2007年03月03日

「傷城」邦題は「傷だらけの男たち」?

 今朝の「めざましテレビ」で、ロイター発として、ブラッド・ピットの製作会社「プランB(Plan B Entertainment)」が「インファナル・アフェア」に続いて金城武主演映画「傷城」もリメイク権を取得していること、を報じたそうです。
 邦題? 仮題?は「傷だらけの男たち」で、今夏日本公開予定とも。ううう、まだ寝床から出て朝食のベーグルを冷蔵庫から出していたところで、テレビなんてつけてませんでした…。携帯メールで教えてくださった方、本当に多謝!(*^^*)

レオ様傷城
 画像は香港蘋果日報の悪ふざけアイコラ。

 多分、めざましのネタ元は蘋果日報(記事は台湾のもの)ではさすがになく、こちらの3月2日更新「eiga.com [ニュース&噂]」かと。
 そしてそのネタ元は「The Hollywood Reporter」の2月27日記事「Monahan, DiCaprio reconnect」かと。

 「傷城」ハリウッドリメイク(配給はワーナーブラザース社だ!)は以前から中華芸能サイトで報じられてきましたし、アンドリュー・ラウ劉偉強監督が「自分でメガホンを取りたい」とまで語っているくらいなんですが、彼はリチャード・ギア主演ハリウッド映画のメガホンを取るのが決まっているので、スケジュールが合わないでしょうね…_| ̄|○。

 で、レオナルド・ディカプリオが今回は主演だけでなく、ウィリアム・モナハンと共同でプロデュースも手がけるというのが本当なら、今度こそニコルソンが出しゃばり過ぎることなく! レオ様がアカデミー賞主演男優賞ノミネート及び今度こそ受賞にふさわしい名演を!魅せてくれると期待は大いにしたいところ!
 なんですが……。
 追う男と追われる男、どっちをレオ様は演じるつもりなんでしょうか? 金城武の私立探偵役? トニーの、あまりに魅力的な「仮面の告白」現職警察官?
 (中華圏サイトでは、アンドリュー・ラウ監督はディカプリオがトニー、ブラピが金城クンの役を演じたら似合ってると発言したそうですが…。)

 ブラット・ピットが元妻のジェニファー・アニストンと設立した「プランB(Plan B Entertainment)」といえば、「トロイ」を皮切りに「チャーリーとチョコレート工場」「ディパーテッド」を経て、これだけの予定を抱えているプロダクション・カンパニー。アンジェリーナ・ジョリー主演「A Mighty Heart」(マリアンヌ・パールの手記「マイティ・ハート 新聞記者ダニエル・パール記者の勇気ある生と死」の映画化)なんてのもありますね。
 最近では、ジャーナリストから転身しすぐに代表的な新人賞を幾つも受賞したニューヨーク市在住の美人作家エリザベス・ギルバートの自伝「Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything Across Italy, India, and Indonesia」の映画化権を獲得したことも報じられ、邦画「悪夢探偵」リメイクにも名乗りを上げたとか。
 PlanB製作「Shantaram」(08)に主演予定のジョニー・デップでも、レオ様の相手役に据えてくれないかな…。
 でも何より、監督が脚本が大事だよね!
 どっちにしろ、中華圏の煽り文句の「生死対決」は、オリジナルでは実はありませんから
 銃を突きつけ合うようなありがちな「生死対決」ではなく、真相を明かすとてもとても静かな、でも深い絶望と哀しみのなかで、二人の思いは交錯し、一瞬の共感を経て、しかしどうしようもなく離れていくのですから!

 それを「対決」と呼ぶには、あまりに静か過ぎるほどに。

 なんて東洋的な顛末なんだろう、と日本人のnancixが感じたほどの展開を、あのハリウッドの連中がどう料理すると??

 だけど「ディパーテッド」のウィリアム・モナハンがまたまた脚色するのなら、二人の親友にして誰よりも苦楽を分かち合った男と男は、拳銃向け合ってガンガン撃ちまくって、どちらかがどちらかを成敗してわかりやすくおしまい、になっちゃうんでしょうかねえ……_| ̄|○。

 やだ。やだやだやだ。

 世界の片隅でそっと拒否しても、時の流れに押し流されて、その呟き声は悲鳴はどこにも届かないのに。

 「無間道」が日本で「インファナル・アフェア」として「アジアを熱狂させ、ハリウッドが史上最高額でリメイク化権を獲得した超話題作」として最初から「ハリウッド」を後ろ盾に紹介され公開され、韓国映画とたびたび間違えられ、
 やがて「ディパーテッド」が製作され香港映画のリメイクであることをできるだけ隠して公開された経緯を、じっと世界の一角に潜伏したまま見守ってきた人間としては、
 また「傷城」で同じような複雑な思いを、
 ギリギリギリと歯を食いしばりながら見守るだけなのかと思うと、
 今のうちに歯茎の中に横に生えた親不知を抜き歯科治療を終えておくべきなのであろうかと、
 暗く考えるばかりなのであります。(どこが暗いんだ)
posted by nancix at 17:53 | Comment(2) | TrackBack(0) | 「傷城」特集
この記事へのコメント
私もめざましテレビ見てないのですが、金城君のファンサイトのBBSでは「傷だらけの男たち」という邦題らしい、と話題になってました。
早く正式発表して欲しいですが、このタイトルはどっちも何か嫌だなぁ・・このタイトルで一般の人々が観ようという気になるかなぁ。


Posted by ぐう at 2007年03月04日 00:25
 いつも見ているので番組を見られたという何人かから裏を取る…いやいや証言を集めましたら、「傷ついた男たち」1人、「傷だらけの男たち」3人、「傷ついた何ちゃら」1人、という結果でありまして。ぐうさんのおっしゃる=金城武クンのBBSの話題通りだったみたいです。やはり自分で見てないと、あやふやになるなあ(反省)。
 ショーケン&水谷豊の「傷だらけの天使」、昔の劇画「傷追い人」や71年の映画「傷だらけの挽歌」なんてのもすでにありましたから、日本語でタイトルを付けるのは難しかったでしょうね。「愛と哀しみの街」やカナ表記の「コンフェッション・オブ・ペイン」よりはいいかも(^_^;)
Posted by nancix at 2007年03月04日 11:16
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