敬愛してやまない、ドラマ演出家にして作家の久世光彦さん(70)が、今朝自宅で亡くなられたそうです。
ショックです。
うちの老父より、1歳若いのに。
最近ずっと週刊誌で聞き書きしていた森繁久弥さんも、尊敬しているとおっしゃっていた女優の加藤治子さんも、ご健在なのに。
そんな、諸先輩方より先に逝っちゃうなんて…人生80年の時代に…律儀に昭和人の寿命を守るなんて…久世さあああん…。
向田邦子さんと組んでのドラマ作り、本当に感服していました。
向田さんの思い出話、本当に、恋愛関係の介在しなかった仕事仲間の異性にこんなに誉めてもらえるなんて、いついつまでも友情を持ってもらえるなんて、向田さんは女冥利に尽きる、とうらやんでいたのに。
毎年、3姉妹とその母を主役にした、ドラマスペシャルを楽しみにしていたのに。
「昭和幻燈館」をはじめとする著書、本当に好きでした。
久世さん演出の舞台劇だけは、残念ながら拝見できなくて。
普段と変わりなく仕事をこなし、今朝になったら独りぼっちで息を引き取っていた、家族が発見したなんて、あまりに前のめりで、昭和の戦士過ぎる。
でも、長年寝付いて…とか関係者に取り巻かれ、家族に手を握られながらの劇的な死では、やっぱり久世さんらしくないのかな(涙)
壮烈な、戦死。
一度だけ、お目にかかる機会がありました。
なんか、今は仕事しながら、涙出そうなんで…。
心から、冥福をお祈りします。
今夜、落ち着いて、ちゃんと書き直そうと思います。
2006年03月02日
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「寺内貫太郎一家」などのドラマを私も楽しく拝見して、お名前だけは存じていました。つい先月も某ラジオ番組に出演された元気なお声を偶然拝聴したばかりだったので、突然のことに驚いています。
nancixさんの仰るように壮絶な最期ですし、(ただの一視聴者でしたが)多分久世さんらしい終わり方なのではないかと思いました。
ご家族としては心残りな別れであられるかもしれません。でもご本人は世の中にいつまでも残るいい仕事をたくさんされた。しかも寝込んで思い悩む暇もないほど、見事に自分の寿命を使い切って逝かれたように思えます。
願わくば自分もこうありたい。そして、心からご冥福をお祈り申し上げます。