2009年04月21日

3階席からの第28回香港電影金像奨領奨典禮見聞録(2)

 そしてステージに一人残ったエリック・ツァンが紹介したのは、「現代偸焼鴨(焼き鴨泥棒)」第二弾パロディ短編映画「見鴨THE DUCK」…日本でも「the EYE【アイ】」として公開されたホラー映画「見鬼」(02)のパロディーでした。出演は、焼味餐廰に一人で入って恐ろしい霊を見てしまうヒロインにチェリー・イン應采兒、厨房の料理人にラム・チーチョン林子聡、窓から覗き込む女幽霊に女装のニル・チョイ・ティンヤウ徐天佑(Shine)、女幽霊に抱かれた赤ん坊にティン・カイマン田啓文、料理人に色目使う美人客にアンキー・ペイ貝安[王其]。
 ……舌じゃなく鴨舌?鴨肉?を口からズルズル出すティン・カイマン田啓文とチュルチュルチュル…という効果音が生理的にキモチ悪すぎて、当分、焼味叉焼飯が食えない気分…。
 上映が終わるとパラパラと拍手が出る、気分的には退いてる客席が映りましたが、スクリーンをちゃんと見ていたらしきカリーナに比べ、ホラーが苦手なトニーさん、ずっと目を伏せてたみたいです…(爆)。

 CMタイムには、司会陣が5人、ステージに勢ぞろいでおしゃべり。今の短編にも出演していたラム・チーチョン林子聡、その隣に横幅では負けないラジオDJまたは女性司会者のミシェル・ロー盧覓雪、エリック、ティン・カイマン田啓文、そして端っこにウォン・ジョーラム王祖藍クン。元ゴシップ雑誌の編集長からラジオDJや番組司会に転じたミシェル・ロー盧覓雪は「私は本当に理解できないわ、どうして私がこの(お笑い系の)面々と並ばないとなんないの?」なんてぼやいていました。ミシェルお姉さん、「大捜査之女」に、サミー・チェンの友人の女性警官(鑑識課員だっけ?)として出演してたじゃん…。

 最優秀助演女優賞のプレゼンテーターは、ジュリアン・チョン張智霖と、潜入刑事Laughing哥ことマイケル・チェー謝天華。さっきの面子と比べると格別にイケメン度が上がって見える…(^_^;)
 ジュリアンが開口一番「1分間しか時間ないよ」と腕時計をマイケルに示した。もちろん1分でやりとりが終わるわけなかったけど、候補作品の話題になり「天水圍的日與夜」について、ジュリアンが「(見たら)Laughing哥がCrying哥になっちまっただろ?」と突っ込み、マイケルが苦笑してました。ジュリアン、なかなかんまいっっ。座布団1枚。

 受賞者は、「天水圍的日與夜」のあのお隣のおばあちゃん、チャン・ライワン陳麗雲!
 この方、大き目の鼻の穴といい、晩年の岸田今日子さんか田辺聖子さんを彷彿とさせるベテラン女優なのですが、髪型も何だか懐かしいような、nancixの母親世代が好んでいたパーマネントショートカット。一列ずらりと並んだ「天水圍的日與夜」キャストのうち、息子役にほっぺにキッスしてもらい、母親役にハグのお祝いをしてもらい、並びにいたアンドリュー・ラウ監督と王晶監督にも立ってもらい、ようやく通路に出られたのでした。通路すぐにいたリウ・カイチー廖啓智と、通路の向こう側の席にいたニック・チョン張家輝も立ち上がって惜しみなく拍手を送っていました。長年叩き上げられた香港俳優たちは、こんなふうに先輩を大事にするんですよね。
 そんなこんなでステージになかなかたどり着けないチャン・ライワン陳麗雲さんを、エリック・ツァンが率先してステージ端まで迎えに行き、手を差し伸べて引き上げていました。ジュリアンとマイケル、君らがやんなくちゃー!
 さて、二人のイケメンと並ぶとひときわ小柄なチャン・ライワン陳麗雲さん、マイクを低く下げてもらい、トロフィーを大事に抱え持ってマイク台に置いて、スピーチの震えるような調子の声までムーミン、いや岸田今日子調! 43年演技の世界にいて、こんな日が来ようとは…と涙声で、でも最後までしっかりと謝辞を述べておられました。アン・ホイ監督は何だか足元をしきりに見てかかんでいたけど、「天水圍的日與夜」のあの母親役の女優さんは涙ぐんでいましたねえ。
 「本当に感動的だねえ」とエリック、「そうですよねえ」と相槌を打つティン・カイマン田啓文。よい脚本とよい演技の重要性について語るエリックに「俺だって脚本を長年書いてきましたから、言わなくてもいいっすよ」みたいなことを、マルチ映画人のティン・カイマン田啓文が。「何? おまえ、脚本も書いてきたっけ?」と白々しく驚くエリック。そこから、全員が顔マネだの足を引きずる動作だの演技合戦?が始まり、先ほどの湿っぽさが胡散霧消してしまったのでした。

 続いて最優秀脚本賞のプレゼンテーターとして登場は、あでやかベテラン女優のお二人、トニー&カリーナとも親しいイップ・トン葉童と、今では米国在住のため久々に見るパット・ハー夏文汐! イップ・トンは髪をアップに小さくまとめ、総ラメミニドレスもゴージャス&可愛い。ボブカットのパット・ハーは赤いトーガのようなオフショルダーミニドレス。セリーヌのカクテルドレスだったそうです。化粧のせいか、昔の目元の涼しい面影が…全然…。「お久しぶりです、皆さん。私、もう3人の娘がいるのよ」と衝撃の告白!(でもないか)。2人はレスリー・チョン張國榮も出演した、当時の問題作「レスリー・チャン 嵐の青春/烈火青春」(82)での共演者でもあったんですよねえ。
 そして受賞者は、またしても「天水圍的日與夜」から、ロイ・シウワー呂筱華! 男性名にも思えた名前でしたが、実は小柄な女性。3階席では彼女の知り合いなのかスタッフ仲間なのか天水圍の皆さんなのか、大きな歓声が上がってました。
 実は「天水圍的日與夜」は、彼女が原案を書いてずっと温めていた物語。でもなかなか出資者が現れず、アン・ホイ監督に気に入ってもらえたものの、映画化には長い時間がかかったんですね。救世主が娯楽作プロデューサー兼監督の王晶だというのは意外だけど、彼なりに、低予算・ノースターで撮れば、各映画賞にノミネートされ日本あたりに海外セールスもできて、損はしないとちゃんと勝算があったんでしょう。
>>続きを読む
posted by nancix at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3階席からの第28回香港電影金像奨領奨典禮見聞録(1)

 さて、トニーらの入場を正門近くで確認した後、続々と合流したトニーファン仲間と共に文化中心内へ。
 ここでなんと、入場チケットが集まった皆に配布される……手を回してくれた方、ありがとぉぉぉ(涙)。数年前に紅[碪カ]の香港体育館で行われ、一般にもチケットが配布された(それを香港の業者から有料で買ったんだけど)年以来だわぁぁぁ。
 係員にチケットを見せて、香港文化中心ロビーに入ると、その床にもレッドカーペットが続いていて、鉄柵から離れた一般人が「梁朝偉が…」「梁朝偉は…」と話題にしていたので、心ならずもしんがりを務めてしまったトニーらが通った直後だと思われます。
 ロビーにも特設ステージが設けられていて、ステージ左右にあの特刊(公式カタログ)の主演男優、女優の写真がコラージュされ、トニーだけ数年前の特刊の白シャツ姿が、無理やり合成されていたのが笑えた。
 階段を上がる前に、係員から光ファイバーを数本束ねた形のミニ蛍光棒2本セットが全員に配られた。根元にはスイッチと、指にはめるためのゴムも付いてた。これは、実は聴覚疾患(片耳はすでに、ほぼ聞こえないはず)と闘うジョセフィーヌ・シャオ蕭芳芳さんが、拍手などの大きな音に耐えられないために、この蛍光棒を振って喝采代わりにするためのものだったのだ。何という配慮だ。素晴らしい。

 そして各座席には、現在65香港ドルで書店で売られている特刊が、1冊ずつ置かれている。お持ち帰りOKである。

 ただし我々の席は3階席であり、ギリギリに飛び込んだために、香港国際電影節閉幕作品「四川のうた/二十四城記」の時よりもさらに高い位置の席になってしまい…ステージ前の客席も見下ろせないし、ステージの奥に設けられたスクリーンの上3分の1ぐらいが、飾り幕に遮られて見えないのだった_| ̄|○ あの幕さえなければ……。

 周囲はですね、映画関連会社の若手スタッフや芸能関係者の家族って感じでした。あ、多分「天水圍」居住者の皆さんも、アン・ホイ許鞍華監督らの計らいで観に来ていたかと。
 3階いちばん前、左側に全員メガネをかけた男子3人組がいて、しきりに「葉問」一派に喝采し声援を送り、熱狂していたのはナゼなんだろう。製作会社の新人社員?

 とにかく席に着いた時は、もうステージではテクノダンス+獅子の演舞が始まっていた。外の時計台前のレッドカーペットでは、シュー・チャオ徐僑ちゃんが爆竹に点火し、獅子舞団の皆さんがカーペット上で舞い、ドニー・イェン兄貴が白タキシードのまま颯爽と大太鼓を叩いて赤い獅子をかぶって舞い、開幕を飾っていたのですね。会場ではそれは全然見られませんでした。

 あの黄飛鴻のテーマソング「男児本色」をヒップホップ風にアレンジして北京語で歌い上げたのは、黒上着に黒丸サングラスにお団子ヘアのヴァネス・ウー呉建豪。…ちょっと音外れてたよー。くねくねダンスよりも、ビシバシめりはりのついたカンフーアクション・アレンジの方がよかったのになあ。

 ステージ前には3台のテレビ放送用カメラと1台の録画用ビデオカメラが。ステージ右の階段下に、アシスタントディレクターら2、3人がしゃがみこんでいる。彼らの前に進行表テーブルがあり、時折、司会のエリック・ツァンが降りてきて進行の加減を相談することになる。プレゼンテーターや受賞者が長く喋りすぎると、進行表テーブルからアシスタントディレクターが飛び出して紙を見せ「巻いて、まいて!」と仕草で指示を飛ばすわけ。

 式典進行中の3分の1ぐらいまでは、打ち合わせが不十分だったのか、受賞者とプレゼンテーターがその右の階段を下りて席に戻ろうとし、トロフィーを受け取って取材陣のいるステージ裏まで案内する任務を負った案内嬢2人が左から近づいているのに、気づかない場面もみられた。

 開幕の辞は、客席に座ったままで、金像奨事務局主席のゴードン・チャン陳嘉上、副主席のエリック・ツァン曾志偉、テレサ・モー毛舜[竹/均]、ヴィンセント・コク谷徳昭、ショートカットでタキシード風黒上着、宝塚男役みたいなオトコマエのデニス・ホー何韻詩、TVB人気のチビコミカルキャラタレントのウォン・ジョーラム王祖藍、若手美人タレントの趙碩之、「少林サッカー」「カンフー・ハッスル!」のおデブちゃん、同じくティン・カイマン田啓文、ウォン・ジョーラム王祖藍の隣席に座ったチン・カーロッ錢家樂、アイメイクが濃い姐御のミシェル・ロー盧覓雪、陳嘉上のすぐ後ろに座ったサンドラ・ンー呉君如がリレー形式で務めたのだった。
 客席があちこち映ったのに、トニー・レオンがどこに座っているか、確認取れず…_| ̄|○

 ステージには黒燕尾服(襟とサッシュが黒ラメ)のエリック・ツァン曾志偉、大きな襟のレザージャケットと膝丈黒スカート姿のテレサ・モー、黒スーツのヴィンセント・コク谷徳昭が登場。この時のやり取りが随分と長くて退屈。でもTVB翡翠台では、ここで最優秀主演男優賞候補のトニーさんも困ったような微笑で大写しに。画面の分割表示がうまくいくかどうかのテストだったらしい。左下の枠ではニック・チョン張家輝がふざけて首をブンブン左右に振りまくってて、何事かと思った(^_^;)

 最初に発表されたのは、最優秀新人監督賞。プレゼンテーターは、Jean Paul Gaultierによるミニドレス(10万香港ドル!)の中堅女優プルーデンス・ラウ劉美君と、真っ赤なロングドレスでリキ入っているタン・ウェイ湯唯ちゃん。タン・ウェイ湯唯ちゃんの達者な広東語に場内、感心。nancix以上に発音完璧…やはり素質が違う…_| ̄|○ このとき、TVBではカメラを意識して中途半端な表情のトニーと、(ほほう)とステージをじっと見つめているChristian Diorの真っ赤なドレスのカリーナ・ラウ劉嘉玲をわざわざ映す。
 実は、このプレゼンテーター2人の「新人女優の心得?」についてのやりとりが余りに長く、客席も脇で見守るエリック・ツァンもかなりハラハラ。ついにアシスタント・ディレクターが走って行き「(話を)まとめて、まとめて!」と身振り手振りで指示していたのだった。

 受賞者は「青海苔」、じゃなかった、メガネをかけてワインレッドのシャツ+黒ネクタイの「青苔」のクォッ・チーギン郭子健だった。エリックとハグハグ、握手してステージ中央へ。エリック・ツァン曾志偉や各種師父、ショーン・ユー余文楽らに謝辞を述べていた。

 次の最優秀新人俳優賞のプレゼンテーターもプルーデンス・ラウ劉美君とタン・ウェイ湯唯。シュー・チャオ徐僑ちゃんの名前を、広東語で読み上げた湯唯だった。
 水色ふわふわドレスですっかり女の子らしくなったシュー・チャオ徐僑ちゃん、「この賞を手にして、すっごく感動してます」と北京語で言った後、胸がいっぱいになったのか涙ぐんで絶句。客席から励ましの拍手が飛ぶ。「感謝周老[父/巴](チャウパパに感謝します)、私にこの機会を下さって、ここに立たせてくださって」と彼女が呼びかけたのは、もちろんチャウ・シンチー周星馳のこと。最近メディアからバッシングを受けている周星馳は今回、欠席なんだけど…。「パパ、今回とうとう私は100点を取れたよ!」と嬉し泣き顔で叫び、トロフィーにキッス! シュー・チャオ徐僑ちゃん、堂々としたものです。

 ただしシュー・チャオ徐僑ちゃんも、感激のあまりか、事前打ち合わせがなかったのか、背後から案内嬢に気づかずに右階段から下りてしまい、座席に戻ろうとして誰かに「トロフィーを持って取材受けなきゃ!」と注意されたのか、ステージ下をかがんで横切って左へと行く、カッコ悪いはめになったのでした。
 …だから、今回は事前に受賞者が決まっている「ヤラセ」ってことはない、ですね。決まってたら、本人も心得ていて、もっとスムーズに進行してたと思われます。

 ここで"香港電影100年"を記念し、香港人監督のリョン・シウボー梁少波とライ・パッホイ黎北海によって1909年に上海で撮影された"最初の香港映画"(諸説有り)の「偸焼鴨(焼き鴨泥棒)」にちなんだパロディ短編映画1発目、「無鴨盗 DUCK AFFAIRS」が披露される。あの青空と逆光の雲、タイトルも凝ったもの。

 BGMはツァイ・チン蔡琴さんの「被遺忘的時光」、なぜか真空管アンプではなく、積み上げられたテレビ画面(放映されているのはもちろん「インファナルアフェア」の名場面の数々)の前のソファーに、男が二人座っている。右の白シャツに黒スーツ姿がチン・カーロッ錢家樂、左腕にギプス+無精ひげ+革ジャケット姿の左の男が、がチャップマン・トー杜[ミ文]澤だ。ソー強(マヌケのキョン)だったはずのチャップマン、出世したなぁ…(涙)。
 そしてビル屋上で、本来はゴードン・ラム・ガートン林家棟が扮した、ラウの部下の刑事役を務めたのは、TVBタレントのローレンス・チョウ周俊偉なのだった。
 安っぽい演技とパロディではあったけど、チャップマンの自信たっぷりのなりきりぶり、「鴨胸肉はここで買え、鴨の首は祥威で買え、サンドラ・ンー呉君如の紹介だと言えばいい。多分高くなる」の台詞と、カメラに向かっての愛嬌たっぷりのウインクに爆笑! トニーさん、愛嬌はチャップマンに負けないけど、そんなに立派にウインクできなぁぁい。その後男2人で「是誰(しゅしぇー)……ららららーらーしぇー」とハミングするのにも苦笑。いっそエンディングテーマの鼻歌デュエットでもよかったよ?

 あああ、当事者トニーの反応が見たい! 感想が聞きたい!と身悶えしていたのだが、TVB番組では笑うに笑えない、何とも言えない顔でアゴと唇をさするアンドリュー・ラウ劉偉強監督しか大写しにならなかったのだった。
>>続きを読む
posted by nancix at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月20日

遅刻じゃなかったトニー・レオン

 まだ香港電影金像奨のTVB番組の見直しは、録画(前振り30分+2時間半!)を見直してチャプター付けて、CM抜きしている段階ですうぅぅ。

 レコーダーの操作は慣れない英語表記なんで、何度も失敗して、一日が過ぎた…_| ̄|○。

 でも今朝の各紙新聞で、トニー&カリーナ遅刻?の誤解は解けました。
 トニー&カリーナはちゃんと予定の午後6時に、尖沙咀のルネッサンスカオルーンホテル香港九龍萬麗酒店(ニューワールドセンター新世界中心に直結した、星光大道沿いの高級ホテル)に到着して、ピストン輸送の送迎車を待っていたそうです。しかし事務局側の予想が甘く、2階建てバスやタクシーに挟まれてピストン輸送がなかなかはかどらない。トニーらは、これでは式典開始に間に合わないと判断。他の参加者に「先に乗って行ってください」と車を譲り続け、とうとう自分でいつも使っているワゴン車を呼び寄せて、会場に向かったそうです。(そういえば、トニーらが乗っていたのはフォルクスワーゲンのスポーツカータイプじゃなかった!)。そして雨のせいで、車ごと正門から突っ込んで行って文化中心の建物前でやっと車を下りるしかなかったと。
 交通渋滞するに決まってる、あんなところに正門を設けた、事務局側の誤算・失態でしょうがーー!

 結局、トニー&カリーナやアニタ・ユン袁詠儀&ジュリアン・チョン張智霖らは、あの文化中心の上に花火が華々しく打ち上げられた時に野外特設ステージで行われていた「点火式」に間に合わず、メディアの取材も受けられず、TVBの前振り番組にも一切登場せず。トニー&カリーナは、写真は文化中心グランドフロアにも続いていたレッドカーペット上で、どうにか撮影してもらえたようですが。
文化中心内のトニー&カリーナ

 今年の前評判では「レッドクリフ/赤壁」のトニーは受賞にかすりもしないと予想されていたとはいえ、元影帝だし影帝候補者なのに…謙虚過ぎっていうか、「どうせ今年は僕は選ばれないんだからいーや」って引っ込み思案が過ぎるというか…。

 影帝なのに、撮影カメラの前以外では今ひとつビシッと決められない、そんなトニーさんだから、やっぱり支持したくなっちゃうーー。
posted by nancix at 23:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

泣き面に周瑜、いや驟雨

 現地時間1時45分に、夜間バスで帰宅しました…。

 昼過ぎに「法蘭西多士」(フレンチトースト)とアイスミルクティーを飲み食いしただけだったんで、空腹で倒れそうになりまして、のんびり屋の香港人トニーファンの皆さんと尖沙咀の澳門茶餐廰で夜食してたら、終電を逃がしまして(^_^;)

 ええと、結局、午後に近所のヘアサロンに行き、安室奈美恵ファンのチャーそっくり美容師に痛んだ髪にトリートメントしてヘアアイロンを当ててもらったにもかかわらず、香港文化中心隣の時計台根元に設けられた正門に次々と到着するフォルクスワーゲンのスポーツカータイプ(New Golfかなあ…公式送迎車だったらしい。スタッフ系はトヨタアルファード ハイブリッドのワゴン車)を見守っていると、生温かい"驟雨"が降って来まして。じっとり湿った強めの潮風でも髪が乱れまくり。ヘアサロン行きの意味無かった…。

 しかも「どうせトニーはいつもギリギリにしか来ないから」と、おっとり構えている香港人トニーファンの皆さんと行動していると、もはや入り待ちスター見物に最適な場所は台湾アイドルのウー・ズン呉尊ファンの若い子らに占領され、車から降り立つスターの皆さんの後姿を逆光でかろうじて見られる鉄柵とライトの間にしか陣取れず。
 しかもその車寄せ、あのスターフェリー埠頭とバス発着場のロータリーに面しているので、2階建てバスが何台も続けて来ると、送迎車が数珠繋ぎになって待たなければならないという、悪条件。
 せっかくの時計台から香港文化中心の大階段近くまで続くレッドカーペットは、メディアの皆さんしか入れないように鉄柵で厳重に囲われ、香港電影金像奨もすっかり東京国際映画祭同様に、スターと映画ファンの間が遠くなったものだなあ、と実感するのでした。

 それでも、車から降り立った女優俳優監督の皆さんの多くは、くるっと振り向いて、一般ファンに向かって晴れやかに手を振ったり微笑んでくれたりしていたのですが…。

 18:10 ニック・チョン張家輝が白スーツで、妻の女優エスター・クワン關詠荷と到着。ノミネート者なのに早いよ君。(トニーさんがいつも遅いだけか)。大歓声に、香港叩き上げのお茶の間→銀幕ローカルスターの強みをひしひしと感じる。
 続いてベージュのドレスのリン・チーリン林志玲と、チャン・フォンイー張豐毅が到着。「レッドクリフ」ゲスト組だー!
 18:12 水色でスカート部分がふわふわの「ミラクル7/長江七號」の子役ちゃん、シュー・チャオ徐僑ちゃんが到着。
 18:20 キャー!という黄色い悲鳴と共に、ドニー・イェン甄子丹さんが妻?と手を繋いで登場。
 最近はTVBドラマに主演中のテレサ・モー毛舜[竹/均](「ハードボイルド 新・男たちの挽歌」)も続いて登場。
 18:25 イー・トンシン爾冬陞監督の兄、チン・プイ秦沛が到着。
 ベテランプロデューサーのジョン・シャム岑建勲も女優と登場。このあたりで、ゴードン・チャン陳嘉上金像奨事務局主席が正門の外まで俳優女優監督の皆さんを迎えに来ているのに気づいた。

 18:30 6人で到着したのは、後に最優秀アクション監督賞のプレゼンテーターとして登場の、アクション指導者のオジサマ方だった。
 18:35 すぐ続いてサモハン・キンポー洪金寶とクララ・ウェイ惠英紅夫妻が一緒に到着。
 18:40 食い倒れ人形が、いや腹話術人形、でもなくてレイモンド・ウォン黄百鳴が蝶ネクタイにスーツで登場。すぐ後にウィルソン・イップ葉偉信監督とあでやかな長身のモデル兼女優のリン・ホン熊黛林が続いた。
 18:45 携帯電話をかけながらジョン・シャムが車寄せの外まで歩いて出て、花柄ドレスの女性(奥さん?)をエスコートして再び中へ。
 18:50 サンドラ・ンー呉君如、独りで到着。やはりピーター・チャン陳可辛監督はまだ中国か。サンドラ、ギラギラてかてか黒ラメドレスでした。蒸し暑そう…。
 18:54 ハニーことルイス・クー古天樂が、女性中心の歓声に迎えられて到着。黒タキシードを着こなし、2人の女優と腕を組んで、両手に花で正門へ入って行きました。

 このあたりで、ついに小雨が降り出した…今まで保ったのが奇跡的、なんですが。
 18:55 ものすごい黄色い悲鳴と共に、台湾アイドルのウー・ズン呉尊が到着。上が茶色の短め上着、下が黒ボトム…。
 18:58 大人の男の色気ムンムンで、アレックス・フォン方中信が到着。目の前の香港人オバさんがはしゃぐはしゃぐ。ノミネートされてない彼は、プリント柄のTシャツに紺ジャケットというラフなマリンスタイルでした。

 19:04 少し雨がやむ。イー・トンシン爾冬陞監督が到着。ワゴン車ではなくVWで、しっかりスター扱いです。
 すぐ後にテクノカット?の女性歌手、デニス・ホー何韻詩が続く。「傷だらけの男たち/傷城」エンディングテーマの北京語バージョンを歌った歌手でもあります。
 またその後にジャスティン・ロー側田が続く。またキャップ被ってます。小さいです(苦笑)。

 最近、TVBドラマでlaughing哥という悲劇の潜入刑事を演じて人気急上昇の、マイケル・チェー謝天華も到着。ドラマ収録に忙しくてあまり映画に出ていないはずだけど、ショー・ブラザース久々に製作「laughing哥前傳」とやらの映画化決定の余波か。
 ここで、香港文化中心の屋上に花火が上がる! 雨はやんでいるけど、潮風が生温かいです…ううっ。

 19:07 サイモン・ヤム任達華が夫人と共に到着。やはり歓声に応えます。
 続いてチャン・チェン張震が蝶ネクタイ+黒スーツ姿で到着、エスコートしている女優が車の向こう側にいて、後ろ姿しか見えない(^_^;) なぜか二人はレッドカーペットは通らずに、左手の建物脇を通って急ぎ足で文化中心へ…。もしや、もうレセプションが始まっている? トニーさん遅刻?
 また雨がかなり強く降って来ました…。
 と、ワゴン車が到着! アルファードじゃない!と見るや、一瞬窓ガラスの向こうに浮かび上がった顔は……。

 トニー・レオンーーーーーーー!

 自分の香港人ファンの皆さんを見つけたのか(おっ)という表情になったまま、なんとワゴン車を降りずに、車はそのままレッドカーペットの左手に突っ込んで行くーーー!

 ………_| ̄|○
 そのまんま、トニーさんは待ちわびる映画ファンの皆さまに一切サービスすることなく、レッドカーペット沿いのメディアの皆さんにコメントすることもなく、会場入りしてしまったのでした…。

 いや、欠席はしてないのですよ。
 ちゃんと会場最前列辺りに座って、ニコニコされてたんですよ? 少なくとも3回は、司会にネタにされて画面に大写しになったと記憶していますよ?

 そして、帰りも…。
 >>続きを読む
posted by nancix at 04:05| Comment(1) | TrackBack(1) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月19日

第28回香港電影金像奨の情報は

 やれやれ、やっぱり降ったりやんだりの空模様の本日の香港です。

 せっかく尖沙咀の海岸近くの時計塔前に設けられたはずの香港電影金像奨・特設野外ステージ&レッドカーペットですが、雨がひどいようなら、スターへのインタビュースポットは屋根のある階段辺りに移動されるかもしれないそうです。

 一応、夕方から風邪引き覚悟で尖沙咀に出てみるつもりなので、日本語での速報はもにかるさんの「HongKong Addict Blog」などでお楽しみください。

 画像や音声だけでも、または中国語速報ででも楽しみたいという方は、
RTHK香港電台の音声ニュース

新浪網香港娯楽の特集ページ

新浪娯楽の特集ページ(簡体字)

捜狐娯楽の特集ページ(簡体字)

網易娯楽の特集ページ(簡体字)
 人気投票もあります…ここではドニー・イェン甄子丹と「葉問」大人気…。

東方報團の特集ページ

 などでどうぞ。
 なお上記のうち、捜狐娯楽では、午後5時半(現地時間。日本では午後6時半ですよね)からレッドカーペット中継を始めるそうです。早っっ。
 トニー&カリーナはまた、開始ギリギリか遅刻して飛び込んで来ると思うのですが…。

 ところで授賞式を前に、影帝こと最優秀主演男優賞候補の皆さんのうち3人はどう過ごしているかを、中国の信息時報ってところが報じています。

 中国では今年の本命とも言われているドニー・イェン甄子丹(45)は、サングラスに鳥打帽姿で、妻と共にセントラル中環のブランドショップをウインドーショッピング。ぴったりとくっついて、笑顔で妻とおしゃべりしていたそうです。

 香港では本命、中国では今年のダークホースと言われているニック・チョン張家輝(44)は、妻と一人娘と3人でお出かけ、ハッピーバレー[足包]馬地で1700万香港ドル程度の物件を下見してまわったそうです。お子さんの通学も考えて、引越し予定なんですかね…? そして昨日午後3時には中環のIfcモールのレーンクロフォード(英国系百貨店)で、金像奨式典に着ていくスーツを1時間余り見て回ってお買い上げ…って、ギリギリ過ぎないですか、ニックさん! お直しは??

 でも、30分後には、同じIfcモールのレーンクロフォードにドニー・イェン兄さんも現れたっていうから、紳士服のお直し&お届けはVIPの場合、最優先でやってくれるんだろうか…?

 そして、トニー・レオン(46)はというと、次作「一代宗師」の準備で頭がいっぱい(^_^;)。金像奨特刊のグラビア撮影にも「レッドクリフ2/赤壁 決戦天下」日本プロモとバッティングして参加できず、すっかりカヤの外。大学生が着るようなヨットパーカーに青ジーンズといういつもの普段着で、セントラル中環の太子大厦ってところに現れ、調理用具や家庭雑貨を眺めていたそうです……。我が家で使うのか? 誰かへのプレゼントなのか?

 皆さん、よき家庭人してますよねー。こういうフランクな普段の顔と、決める時はビシッとタキシードやスーツで決めるギャップが、また香港明星の魅力でもあるんですよね(^_^;)。
 
posted by nancix at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月18日

風雲急を告げる第28回香港電影金像奨領奨典禮

 いよいよ明晩に迫った第28回香港電影金像奨領奨典禮(授賞式)ですが、なんと香港の天気予報では、明日も明後日も雨ですよ。今日も午後からしとしと雨が降り出し、気分はすっかり梅雨です。

 明日ももちろん雨、湿度75〜95%、東もしくは東南の潮風が尖沙咀に吹きすさぶ予定(金城孔明ぃぃ、風を止めてくれー!)。明後日はなんと、雷雨注意報が出てます。
 Yahoo!香港の週間天気予報ページ
 雷雨が前倒しにならなきゃいいのですが。

 ところで昨日は灣仔のイミグレーション・オフィスでビザ更新手続のため約2時間待たされ、うち1時間は昼食に出たものの、北京水餃子店で一人だけオーダーが通っていずに席替えまでさせられ、苦笑交じりにこの店の従業員の勢力度合いを観察していたわけですが。
 ようやく手続きが終わって気分よく三聯書店莊士敦道店に飛び込み、「第28回香港電影金像奨」特刊こと公式カタログを65ドルで購入。
 この三聯書店では今年の香港國際電影節の特集「浪漫演義 電影工作室創意非凡二十五年」のカタログの他に、バックナンバーとして小冊子の「エドワード・ヤン楊徳昌」「アンディ・ラウ劉徳華」「エリック・ツァン曾志偉」特集も売っていたので、日本の自室のブラックホールにはあるんだけど一応購入。
 驚いたのは万城目学の「鴨川ホルモー」の中文版が平積みされていたことで。日本で映画化される余波でしょうかねえ? ドラマ版「鹿男あをによし」は確かに香港のテレビ放送で見ましたが…。

 これも中文版が出ていて、(遠い未来はわが身…)と、思わず拾い読み…。


 そのついでに、香港ナビで知って以来、訪れてみたかった「景徳行瓷業公司」 を覗き、入口周辺の「日本城」風日用雑貨店風の外観からは想像もつかなかった調理器具の品揃えに驚嘆。あああ、大阪の千日前道具屋筋商店街が思い出される…。「素人さんは、見るだけなら触らんと出てってやー」と冷たくオバちゃんに言われることもないし。
 1階奥の奥に、白地のニワトリデザインの食器もちゃんと入荷してました。日本の合成漆器の亀甲汁椀(どう見ても定食屋の業務用です…15ドル)、階段付近で涙滴型の箸&レンゲ置き(9.5ドル)を購入。2階でしっかりめのミニセイロ、日本製クリーンスクレーパー(小)もGETしました。セイロは蓋の数が非常に少ない! 多分、中華鍋などに入れて鍋用ガラス蓋をするので、セイロ自体の蓋は必要ないという理屈のせいかと。
 本当は安い茶器もほしかったんですが、青花模様の箱入り茶器セット168ドルは高いのか安いのか? 小さめ急須がほしかったんだけど、手頃な大きさがなくて見送りました。
 籐製の買い物籠、何だか遠い昔の子供時代に、母親が常用していたアレのような…。かさばるので今回は断念しましたが、手頃な新聞・雑誌入れとして次には狙うかも。
 とにかく通路が狭いので、デイバッグをしょってる時はゆるゆる動かないと恐ろしいことになります。4つぐらい重ねてある鍋の柄が背中のデイバッグに引っかかりそうになった時は、さすがに固まりました。白人のオジサン、とっさにデイバッグのベルトを柄から外してくれて、ありがとー!

 テキスト類に書籍、食器類とまるで買い出し状態になったので、Agnis.bギャラリーでの「浪漫演義 電影工作室創意非凡二十五年」展覧会を観に行くのは断念、スターフェリーで尖沙咀へ。
 あ、灣仔のイミグレーションタワー入境事務大楼と繋がってるセントラルプラザ中環廣場ロビーで、レトロな香港の街並みを精密に描いた《香港組曲:舊區.老鋪》-梁潤湛水彩畫展をやっていたので、帰宅ラッシュを避けるためにも少し見物。ううう、ポストカードか画集がほしいぃぃ。

 尖沙咀では、すっかり暗くなってしまっていたので撮影できませんでしたが、なんと今年はあの由緒ある時計台の根元に、特設ステージとレッドカーペットが作られつつありましたよ! 昔は香港文化中心の前の車寄せから大階段をすぐに上がって入場していた映画人の皆さんなのに…。そして、まだ香港芸術館の外壁には微笑む「いらっしゃーーーい♪」トニー・レオンの垂れ幕有り。星光大道の等身大?パネルには、ミニミニカードが補充されていて、取り放題! 香港映画ファンの皆様は、ぜひ傘持参で香港に来て、星光大道を散策してくださいまし。
 と思ったけど、レッドカーペット両脇に、ずぶ濡れで4級の潮風に吹かれながら数時間立ってたら、風邪引くこと間違いなし…テレビ観戦、いやテレビ鑑賞が心身のためにはお勧めですかねえ…(弱気)。とりあえず、今のうちに超級市場でビニールポンチョを買おう…(現場に行く気まんまん)

 ところで、すでに鳴り物入りで中国・上海市松江区でクランクインしたテディ・チャン陳徳森監督の大作「十月圍城」ですが、さすがに19日は休暇に…。
>>続きを読む
posted by nancix at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月13日

ニック・チョン張家輝に脚光当たる

 第28回香港電影金像奨のノミネート・リストが発表されて、にわかに脚光を浴びているのが、「証人」で最優秀主演男優賞に初ノミネートされた、ニック・チョン張家輝です。
 有料チャンネル・NOW香港台のローレンス・チェン鄭丹瑞のインタビュー番組「Home Sweet Home」にも出演したそうです。
張家輝と鄭丹瑞

 「証人」の主演はニコラス・チェー謝霆鋒だと思い込んで観に行ったのに、片方だけノミネートとは…やはりアンディのおハコの鼻血演技を受け継いだのが悪かったんじゃないのかなぁ……という愚痴は置いといて、このニック・チョン張家輝のプロフィールについて、ここで紹介しておきます。

 現在44歳のニック・チョンは、低所得者向け公営住宅が立ち並ぶことで知られる地域、セッキッメイ石z尾の、しかも母子家庭で生まれ育ちました。
 兄弟姉妹は姉が一人だけ。外国人観光客が向ける、カメラの前で姉と一緒にポーズをとったり一緒に写真に収まったりしては小銭をせがみ、小遣い稼ぎをしていた、また子供の頃から、母親に嘘をついて騙すのが得意な坊やだったといいます。つまり、演技者の細胞を持ち合わせていた証明…??
 彼は貧しさから脱出しようと、中学を卒業すると警官を目指して警察学校に入学、めでたく制服警官となります。しかしなかなかCID(私服刑事)になれないので、夢破れて辞職。友人の紹介で、警官役を得意としていたダニー・リー李修賢の経営する映画会社に、スタッフとして就職します。
 89年にダニー・リーが警察少年訓練学校副校長を演じた「壮志雄心」(トム・クルーズらが出た「タップス」(81)のパクリ…?)で映画デビュー、翌90年にはATVタレントとして契約、表舞台に飛び出します。同年、アンドリュー・ラウ劉偉強の初監督作「朋黨」に出演します。これは王家衛監督の「欲望の翼/阿飛正傳」や、チャウ・シンチー周星馳&アンディ・ラウ劉徳華の「ゴッド・ギャンブラー2/賭侠」と同時期の90年12月に公開されていたもので、nancixが生まれて初めて香港旅行して観まくった映画のうちの1本なのです。おお、懐かしい。

 nancixの記憶が確かならば、ニックは街をさまよう無職の不良少年の一人で、伯父は白バイ警官のダニー・リー李修賢。伯父の説教にも耳をかさず、ダチとの付き合いにだけ燃えるタイプでしたが、ヤバいものを目撃したんだったか美少女を助けるためにヤバい抗争に自ら飛び込んだんだったか、とにかくマフィアに狙われる身となり、甥っ子を救おうとした伯父も無残に殺され、美少女も○○され、怒りに燃えて不良仲間と逆襲に立ち上がるんじゃなかったか。童顔ながら、なかなか一徹な面構えの若者でした。

 1996年、アン・ホイ許鞍華監督の「スタント・ウーマン〜夢の破片〜/阿金」にも出演。
 ATVで主演クラスになった彼は、勢いに乗ってTVBに移籍しますが、その後、なかなか芽が出ず、一時は失意のまま、香港を離れて南アフリカでウェイターの仕事に就いたといいます。しかしたった一人の姉の病気が重くなり、彼は香港に舞い戻ります。そのときにTVBドラマ「天地豪情」(98)を撮影する機会に恵まれ、また、ギャラの安さに耐えて実力を蓄えて来たテレビタレントをどんどん映画に起用する王晶に見込まれ、映画出演を依頼され、香港芸能界に見事に復活を遂げたのでした。
 99年には「ゴッド・ギャンブラー 賭侠復活/賭侠1999」で初めて金像奨に縁が出来ます。第18回金像奨最優秀助演男優賞にノミネートされたのです。しかしこの時は受賞ならず。
 2000年には人気を見込まれ、TVBに移籍。「決戦! 紫禁城/決戰紫禁之巓」に009龍龍九役で出演。当時の人気俳優=歌手転向のブームに乗って、アルバムも発表し歌手活動にも進出しました。結局、翌年に第2弾のアルバムを出して打ち止めとなりましたが…(^_^;)
 2004年にはケリー・チャン陳慧琳主演の「ブレイキング・ニュース/大事件」にも出演。またこの年まで、TVBのテレビタレントとして、数々のドラマに出演して演技力を磨きました。最後のドラマは「天涯侠醫」。今年は久々にTVBの現代劇ドラマ「天與地」への出演が決まっています。
 安ギャラの王晶映画だけでなく、ジョニー・トー杜[王其]峰監督にも見込まれ、「エレクション/黒社会」(05)「黒白道」「黒社會2 以和為貴」「エグザイル/絆 (放.逐)」(06)に出演。さらに「出エジプト記/出埃及記」(07)今回の金像奨最優秀作品賞候補作でもある「保持通話」(08)などに出演して演技の域を広げています。
 今年1月には、「証人」の演技で高い評価を受け、2008年度香港電影評論学會大賞の最優秀男優賞に選ばれてもいます。まさに、40歳を超えてから童顔と厳しい目つきというアンバランスさを克服できた、大器晩成型なのです。

張家輝結婚写真
 奥さんは、2003年にオーストラリアで結婚したTVB女優のエスター・クワン關詠荷(1964年生まれ)。若い頃は、キュートさにどこかはかなさを漂わせ、一方ではおきゃんな香港娘役が似合った女優さんでしたよ。
 「芸能界入りしてからの最大の収穫は、彼女と出会ったことだ」と語るニックさん、奥さんにメロメロです。「あんな美女に出会うなんて、なかなかない幸運だよ。僕は夢中で追いかけたけど、まさか彼女が応じてくれるとは思わなかった。当時の僕の前途はぼんやりしていて、名声も金も輝かしい未来もなかったからね。彼女は『誰も僕には将来のチャンスがないなんて言えない』と、励ましてくれたんだよ」
>>続きを読む
posted by nancix at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月15日

宴が終わって…トニー&ピーターの回想

 sina.com経由東方早報で見つけた、トニー&ピーターさんのチョットいい話。

 今回の金像奨領奨典禮は開催資金縮小のせいもあり、レッドカーペットをかなり短くしたそう。
 そのために登場する映画人ラッシュで、入場開始後15分という意外に早い到着となったトニーは、すぐにはレッドカーペットの上を進めず、直後に到着した「投名状」のピーター・チャン陳可辛監督と一緒になって、衆人の目も気にせずしばし話し込んで旧交を温めたそうです。
トニーとピーター04.jpg

 マスコミに聞かれると、ピーターさんは「僕らは何度も一緒に仕事をしたからね! 僕個人が最も好きな映画は《風塵三侠》だし、《亞飛與亞基〜錯在黒社会的日子》でもトニーと一緒に仕事をしたよ」と語りました。(あの2003年の「1:99電影行動〜2003春・追想」を忘れてますか、ピーターさん?) ピーターさんはまた「僕とトニーは一緒に成長したんだよ」とも語ったのでした。うんうん、東南アジアと米国の人脈を生かしてその時代時代に即した娯楽作を作り続けたピーターさんと、中華圏に居ついてゲージツ映画に出演を好むトニー…という方向性の違いはあれど、香港に生まれた同い年だもんねー!

 話してるうちに、彼はさらにトニーとの面白いエピソードを思い出してくれました。「『君さえいれば 金枝玉葉』では彼を起用しなかった。でも彼の恋人(カリーナ・ラウ)を起用したので、彼は撮影現場に見学に来てくれた。ちょっと撮影を見ていて、彼は僕に言ったんだ。陳可辛、君ってひどいなあ。こんないい役に僕を使ってくれないなんて! 僕は彼に言ったさ、だって君は歌を歌えないじゃないか…当然これはジョークだよ(笑)。でもトニーは言ったんだ。『君さえいれば 金枝玉葉』の中のレスリーとカリーナの、一人は静かな生活を好み、一人は賑やかな生活を好むのに一緒にいるっていうのは、明らかに実際の僕とカリーナの物語だろうって。トニーは言ったんだよ、『君は僕の物語を撮ってるのに、僕を起用しないのは意外だよ』って!」
君さえいれば 金枝玉葉

 やっぱりぃぃぃぃ! 「恋する惑星」を観たくて飛んでみたら前日で上映が打ち切られていたあの1994年夏、香港での「金枝玉葉」封切日に、満員の映画館で香港一般ピープルと(以上に?)座席からずり落ちかけるほど笑い転げながら、nancixは心の中で何度もピーターさんに叫んでいましたよぉ! 「このサムって人物、絶対トニーもモデルの一部でしょ? そうでしょ? きーーーっあなたってばあなたってばもう、面白すぎる! 巻きロングスカートに鼻ピアスの30過ぎて偶像歌手トニーまでネタにしてぇ! トニーがこの映画を観たらどう思うか! 謝れ、絶対謝れぇ!」って…。いや、トニー本人も苦笑交じりに面白がってただろうけどさ。

 こういうエピソードを、ピーターさんからもトニーからも聞きたかったのに、聞き出せないできた無力な自分が本当に情けない…。・゚・(ノД`)・゚・。 でも今このときになってでも、読めて本当に嬉しいよぉ。
posted by nancix at 06:51| Comment(1) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月14日

第27回香港電影金像奨受賞リスト

そんなわけで、受賞リストをば。

最優秀作品賞  「投名状」
最優秀監督賞  ピーター・チャン陳可辛 「投名状」
最優秀主演男優賞  ジェット・リー李連杰 「投名状」
最優秀主演女優賞  スーチン・ガオワー斯琴高娃 「おばさんのポストモダン生活」
最優秀助演男優賞  アンディ・ラウ劉徳華 「門徒」
最優秀助演女優賞  スーザン・シウ邵音音 「野。良犬」
最優秀新人賞  ケイト・チョイ徐子珊 「跟踪」
最優秀脚本賞  ワイ・ガーファイ韋家輝&歐健兒 「神探」
最優秀撮影賞  アーサー・ウォン黄岳泰 「投名状」
最優秀アクション指導賞  ドニー・イェン甄子丹 「導火線」
最優秀編集賞  エリック・コン[廣β]志良 「門徒」
最優秀新人監督賞  ヤウ・ナイホイ游乃海 「跟踪」
最優秀音響効果賞  Sunit Asvinikul、Nakorn Kositpaisal 「投名状」
最優秀視覚効果賞 呉輝輝、周志勝、郭エ衡 「投名状」
最優秀美術指導賞  奚仲文、易振洲、黄炳耀  「投名状」
最優秀服飾デザイン賞 ハイ・チョンマン奚仲文、載美玲、利碧君 「投名状」
最優秀オリジナル音楽賞 久石譲 「おばさんのポストモダン生活」
最優秀オリジナル主題歌賞 《逼得太緊》 「十分愛」
最優秀アジア映画賞 「ラスト、コーション/色、戒」
専業精神賞 リディア・サン沈殿霞
終身成就賞 レイモンド・チョウ鄒文懷

 ……ふううぅ。漏れや誤字はありませんかねえ…?
 7部門で堂々受賞の「投名状」。nancixは流血に弱いので未見ですが、香港+中国映画界渾身の力作なんでしょうか。キャストだけでも見たい気持ちにさせてくれますし、一刻も早く日本公開されることを望みます。「王妃の紋章」で、「何じゃこりゃぁぁぁ! これだから中華コスチュームプレイは…」っと日本の観客が離れてしまわないうちに(あわわわ)。>>続きを読む
posted by nancix at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月13日

最優秀作品賞は「投名状」−!

 さて、いよいよ第27回香港金像奨の最優秀作品賞の発表です!
 プレゼンターはMr.Boo、いや今や香港芸能界の重鎮、マイケル・ホイ許冠文!
 最優秀作品賞は、ピーター・チャン陳可辛監督作品、ジェット・リー李連杰、アンディ・ラウ劉徳華、金城武主演の「投名状」−−−!

 ピーターさん、ほんとにおめでとーーー!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 いやあ、危なげなく開幕の辞を述べたトニーといい、ホントに1962年生まれ、すごいぞ…。妹分(勝手に自称)としては、涙なみだであります!

 94年当時、あのニパッとしたまあるい笑顔がチャームポイントだったピーターさん(香港初のアイドル監督!)が、
 トニー・レオンとジャッキー・チョンとアニタ・ユンを一つベッドに寝かせ(トニーの太ももに抱きついて眠るジャッキー…んふっ)、
 あのレスリーに、セクシー女性よりも可愛い坊やを好きになってしまったぁぁ!と苦悩させて「んふっ」とほくそえんでいた、イタズラ好きなピーターさんが、
 ロバート・レッドフォードが始めたサンダンス映画祭に出せるようなインディペンデント系映画を創りたいと目を輝かせていたウディ・アレン派のピーターさんが、
 香港が中国回帰したら、僕らの創作の自由がなくなっちゃうじゃん!とすねて独りでハリウッドに行っちゃったピーターさんが、
 あの中国で大掛かりなロケをして、ジェット・リーとアンディ・ラウと金城武を共演させて1作にまとめあげる力量を備えるなんて、どうして解っただろう…。

 それもゴールデン・ハーベスト関係で得た心強い味方、映画製作プロデューサーのアンドレ・モーガンさんもちゃんと自分のビジネスパートナーに加えて…。紆余曲折、彷徨をムダにはしなかったのね。

 ほんとに、ほんとにおめでとう……。
 
posted by nancix at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

りんちぇ新影帝さまの唐僧的ご感想。

りんちぇ新影帝さまの唐僧的受賞のご感想。(と捜狐娯楽の見出しにあるのだ)

 実は、私は本当のことを言えば、ある時期はギャラに応えるために仕事を請けていた。だから28年間、金像奨に参加することがなかった。話は半々に省略しますが、ありがとうピーター・チャン監督、彼は私に言った。アクション映画を撮る必要はない、文芸作を撮ってこそ受賞できるんだと。本当に投票してくださった映画仲間、映画ファンと評議委員会に感謝します。私は本当に皆さんに感謝します、僕は本当は皆に感謝したくない、兄弟を売った發哥には(「投名状」での役名?)。28年間に、感謝すべき人が多すぎます。第一に脚本家と監督、私の両親に、武術の先生・胡彬にも感謝しなければ。第二に感謝すべきは一人の監督です。彼は香港にはとても多くの素晴らしい監督がいると言い、私に多くのよい作品を与えてくれました。心から皆さんに感謝します。

 さあ、残すは最優秀作品賞だーー!
posted by nancix at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀監督賞はピーターさん!!!!

 そして最優秀監督賞は、「投名状」で、ピーター・チャン陳可辛監督ぅぅぅ!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ーーー!

 プレゼンターがトニーだったらよかったなあ…実際はチャーリー・ヨン楊采[女尼]と、パトリック・タム譚家明監督でした。

 さあ、いよいよ最優秀主演男優賞の発表です!
 プレゼンターは、何と司会のかしまし3人娘?が務めるらしい。
 最優秀主演男優賞は……。
>>続きを読む
posted by nancix at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀主演女優賞、そして…?

 最優秀主演女優賞のプレゼンターは、アーロン・クォック郭富城。
 さて、受賞者は…!

 おおーーっ!ベテラン中のベテラン、数々の名作に主演してきたスーチン・ガオワー斯琴高娃が、「おばさんのポストモダン生活」で受賞ですーー! 二度香港金像奨にノミネートされ、二度とも受賞という強運の持ち主! (ちなみに最初の受賞は85年の第4回金像奨で、「似水流年」での最優秀主演女優賞受賞)。

 作品的には「結末がもうちょっと何とかならんかったんかい」とか色々言いたいことがありますが(アン・ホイだからなあ…)、彼女だからこそラストまで見られたとも思えます。チョウ・ユンファとの掛け合い漫才も、中盤まではサイコーに楽しかったし。

 しかしますます、香港映画界、中国と融和してますねえ…(日本座敷で自嘲し、涙する易先生の気分…って、かなり違うか)
posted by nancix at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

各賞受賞者発表その2

 さて、最優秀スタイルデザイン賞の受賞者は、「投名状」によって、ベテランのハイ・チョンマン奚仲文、戴美玲、利碧君のトリオでした!

 最優秀美術指導賞も、「投名状」の奚仲文、易震周、王炳耀トリオ!

 うーむ、「投名状」強し! 日本公開が楽しみです。

 そして最優秀助演女優賞は……。「野。良犬」の婆婆役、スーザン・シウ邵音音でした! 初めてのノミネート、初めての受賞だそうです。個性溢れる助演者も、映画振興には絶対に必要な存在。今後も、少しでも多くの助演者に、長年地道にキャリアを積み上げて来た女優俳優に、スポットライトが当たりますように!
 
 さて、ロナルド・チェン鄭中基の歌の後は、最優秀オリジナル主題歌賞。「十分愛」から、「逼得太緊」が受賞しましたよ。

 続いてプレゼンターに登場したのは、日本人もビックリ! 倉田保昭兄貴とミリアム・ヨン楊千[女華]のコンビだっ!
 そういえばこの二人、「風雲! 格闘王/安娜與武林」(03)で父娘役で共演してたっけか。
 倉田さんが「コンバンワー」と日本語で第一声。ミリアムもつられて「コンバンワー」と。
 倉田さん、後は広東語を話して「わぁ、お上手ですね!」とミリアムに言われたりしてました。

 もちろん倉田兄貴が登場となれば、アレですよ。最優秀アクション指導賞。
 この賞に輝いたのは…!
>>続きを読む
posted by nancix at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀オリジナル音楽賞は久石譲に!

 RTHK香港電台のラジオ放送も遅れて始まりました。トニーの開会の辞、なかなか堂々としたものだったと思います。

 それにしても女三人の司会、まさにかしましい…(^_^;)

 ところで、最優秀オリジナル音楽賞は、「おばさんのポストモダン生活」で、日本が誇る作曲家、久石譲さんが受賞!
 代理で、久石ファンを自認するアン・ホイ許鞍華監督がトロフィーを受け取りました!

 そして最優秀脚本賞は「神探」のユン・ガーファイ袁家輝と欧健児が受賞。

 スタンリー・クワン關錦鵬監督と、メインランド(中国)から唯一来港したゲスト、フー・ジュン胡軍がプレゼンターを務めたのは、最優秀アジア映画賞。
 受賞したのは、あああ、やっと…! 「色、戒/ラスト、コーション」だったのでした!!!!
 トニー〜〜〜(涙目)。

 そして、ハイライトシーンはまだまだこれから!
 最優秀助演男優賞は!
 エリック・ツァン曾志偉とチャップマン・トー杜ミ文澤がプレゼンターを務め、受賞者は……なななななんとー! 「門徒」のアンディ・ラウ劉徳華兄貴だったのでしたーー!
 兄貴的に初めての、助演男優賞受賞です……ある意味、主演男優賞よりも、演技的に難しいのが助演男優賞に値する演技をすることかもしれず。
 まさに演技力、男優としての実力、他の演技者との調和を評価されたということは、アンディ的に大変意義のあることではないでしょうか?
  
>>続きを読む
posted by nancix at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

香港電影金像奨、各賞の受賞者は

 最優秀撮影監督賞は、「投名状」のアーサー・ウォン黄岳泰。
 最優秀編集賞は、「門徒」のエリック・コン[廣β]志良。

 どちらもベテランですね…。

 最優秀新人監督賞は、「跟踪」のヤウ・ナイホイ游乃海。ヤウさんは脚本家として長年映画界で活躍、「アンディ・ラウ 戦火の絆」(96)や「ロンゲスト・ナイト/暗花」(97)、「ヒーロー・ネバー・ダイ」(98)、「ザ・ミッション 非情の掟」(00)などを手がけてきました。映画人としては中堅ですが…そうか、やっと監督を務める機会に恵まれたのですね。

 そして最優秀新人賞は、「跟踪」のケイト・ツイ徐子珊。TVB香港小姐(ミス香港コンテスト)出身のキツネ顔の彼女、「少しも意外性がない」なんてhttp://yule.sohu.com/で評されてしまってます…。
 
 功労賞もしくは終身成就賞とも言うべき専業精神賞は、もちろん先日、闘病生活の果てに亡くなった肥姐ことリディア・サン沈殿霞に。13歳で芸能界入り、時代劇スター、アダム・チェン鄭少秋との結婚と離婚は、大いにゴシップ欄をにぎわせました。日本でいうなら黒柳徹子+中村メイコ+和田アキ子×3ぐらいの大物であり、芸能界のご意見番であり、陽気なコメディエンヌであり、面倒見のいい姐御でした…。トロフィーは一人娘のジョイス・チェン鄭欣宜が受け取りました。
 同じくベテラン女優で、娘時代に映画で肥姐と共演したジョセフィーヌ・シャオ蕭芳芳さんが、彼女に捧げる言葉を述べたそうです。

 また、終身成就賞は、ゴールデン・ハーベスト主席を引退した、レイモンド・チョウ鄒文懷さんに授与されました。

 最優秀音響効果賞は「投名状」のタイの録音技師、Sunit Asvinikul、Nakorn Kositpaisalが受賞。タイで少年期を過ごし、タイ映画界とも密接な関わりを持つピーター・チャン監督が、代理でトロフィーを受け取りました。
 最優秀視覚効果賞も「投名状」で、呉輝輝、周志勝ら3人が受賞。
 ピーターさん、嬉しさの極みでしょうね…。

posted by nancix at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

式典開始の挨拶はトニーが

 第27回香港電影金像奨の、開幕の挨拶は、すっかり国際巨星に成長した電影大使様トニー・レオン梁朝偉が担当したそうです。
開会挨拶トニー

 ……香港体育館の大ステージで歌うよりは緊張しない、慣れたお仕事だったでしょうか?(^_^;)

 内容はまた後ほど、お知らせします。

posted by nancix at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アンディ・ラウ劉徳華、歓声と共に入場

 日本時間午後8時17分、最優秀主演男優賞の候補者の一人、アンディ・ラウ劉徳華が、ファンの黄色い歓声に包まれて登場したそうです。

 ご本人は「投名状」でのノミネートについて「ジェット・リー李連杰が最優秀主演男優賞を獲得すべきだよ」と語ったそうですが、はてさていかがなりますことやら。

 今回も、最優秀主演男優賞は誰が獲ってもおかしくないし、受賞に値する実力派揃いなんだよねえ…。
posted by nancix at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トニー・レオン、ピーター・チャン監督らと入場

 19時49分(日本時間)、トニー・レオン梁朝偉は黒のタキシードスーツに黒蝶ネクタイの正装で、香港文化中心に姿を現しました。
金像奨トニー01

金像奨トニー02


 ピーター・チャン陳可辛監督(「ウインター・ソング」「投名状」)と一緒になり、共に場内に入っていったそうです。
トニーとピーター
 あああ、白髪交じりのピーターさんが妙に可愛く見えちゃう…同い年ぃぃ。

金像奨トニー03
 カメラ目線は、さすがに国際巨星となったトニーの方が慣れている…。

 赤絨毯上でのインタビュー。
トニー:最近は休暇中だからね、忙しくないんだ。
記者:初めて(男優賞候補者ではなく)ゲストとしての身分での参加ですね。ご感想は?
トニー:僕は毎年参加してるよ。候補者でない時もある、(そのときの)気持ちは軽いよ。でも(今回は候補者でなくても)とても緊張している、開幕の辞を読まなくてはならないから。
記者:どの映画が受賞すると思いますか?
トニー:僕は(各賞の受賞作が)たくさんあればあるほどいいと思う。
記者:あなたは(受賞者が)誰だと嬉しいですか?
トニー:誰が選ばれても僕はとても嬉しいよ。
記者:ありがとうございました。

 ……聞くだけヤボ、って質問も多いですね…(^_^;)

 また、アーロン・クォック郭富城も登場。黒のボウタイをしていたそう。
 アーロンが主演した「C+偵探」、前回の香港旅行で「ラスト、コーション/色、戒」と併せて見た作品でのノミネートですが…どうだろう…?
posted by nancix at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第27回香港金像奨、現在開始!

 1年に一回の香港の映画大賞、「第27回香港電影金像奨」授賞式、いよいよ香港文化中心でスタートしています!
 RYHK香港電台(香港ラジオ)第2台での中継番組も、現地時間午後8時半から始まります!(午前0時までの長丁場…(ーー;))

 今年の影帝は、果たしてジェット・リー李連杰なのかアンディ・ラウ劉徳華なのかアーロン・クォック郭富城なのか、それとも?

 今年の影后は、果たして?

 トニー・レオン梁朝偉がノミネートされなかったために、モチベーションがかなり落ちているnancixですが(レッドカーペット上でカリーナ・ラウ劉嘉玲にプロポーズなんて…あるわけねえべ)、やはりお馴染みの面々が集うこの映画大賞を、無視するわけにいきませぬ!
 ネットラジオと各ニュースサイトをサーフィンしながら、「いながら香港文化中心」を楽しみたいと思います!

 
 >>続きを読む
posted by nancix at 19:36| Comment(0) | TrackBack(1) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月16日

式典から一夜明けて…

 昨夜無事に終わった香港電影金像奨領奨典禮ですが。

 2年連続で金像奨協会の主席を務め、香港と中国の橋渡しやメディア対策に苦労し、一時は主席降板さえ伝えられたマンフレッド・ウォン文雋は、3夜徹夜で式典を終わらせ、15日夜、正式に"解甲歸田=除隊して故郷に戻る"=主席の任期を終えました。
 青年報及び東方網の報道によりますと、もう文雋は再び主席を務める気はないそうです。「今は一生懸命に働いて、最後のさいごまで監視塔にしっかりと立って監督していたい。次期主席に手の付けようのないゴタゴタを残さないように、今できることを全てやり終えることに全力を尽くすよ」と話しています。また、自分の後継者候補を挙げることもしない、そうで。「後任者に余計なプレッシャーを与えたくないからね」

 昨年の"香港映画"はわずかに52作。中国での興収は2.75億香港ドルで「滿城盡帶黄金甲」1作の中国での興収にも満たないのです。多くの敏感な香港映画人は「香港映画はもう死んだ、もう純粋な香港映画といえる作品は存在しない」と呼ばわっているのです。
 文雋はこのような悲観的な論調に組しません。彼は、香港映画にはまだ発掘できる希望がある、中国との合作は必然的な時代の趨勢であると言います。
 「どんな業界にも浮き沈みはある。香港にはまだまだ自分の特色を堅持する監督が大勢いる。たとえばジョニー・トーの一連の作品群だ。それに『父子』を撮影したパトリック・タム譚家明が、王家衛の師匠筋であることは誰でも知っている。(17年映画界から離れていた)彼が出馬したのは、この業界に希望を見い出したからさ」。

 彼の視点からすれば、香港と中国の合作は必然的な過程であり、香港映画は今までもずっと各種の文化を融合させてきた達人であり、中国映画の進入もとてもよい競争になる、中国映画マーケットは香港映画が掴める救命用の藁だと言うのです。

 彼の主張通りになるかどうかは、時が経ってみなければわかりませんが、邦画界も
・資金がスポンサーがテレビ界に流れて集まらない
・映画俳優・映画女優と言える人材がいない、いてもじっくり演技を磨くより手っ取り早く稼げるテレビ界に流れてしまう
・邦画に出演するのも見るのもダサいと、若者がバカにしている
・何十年も映画が撮れないで、テレビのコメンテーターや2時間ドラマ演出、舞台劇の仕事で糊口をしのいでいる"映画監督"や"脚本家"が大勢いる
という苦境を少しずつ変えてきたのだから、香港映画だって優秀な人材さえ備えていれば、きっときっと事態が改善に向かうはず。

 それにしても、中国で午後8時から式典を生中継するはずだった中央電視臺電影頻道(CCTV-6)が「技術上の問題で」中継を突然取りやめたというニュースが気にかかります。いったいどんな問題が生じたのかも不明瞭だし。
 一応、午後10時14分から「香港電影金像獎特別報道」という特別番組で、式典ハイライトは報道されたようなんですが…。
 日本の「紅白歌合戦」のように、不測の事態がそのまま生放送されないように、当局が密かに手を回したんでしょうか?

 ところで、しっかりと手を握ってメディアの前に姿を現した、長年の戦友・トニー&カリーナなのに、
赤絨毯のトニーカリーナ

 まだ
 「二人の態度がよそよそしく不自然」
 「カリーナは自信たっぷりに微笑んでいたが、トニーは彼女の大胆なミニドレスが恥ずかしかったのか、はにかみ笑いしか浮かべていなかった」
 「二人は着席すると、レッドカーペットとは打って変わってほとんど会話もせず、目も合わせなかった」
 とか騒がれるのは、どーしてなんだよー!

 トニーはもともと、公衆の面前でイチャイチャできるほど大胆不敵な男じゃなくて、とーーーーっても照れ屋さんなんだよ! 「自分の所有物」のように女を見せびらかしてやに下がるような男だったら、こっちだって願い下げですよ!
 カリーナが何を着てたって何も着てなくたって(オイ)視線を合わせられず照れまくりなんだよ!
 式典中に雑談して冗談言い合って大切な映画仲間の話を聞かない…なんて無礼なこと、いまのトニーにできるわけないじゃないか! いつも客席にテレビカメラが向けられているのに!
 まして、今回は擁護者の王家衛やウィリアム・チョン張叔平ではなく、チャウ・シンチー周星馳やマギー・チャン張曼玉でもなく、エリック・ツァン曾志偉とメディア・アジア代表ピーター・ラム林建岳に挟まれた席ですよ?
真剣トニー&カリーナ

 付き合い出して10年以上になるのに、らうちんとエイミーみたいにメディアの前でキッスでもしなきゃ、承知してもらえないんですか?
キッスするらうちん夫妻
 いやこれはこれで微笑ましいんだけど、それこそ受賞者にこそ許されるパフォーマンスで。
 トニー&カリーナがキッスしたらしたで「とってつけたように演技しやがって。かえって怪しい」とか中傷するくせに。

 香港映画を殺しつつあるのは、ゴシップネタしか追わない、真面目な情報&評論誌「電影双週刊」さえ生き残れなくした、メディアと観客の責任でもあると思うんですがねえ。>>続きを読む
posted by nancix at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アニタ・ユンがアンディファン事件に言及

 今回のアーロンの髪型は、どうも日本のボクサー亀田3兄弟の長兄を連想させて、nancix的にはNGなんだけどなー…。
 シャーーーッ!とか、ビッグボイスとか、苦手。
アーロンin金像奨
 アフリカン・アメリカンのラッパーやバスケ選手、ボクサー、アマゾン川流域の住民に任せて、アジア人は避けた方が…と思うのは古い?(^_^;)
 アーロンにはやはりアニメ美形キャラのような髪型や、少女マンガの恋のお相手みたいな髪型であってほしい…。

ママになったアニタ・ユン さて、順序が前後しますが、世紀影壇成就大賞の発表後にアニタ・ユン袁詠儀がステージでスピーチした時、彼女がアンディ・ラウ劉徳華の中国女性ファン・楊麗娟の一件について言及したそうです。
 アニタは最新作「門徒」で、出産を控えていながらアンディの妻役を演じたばかりですしね。

 思えば彼女が「君さえいれば〜金枝玉葉」で、女性歌手(カリーナ・ラウ劉嘉玲)に憧れる余り、彼女のマンションのゴミ箱まで漁るボーイッシュな追っかけファンを演じた時は、いじらしくも愛らしくもあったのですが…やはりクレージーなファンに悩まされたレスリー・チョン張國榮の追っかけ応援歌?「追」の歌声に合わせて香港島を全力疾走したアニタ・ユンも、もう1児の母ですよ。

 捜狐娯楽yule.sohu.comのページによると、彼女のスピーチは次の通り。
 「私は袁詠儀、袁[青見][青見](ゆん・れんれん=アニタの愛称)です。1999年から人生の舞台で様々な役を演じることを始めました。99年に"香港小姐"(ミス香港)になり、その後女優になり『つきせぬ想い』で影后になれました。昨年、自分が最も演じたかった、最も成功する役…ママを演じる、一つの機会を天が与えてくれました。しかし、私はただ一つの役だけは、巧く演じることができません。それは映画ファンです。なぜなら私は出待ち入り待ちをすることができず、アイドルのために狂奔することができないからです…」。

 アニタは続けて、ファンとして成功するには、アイドルに支持してもらえていると感じさせることで、危険を感じさせることではないと言い、アイドルとファンの間にも平和のうちに共に在ることが可能なはずだと表明しました。
 「大家要互相鼓励互相支持!」―みんなお互いに励まし、お互いに支え合うべきです!
 会場に集った芸能人も、テレビやラジオでこの言葉を聞いたファンも、噛み締めるべき言葉ですよね…。

 最後に、アニタは「自分もアンディ・ラウ劉徳華のファン」だと言い「最も重要な点は、私がアイドルをとても尊重していることです。私は彼にプライベートな空間を与えるべきだと解っています。一人のファンとして、私が彼のために成すべきことは、ずっと支持することで、プレッシャーを与えることではないのです。最近、彼はとても多くのプレッシャーを受けています。私はこの一言を言いたいのです。アンディ、私は永遠にあなたを支持します!」と結んだのでした。

 そしてアンディ・ラウのビデオメッセージが、会場に流されました。
 アンディ、大先輩女優兼パーソナリティーのドゥドゥ・チェン鄭裕玲がインタビュー形式でメッセージを引き出してたみたいだけど、やたら笑ってたような…。
posted by nancix at 00:36| Comment(1) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月15日

最優秀作品賞は「父子」!

 そして栄えある最優秀作品賞は!
 なんと、トニー&カリーナがプレゼンテーターですよ!
 何だよーー、前評判のように最優秀主演女優賞のプレゼンテーターじゃなかったので、すっかりあきらめていたのに…。
授賞するトニー&カリーナ

 最初の挨拶が、トニーは広東語、カリーナが北京語だったので、おやおや王家衛映画のように広東語と北京語で掛け合い漫才するのかと思ったのですが、カリーナが以後は「劉青雲、恭喜[目西]〜」と広東語で続けたので、ホッとしました。
 カリーナって、今でも「偉仔(わいちゃい)」ってトニーを呼ぶのね…。彼女の同い年のらうちんは受賞スピーチで「梁朝偉哥哥(トニー兄さん)」と呼んだのに(^_^;)
 カリーナが「偉仔、あなたは香港芸能界のニュースの素晴らしさは、映画に勝ると思う?」と問いかけます。
「事実は小説より奇なり」なんて英国詩人のバイロンが言い、作家のマーク・トゥエインが「事実は小説より奇なりというが、それは、小説はありうることから離れるわけにはいかないからだ。事実はそうではない」と書き記したことを踏まえながら、二人を悩ませた昨今のゴシップに、チクリと反撃しているのですよね。
 トニーの返答は「ニュースは受け手が見終わればそれでおしまい、すぐに忘れられてしまう。でも映画はそうじゃない、よい映画はずっと忘れられずに、語り継がれるからね」。
 いいなあ、映画人としての気概に満ちた言葉じゃないですか(*^^*)。確かに「風とともに去りぬ」も「理由なき反抗」も「勝手にしやがれ」も、現在まで語り継がれていますが、出演俳優や監督に関する刻一刻のゴシップまで、詳細に記憶して語り継いでいる人は、そうはいません。

 トニー:「たとえば、君は『007』映画全シリーズの中で、どの007が最もセクシーに踊っていたか、覚えてる?」
 カリーナ:「覚えてないわ」

 このくだりには少々説明が必要でして、カリーナの新交際相手!と報じられた、台湾トップ富豪で台灣鴻海集団代表の郭臺銘氏(中田ヒデではない)が2月にパーティーを開いた時、台湾メディアが"郭氏は映画の007に扮したようで、左にパティ・ホー侯佩岑(台湾の美人トップキャスター、ジェイ・チョウ周杰倫の交際相手?)を従え、右にリン・チーリン林志玲を抱きかかえてタンゴを踊っていた"なんて報道したことを踏まえての、やりとりなんだそうです。
 「どんなに面白いゴシップでもすぐに過去になってしまい、覚えている人はいないさ。じゃあ、まずはノミネート作品を見ようか」
 と、トニーは結んだのでした。

トニー&カリーナ03
 さて受賞作品は…とカードを見る二人。

 あ、そうそう、受賞作品は「父子」でした!
 トロフィーを受け取りにステージに上がったプロデューサーの邱黎寛は、カリーナとハグハグして、北京語でスピーチしていましたよ。
 ベテラン…というか一時はすっかり香港映画界から消えていた?パトリック・タム監督、強し。
 それなら、人気歌手としてのイメージ保持をかなぐり捨てて、アングリー・コントロールできない身勝手な、ダメんずを演じ切った、アーロンに主演男優賞をあげてほしかったけどなぁ…。
 でもらうちんだって、とっくに充分に「影帝」になる資格有りだったもんね。

 監督のスピーチに続いて、娘の司会だけには任せておけないとばかりに?エリック・ツァンがスピーチしていました。

 いやー……「傷城」が1つしか受賞できなかったことなど、
 少々哀しい今回ではありましたが、
 心ないバッシングに負けないトニー&カリーナの雄々しい?姿を見られるだけでも、良しとしますか!
 ……映像で、そのうち見られる、よね?
 見たいです。
>>続きを読む
posted by nancix at 23:31| Comment(4) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

主演男優賞は、らうちーーーん!

 おおおーーーっ!
 レオン・カーファイ梁家輝とジョウ・シュン周迅がプレゼンテーターを務めた、最優秀主演男優賞は、とうとうラウ・チンワン劉青雲が、ノミネート実に8度目の正直で、見事獲得ーーーー!
受賞した劉青雲
 おめでとう…心から、おめでとう!
 会場の歓声(今年はレオン・ライファンもアンディ・ラウファンも紛れ込んでいない、映画人だけの会場のはず)も、ひときわ大きかったような気がします。受賞が発表されると、らうちんはまず隣席のトニーと固い握手を交わしてステージへ。トニーもアーロンも、心から拍手を送っていたそうです。司会のツァン・ポーイー曾寶儀は嬉しさのあまり飛び跳ね、プレゼンテーターのレオン・カーファイ梁家輝はステージ前まで進んで、らうちんを迎えたのでした。

 目に涙もうっすら浮かべていたというらうちんの受賞コメントは「皆さんも僕が何度もノミネートされていたことをご存知だと思います。今回、僕は『場刊』を見て、テーマが"薪火相傳"(松明を譲り伝える)だから、僕も受賞する可能性があるんだと思いましたよ(笑)。ありがとう、秋生哥(アンソニー・ウォン兄貴)、城城哥(アーロン兄貴)、朝偉哥(トニー兄貴)。ありがとう、僕の妻エイミー、映画スタッフの皆さん、アシスタントの阿May。僕は努力し続けます」。
 そして客席で泣き笑いする奥様(91年のミス香港で女優のエイミー・クォック郭藹明)に向けて、喜びの雄たけびを上げていたそうな。

 バックステージの受賞者インタビューの場では、らうちんとエイミーは感激に目を潤ませたまま新婚カップルのように熱いキッスを交わし、そりゃもう微笑ましい光景だったそうな。

 「我要成名」はまだ未見なのですが…これを機会に、日本公開されないですかねえ?
posted by nancix at 23:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀監督賞は、譚家明監督!

 最優秀監督賞のプレゼンテーターは、数々のヒット作と名作を送り出してきて、自らも「アンディ・ラウの麻雀大将」や「エレクション」で渋い演技を見せた、王天林老監督と、その息子の王晶監督。"メタボリック父子"です。

 そして、やはり最優秀監督賞に輝いたのは、パトリック・タム譚家明でした!
 うーーーむむ、nancixには王家衛監督の方がまだ性に合うんだがな…。

 こうなると、最優秀主演男優賞と最優秀作品賞が気になる〜!
 
posted by nancix at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

主演女優賞は、コン・リー鞏俐!

 まだラジオ中継はそこまでいきついていませんが、
 最優秀主演女優賞は、「満城蓋尽黄金甲」で、コン・リー鞏俐だそうです!
 これで連続3年、中国女優が受賞ですよ香港女優の皆さん!
 奮起を望む! プロデューサーらスタッフも、香港からカワイコちゃん・クールビューティー・下町美人・個性派など、新人をどしどし発掘して、どしどししごいて、世に送り出してくれ〜い!

 鞏俐、「テラコッタ・ウォリアー」でも「花の影」でも「2046」でも受賞できなかったのに…今回の欠席が実に残念ですが……。
 貫禄の受賞ですね…。
 「ハンニバル・ライジング」で日本女性を演じてる場合じゃなかったですが…。

 ちなみに、プレゼンテーターはアンソニー・ウォン黄秋生とアン・ホイ許鞍華監督の、中年ペア。
黄秋生&許鞍華

 テレビドラマから舞台劇に転じ、映画界に進出したロックンロール=反骨精神みなぎるアンソニーさんと、香港ニューウェーブの映画監督。意外な組み合わせに思えるかもしれませんが、許鞍華監督作品「千言萬語」(99)に、移民の強制送還に反対するイタリア人神父役で、アンソニーさんが出演してますしね。
posted by nancix at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀助演男優賞は…

 最優秀編集賞は「墨攻」のゴン・チーリョン廣志良、
 最優秀新人監督賞は「四大天王」でダニエル・ンー呉彦祖(天は二物を与えるんですよねえ…)、
ダニエル・ンー呉彦祖

 最優秀脚本賞は「父子」でパトリック・タム譚家明とティン・ホイリョン田開良。

 さあて、演技者に与えられる賞の方はどうなる?

 ステージでは、イーソン・チャン陳奕迅が「夕陽無限好」を歌います。

 そして、最優秀助演男優賞は、プレゼンテーターが「父子」でアーロン親子の隣室のセクシーな女を演じた、ケリー・リン林熙蕾と、「傷城」スー・チー舒淇ちゃんの台湾出身女優コンビ!
 受賞者は……。あらーー! 何と!
 「父子」で、またまたイスカンダル・ンー・キントー呉[ミ景]錦滔クンであります!
イスカンダル君とママ
 これがトートー君とママのチーマー・イェン司馬燕。
 さすがに美人だ…。

 最優秀新人賞ともう1つ賞をW受賞したのって、アニタ・ユン袁詠儀ぐらいしか思いつかないんですが…? アレ、彼女は1回にWじゃなくて、2年連続最優秀主演女優賞受賞だっけな?

 発表前のことだと思うけど、司会進行役の一人で助演男優賞候補者の一人でもあるニック・チョン張家輝が、トートー君の傍に行って「トートー、君はもう台湾金馬奨を獲得してるしとっても若い。受賞は君にとっては重要じゃないよね、でも僕には重要なんだ。君はまず勉強をちゃんとして、両親に孝行するべきだ。18年後まで(受賞を)待ってくれたら、僕が女の子を紹介してあげるよ、(賞を譲ってもらっても)いいかな?」と聞き、トートー君は恥ずかしそうに「いいよ」と言ったそうです。
 こらこら、純真な坊やを女の子で釣って取引するんじゃありませんってば(^_^;)
 トートー君は女の子よりも、Wii入手の方が重要でしょうし。
posted by nancix at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アジア映画賞は「単騎、千里を走る」

 ラジオ中継では北京語で男女が話してる…「ダイジャーハオ=大家好」「シャンカン=香港」しか聞き取れないよぉ。

 さて、最優秀アクション指導賞のプレゼンテーターは、ショーン・ユー余文楽と、ジョシー・ホー何超儀でした。
 マカオのカジノ王の娘ジョシー、Aliveの一員でもあるコンロイ・チャン陳子聰と結婚したんでしたっけね。

 そして受賞者は、「SPIRIT/霍元甲」で大ベテランのユアン・ウォーピン袁和平監督!

 最優秀アジア映画賞はクォン・サンウ權相佑とソン・ヘギョ宋慧喬、韓国男女優コンビがプレゼンテーター。
 ノミネートで「単騎、千里を走る」の日本語台詞が場内にながれるのは、何だか不思議な響きだったり。
 そして受賞は、中国映画としてノミネートされた(本来は日中合作のはず)「単騎、千里を走る」でした!
 イーモウ監督&高倉健、容貌も似た者同士なんですが、韓流に負けないとは、熟年パワー、恐るべし……(^_^;)

 おっと、ミリアム・ヨン楊千[女華]とイーソン・チャン陳奕迅がプレゼンテーターを務めた、最優秀助演女優賞は、「夜宴」のジョウ・シュン周迅です!
 「ウインター・ソング」といい、もーここのところノリノリの女優さんですよね…。香港でもこんな人材を発掘して育てなきゃ〜〜!

 ところで、日本の某人気歌手の香港コンサートについて、言わなくてもいい感想を発言して叩かれたばかりのイーソン。彼が「僕は香港映画に対して思うに…」と言いかけると、すかさずミリアムが厳粛な顔で「あなたは今夜は話さなくていいと思うわ。私たちはノミネートリストを見ましょ」と遮り、会場を唖然とさせたとか。
 そしてノミネート紹介が終わると、イーソンは悪戯っぽく笑って「僕がしゃべるたびに何か問題が生じるなら、歌えばいいのかな?」とミリアムに聞き、メロディをつけて「周〜〜迅〜〜!」と発表したとのこと。
 何ともオチャメな演出でありました。……イーソン、以後発言する時には、頭の中でぐるっと言いたいことを反芻して、吟味してから、ね?
posted by nancix at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジェイ・チョウ周杰倫、受賞!

 最優秀オリジナル映画歌曲賞は、「満城盡帯黄金甲」のエンディング・テーマ「菊花台」で、ジェイ・チョウ周杰倫が見事に受賞!
ジェイ・チョウ周杰倫

 ちなみに最優秀オリジナルBGM賞は、ピーター・カム金培達さんが「イザベラ/伊莎貝拉」で受賞! ベルリン国際映画祭で最佳電影音樂銀熊獎(Silver Bear - Best Film Music 2006)を受賞しているとはいえ、やはり香港での受賞は嬉しいはず。プレゼンテーターはジェイシー・チェン房祖明と阿saことTWINSのシャーリーン・チョイ蔡卓妍でした。

 おやおや、映画「四大天王」のために結成された俳優バンドAliveの生演奏は、あの有名な「ゴッド・ファーザー」メロディがイントロですよ(^_^;)
 そして歌は………ええと………音、外れてるよーーー。
no-title
We are All ALIVE=♪ぼーくらーは みんなーー いーきているぅーー!

 でも盛り上がりはさすがです。若さ爆発、ヤングパワー(死語)です。何だかもう盛り上げまくり。ゴリラみたいな唸り声で終わったよ(^_^;)(^_^;) まさか、某国の「紅白歌合戦」のアゲアゲ何とかを真似してないよね…?

 映像で見たいなーー。
posted by nancix at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「傷城」が最優秀撮影賞受賞

 エリック・ツァン曾志偉とテレサ・モー毛舜[竹/均]がプレゼンテーターを務めた、最優秀撮影賞。
 「傷城」で、アンドリュー・ラウ劉偉強とアラン・マック麥兆輝が受賞しました!

 その他、現在のところ「満城盡帯黄金甲」でイー・チョンマン奚仲文が最優秀服装デザイン賞、フォ・ティンシャオ霍廷霄が最優秀美術監督賞を受賞してますね。

 ラジオ中継では、ランラン・ショー邵逸夫さんが「世紀影壇成就大奨」を受賞して、息子さんが代理でスピーチしました。
posted by nancix at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀新人賞は「父子」の息子クン

 おおっ! 最優秀新人賞は「父子」のアーロン息子役、わずか9歳か10歳(撮影当時は8歳!)のイスカンダル(イアン?)・ンー・キントー呉[ミ景]錦滔クンですよ! この年齢にして、台湾金馬奨と共に、2大中華圏映画賞を制覇です!
テーブルに届いていない呉景滔君

 ママが元女優のチーマー・イン司馬燕でプロデューサーの友人で、パトリック・タム譚家明監督がプロデューサーを通じてイスカンダル(イアン?)を紹介されたのが、「父子」に出演するきっかけだったそう。
 ホントに真に迫った、名演だったもんなあ…。
 この数年以内に、トニーの息子役も演じてくれませんかね?

 受賞コメントを立派に述べた彼、しかしバックステージでは弟と駆け回って無邪気に遊んでいたそうで。「今回は前回(台湾金馬奨)より嬉しいよぉ。だってママが(お祝いに)Wiiを買ってくれるって言ったんだもん!」と受賞コメントを求めたメディアに話したそう。
 おおっ弟もアーロン似の美少年ですか? 期待できそう。

 ゲームはほどほどに、ちゃんと勉強してスポーツしてすくすく育って、アーロン並みの美形兄弟になってほしいです!
 
posted by nancix at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第26回香港電影金像奨、トニー&カリーナ!

 ほらほらぁ、ちゃんと二人で参加したじゃないですかぁ!!
 レッドカーペットでの二人。
トニー&カリーナ01
 カリーナのあまりにゴージャス、あまりに大胆なバルーンミニドレスは、かつてのレスリーのコンサート衣裳デザインでも名高いジャン=ポール・ゴルチエによるデザインだそうですよ。
トニー&カリーナ02

 トニー、元気だーーー!

2007年金像奨のトニー01

 ラジオ中継も聞き始めました。
 年に1度の香港の映画のお祭り、たとえチョウ・ユンファ周潤發もアンディ・ラウ劉徳華もジェット・リー李連杰も映画撮影のために参加できなくても、
 司会についにエリック・ツァン曾志偉の娘が起用されて、世代交代を痛感させられようとも、
 「金像奨26歳已有衰相」なんて中国のメディアに冷やかされようとも、
 やっぱり金像奨は格別なんですよ!

 力強いエリック・ツァン曾志偉のスピーチ?から、幕を上げた式典のラジオ中継。
 今夜はラジオとニュースサイトで、徹夜ででも楽しむぞぉ〜〜!
posted by nancix at 21:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月10日

金像奨の後日談追加。

 おやおや、こんな後日談もあったようです。
 金像奨授賞式の裏方、クリエイティブ・ディレクター総監を務めたラム・チウウィン林超榮(脚本家で映画テレビ評論家でもあるマルチ才人の一人)というスタッフの一人が、亜州時報にこんなコラム「第25屆金像獎頒獎禮後台窺秘 章子怡遷就梁朝偉臨急改對白」を寄稿していますよ。
 林超榮は「天に誓って、八百長だのヤラセだのなんてことはない、レオン・カーファイの舞台劇の楽屋に、確かにロケ隊は待機していたが、彼が受賞できるかどうかは未知数だった。万一彼が落選しても、フレッシュな最優秀主演男優にカーファイがお祝いのメッセージを述べられるわけで、それも悪くはなかった」と語っています。
 また、本来なら愛娘の結婚披露宴式場からマイケル・ホイ許冠文も中継で出演してもらうはずだったが、金像奨の進行時間と合わなかったので、やむなく中継を断念した、とも明かしています。マイケルさんの娘さん、結婚したのか!ヽ(^o^)丿 めでたい!!

 で、肝腎のトニー&ツイィーの話題ですが。
壇上のトニーとツイィー

 もちろん、テレビで放送される大前提の元に時間制限があるため、各プレゼンターの壇上のスピーチには原稿があるわけです。あのトニーにアドリブは無理だと思う(^_^;) 原稿について最も頑張ったのがトニーとツイィーであり、本来昨年の影帝影后ペアは、最優秀男優賞のプレゼンターを務める予定でした。ところが、トニーのたっての希望で(Why?)、最優秀監督賞のプレゼンターに急遽変更されることに。
>>続きを読む
posted by nancix at 23:58| Comment(3) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月09日

一夜明けての落穂拾い

 さて、一夜明けて、各香港紙サイトの報道を見ますれば。
 あれれ、欠席かと報じられたサミー・チェン鄭秀文、ちゃんと出席していたのね。「長恨歌」で賞をもらえなくて、気の毒。
CCTVに映し出されたサミー・チェン

 「影帝」レオン・カーファイ梁家輝は、舞台劇「傾城之戀」の楽屋からマイクロウェーブ伝送形式で中継出演してたのね。プレゼンターのカリーナとサンドラが「トニー・レオーーーン・カーファイ!」と叫んだだけだったので「どの映画で?」と聞き返した。なんせ「長恨歌」と「黒社会」2作でノミネートされてますから、謝辞を述べるにもどちらの作品か解らないと、監督や他の出演者に失礼になってしまいかねない。2人が「当ててごらんよ」とイジワルするので「からかうなよ、残忍だよぉ」と苦笑していたそう。カリーナは澄まして「あら、からかってないわ。当てられなかったら、ホントにトニー(梁朝偉)にあげるわよ」と切り返したって。それで場内がどっと沸いていたのかあ。
 家輝さんは11時半から、慶功宴=祝賀パーティーにジーンズ姿のまま駆けつけて、市民と握手しまくり、トロフィーを受け取ると投げキッスを繰り返したとのこと。
影帝梁家輝と影后周迅

 3度目の助演男優賞に輝いたアンソニー・ウォン黄秋生は、その心情を「心又喜心又慌」という6文字で表現。9度も助演女優賞にノミネートされながら、「早熟」まで獲得できずにきたテレサ・モウ毛舜[竹/均]は、神に感謝し、監督のイー・トンシン爾冬陞に感謝しました。会場で候補者が紹介されたとき、少なからぬ来場者(映画人、観客含む)が「モウモウ! モウモウ!」とコールしてくれるのを聞いて、今回こそはもしかしたら…と期待できたそうです。夫のトニー・オウ區丁平も観客席の前の方に座っていたのですが、発表の瞬間まで妻の方は見ずじまい。テレサは笑って「妻が落選するのを正視できなかったんじゃないかしら」などと言っていたそうです。

 最優秀主演女優賞のプレゼンター、アンディ・ラウ劉徳華とドゥドゥ・チェン鄭裕玲は、ステージでこんなことを話していたんですね。「もしも僕があげられるとしたら、サミーに賞をあげたいな。重病疑惑の渦中にあって、レッド・カーペットも踏まずにひっそりと入場した彼女に、励ましの意味で」とアンディ。ドゥドゥは「私の心での最優秀主演女優は、チャン・マンイー陳敏兒よ」と。すると場内からは、拍手喝さいが巻き起こりました。スクリーンには「SPL 殺破狼」のリウ・カイチー廖智智が映し出されました。そう、陳敏兒は廖智智の妻であり、二人は白血病で5歳の息子を喪ったばかりだったのです。喪中でも、廖智智はこの祝典に出席した。その「敬業精神」こそ、映画人の模範となるものだと述べたそうです。

 サミーは受賞と、晴れがましいレッドカーペット行進こそ逃がしたものの、会場のカメラが逐一彼女の笑顔を映し出していたそう。式典が終わるとアンディ・ラウが彼女をエスコートし、映画会社「メディア・アジア」の大ボスの林建岳とはハグハグして旧交を温め、廖智智もマスコミから写真を撮られているのを見かけると、ひじを触って振り向かせ、息子さんを亡くしたことに対するお悔やみといたわりの言葉をかけたそうです。

 最優秀監督賞を受賞したものの欠席したジョニー・トー監督は、香港成報の電話インタビューに答えて「撮影中だったから出席できなかったんだ。(4賞のうちどれが最も嬉しいですかと聞かれて)どれもうれしいさ。唯一の失望は、王天林翁が賞を取れなかったことだな」と言ったそうです。王天林はご存知、王晶の父親でかつての売れっ子監督、いま90代のはずです。
 
 みんな、本当によかった。今年もぜひ、授賞式DVDを発売してほしいですよ。でも、多少時間かかってもいいから、ぜひ中国語字幕を付けてくれーーー! 半分ぐらいが北京語なんだもんなあ、トホホ…。
posted by nancix at 09:28| Comment(1) | TrackBack(1) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀作品賞は「黒社会」

 そして、ついにこの瞬間が…。
 最優秀作品賞は、ジョニー・トー杜[王其]峰監督作「黒社会」でしたよ。
 プレゼンターは、侯孝賢監督と、中国の黄健新監督でした。
 ステージ上だけでも、映画を介しての中台友好の場となりました。
 トロフィーを受け取りに、ステージに上がったのは中国星のチャールズ・ヒョン向華強夫人。「ありがとうございます、夫にもありがとう」と述べたそう。

 あう、あう、ピーターさああん…。
 アーローーーーーン……。
 
 
posted by nancix at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月08日

また欠席者・最優秀主演男優賞は梁家輝!

 そして最優秀主演男優賞は、「黒社会」での、レオン・カーファイ梁家輝でした!
 舞台劇「傾城之戀」出演中で欠席のはずの家輝さん、監督と、「黒社会」での相手役のサイモン・ヤム任達華に心から感謝する、というメッセージがあったそうです。……ん? 出先からの映像出演?

 プレゼンターは、身重のサンドラ・ンー呉君如と、同期生とも言うべきカリーナ・ラウ劉嘉玲。サンドラはステージ上から忘れず「ピーター、ガンバレー!」と叫び、笑わされまくりのカリーナは、司会のエリック・ツァン曾志偉に「助産婦だなあ」と突っ込みを入れられていたそう(ひ、ひどい…セクハラだよん〜)
カリーナと妊婦サンドラ
 この姿でもステージに立つって、やはり"女優"として度胸あるよね。

 二人が「トニー・レオン・カーファイ!」と呼んだことで、梁朝偉の方もネタにされてましたね、ははは…。
 また共演してほしいなあ、Wトニー・レオン。

 
posted by nancix at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ショータイムは蔡琴さんの絶唱

 ラジオ放送では、「黒社会」の脚本家コンビのコメントの後に、「インファナル・アフェア」挿入歌「被遺忘的時光」ですっかり有名になった、女性歌手ツァイ・チン蔡琴さんの歌唱タイムとなっています。
 さすが、幾つになっても衰えない歌唱力です。台湾・香港で一世を風靡した大歌手だけはあります。もっと日本で知られてもいい、実力派なのになあ。
posted by nancix at 23:52| Comment(1) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀監督賞は欠席者のジョニー・トー!

 うわああ、欠席者でしたよ…_| ̄|○
 最優秀監督賞には、「黒社会」のジョニー・トー杜[王其]峰が輝きました!
 これで、この映画賞の公正さがわかるというものか…?

 しかし……
 せっかく、久々にノミネート対象になれたのに……
 ピーターさぁぁぁぁぁん…(ToT)/~~~

 プレゼンターは、前回受賞の縁で、広東語でトニーと、北京語でのチャン・ツイィー章子怡2046コンビ!
照れるトニーとツイィー
 心配した掛け合いも、何とか会場から微笑ましい的な笑いも取れたみたいで、よかったよかった(もはや姉心)
 どうでもいいけど、ツイィーの今回のレッドカーペットでのドレスの色使いは、nancix的には絶句もので…(^_^;)
自信満々の孔雀ツイィー
 孔雀のショールを羽織ればいいってもんじゃ……。
 いやまあ、有名ブランドの最新ルックなんでしょうかねえ……?

 さすがにステージに上る前に着替えたみたいで。
 トニーが圧倒されちゃうところでした…いや、あの、その(^_^;)
posted by nancix at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀主演女優賞は、ジョウ・シュン周迅!

 さて、プレゼンターは昨年の司会進行役の一人ドゥドゥ・チェン鄭裕玲と、アンディ・ラウ劉徳華!(場内を揺るがす黄色い大歓声は、国民的スタァのお約束)
目玉のアンディ、大人気

 最優秀主演女優賞は、圧倒的な強さを誇る「如果、愛」のヒロイン、ジョウ・シュン周迅!

 彼女は大粒の涙を流し「私の愛する大斎に、私のヒステリーに忍耐してくれたことを感謝します」と述べたそうです。

 大斎て…誰?
posted by nancix at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀助演女優賞はテレサ・モー毛舜[竹/均]

 そして最優秀助演女優賞は、テレサ・モウ毛舜[竹/均]です!
 女優生活30年にして、初の受賞だそうです。
 
posted by nancix at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

豆腐屋の親父も受賞! アンソニー・ウォン

 そして、息子の藤原拓海に負けじと? 「頭文字D」の豆腐屋の親父・藤原文太役で多くのファンのハートをキュンとさせたアンソニー・ウォン黄秋生が、最優秀助演男優賞を獲得ーーーー!
 ウエスタン(斷背山ルックとか言われてしまってる)ルックで決めたおやじーーー! おめでとーーー!
何を持ってる? 黄秋生とプレゼンターの范冰冰

 アンソニーさんは、俳優仲間のアレックス・フォン方中信、ジェイ・チョウ、及び「頭文字D」作者(しげの秀一さんだよね?)に謝辞を述べ、ウォン夫人にも忘れず「うちの犬(狼狗だから、シェパードかな?)の面倒を見てくれたおかげで、安心して仕事に打ち込めた」と礼を述べたそうです。

 プレゼンターは、ドニー兄貴と、中国で活躍中の女優のファン・ビンビン范冰冰だったそうです。
posted by nancix at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀撮影指導賞も「如果、愛」

 いよいよ授賞式も佳境に入ってきました。
 最優秀撮影指導賞も「如果、愛」ですよ! 強いなあ、ピーターさん。

 そして最優秀編劇(シナリオ)賞は「黒社会」のヤウ・ナイホイ游乃海、イプ・ティエンシン葉天成が獲得。
posted by nancix at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オリジナル音楽賞も「如果、愛」!

 最優秀オリジナル音楽賞も、「如果、愛」でピーター・カム金培達、高世章が獲得しました! もう一人のピーターさん、ノリノリだわー!

 プレゼンターは、アラン・タム譚詠麟、フィオーナ・シッ薛凱[王其]、ユミコ・チェン鄭希怡の3人。アラン・タム校長は「3人とも25歳だよね♪」と冗談を飛ばしたそうです。
posted by nancix at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レスリーの名曲「追」を…

 さて、ステージはショータイムに突入している様子。まずは女性歌手の王苑之(くさかんむりに、宛)が、かつてサンディ・ラム林憶蓮が広東語版、カリーナ・ラウが北京語版を歌った「願」をしっとりとピアノで弾き語り。ピーター・チャンがプロデュース、テディ・チャン陳徳森監督が作った、懐かしい陳小春デビュー作「晩9朝5」の挿入歌です。

クリス・ウォン黄凱芹 そして、かつてはポストレスリーと言われたクリス・ウォン黄凱芹という男性歌手が、レスリー・チョン張國榮の名曲にして「君さえいれば/金枝玉葉」の主題歌でもあった「追」を絶唱している様子です。
 会場から、黄色い声が少し漏れました。レスリーファンかしらん…nancixが居合わせたら、滂沱の涙ですよ、ぐっすん……(ToT)

 香港人のステラさんの日本語ブログ「継続レスリー・チャン…and the story goes on…」によると、トニー、アンディ、アーロンも、真剣な面持ちで歌に聞き入っていたとか…それぞれに、レスリーの大切な思い出が胸いっぱいに広がっていたのでしょうか。

 そしてシャーリー・クァン關淑怡がイーソン・チャンの名曲「明年今日」を歌い、クリス・ウォン黄凱芹らと「凭着愛」を歌いましたとさ。

 まだ香港電台RTHKラジオのストリーミング放送では、現時点では放送されてません。これからだと思う。お楽しみに。
posted by nancix at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

撮影監督賞は「如果、愛」のピーター・パウ

 最優秀撮影監督賞は、「如果、愛」のピーター・パウ鮑徳熹でした。
 代理で姉がステージ上へ。大会への感謝を述べたそうです。
 
posted by nancix at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ディバージェンス」は最優秀編集賞獲得

 おお、最優秀編集賞は「ディバージェンス/三岔口」の邱志偉さんが獲得です!
 確かに現在と過去、同時進行と心理表現が交錯する、非常に面白い編集スタイルを取って、なおかつ解りやすかったですからねえ。

 そして最優秀視覚効果賞は、「頭文字D」の3人。おめでとう!
 
posted by nancix at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

これが今年のトニー&カリーナ

 ついに画像が登場。
2006年度トニーカリーナ

トニー&カリーナ全身

 今年のカリーナ・ラウはフォークロア調、じゅうたんとは反対色の黄色が基調の鮮やかドレスで、トニーはそれに合わせてちょっと崩してえんじ色蝶ネクタイを選び、すっかり着慣れた黒タキシードです。
はにかみトニーのアップ。
 サイドを散髪したのねえ。すっきりしたあ。
 
posted by nancix at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

音楽効果奨は「頭文字D」!

 最佳音楽效果奨=最優秀音響効果賞は、「頭文字D」のキンソン・ツァン曽景祥が受賞しましたよ。うるさい原作ファンやカーキチを唸らせるために、苦労したんでしょうねえ…しみじみ。
 ショーン・ユー余文楽と、中国の夏雨クン(なぜスキンヘッドに!)がプレゼンターだった様子。
ショーン・ユーと夏雨 

 そして最優秀アジア映画賞は、中国の陸川監督作「可可西里(ココシリ マウンテン・パトロール)」でした!
 プレゼンターは、チョン・ジヒョンとチョン・ウソン、イ・ソンジェの韓国スターコンビ。まさに香港電影金像奨こそが、アジアの映画奨だよなあ。
posted by nancix at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アクション指導賞にドニー・イェン甄子丹!

 香港映画界の花形、最優秀動作指導(アクション監督)賞には、ドニー・イェン甄子丹が輝きました!
 うーん、納得。ますます活躍して、再びアクション映画を復興させてくれーい!
 プレゼンターは、おお! 宿命の対決を演じたサモハン大ボスと、ケント・チェン鄭則士。
 ドニー兄貴は妻に感謝し(アメリカナイズされた愛妻家ですから)、幅広い観衆が香港映画を支持し続けてほしい、と訴えたそうです。
posted by nancix at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀デザイン賞は「如果、愛」に

 最優秀服装設計造型(ファッションデザイン)賞は、「パファップス・ラブ/如果、愛」のハイ・チョンマン奚仲文、ンー・レイロー呉里[王路]のお二人に決定!
 プレゼンターは、ベテラン女優でトニー&カリーナとも親しい、イップ・トン葉童と、あらら、日本が誇るワダエミさんでした。
ピーターさん、ワダエミ、葉童

 続いて最優秀美術指導賞は、これもハイ・チョンマン奚仲文、そして黄炳耀の「如果、愛」コンビ!
 どちらも受賞者は欠席、代理でピーター・チャン監督が受け取りました。2回目はすっかり照れてるの。
 ピーターさあああん、よかったねえええ!(感涙)

 ステージ下で小躍りし、Vサインを見せているサンドラ・ンーに、司会のエリック・ツァン曾志偉が呆れて「サンドラ、身重なんだから、踊るなよ、ステージの上に走って来るんじゃないぞ」と突っ込みを入れたそうです。
posted by nancix at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最優秀新人賞はジェイ・チョウ!

 最優秀新人賞は、ジェイ・チョウ周杰侖が獲得ーーー!
 よかったねえー、豆腐屋の息子ーーーー!(^_^;)
豆腐屋の…ジェイ・チョウ
 プレゼンターは、ベテランのダニー・リー李修賢Sirと、これまたベテラン女優のロー・ラン羅蘭でした!

 ざまをみろ、ワーナー・ジャパン! こんなに旬のジェイの歌を、どーして「SPIRIT」日本語版主題歌にも採用するように、骨折らなかったんだああああ!

 アンドリュー・ラウ監督にまず感謝を述べ、「アンソニー・ウォン黄秋生が僕に演技を教えてくれました」と言おうとして「黄生秋」(黄秋成説も)と言い間違っちゃったそうです(^_^;)(^_^;) チャップマン・トーにも感謝を忘れなかったそう。
 
 続いて新人監督賞はシルヴィア・チャン出演作「海南鶏飯」のケネス・ビイ畢國智監督が獲得。エグゼクティブ・プロデューサーのジャッキー・チェン成龍や楊受成らに感謝を述べたそう。
 こちらのプレゼンターは、カレン・モク莫文蔚とダニエル・ンー呉彦祖が務めたそうです。で、候補者の一人で、カレンと交際中と噂されるスティーブン・フォン馮徳倫がたびたび場内カメラでスクリーンに映し出されるので、ケネスはすっかりあきらめていたそう。自分の名前を呼ばれた時は、信じられなかった!とか。
 ケネスは往年の時代劇俳優、カム・ハン金漢と、やはり往年の名女優で数々の映画賞に輝いたリョン・ポウ凌波の息子なんですね。今後も映画人としての活躍を期待したいところです。
 
posted by nancix at 21:08| Comment(1) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オープニングはショートフィルム上映から

 スターの皆さんが着席して、いよいよ式典がスタート。
 まずは「金像奨25年回想」と銘打った、ショートフィルムが上映されたようです。
 もちろん、レスリーもトニーもユンファ兄貴もアンディ兄貴も、若い時の姿が見られるのね…くぅぅぅ。見たい。
posted by nancix at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

19時半、トニー&カリーナ出現

 さあ、午後7時半ともなると、続々とスターが登場してきますよー。
 ・「藍宇」「長恨歌」のフー・ジュン胡軍とスタンリー・クァン關錦鵬監督が揃って登場
 ・チャン・ツイィー章子怡も登場
 ・ようやくトニー&カリーナがお手手つないで登場。カリーナは雪のように白いドレスらしい。
 ・アンドリュー・ラウ劉偉強監督は最新作「デイジー」の主演女優、チョン・ジヒョン全智賢やチェン・ウソン鄭雨盛ら、韓国勢と共に登場
 ・アーロン・クォック郭富城、黒タキシードで登場! きゃああああ画像、画像ー!
 ・ダニエル・ンー呉彦祖、黒スーツ帽子で颯爽と出演。
 ・そして、アンディ・ラウ劉徳華出現で、沿道のファン大歓声。今年もアンディファンが大挙して集まっているのか。日本から行ってるトニーファンの皆さんも、がんばれー。

 
 
posted by nancix at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ほうちゃんも入場。

ダークスーツのショーン・ユー 現在のところ、速報で報じられている、レッド(ラベンダー)カーペットに登場した主な映画人は、
 ・ダンディ白スーツのサイモン・ヤム任達華
 ・Beyondのガーキョンこと黄家強
 ・アクション監督でカンフーの達人、ラウ・ガーリョン劉家良師匠
 ・ますます胴回りが…「SPL 狼よ静かに死ね」のサモハン・キンポー洪金寶
 ・台湾から駆けつけた、黒スーツのほうちゃんこと侯孝賢監督
 ・香港娯楽作の監督&プロデューサーのウォン・ジン王晶(女連れ)
 ・中国の期待の女優、ジョウ・シュン周迅
 ・「風が強いよ」とぼやいている、サングラスのラウ・チンワン劉青雲
 ・同じくブラックスーツのショーン・ユー余文楽
 ・年齢を超えて一緒に登場、アンソニー・ウォン黄秋生とジェイ・チョウ周杰侖父子…じゃなくて「頭文字D」豆腐屋コンビ
 ・おなかの大きなサンドラ・ウー呉君如とピーター・チャン陳可辛監督カップル
 ・イー・トンシン爾冬陞監督と、ジャッキー・チェンの息子ジェシー・チャン陳祖名
 ・黒ドレスに白いものを羽織ったミリアム・ヨン楊千[女華]
 ・愛妻を伴ったドニー・イェン甄子丹兄貴

 というところですね。
 やはりトニー&カリーナは、遅刻ギリギリかなあ〜?(^_^;)
 
posted by nancix at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第25回香港電影金像奨まもなく開幕

 まだ涙声だし、鼻が本調子ではありませんが、
 昨夜は花見&送別会と称してオジサマ方に大阪の某名所に連れて行かれ、
 スナックにも同行し、
 しっかりと終電を逃がして神戸のネットカフェでコミック「N'sあおい」9巻を読破しましたのことよ。
 朝6時に吉野屋で鮭定食の朝食を食べて帰宅、午後2時まで爆睡してました。

 で、さっきから慌てて第25回香港電影金像奨関連のネットサーフィンを続けているところ。
 何と! トニー・レオン出演「ゴージャス」監督であり横幅の広い個性派俳優としても活躍中のマルチ才人、ヴィンセント・コク谷徳昭の78歳になる母上が、腎臓病の病苦に耐えられず、昨日、病院から投身自殺したそう…。当然、今夜の授賞式には欠席です。お悔やみ申し上げたい…。

 さらに、最優秀主演男優賞候補のレオン・カーファイ梁家輝、主演女優賞候補のサミー・チェン鄭秀文、監督賞候補のジョニー・トー杜[王其]峰が欠席の見通しだとか。毒舌で物議をかもす発言を繰り返してきたジョニー・トー監督はともかく、2人が欠席したらとっても残念…。レオン・カーファイは舞台劇のため、仕方が無いとはいえ。
 思えば、金像奨授賞式が始まった当初は、主演男優賞候補者が欠席することも普通で、多作だったチョウ・ユンファ周潤發もジーンズに普通のジャケットで「撮影中に駆けつけたので、こんなラフな格好ですまないねえ」と言いながら、トロフィーを掲げていたんでしたっけ。
 「欲望の翼」でレスリー・チョン張國榮が第10回の主演男優賞を獲得した時も、カナダ移住後で、式典には不在だったんでした。
 それが、ジャッキー・チェン成龍らが「米国アカデミー賞に負けないものにしよう」と呼びかけ働きかけ、TV局や大手スポンサーもつき、、年々、業界全体の派手で賑やかな「映画のお祭り」に変貌していったのでしたねえ。
 まあ、いろいろと批判や改善点はあるにせよ。

 今年の「レッド・カーペット」は、昨年不評だったペプシ・ブルーではなく、紫色に変えられるそうです。ステージの画像を見る限り、ラベンダー色っぽい。女優の皆さんのドレスの色にも影響するんじゃないかしら? 金像奨スポークスマンのマンフレッド・ウォンによると、スポンサーには関係ない色とのこと。

 では、今夜はまた、後ほど。

 
 
posted by nancix at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港金像奨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする