荷物詰めして早めに九龍駅でシティチェックインしちゃおうと、6時過ぎに起きました。
何気なくテレビをつけてチャンネルを変えていると、トニーのアップが! 北京語で女性のインタビューに応えているではありませんか! それは衛視鳳凰台という、衛星放送スターテレビ系中国語チャンネルのインタビュー番組「名人 面対面」でありましたよ。

内容は「傷城」BGMをバックにトニーの半生を振り返る部分で、TVB時代の、ステージで当時流行のブレイクダンスを披露する貴重な場面もビデオ放送されました。ナレーション中にインサートされる写真は、こちとらが持ってるのと同じブロマイドでしたよ(苦笑)。
周星馳と山の中で8ミリ映画を撮った時はただの遊びで、演技開眼なんてものじゃなかった、僕は彼(星馳)が望みを実現するための道具に過ぎなかった、本当に演技が楽しいと感じたのはTVB訓練班時代だ(以下はいつもの話)と話すトニーでした。
番組は30分足らずで終了、続きは来週って…。そんな殺生な〜(T_T)!
でもまあ、偶然にも朝からトニーを見ることが出来て、幸先いいわ〜!
さあ、一気に戦利品と土産と、
真夜中にホテルのセルフランドリールームで50ドル払って洗った衣類と、
バッテリー残量0でAC電源に繋がないと使えず、有線LANでアクセスしてもブログ更新ページが重すぎてちっとも開かないノートパソコン一式を、あきらめてスーツケースに詰め込んでしまえ〜!(やけっぱち)
スーツケースを詰め、いったんチェックアウトして機内持ち込み荷物だけホテルに預けて、タクシーで機場快線エアポートエキスプレスの九龍駅へ。
駅でオクトパスカードを調べると、微妙に残額が足りないので、惜しいけど100ドル札で増額。チェックインし、スーツケースをカウンターで預けて、今度は無料のシャトルバスで地下鉄佐敦駅に戻る。
さて、どうしようかな。夕方の便にはまだまだ時間はあるけど、また「傷城」を見ていたら乗り遅れてしまうし。旺角の信和中心に行っても、おそらくもう買いたい「トニーもの」がない…。
まずは早めの昼食を取ることにしました。
ホテル斜め前の泰式(タイ風)食堂「泰樂厨」には、到着日の5日夜にも行こうとしたけど、映画鑑賞後で「もう閉店だ」と断られたのです。だけど、「泰式海南鶏飯餐」36ドルがおいしそうなんだな、どうにも。
今回は空いてる席があって、無事に座ることができた。
シェフはタイ人だとメニューに書いてあるんだけど、厨房が見えなくて、本当にタイ人なのか確認できず。
セットメニューなので海南鶏飯のほかには老火[青見]湯=スープかコーヒー、お茶を選ぶことができて、注文を取りに来た小母さんに「[青見]湯!」と言うと「何のスープにする?」と聞かれた。
え…何のスープって…種類あるの? 日替わりとかじゃなくて、選択の余地有り? でも何がいいかわかんないや。
「我…我唔知!」と答えると「うーん、じゃあ牛にするか? そうおしよ」と勝手に決めてくれた。ハイハイ、もー出されたものは何でも食べますよ。
薬味と共に出て来たスープは、細切りワカメのような黒っぽい海草と大きなニンジンと牛のあばら肉らしい塊がどーんと入っていた。ややぬるいけど、まあまあの味。
続いて海南鶏飯が到着。ご飯は何だか黄色がまだら。長粒米に上から鶏スープを大ざっぱにかけたのか。
でも、ゆでた鶏肉が新鮮だからか、おいしーんだよね! 今朝絞めたばかりのニワトリさんっすか?(というようなことは、あまり深く考えないで食べるのが吉)

付け合わせは断面がでっかいキュウリと、嫌いな人も多いパクチー(香菜)。nancixはパクチー平気。そりゃ麻布十番で食べた、ホリエモンも好きな海南鶏飯ほどの繊細さはなく下町の味だったけど、満足しました。
ところでどのあたりがシンガポール式ではなくて「泰式」なんだろう? 薬味が甘めで辛くないからか?
佐敦から油麻地方向に歩き、空港でポストカードを送ろうと思いついて、書店の商務印書館に入り、文具フロアでポストカードを捜した。
……ない。メッセージカードはあるのに、いわゆる絵はがきがないのよね。
郵便局で買ったのは3ドルのはがき用切手だけだし。封書だといくらの切手か、忘れたし。
仕方なく、マグダルミニカードを土産に大量に仕入れ、遅ればせながら地図帳「香港街道地方指南」2007年度を購入。他にも欲しい本はあったけど、もう機内持ち込み荷物を増やせません。
道の向かいの中国式百貨店「裕華」なら、中華風はがきもあるかもしれないと思いつき、入ってみたがやはりはがきは見つからなかった。代わりに中国直輸入らしいVCDやDVDのコーナーに思わず足が止まった。おお、王家衛が撮影予定と言いながら無期延期中の「詠春拳」の解説VCDがある。日本ではさっぱり資料が見つからないのに。買いたいけど、機内持ち込み荷物にしか入れられないし、税関で海賊盤の疑いをかけられたら面倒だし…と、悩むくらいチープなジャケットだったんである。
あきらめて、よく道行くおばあちゃんらが着ている中国風綿入れを興味深く眺め、健康器具コーナーでマッサージ機を眺めて、何も買わずに出た。
道端で「地球の歩き方・香港」を広げてみると、おおっ! この近くに牛乳プリンの老舗「義順牛[女乃]公司」があるではないか!
義順といえば、以前、香港在住の友人たちと深夜にカラオケに行って冷たいビールを飲んでおなかを壊し、帰国日に半死半生で「でも、何かおなかに入れなきゃ〜」とネイザンロードをさまよっていたときに、温かい卵プリンで起死回生した店である。
いつぞやマカオに一人で足を伸ばした時も、マカオ本店で食べたし、マカオ出身の純朴な青年・天佑ちゃんをトニーが演じたテレビドラマシリーズ「再見十九歳」でも出てきた店だ!
店に入ると、ランチタイムより少し早いのか、割に空いていた。
日本人と見て、日本語入りメニューを持って小母さんが来るが、迷わず「冰花燉蛋(卵プリン)」16香港ドルをテーブル上の写真メニューを指差し注文する。小母さんは「凍(トン)か熱(イー)?」と聞いてくる。熱いのに決まっておろうが。「イー!」と返事した。
そりゃね、パパイヤミルクもショウガ入り牛乳プリンも気になるけど、もう胃腸に空きがプリン1個分しかないのよ。
すっかり満腹したので、予定よりも30分は早いけど空港に向かうことにする。ホテルに戻って預けたバッグを受け取り、タクシーで一路、九龍駅へ。
オクトパスカードでエアポートエキスプレスに乗り、空港に到着。早すぎる…。
空港郵便局も覗いたが、折りたたみ式封書は売っててもポストカードがない。空港内書店で買おうかな、できれば少しでも「傷城」冒頭に近い夜景を…と物色していたら、インド系青年らが連れ立ってやって来て、一人の青年にやたら英語で話しかけられた。
「そのカード、いいね。どこにある?」
「これよ」
「そうか、こっちとどっちがいいと思う?」
「んーーー、IT!」
「やっぱりそう? うーん、どうしようかなあ」
…キリがないので、放っておいて買わずに出国検査に向かった。
検査では携帯電話2台にデジカメ、電子辞書、ノートパソコンを出すのに手間取ったが、別に何てことなくパスした。
ゲートは2番と、とっても近い。何だあ、やっぱり時間が余るよ。
「奇華餅家」でパンダクッキーを探してみたが、やはり無かった。某所で買っておいてよかった。
「榮華餅家」では、筒状のきれいなパッケージで中国茶を売っていたので、職場の皆さんにとココナツクッキーと一緒に買い込んだ。ついでに、自分用に筒より少し大きなミニ缶で「寿眉茶」を買った。ホテル地下の「漢寶皇宮酒楼」で注文してみたら、結構美味しかったので。
でも残金は、両替してみると8千円しかなくなったよ。空港内「足保健」でマッサージ受けたりできないよ。
無料のPCコーナー(でも某企業の独自画面になっていて、メールアドレスなどを入れて登録しないとネットサーフィンできなくされていた。テロなどに利用されてもすぐに足がつくようにか?)で自分のブログやHPを確認したけど、接続がお、重い…。
CX502便は予定通り出発。機内で映画を見るのはあきらめ、あらかじめ手荷物に入れておいたレンタル携帯電話から電話帳データを消し、自分の携帯に受信・送信メールを赤外線通信で移します。結構手間だね、これは。
作業が済み、FOMAカードとミニSDカードを抜いて自分の携帯に戻し、両方とも電源を切るとやっと安心して爆睡。目が覚めると、もう日本上空でした…。
いやぁ、嬉しいです!たった今、
一気にnancixさん節を味わってしまって、
体中が喜んでおります。
最初は『シャイニング』のニコルソンさんに
なってしまうのかと心配してしまって
あのタイプライターのカチカチって音が
よみがえってきてしまい心配したのですが(汗)、
あぁ、良かった〜。
美味しそうな蛋達仔や海老ワンタンに
ヨダレをたらしながら、『傷城』のトニさんの
「おやおやお前もこのスープ飲むのかい?」と
チャッピーにすすめているトニさん早く観たいと
今から楽しみでしかたがありません!
『ブエノスアイレス』でもそうだったけれども
ほんと、そういう仕草自然ですもんね。
上手いと感じさせないくらい上手いもんなぁ。
朝からトニさんがテレビ画面に登場とは
もしかしたらnancixさんをお見送りしてくれたのかもですね。
気をつけて帰ってきてくださいね。
美味しい旅行記をありがとうございました。
そして、ご自愛してくださいね。よき年になりますように♪
ふふふ、今度私が香港に行ったら、行くべき所は決まった!
と思いながら、
かつ、まだ観ぬ映画に妄想も膨らませながら、楽しく読ませて頂きました。
で。
>ところでどのあたりがシンガポール式ではなくて「泰式」なんだろう?
うううん。
タイのチキンライス(カオマンガイといいます)は、タレが一番違うのですが、
写真を拝見すると、ばっちり新嘉坡式ですね。
強いて言えば、パクチーときゅうり???
新嘉坡のやつを食べたのは随分昔なんでよく覚えていないんですが。
あと、スープがまだらって。
普通、鶏がらスープで炊き込むからまだらにならないんで、
もしかしたら、ご飯の方がなくなったとかいう理由で、お得意の「チキンパウダー」をふりかけて炊いたというのも考えられます・・・。
ごめんなさい、書き間違えました。
ご飯の事です、まだらなのに対する意見。