父が受験して当然落っこち浪人の末に再挑戦をあきらめた京都大学なら、イソフラボンの効用やカスピ海ヨーグルトの効用について某先生に話を聞きに、二度ほど訪れたことがある。
……神戸大学以上に、校舎がボロかった……国公立大学って、予算厳しいのね…(あわわ)
学生食堂で堂々とランチも食べた。食事に手をつけずに宙を見据えて、ずれた眼鏡も直さずに一人でブツブツ呟いている、勉強し過ぎて困ったことになったらしい男子学生も目撃した。
しかし東京大学に足を踏み入れたことはないし、今後もご縁はないだろうとあきらめていた。東大・弥生門の向かいにある文京区弥生の弥生美術館には、東京国際映画祭ついでに高畠華宵の美少年・美青年画を見に足を伸ばしたことがあるが、いやもう圧巻でございました。また行きたい。
いやその話しは脇に置いておいて。
東大とのご縁の話しだ。
まさかこういう催しが東大のキャンパス内で行われるとは。
ぽぽんたさんもコメントで紹介していただいた、18日(金)に行われるシンポジウムである。
第1回 LAC 国際シンポジウム「文学・芸術と共同体 ――国民国家の臨界で――」
うへっっっ。コクミン国家の臨界ってナニ? コクミン薬局ならお世話になってるけど。"臨界点に達し…"なんて日本語しか知らないよぉ。
しかし第3セッションのテーマ は「香港・台湾映画とポストコロニアル・アイデンティティ」。
おおおおおおおおおおおおおおおーーーーーー!
そ、それはぜひとも参加したーーーーーい!
司会と「高所偏愛――香港映画と都市のアイデンティティ」の発表は、我らがカンちゃん(と一部に呼ばれているらしい)野崎歓先生。
おお、どうやら我らが期待の星(と勝手に煽る)カンちゃんが、このセッションの仕掛け人兼世話役ね?
「近年の香港の低予算映画の創造性」について話すのは、香港の嶺南大学から来日されるメアリー・ウォン先生。
「台湾文学この百年」「中国映画を読む本」など、中華圏映画についての著作も多い藤井省三先生が、「台湾映画の地下鉄というトラウマ――鉱山の街台北の坑道の記憶をめぐって」というテーマで講演される。
「地下鉄」−−−−!
香港より台湾の方が地下鉄敷設が大幅に遅れた理由が、解明されるんだろうか??(全然違ってたらすんません)
台北、香港、上海の地下鉄が登場する映画「地下鉄」が、講演にからめて紹介されないだろうか? ワクワク!!!ドキドキ!!!!!
これがまぎれもなく、東京大学駒場キャンパス 学際交流棟3階 学際交流ホールで開かれる催しなのだ。
うーーー、なんてこったい、行きたいがしかし。
金曜夕方からなんて、「どこでもドア」がないと無理だぁぁぁー! うーーークヤシイ。首都圏に住んで無尽蔵に金とヒマのある悠々自適の身になるには、どうしたらいいんだー! もう「玉の輿に乗る」なんて非現実的な夢想は、思い浮かべないわー!
ちなみにLACとは、Literature, Art and Communityの略…文学・芸術の社会的統合機能の研究ということだそうだ。
社会的統合機能………。
「ごほんとゲージツとふれあい」じゃあかんのんか?
きっと、大学さんから予算と会場を分捕れないのね?
ポストコロニアル・アイデンティティ……。
"植民地根性が抜けた後、香港・台湾人がナニをもって精神的な基盤にするか"っちゅーことかね?
共通一次試験さえもあっさり受験をあきらめ3科目受験しかしなかった(しかも全然できない英語を古文で何とか補った)nancixには、到底歯がたちまへんのであった。
日本語の用途が、全然違うっちゅーことか?
前途ある好奇心たっぷりの学生の皆さん、♪気分は女学生〜〜〜の皆さん、おヒマがあったらぜひともぜひとも聴講してきてくだされ。参加無料、事前登録不要でっせ。
ナニより、東大キャンパスを堂々と闊歩できるんでっせ!
って、今回は何故関西弁丸出しになったんだろう?
いつかは、nancixもアジア映画関連シンポジウムを聴講すべく、東大キャンパスを闊歩したいなあ。
…いや、用もないのに東大に行きたいわけじゃなく。歩くだけなら、学内に用事があればできるんだろうけどさ。アジア映画関連イベントなら、東大でも京大でも神戸学院大学でもどこでもいいんだけどさ。せっかく神戸学院大学にチェン・カイコー陳凱歌監督が一家そろってお見えになられた日も、のったらのったら仕事してたしさ…。
はぁぁ。
2005年03月11日
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マクダル
Excerpt: 香港の友人と時々メッセンジャーで話すのですがいつだったか、突然、アンパンマンはスゴイと言う話になった。日本のアニメではアンパンマンが一番好きなのだそうだ。なんだろう急に、アニメの話なんて、、まあ、アン...
Weblog: このブログは閉鎖しました。
Tracked: 2006-05-04 12:54
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参加できる方、どうぞご感想をお待ちしてます。m(__)m
野崎先生の「高所偏愛」では、「IA」の屋上対決シーンが数秒ですが紹介されて嬉しかったです。ここから!というところで切られちゃいましたけど、ヤンの姿を一瞬だけ見ることができました(^^)。発表内容は、nancixさんが別記事で紹介された「香港映画の街角」の第一章そのまんま、だそうです。この際、買うかな〜。
メアリー・ウォン先生の「低予算映画〜」では「金鶏」が紹介されました(アンディが映った♪)。衰退傾向の香港社会を生きる人々の視点にたって、1970〜80年代のGoldenAge(良き時代)への回顧と、無力な行政への皮肉がはっきりと描かれているのが特色だとか。 もう1作紹介された「Mucdull,Prince of la Bum」(http://global.yesasia.com/jp/PrdDept.aspx/pid-1003952964/code-c/section-anime/version-all/did-7448)も庶民視点のアニメ、こちらは教育問題を風刺したりしているそうです。面白そうでしたよ。このアニメ、いつかインタビューでトニーが気に入っていると言っていたアニメとは違いましたっけ?(ウル覚え)
藤井先生の発表は、「地下鉄を描かない台湾映画」がテーマ。かつての日本殖民・炭鉱時代の暗いイメージがトラウマとなって、今まで避けられてきた。むしろ香港映画が台湾の地下鉄を撮っている(「ブエノスアイレス」「恋する惑星」など。映画「地下鉄」も香港) 最近になってようやく地下鉄を描く台湾映画も少数だが作られるようになり、避ける時期が過ぎて見つめる時期に来ているのだろう、とのことでした。「目に見えるものではなく、見えないものに気づいてテーマにされている」点に、野崎先生が感動されてました。
この話を聞いて帰って、映画ではないですが、あらためてジミーの「地下鉄」を読んでみました。なんだか胸にズシっと来ちゃいましたよ・・・。
日頃の素養のなさが祟って、せっかくのお話があまり浸透してないのですが(すみません・・・)。ご紹介いただいたお礼を兼ね、覚えている範囲で簡単にご報告まで。
プロの映画評論家もおられましたか! 盛況ではないか…うーむむ、敷居が高いか…?
「金鶏」、日本人にはピンと来ないかもしれないけど、ああいう切り口のほろ苦い香港回顧ものって、実は好きなんですよね。ええ、マクダルちゃんのカードをもらったトニーが一瞬ニヘラっとしたという話をどこかで見かけました。パンダと仔豚ちゃん、どっちが好きやねーん? 可愛い小動物なら何でも好きなのかな?
おお、藤井先生の講演はそんな内容でしたか。ジミーさんが絵本の題材に地下鉄を選ぶにあたっても、出版社とかから反対はなかったんだろうか? そういえば決して絵本では楽園のようには描いてないんですよね。シュールな、ちょっと怖さを秘めた不思議世界。
「ブエノスアイレス」「恋する惑星」「地下鉄」……って、全部王家衛関係ですよね(^_^;) 屈託ないからなー、あの監督…。
最後に、レイさん、ぜひ「香港映画の街角」読んで〜。感想をうかがいたいですよ。