さて、いくらアン・リー監督やタン・ウェイ湯唯、ワン・リーホン王力宏が口を極めてトニー・レオンを讃えてくれても、やっぱり本人の不在は、カナシイ…。
「赤壁」出演を彼が決意した時から、ファンは覚悟を決めたはずなんだけど…でも…_| ̄|○。
ここで、なぜか12月5日付けの朝鮮日報中国語版(と韓国語版)ページが、トニーへの質問メールの返事を、3週間後の4日午後にやっと受け取ることができたとして、その内容を紹介しています。※当初は返信メールかと思ったんですが、アップしてから、どうもトニー自身が電話で記者に返答したのではないかと思われてきたので、少し書き直しました。
無断転載や抜粋不可、と書かれているけど…日本語訳練習もダメとは書いてないので…(こら)。
トニーが来日できたとしても、これとほぼ同じことしか口にしないような気がするよ(^_^;)
トニー・レオンは湯唯と肩を並べて歩くほうが、ベッドシーンよりもさらに骨が折れた
朝鮮日報記者 魚秀雄 (2007.12.05 15:20)
正式には誰もが、今年のベネチア国際映画祭で最優秀作品賞である金獅子賞を獲得したことに喝采するのだが、しかし内心では彼らも真実が知りたいのだ――「色、戒」のなかで、男性主人公を演じたトニー・レオンの迫真のベッドシーンは、ただの演技とはいえないのではないか? アクロバットに近い高難易度の体位を表現するとき、彼はまたどのような方式で自分が扮した易先生に正当性を与えたのか?
メールへの電話での回答は、12月4日午後に受け取った。正確に言えば、メールを送ってから3週間が過ぎていた。彼は現在、「赤壁之戦」の撮影で忙しいことを言い訳にしていたが、世間の人々の好奇の目が情欲に関してだけ注がれていることが、彼を不愉快にさせていた。トニー・レオンは敏感な質問には答えず、ただ映画と演技についての問題にだけ、丁寧に返答してきた。記者は1ヶ月前に韓国を訪れた湯唯のあの発言「当然、監督が知らない、私とトニーの間だけの秘密があります」という言葉に言及したが、トニーはきっぱりと否定して言った。「芝居は芝居に過ぎないよ」
彼の返答の最初の言葉はこうだ。「この種の激しい愛情のシーンは初めてじゃない。レスリー・チョン張國榮と共演した「ブエノスアイレス/春光乍洩」(97)及びウォン・カーワイ王家衛が監督した「2046」(04)のなかでも、大胆なベッドシーンはあった」。
しかし、この2作の激情シーンは、「色、戒」の大胆さには遠く及ばない。この映画を見た観客は、2人の主人公がまるで曲芸の芸人のように体を折り曲げ絡めているのを「クリップを折り曲げたような体位」と呼ぶ。中国ではこの映画を模倣した男女がケガをするという、笑っていいのか泣いていいのかわからない噂まで報じられた(註1)。
トニー・レオンはこの種の暇つぶし的な話題には少しも関心がなく、彼の返答の重点は映画のなかで2、3層のマスクをかぶって生活しなければならない易先生についてだった。映画のなかで、易先生は自分の民族に対して手を下し、及び厳刑を与える日本の手先である。トニー・レオンは簡潔に答えた。「易先生の本性は、情緒を抑圧され極端な矛盾を抱える人物だ。嗜虐と被虐を感じさせるあのような残酷なセックスシーンは、実は易先生の複雑な内心世界を疑いなく表現している。あれらのシーンが、人物に更なる立体感と真実のある生命力を与えたんだ」
彼は言った。「激しいラブシーンよりもさらに難しかったのは、湯唯と一緒に街を歩くあのシーンの演技だ」。彼は、そのとき忽然と「花様年華」を撮影した時に、マギーと共演している情景を連想してしまった。彼はいつも、湯唯のヘアスタイル、チーパオ旗袍、パンプスを見るたびに、目の前に「花様年華」のなかのマギーを思い浮かべてしまうのだった。しかし、彼がなぜその記憶に対してさらに辛さを感じたのかという質問には、答えようとしなかった。その時、両人の間のゴシップが伝えられたことが、忽然と記者の脳裏をかすめた。(註2)
記者の話題がアン・リー監督との共同作業に転じた時、彼はとりわけ興奮したように思えた。彼は繰り返し「愉快で興奮する挑戦」と口にした。またその他の質問にはとても聞き取りにくい形容詞と副詞を用いた。彼は言った。この映画での役柄になりきるためには、懸命に北京語を鍛えなければならなかった。しかしそれは問題にはならなかった。なぜなら名声が響き渡っているアン・リー監督と一緒に仕事ができるのだから。それが彼に期待させ、また興奮させもした。ずっと話すのが苦手で、性格が内向的なことで有名なこの男性は、渇望とアン・リー監督との再度の協力への願望をこのように表現したのだ。「僕は撮影現場で討論するのが苦手なんだ。僕は今までに一緒に仕事をした監督には、一種の信頼と暗黙の了解を持つ。暗黙の了解があれば時間を省けるし、その中にいるのが最も好きなんだ」
彼は芸能界に足を踏み入れてもう25年になる。当然多くの女性ファンを抱えている。聞くところによると、トニー・レオンを好きな女性ファンたちが「色、戒」を見た後には、3種類の反応を示すという。一部のファンは露骨な性愛シーンが多すぎて、トニー・レオンに対する幻想に破れてしまう。他の一部のファンは、いっそう彼に対する幻想を深めてしまう。また他の一部の、充実したファンたちはこう言う。「彼へのファンタジーは永遠に消えることはないわ!」。このような冗談に対して、トニーは依然として慎重な口調でこう回答する。「観客が1作の映画を見た後に、どの観客も反応と情緒が異なるのは避け難いことです。ただ、僕のファンには僕の努力を観てほしいと望みます」。最後に、彼は付け足した。「皆さんに解ってほしいのは、僕は自分に対する期待値がとても高い俳優だということです」。
トニー・レオンは「僕は自分に対する期待値がとても高い俳優です」という一言を用いて、俳優としての自尊心を強調している。ただ愛欲シーンに関してだけ世人が好奇の目を向けることは、きっと彼にはとても気分の悪いことに違いない。
(註1)=正確には、専門家が「このような体位は、ヨガなどの身体を柔らかくする訓練を受けた人しか挑戦してはいけません、安易に真似ないように。でないとケガをします。特に男性には致命的」と警告したというニュースだったような。
(註2)=別にマギーとのゴシップは関係なくて、周慕雲のはんなり&柔和な表情になりそうで、易先生らしくアクの強い表情に顔を引き締めるのに、苦労しただけじゃないだろーか。
2007年12月06日
この記事へのコメント
「僕は自分に対する期待度が高いんです。」トニーらしい控えめな言葉ですね。驕らず、ひけらかさず、いつでもどこでも変わらないトニーさんの役者としての静かで熱い自負を感じます。やっぱり、いいなぁ〜トニーさんって…。
Posted by ろくさん at 2007年12月08日 09:27
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