えっ「花様年華」延長線上に置くんですか?と驚いた、あの金赤背景版と打って変わり、モノクロームに文字でアクセントを付けた、地味版。
実物はワイズポリシー公式ブログで、ご覧ください。まもなく各上映館などでも見られることと思いますが。
ところで、「IMdbのLust,Caution」ページからリンクをたどっていくと、各国のポスターがいろいろ見られたので、ここにご紹介。
日本版とのイメージの違いも楽しめます。
まずは基本中の基本。
かなり早くに発表された、台湾版ポスターがこちら。

レトロモダンではありますが、王佳芝の深緑色のチーパオ旗袍が「花様年華とは違う作品なのよーん」と自己主張しているかのように、くっきりと目に残ります。口元以外、顔がほとんど写っていないのも、神秘的で(どんな女なんだ…?)と妄想をかきたてる。
トニー本人の口元に手をやる無意識仕草を取り入れたのも、いとおしい。
続いて、ドイツ語版ポスター。

英語圏で広く用いられている、ヴェネツィア映画祭向けバージョンと、文字以外は全く同じですね。nancixは大学の第2外国語でドイツ語を取り、一応単位は取得したのに、もはやドイツ語が全然読めません。
多分Gefahr und Begierdeは「危険と憧れ」という意味の題名になっているのかと。
お次はちょっと珍しい、スペイン語バージョン。

おおお、官能的です。ボカシまくって、まるでトニーまでも、上半身ハダカみたいじゃないですか。(実際は着衣のまま)
なぜか韓国版も、スペイン語バージョンと同じ図版を採用。

情熱、激情バクハツの国なのが、共通しているから…?
韓国版はもう1バージョンあった。

ええ、韓国でもトニー人気は中華圏に勝るとも劣らないですからっっ!
英国UKバージョンも、米国版を踏襲せずに、このスペイン&韓国と同じ図版を使用。

大人しいというか、取り澄ましているというか。
そうすると、異色なのが香港版オリジナルなのだろーか。
ヴェネチア映画祭向けと台湾バージョンの図版も、併用されていたんですけどね。

香港版オリジナルでは、香港人で最年長でもあるトニー・レオンが、主役として中央に。
ふてぶてしい上目遣いと、秘密を隠したいためにあえて組んだような腕と、目立つ小指のピンキーリング(右手にはめるピンキーリングは、秘密の象徴♪)が何ともデーモニッシュで、

こちらは、nancixが旺角の映画館前で同じポスターを撮影した証拠。ライトの照り返しで部分的に光るので、正面から撮影できず。
エアポートエクスプレス九龍駅構内でも、このポスター(横長大型だった)に駆け寄り、なでなでし、周囲に誰もいないのをいいことにハァハァしまくっていたのは、旅の恥はかき捨てのひそやかな私の胸の思い出です(嘘)。

香港では、主要キャラクター別に、3枚の連判ポスターも作られていました。易先生バージョンがこちら。
ふふふ、いかにもワルそうな目つきじゃないですか。
流し目に、ワルの色気、ムンムン。
普段はこんな流し目、させようたってできないトニーさんなのにさー。(頻繁にやってたら怖い)
というわけで、あなたはどのバージョンがお好み?
nancixはやはり、香港版オリジナルの、易先生中央バージョンかな…韓国バージョンその2もいいかな…。