台湾の聯合晩報の唐在揚記者によれば、ベネチアに到着したトニー・レオンは、すでに昨晩、映画館が閉館した後に映画祭事務局の特別な取り計らいにより、完成した「ラスト、コーション/色、戒」を鑑賞しました。
もちろんトニーはあらすじは知っていましたが、編集済みの完成フィルムを見るのはこれが初めて。編集され、音響も入ったフィルムの効果は格別で、トニーは非常に満足した様子です。彼は映画を見終わるとホテルに戻り、アン・リー李安監督らと合流しました。トニーはまず「僕は本当にこの映画が好きです」と告げ、後期処理作業や英・伊字幕挿入作業で疲れきったアン・リー監督はついに、彼のトレードマークである輝くような笑顔を見せたのでした。
トニー・レオンは以前から、身近な親友知人らに会うと「今回の映画での表現は、とても大胆だから」と警告し、将来この映画を見た時に腰を抜かさないように、あらかじめ"予防注射"をしていたといいます。彼の言葉を真面目に受け取る人は少なかったのですが、ベネチアでプレス試写を見た人々は「トニーって、(ちゃんと警告してくれるなんて)本当に誠実な人なんだ…」と思わずにはいられなかったといいます。
ジェットトーンの幹部は「こんなに難易度の高いベッドシーンを、どんなふうに設計したんだろう? アン・リーは本当に創意がある…」と語ったそうです。
で、聯合新聞網には、もう一つ、プレス試写された「色、戒」についての唐在揚記者の記事「「色,戒」 大膽尺度 梁朝偉露三點」がアップされているのですが……。
すいません……あまりに形容が露骨で、到底訳せません…_| ̄|○
ああぅ…おしめを替えたり入浴させたりしたトニーママと、カリーナだけが知っていればいい部分が、ついにスクリーンに…40代にもなってとうとう、観客の好奇の目にさらされるのか……(号泣)
日本ではもしや、ボカシが入るんだろうか…?
ジャン=ユーグ・アングラード主演のフランス映画「傷ついた男」(83)程度の露出……?
男女の支配と服従の関係、若く美しい女の身も心もとことん征服し従属させなければ到底満たされない中年男の、焦燥と若さへの嫉妬…。寝首をかかれることにたえず用心しなければならない、売国奴と呼ばれる身の怯えと深い孤独感…。
日本軍占領下において明日をもしれぬ身での、激しくも切ないパッションを描くには、アン・リーはそういったシーンがぜひとも・絶対に・どこの誰に何を言われても必要だ、と考えたのだろうか?
ある中国の新聞記者は、鑑賞後に呆然として「これが『推手』を撮ったアン・リーなのか? 完全に別人の監督のようだ…私はよーく考えをまとめてみなければ…今夜は1文字も書けないよ…」とブツブツと呟いていたそうです。
それでもトニー……。
…撮影中にどんなに辛かったとしても、あなたはこの映画を好きなのよね…?
ファンとしては赤面し顔を両手で覆いながらも、指の間から見るしかないのかしらん……?
香港で見るべきか、台湾で見るべきか……まだ悩む…。
ていうか中華マスコミ、ちゃんと時代考証や美術面やストーリー展開や登場人物描写についてを、まず書いてくれーーー!
2007年08月30日
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いやあ、表現の勉強になりました(笑)。
実は9月28日に中国で公開と言うので、わざわざ見に行く予定なのですが、中国じゃだいぶカットされそうですねえ。