友人からメールが届いて「中島らもさんが神戸で亡くなったって」と書いてあったときは。
本当だった。
16日未明、神戸・三宮で飲んでいて、店から出る際、階段から転落し、全身、特に頭を強く打ったそうだ。神戸大学医学部付属病院に入院してたって。そのニュース、全然知らなかった。
死因は、脳挫傷による外傷性脳内血腫。
いったい、どんな落ち方してん…。
酔っ払ってコケて……って、そんなベタな死に方、吉本新喜劇でもイマドキ舞台にかけへんよ。
まさかバナナの皮とか、落ちてなかったよね?
そんなしょーむないことでも言うとらな、やりきれへん。
出所してから、いつのまにか
7月に獄中体験をまとめた「牢屋でやせるダイエット」を発表ってことになってたんやね。
52歳。まだまだ若いやん。
捕まる前は薬物と酒で、年齢に似合わずげっそり老け込んでたそうやけど。
Asahi.comによれば、故人の生前からの希望で、誰にも知らせず、家族だけで密葬にしたそうだ。
家族って、わかぎえふ(改め、わかぎゑふ)さんは含まれないんだろうか…。
事務所でもベロンベロンで垂れ流し状態だった、らもさんを怒鳴りつけ、叱咤激励して何とか立ち直らせようとしていた、わかぎえふさんなんだけど。
劇団リリパット・アーミーの舞台劇でも、らもさんは簡単な台詞ひとつもまともに言えなくなってしまってて、それなのに座員に絡みまくって迷惑をかけていたという。断腸の思いで座長解任を言い渡したえふさん。(このへんは雑誌「AERA」か何かで読んだんだと思うけど、記憶違いだったらごめんなさい)。
厳しく接したのも恩ある「おっちゃん」にしっかりしてほしかったから、少しでも幸せに過ごしてほしかったから、のはずなのに。
らもさんでまず思い出すのは、FM大阪で深夜にON AIRしていた「中島らもの月光通信」。
地獄の釜の底から、ゲゲゲの鬼太郎の友達(ねずみ男系)が、半分だけ顔を出して人間のふりして棒読みしているような、実に薄気味悪い声だった。
友人に「面白いから聞いてみろ」と勧められたけど(勘弁してくれ〜暗すぎる〜)と思い二度と聞けなかった。
あの声の主と、今はなき「プレイガイドジャーナル」や今やブイブイ言わせてる「ぴあ」の、かねてつデリカフーズ連載広告1ページナンセンス漫画「微笑家族」が、どうしてもつながらなかったなあ。あの広告は、らもさんと社長が同級生だったから実現したんだっけ。カネテツデリカフーズはその後、98年に和議申請(倒産)したりした…社長、どうなったんだろう。
サム・ライミ監督の映画のキャッチコピーで「ライミちゃん!またこんなもの作って。お母さんはもう許しませんからね!」というのが、”コピーライターらもさん”最後のコピーだったというけど。何の映画だったんだろう。
深夜番組といえば、映画解説で有名な浜村淳、笑福亭鶴瓶、変な髪形を貫くキダタローと、らもさんという関西コテコテのおっちゃん(文化人?)ばっかりで、変なショートショート番組「最後の晩餐」も一時期やってた。笑いを取るというより、らもさんが大写しになるたびに厭世的ムードが漂ってました。
人望はあったんだよねえ。25日には、名古屋TOKUZOで「中島らも全快祈願ライヴ!」が企画されていたのに…。
知人の長年のペ・ヨンジュンファンが「似てる」と言い張る(ホンマにファンか、ファンなのか?!)、あの方の日記にも、無念の思いが綴られている。
そうか、師匠格だったのか…。
関西発サブカルチャーを、築き上げた人物の1人だったのになあ。
歯医者さんの子に生まれ、灘中・灘高に行けたって、酒に呑まれて依存してめちゃくちゃになる人生送ったら、あかんやん…。
今夜、すべてのバーで、らもさんの名前が出てるやろか?
冥福を祈ります。
今まで小説以外のらも氏の活動はあまり見る機会がなかったのですが、多才な人なので興味を持っていました。
今回の訃報を聞きもうその機会もないのかと思うととても残念です…。
ご冥福をお祈りします。
「恋はそこぢから」に載っていた、「その日の天使」というエッセイがとても好きでした。どうしょうもないオジサンだけど、ほっこりする文章を書かれる人でした。ご冥福をお祈りします。
「月光通信」は僕はずっと聴いてたので、あの語り口が身体に染み込んでます。「ぷるぷるぴいぷる」に番組からのコントネタも載ってるようなので買ってご冥福を祈りたいと思います。
知ってる人が亡くなるのは淋しいですね。うー。
ネタかと思ってたのに。
リリパットで他の役者達がビックリして引きまくってるのを尻目に、ボケまくるらもさん。それをしっかり制するえふさんと吉朝さん。
思い出しても笑えてくるシーンばかりです。
もうあの大ボケは見られないんだな…。
えふさんがらもさんにクビを言い渡したらしいですが、いつかおっちゃんが元気になったら戻ってくるって期待してたんですが。
でも、ご遺族のコメントで「苦しまなかったのはよかった」というのを聞いて、ちょっとホッとしました。
「俺に墓はいらん」と言う事で散骨されるそうですね。
おっちゃんらしいじゃありませんか。
風に乗って放浪して欲しいな。
階段から落ちたというのは、聞いていたけど
まさかそれが致命傷となるとは思いませんでした。
リリパの舞台は劇場やテレビでも何度か拝見したことありますし、エッセイや小説もおもしろくて読んでました。
もちろん「今夜、すべてのバーで」も。
「最後の晩餐」も好きでしたし…。
まだ若いのに。これからもっと楽しませてもらいたかったのになぁ。
ご冥福をお祈りします。