2004年09月13日

秋の関東珍道中。

 そんなわけで従妹の結婚式に参加してきましたよ。

 前日、伯母宅に花嫁の親族大集合。「池袋から西武池袋線に乗って終点」と電話で伯母が言ったから、えっ秩父まで?と不安になって池袋駅で電話確認したら、急行の終点、飯能(いいの、かと思ったらはんのう、だったのね)まででよかったのでした。

 西武百貨店で、洗濯の間に合わなかった肌着を入手(ダイエーより高い〜!)、午後のはずが夕方になりそうだとあせったnancixは、特急に乗りました。西武線は何だか大阪から和歌山に向かう南海電鉄っぽい。特急も関空と大阪を結ぶ「はるか」みたいでした。

 途中で「入間市」という駅もあったけど、M君事件しか連想できなかったnancixを市民の皆様お許しあれ。こんな住宅地で、あんな日本犯罪史上に残る惨たらしい事件が…決して土地柄は関係ない、特異な人間が偶然そこに住んでいたという事件でしたが、複雑な心境。沿線にはもう曼珠沙華が咲き誇ってましたねー。

 飯能で伯母の車に迎えてもらってご自宅に。九州、関西、東京の親族が久々に勢揃いしました。父の長兄がすっかり老けてしまい、持病も悪化しているようで、胸が詰まりました。ライオンズクラブで活躍していた開業医も、引退するとねえ…。

 3歳ぐらいのときに遊びに来て、ベランダから下を見て「怖(お)じい〜」と大分弁で泣いた従弟も、30過ぎちゃってました。クリクリ目は相変わらず可愛いけど、linuxの話題以外は無口なのでおねーさん、心配…その上の従弟はさらに、見た目はオッサンなのに口が重く、母親が全部返事するので心配×3。どちらも独身です…。末娘だけがさっさと結婚を決めたというので、花嫁の父は愚痴りまくり。「新郎は高卒だ、高卒だ」とぼやいてたけど、式での紹介を聞くとコンピューター学校や法科学院を卒業した専門学校出身じゃん。実務の資格も幾つも取得してて、頼もしいヤツでした。

 おまけに肉体派。極真流空手をやってきて、格闘技鑑賞が趣味で、花嫁との出会いも総合体育館でのスポーツジムで。フルマラソン出場を目指す花嫁を評価して交際が始まったってんだから、いいじゃんいいじゃん。でも脳細胞が筋肉化してるわけではなく、沖縄離島巡りも趣味で、ほとんどの島を巡って友人を作ったっていうから、コミュニケーション能力も合格です。

 何より、顔がイケメン! 笑顔のさわやかなこんな好青年、我が従妹ながらよくgetした!と誉めてしまいたい。何せ従妹は大学院を卒業して某メーカーの先端技術の研究所に勤め、服装も趣味も地味で堅実ですから「てっきり”負け犬”まっしぐらだと思いこんでた」と花嫁の母。をいをい。いつの世も自分の娘を最も過小評価するのが母親です。まったく。
 前夜は東京都青梅市にある岩蔵温泉郷の鍋屋旅館に宿泊。建物は年期が入っててトイレ・洗面所は共同だったけど、のんびりできました。岩風呂の天井近くには虫かご、朝のお目覚めはニワトリの「コケコッコー!」から、という正しい「いなか」です(笑)。懐石風料理もちょうどよい量でした。ネックはあちこちに飾られた、埃っぽい動物の剥製かなあ…うりんこやタヌキや。剥製って、呪いがかかってそうで苦手です…。

 朝の早い年寄り連中と一緒に朝風呂にも入り(でもみんなカラスの行水。もう一度ぐらい湯船に入ったら〜?)朝食もそこそこに、伯母の家にUターン。コーヒーも飲み終わらないうちにマイクロバスが迎えに来て、埼玉県深谷市の式場へ。と、と、遠かった…昭和40年代みたいな田園地帯を、どこまで遠くに連れて行かれるのかと思った。伯母のリクエストで、寄り道して新居も車中見学させてもらいましたよ。……まあ、愛する連れ合いと住めば都かなあ、などと。

 何より笑ったのが、式場に到着して、親族控え室に入って、いざ着替えをとなってから、九州の伯母が「草履もお祝い金もおとうさんの財布も、飯能のおうちに忘れてきた!」と騒ぎ出したこと。有料で草履を借りるしかない、と着付け室に行ってから、別の伯母が伯父のバッグから草履とお祝い金を見つけ出して追っかけた…この親族ありて、招待状をなくして式場も把握しないままのこのこやってきたこのnancixあり。わはは、トンマは一族の遺伝だったか…。

 おまけに、いざ両家の親族がそろって神道の式場に行進!という時間になってから、花嫁の父、兄以下親族数人が行方不明に。受付を済ませたら飲物券をもらったので、せっかくだからと式場1階のカフェテラスでコーヒーを飲み出したらしい。…うっかり遅刻も一族の遺伝か…(大笑)

 披露宴会場は、二人の大好きな沖縄の青い海をイメージした照明とインテリア。ネームプレートの代わりに、青い日本酒の小瓶に名札が掛けてありました。粋だね。総勢80人のうち、新郎関係者が60人、新婦関係者20人という不均衡さでした。そんなもんなのだろうか?

 式の最中に困ったのが、式に先立って受付でもらった新郎新婦の紹介カードにあった、沖縄宮古島での2ショットを「お父さんが怒るから見せないで」と頼まれたこと。…嘘をついてまでの婚前旅行だったのね…隣のテーブルの九州の伯母が平然とカードを開くので、伯父の目に触れないかヒヤヒヤし通しでした。
 新郎の友人5人が♪燃えてるんだろうか〜の郷ひろみの歌に合わせてマッスル・モンク…じゃなくてボディビルダーぶりを披露し、新婦の大学時代の友人がプロジェクター&パワーポイントで学生時代の思い出の写真を紹介。新郎の父関係者の演説よりSMAPもどきの下手な歌より、こういうのがいいよね(笑)

 新婚旅行は北海道食べ歩き、その後新郎だけが10日間の休暇をもらって沖縄一人旅だって。マイペースな新郎なようで。従妹が姑舅、祖父祖母の干渉にめげずに、仕事と新婚生活を両立できるよう、祈らずにはいられません。なかなか大変そうなんだけどなあ…。まあ、実家に寄生の負け犬生活も、大変は大変だしなあ…出発前に洗濯して旅行用具を揃えておいてくれる、妻兼有能な秘書が欲しいなあ…(おいおい)。

 帰りは東京の従姉と一緒に上野経由で東京駅へ。満腹だったんですが、駅構内の回転寿司に付き合いました。従姉の長男は先天性の聴覚障害があるのですが、聴覚障害者のパフォーマンスグループで活躍中だそうです。家族写真を見せてもらうと、つぶらな瞳の、すらりとした美青年に成長してました。くぅぅ、可愛い。「悲情城市」の文清と全く異なり、幸せになるんだよーーー!

 いやあ、この日は目の保養になるイケメンに出くわす度満点の一日だった!(みんななぜだか後ろ髪が長いけど)満足してレディースドリーム号で帰阪し、ネットカフェのシャワールームを初めて利用し、職場に直行したことでありました。
posted by nancix at 23:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日々のこと。
この記事へのコメント
nancixさん、お疲れ様でした!ウン十年以上も前の石井ふく子さんのホームドラマを見ているようで(いつも古ネタでスミマセン)笑いあり、お式ではきっと涙もあったのでしょうね、こちらまでほのぼのしてきました(^^)故郷の大阪の南海電鉄沿線から埼玉に越してきて10年過ごした経験があり、飯能や入間の地名、田園風景の様子は子育て真っ最中だった頃を思い出し、本当に懐かしく読ませていただきました。親戚一同が集まる機会は結婚式や法事ぐらいなものですが、なぜか異様に盛り上がりますよね。母が受けを狙って私の古傷を平気で暴露したりしてあ然としたこともありました。思いがけず懐かしい思いに耽ることができました(^.^)nancixさんは早速お仕事でハードな毎日なんですね。まだまだ暑い日が続きそうです、どうぞお身体に気を付けて下さい。
Posted by at 2004年09月15日 01:53
スミマセン、名前を書き込むのを忘れてました(^^;
Posted by ろくさん at 2004年09月15日 01:57
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