2005年09月20日

第18回東京国際映画祭の中間報告

 第18回東京国際映画祭の概要が、20日の第2回記者会見で発表されたもようです。
 オープニング作品「単騎、千里を走る」のほか、特別招待作品として「同じ月を見ている」も上映決定。エディソン・チャン陳冠希、いったいオレを何回東京に呼ぶねん?というところですね。もちろん窪塚洋介や久保田利伸と並んで舞台挨拶でしょうから、ファンは大歓喜?
 「単騎、千里を走る」のゲストについては、"チャン・イーモウ監督ほか"としかありません。うるるぅ。
 もとはしさーん、「仮面ライダーTHE FIRST」という作品もリストにあるんですが、これって藤岡弘主演のドラマ第一作をリメイクってこと? 出演者に小峰嶺奈がいるから、旧作ダイジェストではなさそうです。
 graceちゃん! イ・ヨンエ李英愛さん主演の「親切なクムジャさん」もいちはやく見られますよ! 狼と白いヤギが禁断の恋に落ちる(違う)絵本原作のアニメ「あらしのよるに」も!
 韓国のソル・ギョングと中谷美紀が主演した「力道山」も特別招待作品、しかもクロージング作品です。
 「香港電影通信」でたびたび登場の行定勲監督が、まるで王家衛のようにNG出しまくり、粘りに粘った(最終回の「EZ!TV」で撮影風景を見た)「春の雪」も特別招待作品として登場です。

 コンペティション部門には、おやおや、中華圏からの出品作は「ドジョウも魚である」(ヤン・ヤーチョウ楊亜洲監督、女優のニー・ピン倪萍、男優のニー・ダーホン出演)と「私たち」(マー・リーイン監督、女優のコン・チェ出演)だけ? 例年のごとく原題がないので、中国なんだか台湾なんだか、わからない(泣)。

 もういっちょう! 「日本映画・ある視点」部門で、「真昼ノ星空」(中川陽介監督作品)のために出演者のワン・リーホン王力宏がゲスト参加するかも? 華流のさきがけとなった台湾出身のミュージシャンですよ!

 さて、期待の「アジアの風」。

 今年は、
・【韓流の源流】
・新作パノラマ
・台湾:電影ルネッサンス
の3つのテーマで構成される様子です。このテーマ設定、いかにもテルちゃんだわ〜〜。
 台湾:電影ルネッサンスについては毎度おなじみ、Monicalさんの「Hong Kong Addict Blog」でご確認ください。長らくご無沙汰のビビアン・スー徐若[王宣]ちゃんが出演、アンディ・ラウ劉徳華兄貴が製作の「靴に恋する人魚」も含まれています。アンディ兄貴が統括する映画会社で進行中の東南アジア新人スター監督養成プロジェクト「亜州新星導 FOCUS: FIRST CUTS :The Focus Films and Star Chinese Movie Network HD Project」のうちの1企画というところ。果たして映画史上に残る名監督が誕生するのか? このプロジェクトに参加中の監督のなかには、何とあの「少林サッカー」の食いしん坊少林寺メンバー&「カンフーハッスル」で周星馳の相棒を務めた横幅の広い人、ラム・チーチョン林子聡も! 果たして彼は日本の田口浩正並みのふくよか俳優兼監督になれるのか?

 新作パノラマでは、
「長恨歌」香港
「AV」香港
「Aサイド、Bサイド、シーサイド」※(十七歳的夏天)香港
「この一刻」※(Zhe一刻)中国オムニバス
「ゴールと口紅-インターナショナル・プレミア」
「シチズン・ドッグ」
「ジョニの約束」
「チャンドラムキ」
「ディバージェンス」※(三岔口)香港
「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」香港
「バージン」
「マンデー・モーニング・グローリー」
「ミッドナイト、マイ・ラブ」
「もう一度」
「モンゴリアン・ピンポン」※(緑草地)中国
「呪い」※(詛咒)中国、ワールドプレミア。フランシス・ンー呉鎭宇出演!
「愛していると、もう一度-インターナショナル・プレミア」※(再説一次我愛イ尓)香港
「愛シテ、イマス。1941-インターナショナル・プレミア」
「一緒にいて」
「河の呼び声」
「細い目」
「恋愛は狂気の沙汰だ-インターナショナル・プレミア」(多分、韓国)
「愛と卵について」
 の23作品が出揃いました。

「長恨歌」のサミー・チェン鄭秀文
 やはりピーター・チャン陳可辛最新監督作品「Perhaps Love 如果・愛」日本初上映は、成りませんでした…(号泣)…カドカワさぁぁぁん、日本ロードショー公開頼むよ〜待ってるよーーー!

 何といっても「新作パノラマ」のオープニング作品「長恨歌」が楽しみ!
 サミー・チェン鄭秀文、レオン・カーファイ梁家輝、「インファナル・アフェア2 無間序曲」で非業の死を遂げる刑事役を演じたフー・ジュン胡軍、ダニエル・ンー呉彦祖の出演で、スタンリー・クァン關錦鵬監督と美術指導のウィリアム・チャン張叔平、關錦鵬監督の旧作「ロアン・リンユイ」の美しくももの悲しい旋律を編み出したジョニー・チェン小蟲などなど、の手によって耽美に綴られる、女性映画です。
 だ…誰か監督と一緒に来日するよね…? してくれるよね…? シャイで多忙なウィリアム・チャンさんは無理だろうけど……。ダニエルとかフー・ジュン胡軍とかっ!


 また期待の新人パン・ホーチョン彭浩翔監督による、日本のAV女優・天宮真奈美(日本では天宮まなみと表記)も出演の「AV」(香港)が香港国際映画祭に引き続いて登場。
「AV」香港版DVDジャケット

 今年4月の香港電影金像奨授賞式ごろに香港で公開されて話題になっていた「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」(香港)も上映されます。
 「頭文字D」でアンソニーおやぢの魅力に開眼した皆さんに、ぜひお勧めしたい!
香港版「精武家庭」ポスター
 まあ、内容についてはカンフー一家コメディ版「Mr.インクレディブル」だと申しましょうか…インスパイヤされた作品だと申しましょうか…(^_^;)


 「ディバージェンス」って、よく検索してみたらベニー・チャン陳木勝監督作品「三岔口(サムチャーハウ)」(2005)のことやん! あの香港美形3人組、アーロン・クォック郭富城、ダニエル・ンー呉彦祖、イーキン・チェン鄭伊健が主演の! こりゃチケット獲得の競争率高そうです。たははーーー! 販売後3分〜5分で売り切れか?


 「愛していると、もう一度」は、まだ香港でも上映されていないアンディ・ラウ劉徳華とチャーリー・ヨン楊采[女尼]の出演作! アンディが今夏、3年ぶりに発表した新作アルバムと同タイトルですが、甘あまのラブストーリー? 「テーマは、愛だ! 宇宙は、純愛だ!」とアンディ兄貴が宣言して、鼻血出して、最後は死別の悲劇でラストにアンディ兄貴が歌う主題歌が流れるのか? トヨエツと常盤ちゃんの感動ドラマ「愛していると言ってくれ」との関連性は?
 謎です。
 むしろnancixとしてはテディ・チャン陳徳森監督の悲願がかなったアンディ主演作「童夢奇縁」を見たかった!なんてぇ、ないものねだりを…。

「Aサイド、Bサイド、シーサイド」
 「Aサイド、Bサイド、シーサイド」も、アンディが創立した映藝娯楽有限公司が製作した青春群像劇。「天下無賊」「ベルベット・レイン/江湖」を作る一方で、インディペンデント系にも目配り怠りないわけで。
 
 なお、国際審査委員は、チャン・イーモウ審査委員長のほか、東欧映画に造詣の深い映画評論家のロナルド・ハロウェイ、女優の桃井かおり、「リング」「らせん」の作家・鈴木光司が決定済み。後の2人は近日、追加発表予定だそうです。桃井の姉御、議論が白熱しても、どこぞの大国がよくやるように横槍入れてきても、どうか審査委員同士で喧嘩しないでね……(^_^;)

 詳しくは、本日中にグランドオープンされる予定の「cyber TIFF」で確認を。…って、20日はあと何分だよ…?

 まあね、まさかトニー・レオン未公開作品が見られるとは思ってもなかったっすよ。エディソン・チャン陳冠希、イ・ヨンエ李英愛、ソル・ギョングが来日予定なだけでも喜ばなくちゃ。

 でもね…………。

 そりゃ一般映画館でも、アンディ・ラウにレオン・ライにジャッキー・チョンも見られる、収穫の秋なんだけど…。

 あああ、トニーファンにだけ、ひとしお秋風が身にしみる10月になりそう…。

 _| ̄|○

 さて、気を取り直して、早くタイムスケジュールを発表していただいて、上京が可能かどうか検討しなきゃな…。
posted by nancix at 23:43| Comment(10) | TrackBack(6) | アジア映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
呼ばれちゃいました(汗)

クムジャさん・・・わたしは前売り買ったけど、
はたして見る勇気があるのか???て感じ。
2回見るのはきっと無理でしょう(爆)
たぶん、公開されてから2週間くらいたって
あちこちの感想を読みまくった上で、
「こわいシーン」を友達にチェックしてもらってから見ます(涙)

「精武家庭」
確かにまた見たいですが、やっぱり香港貯金(東京行かずに貯める)ということにすべきか。
ううむ (^◇^;)
でも、「長恨歌」とか「三岔口」も見たいかも・・・。
無間道貧乏が家じゅうをドリフト走行してますわ。
Posted by grace at 2005年09月21日 00:21
nancixさん、はじめまして。
トラックバック、ありがとうございました。
昨年に続き、今年も目が回りそうなラインアップ。今からスケジュール調整に頭痛くなりそうです(笑)。
私的には、『再説一次我愛イ尓』!!!香港まで見に行くつもりだったのに、こんなに早く日本語字幕付きで見られるなんて!テルオカさん、愛してます〜(爆)
Posted by 智仔 at 2005年09月21日 01:56
TB&コメントありがとうございました。
「ディバージェンス」で3人来るなんてことになったら大騒ぎですね。嬉し苦し。私がすでに見たものでは「モンゴリアン・ピンポン」がオススメです。癒されます〜!
Posted by もにかる at 2005年09月21日 02:08
graceちゃん:あい、呼びましたとも。もう前売り買いましたか!(またレディースデー狙いのワタシ…許して、チャングムお姉さま…!)
>無間道貧乏が家じゅうをドリフト走行してますわ。
 ぶははは、爆笑! 同じくです。クレジットカード請求書に溜め息をつく日々なり。これからの季節、衣料品が高くなるぅぅ…。

智仔さん:よかったですよねえ。意外に東京国際映画祭上映バージョンには、上映時間を少しでも短縮して客を回転させたがる香港の映画館では切られるシーンもあったりして、お得なんですよ。「世界の涯てに」「女ともだち」がそうでした。まさしく、テルちゃんに敬礼!ですね。(如果・愛は持ってこれなかったけど…まだ言う)

もにかるさん(あ、ひらがなでよかったんでしたっけ):「ディバージェンス」3人そろいぶみ! それこそ六本木アリーナで来日イベントやってほしいよー!(って、韓流の真似することないか)「モンゴリアン・ピンポン」って、「セブン・ソード」の隈取悪役たちが、効果音も掛け声も愛ちゃんより激しく劇画タッチに卓球をやってるイメージを想起したのですが、癒し系ですか!…全然ハズしてるな、最近……。
 「靴に恋する人魚」「Aサイド、Bサイド、シーサイド」「愛していると、もう一度」と、調べれば調べるほど現れてくるアンディ兄貴の名前!
 やっぱし不振にあえぐ香港・台湾映画界で、牽引力となっているのはアンディ兄貴なんですよね。テルちゃんに兄貴の貢献ぶりを、ぜひ日本の官僚に向かってアピールしていただきたいわ!
Posted by nancix at 2005年09月21日 02:47
おはようございます。
「AV」がついに日本で公開(お披露目)となると知ってびっくりした次第です。
見たくて仕方のなかった作品だったので、映画祭を経てようやく日本国内のマーケットでも拝めることになり、嬉しく思っております…。
Posted by nego at 2005年09月21日 07:13
negoさん:見たい作品が映画祭で字幕付きで見られるって、感激ですよねえ。「AV」は一般公開も決定ですか? 「女ともだち」など、とうとう映画祭上映止まりで日本語版DVDにもならないままの小品佳作もあるので、余計に大作以外は映画祭で見ておかなきゃ!って気になるんですよね。
「風塵三侠」のエッチシーン(声だけ)で「ヤメテー!」と日本女性が叫んでたり、「アンディ・ラウのアルマゲドン」でオタク電気街に巣くう若者たちに「おまえらが協力してくれたら、日本製AVのモザイクを取り去る方法を教えてやるー!」「おーっやるぅぅぅ!」なんてシーンがあったりで、スケベさん心は日本も中華圏も変わりないと思われます…だからこそ、日本人がAVの世界的影響を再発見しなきゃね。
Posted by nancix at 2005年09月21日 12:11
>「セブン・ソード」の隈取悪役たちが、効果音も掛け声も愛ちゃんより激しく劇画タッチに卓球をやってるイメージ←← あっはっは〜〜!確かに。原題の「緑草地」ならすぐ癒し系ってわかりそうなもんですが。
先日いきなり華兄貴来日でファンミ、何か臭いと思ってましたが、FocusFilmの社長さんとして活動しにきたんじゃ、と夢想してましたら現実のものに(爆)。でも『長恨歌』がちっちゃいスクリーンで『愛していると、もう一度』がオーチャードってアンバランスってのはどうなんでしょ。ミスプリなのか、兄貴来日の備えての怯えが事務局を動かしたのか(笑)。
Posted by もにかる at 2005年09月21日 12:21
どもども、呼ばれましたので出てきました。
東京国際、今年もえらい作品が出てきましたねー。…本命(トニー作品)が不在なのは悲しいですが。そういえば《地下鉄》、今年も日本上映は無理だろうか?

さて、『仮面ライダー THE FIRST』は、その通りライダーシリーズ第1作のリメイクにして、石ノ森章太郎氏のマンガ作品に近い雰囲気の映画だそうです。かなりダーク&アダルトな予感。
主演は『不機嫌なジーン』の黄川田将人&『柳生十兵衛七番勝負』の高野八誠なので、オリジナルの藤岡弘、&佐々木剛コンビとは違った感じになるのでしょうね(予想)。…さすがにこれを国際で観るつもりはありませんが(多分劇場でも観ないかも)。
『あらしのよるに』、いいですねぇ〜。声の出演の中村獅堂&成宮寛貴コンビが日本絵本史に残る禁断のラブストーリー(こらこら)にどんな命を吹き込んだかも気になります。…でもこれも国際では観ませんが。

今年の「アジアの風」、もしかして裏特集はアンディ兄貴でしょうか?ってくらいな勢いですね。本人も来てくれるかな?
個人的には《AV》日本上陸が嬉しいです(笑)。《精武家庭》も字幕つきでもう一回観たいし、《三岔口》も《長恨歌》も観たいです。もちろんアンディ関係作品も。
来月は上京費用がかさみそうだなぁ…。
Posted by もとはし at 2005年09月21日 16:32
失礼、『THE FIRST』の主演は黄川田将也くんでした。さっきTIFFのサイトを見に行ってたら、間違いに気づきました。

しかし、今年は国際のために2回上京しなきゃいけないかなぁ…なんて、サイトでスケジュールをチェックして思いましたよ。
《精武家庭》&《AV》の上映が平日ってのは…(-_-;)。
Posted by もとはし at 2005年09月21日 17:01
nancixさん、はじめまして
トラバありがとうございます。
『モンゴリアン・ピンポン』はモンゴルの大草原に暮らす少年たちがピンポン球を拾います。ところがテレビもなく、学校にもまだ行っていない彼らにはそれが何なのかわからなくて、子供らしい想像力を膨らませる、そんなお話です。ユーモアが利いていて面白いですよぉ。
今年の映画祭は例年にも増して忙しそうですわぁ。
Posted by amui at 2005年09月21日 23:12
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