2005年10月12日

魅惑のイタリアン「ベルベットレインコース」を食す。

 まずはオマケ。
 シネリーブル梅田のロビーに飾られた、アンディとジャッキーの衣装と、その背景として飾られた香港製宣伝用タペストリーです。
ベルベット衣装
 アンディのジャケット、意外に小さい気が……? 流行の4方向ストレッチ素材ですか?


 「香港映画祭」香港映画フォーラム参加の友人たちの確認でドタバタしてまして、遅くなりましたが「ベルベットレインコース」(4200円)inキハチイタリアンあべのHoop店のご報告。
 本当は初日の土曜に関西在住のグループで行くはずが、nancixだけ東京国際映画祭のチケット取りで体力使い果たした。2人だけが日を改めて、同行してくれました。事前に初日の日にちを確かめもしなかったし、本当にすまんかった。

 女3人だったので、予約無しでも大丈夫だろうと、午後2時前に到着。しばし待って、禁煙席に通されました。おお、ビル地下1階とはいえ明るくて広い店内です。
 イタリアンに関しては、職場周辺に実力店が多くあるので、nancixは少々味にうるさいです。熊谷喜八さんが直接作ってるわけじゃなし、チェーン店だし、まあこんなもんかなー?

 コース内容は、
前菜:「新鮮地鶏のレバームースのクロスティーニとサラミ、パルマ産生ハムの盛り合わせ」
サラダ:「フレッシュトマトとルッコラ、パルミジャーノチーズのイタリアンサラダ」
パスタ:「魚介類たっぷり入ったトマトソースのタリアテッレ、マリナーラ風」
魚介類のタリアテッレ

主菜は2品から選べ、
「骨付き鶏肉とポテトのじっくりロースト、ローズマリー風味」
もしくは
「牛肉パイヤードのレア焼きステーキ、ジェノペーゼソース添え」
のどちらか。nancixは迷わず鶏肉を選びました。
鶏肉ポテト

 同行のニヤちゃんが頼んだ牛肉は、残念ながらしゃぶしゃぶ用?という薄さで、ショーン君みたいにフォークで刺して持ち上げるのは無理でした。
 コースじゃなくて、単品ならボリュームたっぷりかも。
牛肉ステーキ
 ニヤちゃんは「揚げプチトマトがおいしいー」と言ってました。

 鶏肉とポテトは、あっさりめの味付け。ローズマリーの香りがちょっと弱かったかも? 欲を言えば、もっと熱々で食べたかったなあ。厨房前にナイフとフォーク構えて陣取っていたいぐらいだ。

デザート:「牛乳と葡萄のジェラート、パイスティック添え」
ジェラート2種
 ホントにミルクの香りがしました〜。

 それに食前酒にグラスワイン(白)、食後にカフェオーレも。
 白ワインは軽め、フランスワインだった。

 お手洗いに立つとき、ふと開けっ放しの個室内を見やると、壁際に「ベルベットレイン」のスチール写真が8枚ぐらい、ちゃんと額に入れてずらりと並べてありました。
 うわーん、ここがいい! 8〜15人ぐらい揃ったら、最後の晩餐…じゃない、個室で美麗スチールを見ながらうっとりと、ファンミーティングできそうですよん。
 アンディファンの方々、21日(月)までに、この個室の予約をしてみては?
 公式サイトによると、神戸・香港王ゆかりの「HANAZONO・Cafe」でも16日まで「ベルベットレイン」記念パスタランチが用意されているそうで。
 次の土曜、広東語教室前に行こうかな?

 そういえば「2046」のときも、シネコン・大阪梅田ブルク7のすぐ階下の、おされーーな中華レストランに、期間限定記念メニューが用意されていました。残念ながらどうにも時間が取れなくて、食べに行けなかったけど。

 映画鑑賞の後に、スクリーンの中の人物に成りきった気分で、レストランもしくはカフェで登場するメニューを味わい、感想を言い合い、印象を語り合う…。
 ミニシアター系のフランス映画などでよくこういうタイアップをしているのを、うらやましくて長年ずっと、指をくわえて横目で見てたんですよね。
 香港映画はコラボレーションどころか、ろくに宣伝もされずに1週間で終わったり、レイトショーでさっと済んだりしてばかりで…特に関西などの地方では、DVD化される頃にようやく上映されたりして。
 それに、出てくるのはランニングシャツに短パン、雪駄で青龍刀を振り上げるイレズミおっちゃんだったり、コンビニにたむろするチンピラの兄ちゃんだったりしたら、さすがにコラボレーションしてくれる太っ腹なレストランやカフェはないだろうて。
 (人肉饅頭や○児ギョウザが出てきちゃ、なおのことで…)

 そこへいくと、王家衛映画の渋谷系ピープルへの影響、韓流の津波を経て、ようやくのことで中華圏映画が観客のすそ野を拡げ市民権を獲得したと思えばよいのか、
 太っ腹なレストラン&カフェのオーナーに感謝すべきなのか、
 作品自体の質が向上したと考えるべきなのか??
 いや、まあ90年代から、香港佳作小品映画の洗練ぶりは、実はそんじょそこらの青春もの邦画が逆立ちしたってかなわないぐらいだったんだけどね? 日本に入ってこないだけで(泣)。

 とにかく中華圏映画やスターをネタに、大いに食べ、語り合ったひとときは、実に楽しかった。
 雑誌「ぴあ」(主に立ち読み)で必死に時間と場所を調べて、独りぼっちで馳せ参じても、劇場内に数人の人影がちらほら、隣はポルノ映画上映中…なんて日々を経て、
 こんな日がやって来ようとは。
 ワタシはいま、モーレツに感動している。
 感涙です。

 もちろん、イタリアンを食べながら人倫の道を説教したり、腹の探り合いしたりなんて、しないもーーーん。
 映画の細部にわたる感想、「ラム・シュー林雪さん、またまた拳銃盗られてるー」なんて発見、
 「インファナルアフェア」の大B刑事ことラム・ガートン林家棟のみならず、白タキシードのパーティー客の中に「インファナルアフェア」のオーディオ店の太っちょ長髪ポニーテール主人がいた話、なんてのも。(…あの方、監督のオーディオマニア仲間じゃなくて、映画人だったのかしら?)
 「トニーもいつかは、マフィアボス役をさせられるのかしらねー」
 「でも大変ですよぉ。取り巻きが2重、3重に護り続け、トニーボスがくしゃみしただけで、下っ端のショーン&エジがすっ飛んでって、気管支系研究の世界的権威の専門医を大学病院から拉致して来て診察させる状態」
 「トニーボスは『よきにはからえー』と、無邪気にニッコリしているだけなの。で、コワモテの部下が『ボスがこうおっしゃってるんじゃい。解るな? 解るだろ?』と、下っ端に指令するのよね」
 「ボスの前では、卑猥な言葉や物騒な隠語は厳禁なの。トニーが盆栽の手入れしてるときに『ボス! 報復のチャンスです、チャカは用意してあります、例の奴らを一家皆殺しにしましょう!』なんて下っ端が言ったら、幹部が地下室に連れてって『ボスが怯えなさるだろ! 報復とかチャカとか、一家皆殺しなんて、そんな言葉は使わんで報告せいーっ!』とリンチ」
 「幹部は全員、中国茶講座履修が義務。骨董担当、パンダや野生動物保護基金寄付によるマネーロンダリング担当もいるのー!」
 「トニーボスはお忍び行動が大好きで、すぐに消えようとするから、つかず離れず警護する覆面マフィアもいなくっちゃー!」
 と、何かとてつもなく根本が間違っているアホアホ会話が弾んだことでした。

 ええ、それってマフィア組織ではなくて、親衛隊……_| ̄|○

 帰りには3人で「セブンソード」サントラ盤を探してTSUTAYA、HMV、タワーレコードをハシゴ。「チャーリーとチョコレート工場」なら、輸入盤も日本盤もあるのになー。
 タワーレコードでやっとこさ2枚だけ見つけましたとさ。
 これ、燃えます。
 血沸き肉躍りますヽ(^_^)) ((^。^)ノ。
 夜更かし時のテーマミュージックです。
 川井憲次さん、いい仕事を本当にありがとう。でも、いきなり! 川井さんのサイトのWebmaster宛てにメールで仕事の依頼が来るところが、香港映画だわー。"いらち"のツイ・ハークの仕事らしいわー。
 映画会社の誰かの紹介で、とかコネで、とか、受賞記念パーティーで知り合って意気投合して、じゃなかったのね。

 そんなこんなで、満腹のまま別れてふと時計を見たら、午後8時半を過ぎていた…。
 ……朝8時半に、自宅を出たのに。時が経つのをほんっとに忘れてました。
 充実の、秋の一日でしたーーー。
 付き合ってくれたニヤちゃんgraceちゃん、ありがとねー。

 これが、トニーさん主演映画でのことならなあ…。
 未公開映画「地下鉄」を見た後に、カフェでフォンダンショコラ・オレンジソース添えをいただきながら、真っ赤なセーターのトニーさんの面影に、みんなでウットリできたらなあ…。

 見果てぬ、夢ですかね?
posted by nancix at 17:39| Comment(3) | TrackBack(0) | 香港映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あ〜できることならご一緒させていただきたかったぁ!
まだベルベメヌ〜、あきらめてませんが。(^▽^)早く行かなきゃ終わっチャウ!
衣装もいいですね、早く見たいです。
周りが「ベルベット・レインはあまり情報いれずに見てね」というので
ナンシーさんのブログもまだ読んでない・・・
あ〜オフ会もしてないし最近禁断症状が・・・
ほんと、地下鐵公開で『地下鐵クリスマスハッピーディナー」とかあったらいいのになぁ。
あ、デザートでもいいけど。(^▽^)
Posted by ドンチャ at 2005年10月12日 21:16
「HANAZONOカフェ」のベルベットランチおいすかったっす。
店内は17日までF4祭っす。
お料理おいすそうですな・・・(p_-)じゅる( ̄ー ̄)
Posted by YUKI at 2005年10月13日 00:09
うー、じゅるー。きれいな料理写真ありがとうございます。行かなくっちゃ、東京。
以前【中国の小さなお針子】の時も、無理やり、中国料理をフレンチアレンジでって、キハチチャイナのディナーがありました。ほんと無理やりのイメージ・クッキング(フランス資本で撮ったから)・・・笑。
Posted by もにかる at 2005年10月17日 01:35
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/8033196

この記事へのトラックバック