朝1番にPROMISE-Visual Bookも買って、友人と5人で駆けつけましたとも、「無極-Promise-」初日in大阪ブルク7!いやあ、驚きでした。「HongKong Addict Blog」の水田菜穂さんが予告された通り、明らかに編集がいじられています。(試写会で見たからもういいや)なんて思っている方は、何とかしてレディース・デーか映画の日に再見してみてください。誰かの出番を削るような改悪ではなく、映像を整理しシーンのつなぎ目をきれいに処理し、全体のテンポがずっとよくなっています!
私の記憶が確かならば〜(鹿賀丈史風に)
・真田広之大将軍の胴上げシーンが、短くなった。
試写会では(おいおい、まだか、まだ続くのか、もういいって、しまいには地上に激突させられるぞとウンザリした)

・韋駄天ドンちゃんの崖のゴキブリ〜二足疾走も、テンポよく縮まった
試写会では、あまりの奇天烈ぶりにのけぞり身をよじって笑いをこらえる余裕の時間が、もっとあった気がします。
さすがにドンゴンファンに配慮したんでしょうかね、配給会社も?
・真田征夷大将軍と鬼狼の、樹木の周囲での一騎打ちも、短くなった気がする
まるでゲームキャラクターのように、観客の動体視力の限界に挑戦する勢いで追っかけっこしていた2人ですが、ピュン! ピュン! ピュピュン! ピュン!がピュピュン!だけになってた気がします。
・セシリアを追って男2人が大地や水田や草原を疾走するシーンも、短縮されていた。
「右足を、左足が水に沈む前にさっと出し、その右足が沈む前に左足をさっと出すのを続けたら、水面歩行も可能なはずだ」という老父のベタなギャグ(昔の漫才師ネタ?)を想起したぐらいですから、もっとシーンが長くてダレたはずでした。もしかするとそこじゃなくて、韋駄天ドンちゃんの故郷滅亡の顛末を報らせた鬼狼に、早く走るということについての啓示を与えられるあたりだったかもしれませんが。
・終盤、宙に浮かんで高笑いする満神が、一瞬だけに縮まっていた。
物語進行には全然かかわりのないシーンなので、短縮は別にかまわないです。
・終盤、セシリアとドンちゃんの大気圏離脱!シーンも短くなった。
これは錯覚かもしれませんが、2人は○の力で万有引力はおろか、大気圏すら超越して仙人になったとしか思えなかったような記憶があったんですが…?
これも短くしていいんじゃないでしょうか、「違う! 宇宙は、愛だ!」とか登場人物に託してワケノワカラン表現させ始めたら、映画はトンデモ化の一途をたどり、やがてはパチンコ台化してしまいます、ハイ(どの作品の話だ)。
なお、試写版も劇場公開版も1度しか見ていないし、香港版DVDなども見ていないので(もちろん海賊版も!)、「ここは変えてない! 同じ!」てな記憶違いがあったら申し訳ありません。
ま、そういうわけで、中華圏映画は侮れないのです。
香港版と台湾版、あるいは香港版と日本公開版が異なる、香港プレミア版と劇場公開版が異なるという体験は何度かしてきましたが、日本でこんな経験をしたのは初めてです。
いや、しかしそうなると、試写会の存在意義って何よ?ということになっちまいます。
「あの映画、面白かった!・きれいだった!・興味深かった!」ってんで、口コミで映画館に客を呼ぶために、映画配給会社は懸命にスポンサーやメディアを巻き込み、告知し、参加希望を募り、抽選し、無料試写会を行うわけです。
自分も仕事の関係でささやかながら試写会準備・当日受付・会場案内を務めたことがあるので、映画会社社員やスタッフが祈るように試写会のお客さんの反応を見るのを見聞きしてきました。そういう場に「これは、ちょっとねえ……」というフィルムをかけてしまうっていうのは、明らかにマイナスではないのでしょうか。
もちろん欧米などでは、作品公開前に観客の反応を見るために、無料の試写会ではなく一般の映画館で小規模に通常の上映をやってみて、観客の反応によって分かりづらいシーンなどを改良したり、その結果を元に公開の方法や規模の判断材料にする「スニーク・プレビュー」が行われていることは、周防正行監督の著書などで知っています。
しかしこんなに大々的に試写会を全国でやっちゃった後でしか、改良できなかったもんなんですかね?
無料試写会で鑑賞してしまった観客のなかには「ああ、こーいう話だったのね。結末(犯人・誰が死ぬか負けるか)がわかったから、わざわざ映画館で金払ってまで見なーい」で済ませてしまう人も多いだろうし(ハリウッド映画でのnancixだ…(^_^;))、
今回は「いやーもう荒唐無稽で、何が何だか」「これじゃあ『タイフーン』のドンゴンを見た方がマシだわ! 単独主演みたいだし! 皆さん、もー見なくて結構ですわよ!」と、マイナスイメージを口コミしてしまう人もいるんでは、と心配になります。
王家衛のように「CG合成シーンは線画でごまかし」の未完成作品を、世界の映画がしのぎを削るカンヌ映画祭でお披露目するのは言語道断だし、
香港・台湾・日本でバージョン違いを公開させて平気、という作家も、
特に会社ともめてカットされたわけでもないのに、ディレクターズ・カット版DVDを後日出して同じ柳の下にドジョウを数匹放って儲けようとする連中もどうかと思うくらいのこだわり観客(nancix)も存在するんだから、
映画監督も映画編集担当者も配給会社も、もう少し映画を一つの「これ以上いじりようのないほど完成された自信作」として観客に届けるよう、過程を踏んでいただきたいです…。
全世界の観客同士で、同じ映画を見て、興奮・感動・笑い・涙を共有したいのです。
観客のお国柄や嗜好、年齢層でこんなに感じることが異なるんだと知るためには、同じシーンを見たという前提が必要なのです。
何十回と1つの作品を見ても飽きないファンにとって、フィルムの劣化でその作品の1シーンが失われるだけでも、許せないのです。
とか何とか言いつつ、もう一回、別の友人を洗脳するために、神戸で見る予定ですけどね。



へー!試写会と劇場用のは少し違うんですね。
そういうことってあるんだ。
1回観て満足してました。
実は途中寝てしまったところがあるので
機会があったら確認も兼ねて
もう一度観てみようと思います。
試写は文字通り「試写」なので、試写の観客やプレスの反応によって一般公開版を微妙にいじることはないではないです。
ただ最近は配給会社と製作会社の契約上、それほどしばしばということもありませんが。
ちなみに『PROMISE』はアメリカ版はもっとがっつり短いらしいです。
だーらだーらした感じでしたさ。
ちなみに、こちら、仏教国なんで
あんまり露骨なシーンとかはカットされているみたいです。
ぐりさん、プレス相手の業務試写や年齢層や性別限定の小規模試写会を参考に、改変するのならいいんですが…スポンサー付けて大ホール借りての一般試写会では、劇場版と同じものを見せて宣伝するべきだと思うんですよねえ…そういえば、参加した試写会では珍しく、前売り券のポスターかプレスシート付き販売がありませんでした…。買うつもりだったのに。
米国・韓国版がかなり短いと聞いています。多分、もにかるさんのおっしゃる「あーらビックリ」なSEXシーンは真っ先にカットかな、と思います。(もちろんタイ版もね)。あと、ドンちゃんの出番も減らされていて話の辻褄が合わなくなってるという噂を聞きましたが、これは真偽がさだかではありません。やはり、モニターを横一列に並べて、各国版を同時に映写してみないことには…(「恋する惑星」は香港版、台湾版、日本版でやってみたい)
http://ent.sina.com.cn/m/c/p/2005-12-09/1506923175.html
UBISOFT中国公司が発売…PS2じゃないのかな、任天堂かXBOX?
確かに、将軍様のお顔がぁぁ、鬼狼ももっと悲しい顔なのにいぃぃ。日本人に作らせてよ…とほほ。