2007年01月29日

「どろろ」いつ見よう?

 先週、大阪某所のディスカウントショップを覗いたら「墨攻」の前売券がなななんと、たったの880円で大量に出回っていた。ショックを受けたですよー。
 本来なら1000円で見られるレディースデーに行くつもりだったのに、思わず1枚買ってしまったですよ。
 アンディ兄貴……せっかく大阪にまで来てプロモーションしてくれたのに…(T_T) 誰だよ、横流し?したの…。

 ついでに買ってしまったのが「どろろ」の前売券。こっちは1300円だった。
 いやまあ、たまにはトニー・チン・シウトン程小東アクション監督のキテレツな殺陣でも楽しもうかなと…。どうせ絶対に忍者も出てくるんだろうなあとか、ドッバーーーーッと真正面から噴き出すナニカが画面一杯に広がるんだろうなとか、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」シリーズのノリが懐かしくなったりして。
 しかしチョウ・ユンファ周潤發&コン・リー鞏俐の「満城蓋帯黄金甲」のアクション監督もチン・シウトンでしたよね…だって黒装束の忍者がワラワラと山中の屋敷の屋根上や切り立った崖に囲まれた山道に集結して、万有引力無視で空飛んで崖を這ってたもん(^_^;)
「満城〜黄金甲」で舞い降りて来る忍者軍団
 チン監督も忍者並みに、世界中に神出鬼没だなー…。

 最初は「妻夫木聡と柴崎コウ〜〜?? 百鬼丸は精悍で鋭い容貌の、陰りある青年で、陽気で隣のお兄ちゃん的で気のいい感じのブッキーじゃないような…、どろろは声変わり前の神木隆之介君か、いっそ成海璃子ちゃんの男装でないとー!」と仰天したキャスティングだけど、考えてみれば妻夫木クンは「五個撲水的少年」こと「ウォーターボーイズ」が香港、台湾でも結構人気を呼んだんですよね。って、ウォーターボーイズは周防正行監督の「五個相撲的少年」=「シコ踏んじゃった」とは関係ないんだけどね(^_^;)
 そして柴崎コウといえば、トニー・レオン主演作「東京攻略」にチョイ役で出てるんですが…本人もすっかり忘れてるだろーな…。彼女がモデルを務めた日本の化粧品広告は、香港でも見かけた覚えがあります。

 まあそんなこんなで、東アジア圏一円に作品をセールスするための、知名度優先のキャスティングなのかなあ…と何となく納得したり。
 すでに世界22カ国での配給が決まってるそうですね(程小東の知名度のおかげもかなりあるかも)。

 中華圏映画に少しは縁が出来た、そんな2人が出演した「SMAP×SMAP」、今夜は忘れず見ました。
 …キム○ク……「2046」のタイトルをあえて言いませんでしたね…。当初フェイ・ウォンと一緒に撮ったけどボツになった、ワイヤーワークの話をチョロっとしたくらいで。稲垣ゴロちゃん…先日の「スマステーション」で劇団ひとりと真っ向から意見を分けた「ディパーテッド」評で大いに見直したのに(劇団ひとりはこれでマイナス10点)、「最近の東洋的なアクション映画で最もよく出来てる」とか何とか、そりゃ「HERO 英雄」を含めてのことかーっっ! 君の評価はこれで一気にマイナス100点だ。

 そして、トニー・チン・シウトン程小東はあっさりと「中国の監督」って言われてましたけど(泣)、まあ確かに1953年中国安徽省生まれ、アクション映画の名監督の程剛の子息、だから中国人といえばいえるのかなぁ…でも80年代香港で武術指導者として実力を花開かせ、香港TVBドラマも手がけてアンディ・ラウやトニー・レオンを指導し、台湾・中国も含めた三地で活躍してきたんだけどねえ。
 チン監督が「イチバン」が口癖ってのは、明らかに香港でレオン・ライ黎明の歌♪Oh〜〜I LOVEイッチバ〜ン〜ってのが大ヒットした時に覚えたはずで…。
 もう一つの監督の口癖「ハヤクー、ハヤクー」ってのも、いかにもせっかちなツイ・ハーク一家の中で仕事してきた人だなあと苦笑。トニーも「快的ロ拉(ファイティーラー)〜! 快的ロ拉〜!」とせきたてられながら、ドラマ「鹿鼎記」や「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3」、「新流星蝴蝶剣 秘術VS妖術」、「HERO 英雄」と、指導を受けてきたのかしらん? 「HERO 英雄」のメイキングでは、途中参加のチン監督が中国スタッフに苛立ち、烈火のごとく怒ってる姿も収録されてましたしね…(^_^;)(^_^;)

 というわけで、前売券をムダにしないように、早めに「どろろ」見てきますです。「ディパーテッド」日本語字幕版より先に見たりするかも。
 一応、家族そろって「どろろ」白黒アニメ版を見てたはずなんですが、あんまり印象残ってません…お子ちゃまだったんだもーん。百鬼丸の体が変形する怖いシーンは、母親が目隠ししてたんだもーん。(ブリっ子)

 で、そもそも"どろろ"って、どーいう意味だったんでしたっけ。とろろ昆布を「どろろ昆布」とよく言い間違えて、笑われた記憶があるんですが。

 手塚治虫大先生、こんなのーてんきでいい加減な映画ファンで、ホントーにごめんなさい<(_ _)> アニメラマ「哀しみのベラドンナ」や24時間テレビ愛は地球を救う・「100万年地球の旅 バンダーブック」「海底超特急マリンエクスプレス」は見てたのになあ…(マニア過ぎ)
posted by nancix at 23:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日々のこと。
この記事へのコメント
お〜スマスマに監督がでていたのですかぁ・・・しかし「中国の監督さん」って・・・なぜ「香港」と言えなかったのでしょうか!悲しいなぁ。日本の多くの方は香港中国台湾って同じみたいな感覚で、しかももっと悲しい時はそれに韓国も入ってたりする。もっと勉強しようよ〜日本人よ!しかしスマスマ見たかったなぁ〜。nancixさんは、いつも勉強してるんだね。私も頑張ろうっと!ありがとう!
Posted by TOMです at 2007年02月05日 10:30
 いえいえ、スマスマに出ていたのは妻夫木聡と柴崎コウのペアでござります。妻夫木クンが程小東のことを「中国の監督さん」と説明しておりました。
 まあ、現場では北京語でしゃべって、北京語の通訳さんがついていたようなので、初対面の俳優には解りませんよねえ。
 日本人には香港中国台湾の三地ごったまぜ、というのは同感です。「ディパーテッド」見ると米国人にとってもそうみたいで…。世界史も近現代は入試にあまり出ないからと、教えるの省略してるんじゃないかしらん。困ったもんです。
 
Posted by nancix at 2007年02月05日 17:32
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