2006年07月10日

トニー&金城武「傷城」記者会見in香港

 待ちわびたよーーーん。
「傷城」出演者と監督、なぜ年長さんトニーが一歩後ろに下がるんだ!

 香港メディア・アジア寰亞電影有限公司と銀都機構有限公司、日本エイベックス・エンタティンメント及び北京保利博納電影公司が8000万香港ドル(約11億7400万円)を投資して製作する今年度の大作「傷城 Confession of pain」の正式な東南アジア地区記者会見が、9日に香港のセントラル中環で行われたそうです。記者は100人以上集まったとのこと。
 ようやく、未発表だったヒロイン役が判明いたしました。出席はトニー・レオン、金城武、スー・チー舒淇、"中国のブログ女王"こと?シュー・ジンレイ徐静蕾、チャップマン・トー杜[ミ文]澤、そしてアンドリュー・ラウ劉偉強&アラン・マック麦兆輝監督、脚本家のフェリックス・チョン庄文強!

出演者+監督コンビ
 左から、小顔のシュー・ジンレイ徐静蕾、いつものことながらその水道局制服みたいなジャケットは何やねんのトニー・レオン、金城武、スー・チーちゃん、アンドリュー・ラウ監督、アラン・マック監督。

 この作品で、シュー・ジンレイはトニーの妻、スー・チーは金城武の妻を演じます。フェリックスによれば、シュー・ジンレイの役柄は「美しさと智恵を兼ね備えたインテリ」。スー・チーはというと、現在はまだ詳細は明かせないものの、大胆でセクシーな役柄とのこと。
 何人もヒロイン候補が挙げられていながら最終的に彼女たちに決まった決め手は、アンドリュー・ラウ監督によると「候補者のなかでシュー・ジンレイは、彼女がとても個性があることが気に入った。特に彼女は演技だけでなく、自分で映画監督ができる(ほど知性的なこと)。舒淇を選んだ理由は、ストーリー中のある役は、とてもセクシーな女性のイメージを必要とするためだ。しかし行き過ぎたお色気であってもならない。よって、舒淇が最も適当な候補者だった」とのこと。特にシュー・ジンレイは前から監督のお気に入りで、今回出演依頼&脚本のメールを監督が送ると、たった5分で出演承諾の返信が届いたんだそうです。……メールで脚本送るってちょっと! セキュリティ考えてないでしょ!

 シュー・ジンレイは「もう3年も(自分以外の)他の監督が演出する映画に出演していません。今回、出演を決めたのはアンドリュー・ラウ監督と仕事ができること、またトニー・レオンの相手役ができるというのは願ってもないチャンスだと思ったからです」と述べました。

 監督によると「恋する惑星」以来の共演である金城武とトニーは、もう多くを語らずとも、まなざしだけで多くの交流ができるハンサム・ガイだとのこと(*^^*) 金城武は感慨深そうに、しかしチョット天然ぶりを告白しました。「実は今回アンドリュー・ラウ監督と組めると聞いたとき、とても新鮮な感じがしたんです。撮影に入ってようやく、12年前のことを思い出しました。僕はこの人ともう仕事してるじゃないかと」……?????????i?????U?????j
 「でも当時は、トニーさんとは少しもやりとりする機会がなくて、彼が撮り終わってから僕がクランクインしたんでした。アンドリュー・ラウ監督は当時は撮影監督で、僕は刑事を演じました。だから今回の環境は当時の状態を保っていて、少しも変わりはありません」
 トニーもこう話しました。「金城武と一緒に仕事ができて非常にうれしいです。何年も後に彼と再会して、こんなにカッコよくて、こんなに魅力的になっていて(感慨深い?)。ついに今回、演技上で多くの交流ができるチャンスに恵まれました」。
ソファに座って歓談中の出演者

 最近は年に1本しか映画の撮影をしなくなった金城武は、その理由に関して「僕は19歳の時に最初の映画を撮り始め、自分がとても幸運だったと思います。とても多くのよき監督やよき共演者に恵まれました。最近は出演を承諾することが減ったとはいえ、いつも「国境を越えて仕事ができる監督と組む」という、僕が挑戦する基準は少しも変わりません。ですから今回『傷城』に出演できることで、僕には少しのプレッシャーもなく、学習するのに非常にいい機会だと考えています。みなさんにも僕の表現を肯定していただけるかどうかわかりませんが、僕にとってはこの過程で多くのものを学べるのです」と語りました。

 記者会見中、トニーは金城武といつになく耳元で囁き私語を交わし、とても楽しそうだったとのこと。
男同士だけ、くっつきすぎでは…?
 ある記者はトニーに向かって、監督や金城武との不仲説について尋ねましたが、トニーは「撮影開始前に、もうこの映画の方向性はハッキリつかめていたんだ。ストーリーについても知っていて、同意してから出演依頼を引き受けた。不満なんて漏らすはずがない。アンドリュー・ラウ監督とも長年一緒に仕事してきたし、不仲だなんてありえない。監督は脚本を書く時に、心の中ですでに彼の必要とするキャラクターの人選をしているんだ。今は、このチームはとても団結できているよ」と応えたそうです。

 こちらにやっと、チャップマン・トーも映っています。
チャップマン・トーも健在
 頼むから痩せてくれえ、間抜けのキョンってば〜。


 さて、その「団結できているチーム」が挑む、「インファナル・アフェア」シリーズという大ヒット作を叩き出したゴールデントライアングルが新たに生み出した物語とは…。
 金城武は元警察官の私立探偵、トニーは麻薬密売組織と深い因縁を持つエリート警察幹部。決して「インファナル・アフェア」再びということにはならず、まったく新しい「復讐に関する物語」なのだそうです。CGを用いるシーンはあまりなく、あくまで人間ドラマに焦点を当てます。

 「傷城」というタイトルについて、アラン・マック監督がこう話します。「僕らはもう3年、香港で映画を撮影していません。2003年には、SARSなど様々な理由で、香港は最も悪く最も低迷する時期を迎えていました。2006年になり、現在の香港は多くのことが好転しています。しかし実際上、僕らの身辺の友人たちは当時の哀しみ、心の傷からまだ快復したとはいえません。どの人の心の中にも、傷心の物語があるのです。ですから『傷城』は香港(という街)に関する、傷心の物語とも言えます。僕らが語りたいのは、ある人間の傷ついた心というだけではなく、傷を受けた人がどのように自分の心理の傷痕から立ち直り、いかに回復するかということなのです。この"傷"とは、傷心とも取れるし、実際の身体上の傷ともとれます。ある人間が傷心に陥るということは、必ずや彼が傷を負わされたということなのです」。

 うーむむ、わかったような、わからないような。
 要するに「精神的外傷=トラウマ」かい?
 「インファナル・アフェア3」も、観客がややついていけないほど精神分析的アプローチが際立っていましたが、今回はいったい…。PTSDやトラウマについての描写もなされるんだろうか。あんまりビョーキなトニーを見せると、観客は引くよぉぉぉ。

 そしてプレスリリースに書かれていたとおぼしき、あらすじは。

 トニー・レオンは冷静沈着で、心の奥に秘めた思いを表には容易にあらわさない総督察の「ラウ・チェンヘイ劉正熙」役。
 金城武は智恵と勇気にすぐれているものの、日々酒びたりの私立探偵「ヤウ・ギンポン丘健邦」役。
 二人は先輩後輩の仲でもあり、友達でもあり、生死を共にしてきた仲間だった。
 物語はある残酷な、一家惨殺事件から始まり、真相解明の試みは各自が背負っている過去をさらけ出すことになる。丘健邦は過去の傷の痛みを抱え、スー・チーが演じるサイ・フォン細鳳との曖昧な関係も暗礁に乗り上げる。一方で、シュー・ジンレイが演じるガム・ソッチャン金淑珍は劉正熙の新婚の妻であり、自分が夫の仕掛けた一個の将棋のコマであることを、知らないでいる。人間性の危うさと奇妙な感情が、このストーリーをクライマックスに導くのだ…。また事件の隠された真相がついに明らかにされるとき、二人の警察官が背負ってきた数奇な運命がようやく明るみに出るのだ。さらに、意外な結末が待ち受けている…!
 ※人名は一応、広東語読みでカナ表記しました。

 トニーは「インファナル・アフェアシリーズと異なるのは、今回の作品では僕が幼少期に家族を…」と、物語のキーになるほどのネタ明かしをしたようですが、皆様のお楽しみを奪わないようにこれ以上書かないことにします(^_^;)
 ちなみに、英語題の中のConfessionとは自白または懺悔の意味、Confessionsになると「告白」。「Confessions of a Mask」は、トニーも読んだことがあるという三島由紀夫の「仮面の告白」英語題です。……意味深。

 というわけで、

・またラウなのかい!

・また何も知らない新妻かい!

・2003年の話をしたということは、また「3年ロ拉!」なのかい!

 と突っ込みを入れたいのは山々なのですが、役者が変われば「インファナル・アフェア」の二番煎じとは言われないだろうさ、特にトニーが出演していれば、彼が何とかしてくれる!と勝手な期待をかけて、
 今後どのようにこのストーリーが変わっていくのか、変わらないのか、注意していきたいと思ってます、ハイ。

 それにしても、10日が香港での正式な記者会見じゃなかったのかしら…。
 1日前倒しになったのはなぜ?

 といぶかしみつつ、続報を待ちたいと思います。特に香港での公開時期!
 台湾メディアは「早くて今年のクリスマスシーズンに公開」と予測していますが、はてさて。
posted by nancix at 01:52 | Comment(7) | TrackBack(5) | 「傷城」特集
この記事へのコメント
TBありがとうございました。
左端はキョンだったんですね!
確かにもう少し痩せた方がイイかもしれませんね(笑)
Posted by Athena at 2006年07月10日 03:57
わー久々のトニーですね!nancixさん、ありがとうございます!
でもこんなに控えめに後ろの方に立っていて・・。(写真を撮る記者の方、トニーに前に出るように言って!)
二人の男性の物語、どういう展開になるのか今から楽しみです。
シュー・ジンレイは以前NHK中国語会話のインタビューに出ていました。トニーの相手役とのことなので再チェックしないと。
Posted by ぐう at 2006年07月10日 07:28
早晨! TBありがとうございます。ビックリしました。
さっそく、朝の一仕事の前に、新聞記事を眺めています。

「水道局制服」確かに・・・。なんと巧い表現でしょう!その通りで言葉もありません。いいんですけど、トニーですから・・。
Posted by Rita at 2006年07月10日 07:55
nancixさま、詳しい情報ありがとうございます。
私も記者会見は10日だと思ってたので、
「いよいよ今日だ。お願いだから、フツウのスーツかなんかで出てきてよ、
妙なスエットやベストは止めてよ」、と
思ってたら、案の定…(-_-;)水道局の制服、喩え旨すぎです。
しかもなんでこんな後ろに引っ込んじゃってるのかな?まるで金城武&スーチーが主演みたいな図ではないの?
ま、そんなあなたに惚れたのですけど…
難しそうな役柄だけど、きっとトニーさんしかできない演技で、また魅了して下さることでしょう。
本当に楽しみです。
御身体に気をつけて、順調に撮影が進むことを祈ります。
Posted by めろめろ at 2006年07月10日 10:55
当方でものすごく簡単な感想を書いてて、「もしや」と思ったら案の定(笑)。TBさせていただきました。エイベックス絡んでいるということは、日本公開もあり?それにしてもずいぶん先だろうなー、待ちきれない。
Posted by もにかる at 2006年07月10日 15:54
チャップマンが松村邦洋に見える(爆笑)
トニちゃん作業服だからーーー( ̄◇ ̄)!!
とまあそんな事はどうでも良いとして、楽しみですね〜(^^♪
Posted by YUKI at 2006年07月10日 22:32
nancixさん、ありがとうございます。
待ちに待ったトニーのお仕事再開に嬉しさ一杯胸一杯!
わかったようなわからんようなストーリーも楽しみです(^^;)トニーのコメントに意欲が伺えて、期待が膨らみ放しです。暑い暑い季節の中での撮影で大変でしょうが、共演者の皆様、監督スタッフの皆様と共にトニーさん、身体に気を付けておきばりやす〜 日本公開と来日を心よりお待ちしております。
Posted by ろくさん at 2006年07月10日 22:58
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