースは植田博樹さんに加え、吉野有子さんという、韓国映画とドラマに6年前からハマって韓国語も学んだ、元々はTBSの番組海外セールス部門にいた女性とのことですが…。

 このドラマのディレクターは「会社のエレベーターの籠の昇降を扉の中に入って撮らせて欲しい」と、TBSで頼んだそうです。
 エ・レ・ベ・ー・タ・ーって!

二千年の恋(1) アジア関連ドラマと言ったら、どうしても2000年1月10日から放送された「二千年の恋」を思い出しますよね。
 金城武くんがアジア某国の工作員ユーリに扮し、外務省のコンピューターシステムを手がけるシステムエンジニアである中山美穂ちゃんに接近するという…。
 ……かなり韓国映画「シュリ」にも影響された、ような。
>>続きを読む
posted by nancix at 04:08 | Comment(3) | TrackBack(0) | インファナルアフェア

2005年11月20日

OSAKA ASIAN BEAT MUSIC ALIVEで「無間道」デュエット!

 大阪梅田の梅田芸術劇場で開催された「OSAKA ASIAN BEAT MUSIC ALIVE」、いま終わりましたー!
 風雲急を告げる前の、会場前。
嵐の前の梅田芸術劇場
 長かった……午前11時半に仲間と集合して、終わったの午後7時前でっせー。1日潰れるとは。
 梅田LOFTで蛍光棒をみんなで買って、かなり前の席に当たった仲間のコンビは「HAPPY BIRTHDAY」の緑ラメ文字の装飾も「ショーン君、こないだお誕生日だったし」と購入。
 梅田LOFTの下が「恋する惑星」ロングランの、そしてトニー・レオンが「花様年華」で突如舞台挨拶したテアトル梅田ですよ!
 通いなれたこの界隈に、まさか若ヤン…もとい、ショーン・ユー余文楽が来てくれようとは!と感慨にふける。
 そしてファミレスで早めのランチ。わざわざ大阪に駆けつけた地方の仲間から、「阿楽」と書かれたお手製ウチワもいただく。ふっふっふっ、これでショーンの視線を奪うべしべし。

 が! いざ入場しようとして、会場入り口にあったタイムスケジュールを見て絶句する。
 2部構成? 終演は午後6時45分予定? そしてショーンは第2部の2人目! しかもラストに全員登場? ショーンだけ見て帰るわけにはいかんかー!
 主婦の方々、急いで自宅に「帰宅が遅くなります」連絡ですよ。

 ロビーには、このイベントに誘ってくれた仲間が教えてくれた通り、ショーン君の私設ファンサイトからの花が飾ってありました。
 青い花を捜したんだけど、入手できず、こういう色合いになったそうで。
 いや充分、きれいきれい。
ファンサイトからのショーンへの花
 ちゃんとプレートも。
お花のプレート
 いいな…トニーさんに日本でお花を贈れる日なんて、来るかしらん…。

 そして、その横には、途中で発表になった"友情出演"香港代表のスティーブ・ウォン黄家強のファンからの2つの花が。
 長年支持して来た皆さんなのでしょうね。
黄家強への花は二つ

 幸いにも座席は1階11列目。通路側。
 ところが、着飾ったコギャル(死語)の皆さんが「LEADの時だけでいいんで、席替わってクダサイー」と言いに来る。
 「あなたたちはどこの席?」
 「3階席ー」
 ……はぁ? このおねーさん方に、3階までよじ登って、またフィナーレに駆け戻って来いと?
 動きの鈍いパンダに、そんな芸当はできねーなぁ〜。だいいち、譲ったが最後、ラストまで居座るでしょ、目がくらんで自分のアイドルしか見えなくなるあなた方。
 4回ほどいろんな子に頼まれたけど、全部お断りさせていただきました。スマヌ。

 それにしても、観客のマナーがここまで悪いイベントは初めてだ…。
 第1部は「服部良一記念音楽祭」の入賞者たちが出演、確かにストリートミュージシャンやライブハウスの常連さんで無名だけど、それなりに聴ける演奏や歌なのに、遅れて入場する観客続々。コギャルたちは平気のへいざで立ち上がり、出たり入ったり行ったり来たり。
 (お手洗いかな? ミニスカートはいてるから冷えるんだな)と思いきや、同じ列の3人ぐらいがプレゼントらしきものをわしづかみにして一斉に出て行ったから、入り待ちにでも行ったんでしょうか?
 アップテンポの曲でも、タテノリどころか手拍子すら出ない。
 それどころか、かなり後ろの席では演奏中に、私語や笑い声まで。女子大の大教室かよ…。
 さぞや出演者の皆さん、やりにくかっただろう…。
 演奏が終わるたびに、司会進行役の"炎のExtreme DJ"ターキーさんが出演者のボーカルやリーダーを呼んで、舞台脇で感想を聞くのだけど、「観客のみなさん温かくて」なんて優等生的コメントが出るたび(嘘やろ、それ。「ノリ悪いぞおまえら!」と中指立てて言いたいんちゃうの?)と突っ込みたくなりました。

 最後の2グループは「せっかくの日曜、みんなもっと楽しもうよ!」「この曲は皆さんの手拍子がないと始まりませんー」と手拍子を呼びかけ、やっと一体感を味わえました。
 数年後には、このなかから東京に進出して成功し、第二の山崎まさよし、第二のAIKO、第二の…が出るかもしれないのに…もったいないもったいない。
  
 20分の休憩をはさんで、第2部は、兵庫県川西市出身の植村花菜ちゃんが、有線でもよくかかっている「ミルクティー」を歌ってスタート。「大切な人」新曲の「キセキ」と、3曲でした。
 花菜ちゃん、演技はできるかな…? 清純派美少女が不足気味の香港映画に、出てみないかな?

 いよいよ蛍光棒スタンバイ!
 おおっ客席から立ち上がる人々が、あちこちに!……ちらほらと。
 ショーンファン、これだけいるんだーー!
 そして、「南拳」(北京語バージョン)のイントロと共にショーンが!
 黒に地模様が派手に入ったベロアジャケット、白シャツ、太目のベルト、グレーっぽいジーンズ、白スニーカー、Vに開いた胸元には羽根っぽい黒ペンダントといういでたち。
 ベロアジャケットは今年の流行なんだよね? LEADも各自色違いのベロアジャケット着てましたし。

 何を思ったか、歌いながらステージ端まで行き、ショーンいきなり最前列のファンと握手タイムをスタート!
 香港スターの面目躍如!です。
 やってみたかったんだろうねえ、日本でも。
 あちゃぁ〜〜。1列目だけでなく、真ん中より後ろからも続々とファンがショーンめがけて殺到する。あんたら明らかにLEADファンやろ、とわかるいでたちのコギャルもつられて。
 警備の係員、一歩おそーい!
 またいつかの大阪・フェスティバルホールでのレスリーコンサートみたく、警備員とファンの小突き合いを見せられるのかーとヒヤッとしました。将棋倒しなどの大事には至らず、よかったぁ。
 しかし、レスリーはもちろんアンディもアーロンも、握手しながら歌はばっちり歌えるエンタティナー。ショーンは際限無しに寄って来るファンとの握手&プレゼント受け取りに気を取られて、歌の方が……。
 思わずオペラ座の怪人と化して「歌え! 愛のために、止まらず歌うのだー!」と教育的指導をしたくもなるのだった。(余計なおせっかい)
 この第2部では時間の余裕があって、演奏の合間にMCタイムもあった。ショーンは何か言いたげなんだけど、「あー…」と口ごもり、完全にアガってる。東京では笑いを取るほど日本語メッセージ言ってたみたいだけど、ど忘れしたのかな?
 うう、加油、ショーン。
 「チョットマテ」(出た! 香港の男の子ならではの、サミー・チェン鄭秀文の大黒摩季カバー曲「♪ちょっと待ってよ〜」大ヒットで覚えた「チョットマテ」ー!)とステージ袖に引っ込んでまた出てきたら、ファンサイトの皆さん34人のメッセージ集らしきものを持って出てきて「えーっと…オタンジョウビ、オメデトウ…アー、コレ、ホントウニウレシイ。アリガトー」とうんうんうなずく。
 可愛いぞ…ショーン…。
 やっとステージ中央に戻り「ボクノ歌、ドウカ好きニナッテクダサイ」とさらっと言ってのけ、2曲目「風雨」(の北京語版「晴天行雷」)を歌いだす。
 何だか、ステージ中央では腰だめで構えて歌ってましたが、せっかく背が高いのに、そのポーズだとおみ足が短く見えちゃいませんかー? ハラハラ。
 曲が終わると、手を振ってあっさり引っ込む。
 えーーーーっ。もう終わり?
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2005年07月16日

ラウ監督、ハリウッドデビューへ??

インファナル・アフェアー」のラウ監督、ハリウッドデビューへ:Yahooニュース

【香港16日】香港の人気映画監督アンドリュー・ラウ(劉偉強)氏がハリウッドから映画制作の依頼を受けた。リチャード・ギアの主演するドラマになるという。華字紙「りんご日報」が報じた。ラウ監督の大ヒット作「インファナル・アフェアー」はマーチン・スコセッシ監督によってリメーク中。
 同紙によると、ハリウッドのある映画会社がラウ監督に強い印象を持ち、映画制作のためハリウッドに招いた。会社名は特定していない。ラウ監督は最近、リチャード・ギアや制作会社と新作について話し合うため渡米した。監督のハリウッドデビュー作は5000万ドルを投じたものになるという。
 リチャード・ギア演じるカウンセラーの物語で、「りんご日報」は相手役として「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー主演女優賞を取ったヒラリー・スワンクの出演を交渉中と報じた。撮影開始は今年10月の見込み。
 ラウ監督自身、映画制作の話が進んでいることを否定せず、リチャード・ギアと会ったことも認めている。
(時事通信) - 7月16日12時8分更新

蘋果日報15日の紙面 ええええええーーーっ。
 スコセッシ監督にリメイク作品の「顧問をしてくれないか」と依頼されても「面倒だし、香港で撮影があるから」と断っていたはずのアンドリュー・ラウ劉偉強監督なのに、ホントかなあ。
 出所が蘋果日報ってのがマユツバなんだよねえ。15日付の娯楽欄トップニュースになったみたいだけど。
 ま、職人監督なので、リチャード・ギアだろうが誰の主演だろうが、ラブストーリーだろうがアクションだろうが、器用にまとめて早撮りしちゃうだろうけど。
 映画批評家の受けはともかくとして。
 むしろハリウッド式の緩慢かつ厳格な撮影システムに、監督自身が適応できるかどうかが問題かも。
 ツイ・ハーク徐克だったかリンゴ・ラム林嶺東監督だったかが「ハリウッドで1本作る時間で、香港なら3本は軽く作れるよ、効率の悪いことったら」って愚痴ってたような気が。
 劉偉強監督なら、メディア・アジアの資金提供でいくらでも撮影できそうなのに…。

 それでは、アンディ&トニーの再共演作は、やっぱりお預けですかぁ? アラン・マック監督ら若いもんにお任せしますかあ?(T_T)/~~~
 
posted by nancix at 12:38 | Comment(0) | TrackBack(1) | インファナルアフェア

2005年06月20日

レオ様お大事に

 婚約中のトム・クルーズは英国で、TV局の悪ふざけ番組カメラクルーの水鉄砲によって水をかけられたそうですが、彼の燃え盛る恋の炎は消せそうもないっすね。

 レオナルド・ディカプリオは…。
 L・ディカプリオ、ビールびんで殴られけが=ロイター
 [ロサンゼルス 19日 ロイター] 映画「アビエイター」などでアカデミー賞にノミネートされた米俳優レオナルド・ディカプリオが17日、ハリウッドヒルズで行われていたパーティーに出席した際、会場に乱入した女にビールびんで頭部を殴られ、十数針縫うけがを負った。
 米誌ピープルのウェブサイトとテレビ局CBS2が19日伝えた。
 マーティン・スコセッシ監督の新作「The Departed」の撮影の合間の休暇中にまで、いちはやく「インファナル・アフェア3 終極無間」のリハーサルすることないじゃないですか(泣)
 ビール瓶で十数針縫うけが…。
 撮影に支障はないって、本当ですか? 心配……。

 それにしてもコニャックだかブランデーだかの瓶で殴られながら、あんな簡単な手当てだけでおしまいだったヤンって、もしかして石頭?
 いやいや、レオ様はきっと、複数回殴られたのでしょう。おいたわしい…。

 トニーさんのようにパーティー嫌いで隠遁を決め込んでるぐらいの方が、身の安全を図れるなんて、何とも哀しい時代になったもんです。

 
 
posted by nancix at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | インファナルアフェア

2005年05月21日

大阪最終上映と、POSH尽くし

 昨日午後6時20分が、大阪・梅田での「インファナル・アフェア3 終極無間」の最終上映でしたよ。
 アンディ・ラウやアラン・マック監督、フェリックス・チョンが来てくれた、梅田ブルク7にはせ参じました。
 大スクリーンでのヤンとも、関西人はしばしのお別れです。あとは特集上映などを待つばかり。
 別れを惜しむサービス画像!
韓国雑誌「KINO」2003年3月号より
 韓国の映画雑誌「KINO」2003年3月号(2月27日発行)です。アンディ兄貴とトニー、二人でプロモーションに行ったんだよね。内容はちっとも読めません(ーー;)
 こういう雑誌グラビアが、日本の雑誌コーナーに氾濫する日を夢見たこともあった…(遠い目)
 韓国トニーファンによると、2人は同じホテルに投宿。ロビーで出待ち入り待ちするファンに、アンディは堂々と手を振りながらにこやかに通り過ぎたのに、トニーはその背後をこそこそと、うつむいて、まるで悪いことした人みたいに通ったとか…(^_^;)


 ブルク7での予告編では「逆境ナイン」という邦画が、あまりに「少林サッカー」テイストで苦笑い。
 いやまあ、原作は島本和彦の日本のコミックですけど。シンチーも中国語版を愛読してそうだ…。
 どうせやるんなら、「少林サッカー」上映直後の公開でないと。邦画、相変わらず仕事遅いよ…。
 その点、「インファナル・アンフェア 無間笑」日本版DVD化はタイムリーだよね。TSUTAYAにレンタルを探しに行かなくちゃ。もう借りられていそうだけど。

 さて、ヤンへの名残を惜しむはずの最終上映、ナゼカ「POSH」の字に目が吸い寄せられて仕方がない。
 今までずっと、Police何とかの略称だと思ってたのに、違ってたらしい。

 閑散とした庶務課のデスク上にも「POSH」の紙袋。
庶務課のラウのデスク上の紙袋

 内部調査課ラウ総督察の個室や、ヨン様の個室の間仕切りガラスにも「POSH」のロゴ。
ヨン様個室オフィスの窓にも

 ヤンと間抜けのキョンが、シェン&リョン兄弟に謝罪に行く波止場でも、POSHのトラック。
波止場に停められたトラックもPOSH

 ラストのスポンサー紹介でも、ちゃんと「POSH 科誉」(科挙に非ず)のロゴがあったじゃないか!
 POSH、POSH、POSH……。
 クライマックスでもついつい、POSHのロゴを探してしまう。ああああ、末期症状。

 ちゃんと見返り美人ヤンのウインクに、ウインクし返して別れを告げ、トニーファン4人で四川拉麺を食べながらトニー&香港映画談義。
 帰宅して急いで「POSH 科誉」でググってみた。
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posted by nancix at 13:19 | Comment(2) | TrackBack(2) | インファナルアフェア

2005年05月13日

撮影中のリメイク版「The Departed」、その初期脚本とは…

 トニー・レオンのドサまわり…もとい、米国「2046」プロモーションツアーも無事終了、100社を超えるインタビューを受けたというトニーさんです。
 「まるで米国大統領になったみたいだったよぉ」って、トニーさんちょっと大げさ。創刊される男性雑誌「Men's Vogue」米国版の表紙も飾ることになり(今度こそ○○堂の輸入雑誌係に予約入れなければ…)、日本「2046」プロモーションでの扱い(=単なるTakさんの共演者)とは哀しいほど違うわ…_| ̄|○
 まあ、米国ではトニーさん、まだまだニューフェイス扱いですから。ここ数年は、年に1度の頻度で宣伝に来てくれた日本に比べ、珍しいんだろうし…。

 長年のファンだと以前から広言していた「800万の死にざま」の作家ローレンス・ブロック夫妻とも会食でき、アン・リー李安監督ともお食事して「いつか僕の映画に出てくれ! 男と男が愛し合う武侠作なんだ!!」と熱く口説かれたとか(…なんで「グリーン・デスティニー」や「恋人たちの食卓」「いつか晴れた日に」の監督が、トニーだとそういう話を持ってくる?)…実現はともかく、トニーさん的には俳優として敬愛され尊重されて、かなり満足な旅だったんじゃないでしょうか。お疲れさんでした。

 ただ、残念ながら現在撮影快調!のはずの「インファナル・アフェア」ハリウッドリメイク版「The Departed」、トニーさん側はスコセッシ監督と連絡が取れず撮影現場への表敬訪問はできなかったそうで。
 レオ様&マット・デイモンに肩を抱かれて微笑む可憐なトニーさん、見たかった…。
 めげずに、引き続き情報収集してます。
 が、どうしても、「レオナルド・ディカプリオ記録庫」さんと収集先が似通ってしまう…。以後、ロケなどの詳細は労作「レオナルド・ディカプリオ記録庫」さんでチェックしてくださいませ<(._.)>

 4月20日にはジャック・ニコルソンも撮影に入ったそうで。相変わらずの貫禄だわ。

 「レオナルド・ディカプリオ記録庫」さんのおかげで、アレック・ボールドウィン(「ワーキング・ガール」「愛されちゃって、マフィア」)「レッド・オクトーバーを追え!」「パール・ハーバー」「アビエイター」)もキャストに加わったことを知りました。おお、守備範囲の広い男優さんだし、ちょっと期待。役名はFBI捜査官のJoyceだそうです。…Joyceって、女性名じゃないのか…。
 ん、待てよ。州をまたがる広域捜査担当のFBIが"所轄"のボストン警察と合同捜査?…てことは、JOYCEは3のヨン様の役回り?? 潜入捜査官とは知らずにレオ様を妨害する?
 あと、マーク・ウォルバーグの兄ロバート・ウォルバーグも参加してるのね。確か、この兄の勧めでマークは映画界入りしたんじゃなかったかしらん。
 さて、ハリウッド版の役名は、ヤン=ビリー、ラウ=コリンでしたっけね。
 ウォルバーグがQueenan(キーナン?)、ジャック・ニコルソンがコステロ(イタリア系アイルランド人??)。
 紅一点のヴェラ・ファミーガがマデリーン、アンソニー・アンダーソンがDignan。
 で、マーク・ウォルバーグがうっかり漏らしたところによると、 Queenanはビリーとコリンの上司なんだけど、実は……狂えるサイコキラーなんだって…(泣)。
 クールなようで心は熱い、ウォン警司のイメージがぁぁあぁぁ。

 さらに、ネットとは本当に恐ろしいもので、初期脚本の中身までばらされてるサイトがありました(見つけて知らせてくれた朝仔さん、ありがとー)。
>>真偽を危ぶみながら続きを読む
posted by nancix at 12:25 | Comment(7) | TrackBack(4) | インファナルアフェア

2005年05月08日

それでも残る、これだけの謎。

 「全ての謎が解き明かされる」と銘打って公開されながら、「何じゃこりゃーーー! 余計に謎が深まった!」と頭を抱えた作品といえば…。
ツインピークス : ローラ・パーマー最後の7日間 そう、あのカルトテレビドラマシリーズの前日譚とされた映画「ツインピークス : ローラ・パーマー最後の7日間」(92)がありますな。デビッド・リンチ、まったくやってくれたよ。デイビッド・ボウイやキーファ・サザーランドまで出しながら…。ええ、謎は解き明かされるどころか、かえってますます深まっちゃったんですよ、映画版のせいで。
 ローラと同じような手口で殺された少女の事件はローラとは直接関係しないし、失踪した捜査官が突然出現して口走る言葉も、事件解明の手がかりにはならない。カイル・マクラクラン扮したFBI特別捜査官は偶然ツイン・ピークスで捜査に当たったんじゃないという因果が明かされるだけ。
 映画館を出るときの、あの「狐につままれたような」モヤモヤした、イヤーな感じ、少々「インファナル・アフェア3 終極無間」を初めて見たときに似てます。アラン・マック監督や脚本家のフェリックス・チョンなら、この映画版ツイン・ピークスも見て、パート1の前後を作る上で参考にしたんじゃないかなあと勝手に推測するんだけど、どうだろう。
 
 さてそれでは、3を見てもまだ残る謎について。
>>ネタばればれだけど続きを読む
posted by nancix at 10:28 | Comment(6) | TrackBack(0) | インファナルアフェア

2005年05月04日

マイクロカセットテープの行方

 香港で3の「香港公映版」しか見てなかったnancixには、1でも活躍したマイクロカセットテープ(スポンサーのSONY謹製)の行方がさっぱり飲み込めなかったのだった。
 何度も香港版DVDを見て、日本公開版を見て、やっと何となく解ってきた気がするけど、まだ自信が持てない(泣)

 まず、1で謎の"潜入"と映画館で逢引…密会した用心深いサムボスが、クラブに帰って引き出しにしまいこんだマイクロカセットテープ(A)を、ヤンが目撃する。
 サム引き出しのTAPE

 あれが聞ければ、取引相手の証拠になるし"潜入"の正体が解るのに、とヤンは内心歯噛みしたかもしれない。

 サムボスの死後、ヤンは西九龍警察署でラウを待ち、打ち解けた会話の後に、茶封筒の自分の走り書きによって彼の正体に気づいてしまう。そして警察署を脱出、リー先生に匿われる。
 明け方、ヤンは「明日になれば、なんてことないさ」というセリフを残し(終極無間)? また「僕の秘密を覚