2007年03月30日

マギーは"南京モノ"映画に出演せず…

 はー、やれやれ。やっとマギー・チョン張曼玉本人のコメントらしきものが各紙に出ましたよ。
 「大紀元(epochtimes.com)
 「新華網
 「北京新浪網」などなど。
華のように微笑むマギー・チョン張曼玉

 マギーはやはり、陸川監督の「南京、南京」及び、スタンリー・トン唐季禮監督の「日記」という、中華圏における2大?南京事件70周年モノ映画の出演は辞退したそうです。「南京、南京」のシナリオは確かにマネージャーから受け取って目を通し、陸川監督や唐季禮監督とは積極的にやり取りをしてみたものの、最終的には出演する気にはなれず、とのこと。陸川監督は、女教師役をマギーに、女教師と恋仲?の軍士官役をトニーに、出演依頼していたようなんですけどねえ…。
 ただしジャ・ジャンクー賈樟柯監督の叙事詩映画「雙雄會」は彼女のお眼鏡にかない、出演を決めたそう。おっとその前に、何とツァイ・ミンリャン蔡明亮監督+ルーブル美術館の合作「莎樂美(たぶん、サロメ?)」もしくは「臉」のヒロイン役で出演する予定だとか。ロケはパリで行われる予定。共演はトニーではなく、もはやツァイ・ミンリャンの分身とも言えるリー・カンション李康生です。

 カンヌ映画祭で最優秀女優賞を獲得した「クリーン」(04)以来、スクリーンから遠ざかっていたマギーですが、「クリーン」以後、出演依頼のあった作品の脚本はなんと40数冊にも及ぶとか。彼女の役柄とストーリーに対する要求はますます苛烈になり、どんな類型的な役でも嫌がるわけではないけれど、自分の心を揺り動かすような物語や役でなければ、むしろ平穏なオフタイムを楽しんでいたいそうで。キモチはわかりますよ、ええ。
 それから、マギーは何と、カンヌ映画祭実行委員会主席からの要請を受けて、第60回を迎えた記念すべき今年のカンヌ映画祭の審査員を務めることになりました。コン・リー鞏俐に続いて2人目なのかしらん、中華圏女優としては? もっと昔に誰かいらしたらすみません。
 ちなみに審査委員長は英国出身の映画監督、スティーヴン・フリアーズ。3本立てオールナイトで見てしまった「マイ・ビューティフル・ランドレット」(85)「プリック・アップ」(87)が懐かしい…最近は「クイーン」を監督しています。

 カンヌ映画祭審査員の重責を果たした後、ツァイ・ミンリャン映画に出演し、来年はジャ・ジャンクー賈樟柯監督作「雙雄會」という予定だそうで。こちらは国共内戦がようやく終わった直後の50年代香港を舞台にはしていますが、ロケはマレーシアとタイで行う予定。啓徳空港で、あるスチュワーデス…フライト・アテンダントが出会う様々な人間模様を描くとか。台湾に逃れる軍人官僚、移民を決意した民間人…とりわけ当時は中国、台湾、米国、英国など様々な立場のスパイが情報戦を繰り広げていたわけですから、スリリングな話にもなりそうです。

 トニーは以前から、マギーと「コメディを撮りたいなあ」と言っていたけど、当分は無理そうですねえ…残念でした(^_^;)
 あっでも「傷城」の撮影期間にも、金城武クンと「今度はコメディーで共演したいね」なんて話してたみたいだし、自分が気を許せる相手への常套口説き文句なのか? 金城クンとのコメディでもnancixは一向に構いませんよ。でも両方とも、何かと忙しいんだよねえ…。トニーも、もう少しだけぐらいは、忙しくしませんこと?(^_^;)
posted by nancix at 23:46| Comment(1) | TrackBack(0) | アジア映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんだかとてもほっとしてしまいました。
南京ブーム?はほんとドキドキしちゃってたもんで。

トニーさん、コメディ好きな方なのですね。
気が晴れるのかな。
まぁ、何でもいいからスクリーンで演技がみたいです。
Posted by マディ at 2007年03月31日 10:49
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