「2046」の香港でのロードショー公開は、13日で終了したようです。あとは屯門などの辺境の映画館で、細々と。
じみりんさんの★毒じみ★秘密基地★によると、興収は600万香港ドル台ってところに落ち着きそう。まあ、あの香港ではそんなものでしょう。
「花様年華」も、ヒットの目安と言われている1000万香港ドルをあと少しで超えることができなかった。「恋する惑星」も正規ロードショーは2週間ぐらいで打ち切りでした。興収は780万香港ドルしかなかった。「花様年華」の場合、トニーマギーカリーナの三角関係はどうなってんねん! ホンマにトニマギはでけてんのんか?というワイドショー的興味関心から見た香港人も、かなりいたと思われ。
超多忙で中国という巨大な脅威に日々勝負を賭けている香港人、2時間以上も一人の男の恋愛模様に付き合ってはいられません。「で、何? 何が言いたいの?」と苛立って結論を求め、煮え切らないとさっさと見切って立ち去ってしまう…。
大体、オペラから発想しただなんて。
広東オペラならともかく、ニワトリの首締められる寸前の悲鳴みたいな女の歌を聞かされる、もったいぶった、大仰な西洋のオペラなんて、何気取ってやがる。これだから上海系の王家衛が思いつくことは(冷笑)と、ほとんどの香港の観客は思うばかり。(nancixはそうは思わないけどハラハラする)
「清らかな女神よ〜歌劇『ノルマ』より〜」を歌ったアンジェラ・ゲオルギューがどんなに人気のあるオペラ歌手で、映画「トスカ」に主演もしただなんて、大多数の観客は知らないし調べないしどうでもいいしね。「なんやしらん、けったくそ悪いわ」と反感を抱かせる作用しか。
ここはやっぱり、日本人が、酒と女色に溺れながら執筆を続けたかつての文豪もしくは夭逝の詩人などを想起しつつ「わからない? いや俺ならわかるねっ! 男と女なんてもんはね…」と自慢たらしげにうんちくを傾け愉しむべきでしょう。
一度見て(?)なら二度見る。二度見て(やっぱりあそこがわからない)と三度見る。また新たな発見があり、さらに知的好奇心をかきたてられDVD購入。
というコースしか、残されていない作品ではないかと。
ええ、万人に見てほしいなんてちっとも思いません。大スクリーンでこそ見るべき映画だとは思いますが。DVDで細部まで舐めるように味わい尽くす方がいいかもしれない。
日本での興収なんて気にしません。まさかこの映画のせいで潰れる会社なんて日本にはないでしょう(ジェット・トーンは、危ぶまれる…)。
それでもトニーは日本に呼びましょう! このチャンスを逃したら、もう何年も主演作品での来日のチャンスはないかもしれないんだから。(ワガママの極み)
いや「インファナル・アフェア3」では来日するかな…アンディ・ラウ、レオン・ライと一緒に…わかんないなあ、王家衛が「次の作品にとりかかるぞーい!」と一声かけたら、飛んでっちゃうもんなあ、男優同士のメンツの張り合いなんて、本当のほんとうはどうでもいいと思ってそうだもんなあ、シクシクシクシク。
2004年10月15日
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やっぱり忙しく、何事にも結論を急ぎたがる香港人には理解され難い映画なのかも…(ーー;)
でも〜、私は言いたい!
トニーファンの為にこんな贅沢な映画を創ってくれて、ありがとう〜!(えっ、勘違い?)
レスリーの想い出に涙し、トニーの声に酔わされて、とどめはトニーの全身から発せられるフェロモンにとろけてしまいました…ふぅ。
ワイン10本くらい飲んだ気分かしら(飲んだ事無いけど)…(^_^;)
モノクロのシーンのあのトニーの姿…切なくて…想い出すと胸締め付けられます(T_T)
早い!
9日に港威の5時の回を見ましたが、小さい部屋ながら8割方は埋まっていたのに…
反応も笑い声も出ていて(私には言葉の問題で何がおかしいかわからなかったけど)そう悪いものとも思われなかったのですが〜
あれだけ人が入っていたなら打ち切りではなく当初の予定をクリアーしたのだと思いたいです
昨日付けの報紙が手もとにありますが、
中環でも銅羅環でもまだやってそうです・・。
(yahoo香港でもやってそうな??)
12日に中環で見ました。
地元の皆様はやっぱり無関心でした(苦笑)が、
到る所に2046関連の物が溢れていて、
とてもたのしかったですよ〜
実は2046を観終わった時はアオスジ立てました。トニーの声が北京語吹き替えになっているのもありましたが、「わっけわからん」と思って。でもいつもウォン・カーウァイの作品は第一印象が最悪で、そのうち日がたってくると映画のシーンがフラッシュバックされてもう一度観たくなるんです。花様年華もそれで何度見たことか。。また遊びにきます。
オヨ? こっぺ さんは中国でご覧になったのかな?
日本公開版は、トニーはひたすら広東語で話してますよー。よくつられないなあと感心するほど。
確かに王家衛作品の第一印象と、後でじわじわくるのは違いますよねえ。その意味ではDVD時代に合ってるのかも。
ちなみに第一印象が最悪だったのは「ブエノスアイレス」でした…トニーがすっごく辛気臭い表情しかしてない!と思って。その後何度も見るうちに、そうでもないと思われてきて…。
ブエノスアイレスは冒頭シーンでかなりショックをうけましたが、私はトニー・レオンの困り顔が大好きなので、作品中ずっと八の字眉毛の彼がお気に入りです。
nancixさんが「観る人を選ぶ映画」とおしゃった意味がよくわかりました。
「欲望の翼」と「花様年華」を観た人にしか分からない、本当に王家衛の「私映画」ですね。
でも、それにすっかりはまってしまいました。監督のレスリーへの想いに泣けて仕方なかったし、トニーがスクリーンの中で自由自在に演じ、役者の醍醐味を満喫して凄く幸せそうに見えてきて、3日経った今も私の頭の中は、コニ―・フランシスの歌声とトニ―の目、しぐさ、甘い声がグルグルとエンドレスに駆け巡っています。
あ〜幸せ・・・。