香港國際電影節&香港電影金像奨領奨典禮に追いつけ追い越せで頑張っている、中国唯一の国家A級クラス国際映画祭「上海電影節」=上海国際映画祭&金爵賞、今年でついに第10回を迎えました。今年は6月16日〜24日に開催です。(公式サイト、むちゃくちゃ重くてなかなか表示されません。海外からの閲覧は当局の監視下にあるのか??)
すでに映画祭参加が確定しているゲスト・スターは、王家衛と組んでのディオールCAPTUREのCM撮影もしたシャロン・ストーン、ドラマ「LOST」や映画「プライベート・ライアン」(98)で知られるカナダ生まれのネイサン・フィリオン、
母親が上海人のマギー・チョン張曼玉、ジェイと再会かアンソニー・ウォン黄秋生、いまやすっかりジョニー・トー一派のニック・チョン張家輝、シャーリーン・チョイ蔡卓妍、
台湾のスー・チー舒淇、ジェイ・チョウ周杰倫、チャン・チェン張震、すっかり男っぽくなったチェン・ボーリン陳柏霖、
韓国からは「王の男」「初雪の恋〜ヴァージン・スノー」の若手俳優のイ・ジュンギ李準基、ドラマ「イブのすべて」と中華圏映画「セブンソード/七剣」(05)でブレイクした女優のキム・ソヨン金素妍、
日本からは「武士の一分」が参加ということで、「SAYURI」でも中華圏で注目の我らが桃井かおり姐さん(主人公役は呼ばれていない様子)、
中国武侠ドラマで人気のホァン・シャオミン黄暁明、リウ・イエ劉[火華]、チェン・クン陳坤(彼はヴィッキー・チャオ趙薇と北京電影学院で同級生だったそう)、「墨攻」の紅一点で上海戯劇学院出身のファン・ビンビン范冰冰、「セブンソード/七剣」「門徒」(07)のチャン・ジンチュー張靜初、大ベテラン女優のスーチン・ガオワー斯琴高琴や「大地の子」の陸一心の妻役が懐かしいチァン・ウェンリー蒋[雨/文]麗、米中合作映画「紅美麗/Shanghai Red」(07)のヒロイン&製作プロデューサーも務めたヴィヴィアン・ウー郎君梅、
という顔ぶれ。
久しく中国映画関連のイベントに出席していなかったマギー・チョン、今回は回顧上映特集の対象になるそうで、これは出席しないわけにはいかないでしょうね。あああ、上映されるフィルムとマギー本人を、瞬間移動でそのまんま東京国立近代美術館フィルムセンターにさらって来たい! 金もヒマもコネもない単なる日本人ファンは指をくわえてせっかくの機会を傍観するしかなくて、辛いなぁ……(T_T)。
今年から、カンヌやベルリン映画祭と同じく国際フィルムマーケット部門が設けられることになり、取引会場は中国映画と国際映画に分けられます。また中国映画撮影基地展(中国国内の撮影所紹介ってことかな)、共同撮影プロジェクトの商談コーナーも設置され、3ゾーン構成に。上海影視楽園で日本のドラマ「華麗なる一族」、横店影視城で映画「西遊記」、勝強影視基地で映画「魍魎の箱」を撮影したようなケースも、世界的にもっと増えるかもしれないわけね。
73の国と地域から895作品が参加とのことで、誰が全作品を見られるんだか(^_^;) あっ犬童一心監督の「眉山─びざん─」もコンペ部門に参加してます。「蒼き狼」よりも興収的によかったと伝え聞く「バッテリー」や、のだめこと上野樹里主演の「幸福のスイッチ」、チン・シウトン程小東が参加した「どろろ」も「日本映画週間」(6月17日〜26日)で招待上映予定。この「日本映画週間」協賛企業募集の勧誘ページを見ると、1口1万元(約16万円)なんだそうで、うひゃー……。
目玉となる中華圏の作品といえば、
チャウ・シンチー周星馳のSF大作?「長江7號」が初めて部分的にでも姿を現す!と話題になっていたのに、もにかるさんのブログ「HongKong Addict Blog」と6月1日付けのニュースサイト「多維新聞網」によると同作のCG処理に凝り、公開が来年2月に延び新作準備にも忙しく、上海国際映画祭でのパイロット版上映もシンチーの出席も無理になった様子で、ちょっぴりガッカリ。まあ、「少林少女」の仕事なども入ってしまったし…、しょうがない、納得いくまできちんと仕上げてくださいな。「大日本人」はどうでもいいからシンチーの新作が早く見たいし。
ジョン・ウーがプロデュースしトニー・レオン梁朝偉&ジャッキー・チュン張學友+レイ・チーホン李子雄+サイモン・ヤム任達華の「ワイルド・ブリット」をセルフリメイク?したという「天堂口」(8月中華圏で公開予定)も上映予定。ダニエル・ンー呉彦祖とチャン・チェン張震の区別がちゃんとつくのか、早く見たい(^_^;)。
ジェイ主演のバスケットボール映画「灌籃」は、金城武が尊敬する台湾娯楽商業作の大家(面白ければ何でもOK)チュー・イェンピン朱延平監督の起死回生の作品ということで何だか日本のコミック&アニメ「スラムダンク」との比較対象になりそうで不安ですが、この作品もジョン・ウー呉宇森の「赤壁」と共に、神秘のベールが剥がされる!と注目の的。ジョン・ウー監督、本当に映画祭期間中にパイロット版を上映し撮影進度を報告するセミナーを開けるのか。
そして2大カンフースターのジャッキー・チェン成龍とジェット・リー李連杰競演の「功夫之王」改め「禁忌王國」(Rob Minkoff監督)と、「女帝(エンペラー)/夜宴」のフォン・シャオガン馮小剛監督の最新作「集結號」も、プロモーションを展開予定。この2大作品はぜひとも、カンヌ木村と慎吾空の2作品よりもさらに大々的に話題を振りまいてほしいもんです。日本の配給会社さんもよろしゅうに!
(あっっ、カンヌ木村、シャンハイ木村に改名の予定は無いよね? 絶対無いよね? 釜山にも行かなかったんだし、中華圏進出は眼中に無いよね? 頼むよもー…)
まあ、あくまで業界人が主の民間団体主催の香港國際電影節&金像奨と、国家の威信を賭け国家広播電影電視総局と上海市人民政府が揃って出資し上海文化広播影視管理局と上海文化広播影視集団(SMEG)が請け負って開催する行政主導の上海國際電影節では、
そりゃあ、香港は分が悪いわけなんですが……、
香港も来年以降はぜひ、予定ゲストのドタキャンを防ぎ、出席者の服装コードももう少しだけ厳格にして品位を保ち、キャセイパシフィック航空などとタイアップして日本からの「通訳・解説者付き香港電影金像奨授賞式観覧ツアー」なども受け入れて、後列でいいから有料観客席も設けたりして、儲けつつ一般への浸透を図りましょう! 業界人だけで盛り上がったり逆に内紛起こしたりは止めていただきたいもんです(^_^;)。
2007年06月03日
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