2007年08月03日

最終上映に、間に合えば。

 とうとうこの日が来てしまいましたよ。

 大阪・梅田「傷だらけの男たち/傷城」最終上映日。
OS劇場前で

 早出だったので30分早く帰れるはずが、夕方突然忙しくなって、死に物狂いで本日の業務を終了させて最寄り駅前のベーカリーに立ち寄り、硬めのパン1個を買ってOS劇場/OS名画座に向かう。
 最終上映は午後6時25分から。座席指定券をもらい、コンビニでまた酒GET。昨夜も女子飲みで、終電ギリギリまで結構飲んだので、今日は白角水割ペットボトルだと沈没間違いない。サンミゲルビールライトを飲みたいところだけど、スーパードライスリムボトル缶で我慢する。

 おっと、さすがにOS劇場から客席130席ちょっとのOS名画座に、劇場が変わっています。それでも入りは半分以下、30人台ってところか。
 いかにも金城クン目当ての女性グループに加え、男性お一人様も結構いる。大学生や、会社帰りのビジネスマン、白髪の熟年男性も。スリムな眼鏡男性ビジネスマンに、一瞬(阿頭?)と錯覚する自分が物欲しげで、ヤダッ。

 思えば、この映画一本で、様々に楽しませてもらいましたよ。

 撮影情報をネットで追っかけつつ日々胸をときめかせ、
 今年1月には香港で鑑賞+ロケ地巡りを楽しみ、
 香港特別版DVDで、夢のような製作日誌(AV Blog)の付録で、撮影中のトニーの素顔を満喫でき、ますますトニーを好きになり、
 日本公開までにあれこれワクワクドキドキハラハラし、
 この映画で金城武クンがトニーと共演していなかったらすっ飛んで行かなかった「死神の精度」in神戸ロケで改めて映画撮影の大変さの一端を知ることができ、初めて生金城クンを目撃し、何より気のいい金城ファンの皆様と知り合え、
 ジャパンプレミアと、「赤壁」参加で半ばあきらめていたトニー・レオン緊急来日舞台挨拶で二度も東京に行け(トニー本当にありがとう)、
 広東語の勉強も少しはでき、ブログを通じて皆で情報交換できて、この映画を堪能でき…。

 うん、一回試写だけ見て星付けなきゃいけないプロ映画批評家よりも、1酔いどれ女ファンは、遥かに面白い体験ができましたさ。

 今夜だけは、ゆっくりとエンディングテーマの最後まで見て、心の中で拍手しながら、帰りました。

 ……あー、ちょっと寄り道したっけ。
 何だかさびれかけてるナムコ「浪花餃子スタジアム」で、奈良の「天上天」冷やしワンタン餃子とミニセイロ入りのフカヒレ餃子食って、また生ビール飲んで帰りました。OS劇場/OS名画座のある「シネマ横丁」からこんなに近いとは、知らなかったよ。

 しかし、映画鑑賞が続くと外食が続いて、体重とお財布の中身には悪影響…(-_-;)

 で、2006年の時間経過ですが。
 一応、日本独自のノヴェライズは、読まずに見ていきます。
 2006年の10月某日、阿頭こと香港警察総督察のラウ・チェンヘイ劉正煕と新妻のチャウ・スクツァン周淑珍が海外(米国?)で結婚し、香港に戻る。
 レストランで、新郎の劉正煕は、初めて舅=淑珍の父親である周元勝(元マカオの運輸会社経営者、現在は無職)と、執事の文叔に引き合わされる。
 二人は新居に入居し、阿頭は阿邦こと丘健邦と「毎週会ってる」と告げ、今夜彼に会うと言う。
 バーで丘健邦と対面したスクツァン周淑珍。劉正煕は2週間後に、警察での部下を集めて結婚披露の一席を設けるから、おまえも来ないかと誘う。この宴席、結局開かれなかったんでしょうね…。

 2006年10月28日午後5時半ごろ、山頂ビクトリア・ピークにあるチャウ・ユンセン周元勝の豪邸に2人組の男が侵入。周と執事の文叔を大型ナイフで刺した上に撲殺し、大金を奪って逃亡した。
 その日、鯉魚門の海辺の安宿で、陳偉強というありふれた名前のチンピラと、黄明というチンピラが相討ちを装って殺される。第3の男はカンヌキ式の扉を閉め、密室を演出してエアコン取り付け口から脱出。10月29日早朝、第3の男は海辺で竹林禅院に電話する。彼はわざとスピードカメラに撮影される程度に車のスピードを上げ、10月29日午前7時20分に竹林禅院に到着して15分間の墓参り。さらに「陳永富」という故人に1万香港ドルのお布施をして、HG8473ナンバーの車を乗り捨てゴミ箱に変装の小道具を捨てて別の車で去る。
 
 その夜か翌日の夜、阿邦は泥酔して沈没。
 翌朝はフォン細鳳の自室で目覚め「3晩ここに泊まった」とフォンに言われるが、彼にはフォンの言葉が嘘かまことか判断できず。
 その夜、アパートメントに戻った阿邦は朝刊のトップ記事で、やっと周元勝強盗殺人事件を知る。朝刊の日付は2006年10月30日
 そのとき、劉正煕夫妻は警察で事情聴取を受けていた。

 やがて、レイユームン鯉魚門の安宿の家主である老女が、陳偉強と黄明の死体を発見して通報。やがて、警察は麻薬中毒患者で窃盗の前科のある彼らが、周元勝強盗殺人事件の犯人だと判明したと発表する。
 バーで中年女に亭主の浮気調査報告を済ませた阿邦がその新聞を読んでいるが、新聞の日付はなぜか11月30日
二人組新聞

 ええっ? 周元勝強盗殺人事件から1ヶ月も経っていたのか?
 そこへスクツァンが現れ、阿邦に調査を依頼する。

 警察の駐車場横の卓球場で、阿頭と阿邦が卓球試合に興じる。阿邦は捜査班リーダーが元同僚の"ほら吹きチョイ"だと知る。阿頭も、妻を安心させるためにと、事件の再調査を阿邦に依頼。
 その頃、スクツァンは自宅の扉前まで、不審な男がやって来たのに気づいて怯える。夫妻は口論。眠った妻の前で、阿頭の携帯電話が鳴り「おまえが何をしたか、わかってるぞ」と謎の男が脅迫してくる。これはまもなく、セブンイレブンでの防犯カメラ映像の日付で2006年12月1日午後9時31分頃の出来事と判明。

 当日か数日後か?二人は周元勝邸で現場検証。ほら吹きチョイもやって来て阿邦と再会。
 ほら吹きチョイと阿邦が陳偉強と黄明の足取りを検証している間に、捜査から外されている阿頭は単独行動。謎の男がセブンイレブンから自分の携帯に電話してきたことを突き止める。彼が利用したタクシーのナンバープレートを防犯カメラの映像で確認。阿頭はそのナンバーのタクシーを見つけ、謎の男=黎新華を尾行しアジトに侵入。
 その日? 阿邦はスクツァン淑珍に会って経過報告。ほら吹きチョイは階下でオーストラリアの妻に国際電話。黎新華がマンションに放火。阿邦の機転で彼とスクツァンは命を取りとめる。夜、阿頭は病院で妻と阿邦の無事を確認。妻といったん帰宅し、身の回りのモノをかき集めて?高級シティホテルに宿泊。
 その晩か? ホテルでラウ夫妻と阿邦、ほら吹きチョイが集合。スクツァンとチョイを眠らせ、阿頭と阿邦は陳偉強のアジトへ検証に出かける。黎新華の追跡劇。阿邦は頭を殴られ逃げられる。なぜか香港のSOHO地区からわざわざビクトリア湾を越えて九龍半島のスポーツパブ「世界杯」へ。阿邦はチョイを利用し、陳偉強のアジトに有ったナンバープレートの番号GG8165を調べさせる。

 翌日か? 竹林禅院の駐車場でナンバープレートに該当する車を発見。さらに竹林禅院で、陳偉強とみられる男がお布施をして去ったことが判明。阿邦は、阿頭がさりげなく背後に隠すようにしたコインロッカー式墓のうち、「陳永富」「馮麗珍」の、二つ並んだ墓碑銘に目を留める。いずれも施主は陳偉強、二人の命日は巳年の7月24日
父母の墓碑銘

 捜査会議が開かれ、ほら吹きチョイは部下にハッパをかける。阿邦は、陳偉強が安宿に相棒を残してまで布施をしに行った理由に不審を抱き、マカオに調査に行くと阿頭に告げる。その夜、阿邦はフォンに会ってマカオ行き&交際申し込み。
 翌朝、阿邦とフォンはマカオへ。図書室で25年前の巳年、1978年7月24日に起こった一家惨殺事件の記事を発見。新聞は続報で、隣人が証言を翻し失火という結論が出たと報じているが、阿邦は麻薬捜査官・陳永富とその妻娘、母親が、周元勝や文叔に殺され放火されたのだと推理する。そして周元勝殺人事件は、ただ独り生き残った息子の陳偉強による、これは25年後の復讐劇だったのだという結論に達する。
 香港に戻った阿邦は、依頼人であるスクツァンに、彼女の父が犯した犯罪と、陳偉強の復讐であったことを告げた。さらに「世界杯」で、阿頭にも報告。事件調査が終了したと判断した阿邦は、フォンにしつこく迫る男らと乱闘騒ぎを起こし、3人で逃亡(笑)。
 
 山頂の周元勝邸に移り住んだスクツァンは、弁護士から遺産相続について説明を受ける。阿頭はブロードバンド工事の業者に「明日、来る前に電話をしてくれ」と告げる。そしてその夜、阿頭が部下らと火鍋を囲み、阿邦からスクツァンの出生の秘密を明かされている間に、更なる悲劇が……!

 ここからはもう、全然時間経過がワカリマセン。大火傷って、何ヶ月くらいであれだけ回復するんでしょ。
 阿頭が新聞の天気予報(気温22℃)をスクツァンに読んでやって「目が覚めたら散歩に連れて行くからね」と話しかける時の新聞の日付、苦心して読んでみたら、2006年8月25日…。
お天気新聞

…撮影当日の朝刊か! 時間遡っちゃダメじゃん…。

 やはりフェリックス・チョン荘文強かアラン・マック麥兆輝に、問い合わせのお手紙を書くしかないのかな……_| ̄|○
 もう次作を準備中かもしれない彼ら、マニアの質問に呆れて返事してくれないかも…?
 
posted by nancix at 23:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | 「傷城」特集
この記事へのコメント
お〜〜〜!nancixさんやりましたね!
で、最後、吹き出しちゃいました。
時間が〜〜〜〜タイムマシーンか?(^_^;)
この映画の面白さ、引き込まれたわけには
こういうことがいっぱいあったからなような気がします・・・
矛盾点は挙げればきりが無いほど。
そしてそれを聞いて
「え!?確かめなくっちゃ!」で通った人も
多かったはずです。
でもそれが文句にはならず楽しめたのは
やっぱり監督の腕なんでしょうかね?(爆)
Posted by ドンチャ at 2007年08月05日 11:16
あぁ、まさにその場面を思い出しました!ファン歴が浅い私にとってスクリーンでのtony は初なんです(^-^)v
しかも観覧日には金城ファンの夫の従姉妹&我が娘に両方のファンの義姉とで行きました。しかも私達はアランマック監督に期待する集まりでもあるのですが♪とにかくまたまたtony大好きになったという事です!
お疲れ様nancixさん、ホント頭が下がります(ToT)またこれからも期待しております。
Posted by TOMです at 2007年08月06日 01:41
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