香港各紙が一斉に「カンヌで破れたトニー、14歳新影帝に不服!」と報じた一件です。
カリーナは上海にドラマ撮りのために行っちゃって、アシスタントとだけ(同じ便にケリー・チャン陳慧琳も乗ってたそうだけど)香港に戻ったら、空港で記者連中に捕まってんの。
でもそれ、トホホだよ僕、と頭をかいて笑いながら言っているのですわ。
よく読めば、トニーさんが言いたかったことは後ろの方に回されて、記者がケケケとほくそ笑みたい部分だけ見出しになってた。
トニーさんは記者に向かってニコニコしてたけど、賞を取れなかったことについてどう思いますか?と聞かれたから素直に「僕は、今年はチャンスがありそうだと思ったんだけどなあ。唯一のライバルは、英国の男優(「THE LIFE AND DEATH OF PETER SELLERS」でピーター・セラーズ役を演じたジェフリー・ラッシュ)だと考えてたんだ。彼は以前、「シャイン」でアカデミー賞を獲ったしね。まさか14歳の少年だとはね!」とぼやいたのでした。
記者に「その映画を見ましたか?」と聞かれると笑って「見てないよ、14歳の坊やがいったいどんな演技をしたのか、君たち教えてくれないかなぁ?」。記者たちは香港にいたのに教えられるわけないじゃなーい。まさに「誰も知らない」のにね。
トニーさんが言いたかったことは「2046」は賞獲りはできなかったけど、自分は失望してないってこと。「《2046》は水準を超えた作品だよ。王家衛は誠心誠意打ち込んで作ったし、みんなとても辛かったけど恨まずに頑張ったんだ。無論監督も出演者も照明も美術も素晴らしかった。パルムドールを獲れるいいチャンスだったんだよね。みんなこんなに努力したんだから。僕は英国や米国のマスコミに聞いたんだけど、この映画が最高の得票率だって言ってた。審査委員長のクエンティン・タランティーノだってうまく撮れてるって言ってたんだ。だから授賞式前にはみんな信じていた。残念ながら審査員の好みに合わなかったんだね。題材がドキュメンタリーじゃないし。でも失望してないよ。賞獲りは天の時、地の利、人の和次第なんだから」。 なのに香港記者ってばとんでもない誤解を。「授賞式に全員欠席したのは"無言の抗議"だったんですか?」おいおい。トニーも驚いて「違う違う、ただ事前にもう賞が取れなかったと通達があったから、じゃあみんな行かなくてもいいなってことになったんだ。ハリウッドスターだって参加しなかった人はいるよ」
トニーはさらに「審査員はたったの10人だけど、世界中の報道人が誉めてくれたんだ、僕も慰められたよ。この映画の完成が遅れたからって責めることないのに。完成できたんだからいいじゃないか。完璧な作品ができたんだから僕も満足だよ。9月には全アジアで上映されるし、観客は(この映画を見さえすれば)僕のいまの感じ方に同感してくれると思うな。今回大型の映画祭に出席したのは、香港映画を広めるためだよ! 多くの資金を香港映画撮影のために集めなきゃ。実は僕も、こんなによい映画が作れたことを祝いたい気持ちなんだ。《花様年華》よりさらに豊富だし、時空を超えるんだぜ!」
はいはい、一生懸命広告塔の役目を果たしてるのはよくわかったから。その調子で来日して宣伝してちょうだい〜。
マギーの「Crean」プレミアを会場正面ではなく別の出入り口からこっそり見に行ったことについては、トニーは「目立ちたくなかったんだよ。写真を撮られるために行ったんじゃないし。あの夜はコン・リー鞏俐の特別賞受賞パーティーだったんで、あちら立てればこちら立たずにならないように、僕がプレミアに出席して、カリーナが祝賀パーティーに出たんだ」。マギーが受賞したことについてはおめでとうを言い「飛行機から降りてお祝いの電話したんだけどつながらなかった。マギーが香港に戻るのを待って、お祝いにご馳走するよ」だってさ。また書きたてられるよー。
一般の映画好きも早く見たいと思ってるんだから、がっかりする気持ちも分かるけど、前向きでいいですね。
さらに待ち遠しい。
見出しに釣られながらも(←反省)、あんまりな書かれように昨日は一日中わたわたしてました…。
「自分は失望してない」が何がどうなって「結果に不服!」になるのか、恐ろしや香港メディア。
「獲れると思ったんだけどな〜」と素直に思いをさらしてしまうトニーさんは、ますます好感度↑↑↑です。
賞は獲れなくて残念でしたが、高評価の作品のようですし、
それにしても、公開が待ち遠しいです。
トニさん、少しは休養できるのかな〜?
(・e・)
ひよこまーく
ありがとうございます。
昨夜、成報とか覗いて見出し等でトニーは14歳の日本の少年を批判しているの・・・?内容がわからない???と思ったまま寝てしまったのもので。
それにしても本当に恐ろしい香港メディア。
今秋公開時には日本で待っているよ。トニー!!
あちこちのニュースを見て、どうも違うような気がしてたのですが
真相はやはりそうだったんですね
あれだけの作品数の中から、カンヌのコンペを通過するだけでも
すごいことだと思うのですが・・・。
トニーさんはきっと次もありますよ。ほんと公開が待ち遠しいです。
私もてっきりトニーさんが悔し紛れに「14歳のくせに、演技なんかできるのか」と皮肉ったのかと思い込んでいました。トニーさんごめんなさい。
よく考えたら、当の映画を見てなかったら「その映画見逃したんだよ、どんな演技だったの?」ってトニーさんなら知りたがりますよね。それをそんなふうに歪めて書くなんて、香港の新聞おそろしい…。
トニーのトホホな笑顔を見てすっきりしました。
ぼやいたっていいです。宣伝モードに切り替えて、この夏を頑張ってほしいな〜。
これですっきりしました(^^)v
昨日この記事を読んで、中国語が解らないなりに解釈してみたのですが、どうもセンセーショナルな見出しと内容が違うような気がしていたのです。
でも見出しだけを取り上げて色々言われるんだろうなぁ…。
Sandyさんのサイトでは既に「トニーは子供がキライ!」と言うタイトルでひどい事書かれているし…(ここぞとばかりにトニー嫌いの人が、トニーってヤな奴!なんて調子で書いているんだろうなぁ(>_<))
もっと心配なのが、大陸の新聞なんですよねぇ。
香港の記事を転載して行く間に、どんどん表現がエスカレートして行くんだもん…。
どこかで完璧な字幕付きの映像を流して欲しいわ〜、そうすればトニーの表情とか声の調子で真意が伝わるのに…ネ。
すでに私の中で ”シボレ〜♪” なメロディが無限に螺旋を描いておりまする(^^;)
でも来日に関しては・・・嬉しいやら心配やら・・・個人的にはちょっと微妙・・・
研究熱心なトニーのこと、この映画もきっと観るのでしょうね。(^.^)
「香港映画をもっと広めなきゃ!」と意思統一してお帰りになられたのでしたら
カーウァイ監督、是非「天下無双」「地下鉄」の日本公開を・・・。
配給会社さん、今がプッシュ時かも!?