トニー・レオンが最近の愛読書として挙げた、アル中探偵マット・スカダーシリーズを読み始めている。
以前ハヤカワ文庫で「八百万の死にざま」を読んだはずなのだが、起こる事件がいまいち地味なのと、推理らしい推理や謎解きのカタルシスがないままマットが犯人を追い詰めるのがあまり面白くなくて、すぐにBOOK OFF行きにしたのだった(^_^;) 失礼しましたローレンス・ブロック先生。
今回はトニーがこのシリーズのどんな点に惹かれたというのか、推理しながら読んでいる。
ふむふむ、トニーらしいやと思ったり、(やっぱり所詮男ってこういう時に、据え膳食っちゃうのよねー)と苦笑いしたり。
二見文庫で「過去からの弔鐘」「冬を怖れた女」まで読んだ。で、立ち寄った本屋にこれしかなかったんで、順番飛ばして10年前の回想という設定(それが1975年!)の「聖なる酒場の挽歌」を買った。このへんのスカダーは「八百万の死にざま」での苦闘が嘘のように酒飲みまくり。コーヒーにすらスコッチを垂らす。…真似してみたいけど、nancixが酒を飲みたくなるのは真夜中なので、胃痛で目が覚めるのだけはごめんだ(^_^;)
しかし女性像がねえ…高級ホテトル嬢と秘書と人妻しか出てこないんだよう。どんどん失速中の「検屍官」ケイ・スカーペッタシリーズ(「黒蝿」は危ぶんだ通りスカでした…)の女性像と両極端だなあ。早くパレツキーの「私立探偵 V・I・ウォーショースキー」シリーズ新作が読みたいよ。
2004年01月18日
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