実はホントに4月には、王家衛率いるジェット・トーンフィルム澤東電影公司が、初めての台湾映画製作に入るそうです。
タイトルは「[泪少][泪少](Miao Miao)」。
猫の鳴き声みたいだ(^_^;)
プロデューサーは香港・台湾共に人脈のあるスタンリー・クワン關錦鵬が務めます。
主演は「サウンド・オブ・カラー/地下鐵」(03)でトニー・レオンらと共演した、ファン・チーウェイ范植偉。地下鉄天使として、様々な場面に登場するあの青年です。最近は、英語名がViterとなっている。ヴィター・ファンでいいんだろうか?

↑「地下鐵」公開当時の范植偉クンと、トニー。

↑「地下鐵」劇中の、クリスマスのショッピングモールでキャンディを配るサンドイッチマン、実は"地下鉄天使"姿になった范植偉クン。
さあ思い出すんだ、「地下鐵」を見た皆さん!
「最愛の夏」(99)で映画デビュー、「きらめきの季節/美麗時光」(01)を経て「地下鐵」の映画及び舞台劇に出演し、F4揃い踏みドラマとして知られる「部屋(うち)においでよ〜Come To My Place〜」の塩村ミキオ役など、ドラマ出演を活動の中心に据える。
台湾の有名作家白先勇の同名小説を原作にした中国ドラマ「玉卿嫂」に昨年出演した後、ファン・チーウェイはいったん故郷の竹東に戻り、ビリヤード店を開いて経営に専念していたそうで。道理で全然、映画やドラマ出演の話を聞かないと思ったわ…。まだジェット・トーンとマネージメント契約をしていたのね。
そして台湾の女優、ケー・ジァヤン柯佳[女燕]。2006年の「一年之初/Do Over」という映画でスクリーン・デビューを飾っています。この作品は昨年の第19回東京国際映画祭アジアの風部門では「一年の初め」という邦題で上映されています。ティーチインには彼女も参加したんですね。もともとは幼稚園の先生をしていて、彼女の抜きん出た美貌に台北メトロの同じ車両に乗り合わせた業界人が驚愕、スカウトしてCMやミュージックビデオに出演するようになったとか。ジェイ・チョウ周杰倫のMV「楓」にも、ジェイの親友の恋人として登場しています。
「[泪少][泪少]」が映画第2作目。何だか中学生(日本でいう高校生)時代に2歳上の初恋の男性と衝動的に結婚手続きを取り、激怒した父親は1年、彼女と口を利かなかった、芸能界デビューしたために結局は20歳で離婚せざるを得なかった…なんて過去も暴露されています。
映画の内容は、2人の中学高等科の女生徒の物語。この二人は擬似同性愛関係にあるのかな? しかし1人の女生徒は、いつもビリヤード店にたむろしていて、ギターを弾き音楽好きな、どこか虚無的ムードを漂わせる若者を好きになってしまい…という、ライトコメディー?らしい。
監督は本来、台湾の新鋭監督の朱家麟(39)が務める予定でしたが、何と今年2月2日に大麻検査にかけられ陽性となり、本人は否定しているものの、嫌疑を掛けられている身ですのでやむなく降板。
昨秋の第43回台湾金馬奨最優秀創作短編映画賞を、27分の短編「風中的秘密」で獲得したネル・ワン・ヤンニー王[女燕][女尼]が監督を引き受けることになったそうです。いかにも今年の東京国際映画祭アジアの風部門で上映されそうな作品だなあ。
まさかトニーやチャン・チェンがゲスト出演することは無いと思うけど…けど…最近の台湾映画はどうして同性愛を加味した映画しか作れないのか? 台湾新聞局の助成金をもらって青春映画でいいのか?なんてことも含め、ちょっと気になるニュースでした。


