2006年01月09日

全米映画批評家協会賞は撮影賞のみ受賞

 うーん、アン・リー監督の「ブロークバック・マウンテン」が最終優秀作品賞、外国語映画賞を「2046」が…という、制覇の夢はかないませんでしたか。

 第40回全米映画批評家協会賞にノミネートされていた「2046」、Best Cinematographyのみを獲得しました。昨年の「LOVERS」も撮影賞を受賞。…同等クラスですかそうですか…。
 でも、数年前までは映画批評家のごく一部と、カンフーアクションではないアジア映画オタク…好事家だけが熱狂していた王家衛作品なわけですから、メジャーにのし上がったと間違いなく言えるのでは。

 詳しい結果は英文のコチラ。この賞では、結果を発表するだけで、受賞パーティーは行われません。
 「カポーティー(原題)」、気になります。監督賞は、レスリー・チョン張國榮を「M.バタフライ」に起用しようとして北京まで口説きに来たあのデイビッド・クローネンバーグですか。
 おっ、(RU - Wong Kar-wai - 2046)というのは、次点という意味? そうなの?
満面の笑顔の王家衛(資料画像)
 昨年の監督賞は、チャン・イーモウ張藝謀だったのになあ。

 チャン・ツイィーも最優秀助演女優賞のRUです。
 ……助演だったの? 香港電影金像奨では、最優秀主演女優賞だったわよ?
 2005 NY映画批評家協会賞の最優秀外国語映画賞と最優秀撮影賞、
 第31回 ロサンゼルス映画批評家協会賞・美術賞、
 と続いて「2046」を契機とした「米国で、♪王家衛をメジャーに、しってしまえ!」作戦は、ほぼ成功と言えるでしょう。
 …どこの誰が仕掛けた、どんな秘策を盛り込んだ作戦だか解りませんけど。

 これで王家衛の次作や次々作に米国資金が注ぎ込まれ、逆輸入で日本配給も超メジャーな洋画会社が担当し(もうすでに担当してるけど)、
 来日すれば日本の五大紙の記者がこぞってインタビューし、北野武ら映画監督や作家との対談も組まれ、
 派手なジャパンプレミアセレモニーが催され、美人女優が王監督に花束を贈呈し…。
 てな騒ぎに、なるんでしょうかねえ。

 もはやこういう2ショットをすぐ近くで見ることは、1映画ファンには決してかなわなくても、
 テレビ画面を通してでもいいから、見たいなあ……(T_T)/~~~
2001年の王家衛とトニー
posted by nancix at 00:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | 2046
この記事へのコメント
「2046」撮影賞受賞おめでとうございます。

>来日すれば日本の五大紙の記者がこぞってインタビューし、北野武ら映画監督や作家との対談も組まれ、

そして上映権利切れの「欲望の翼」「いますぐ抱きしめたい」「恋する惑星」「天使の涙」がまた日本で上映できることになりますよう^^。
Posted by ぐう at 2006年01月09日 14:53
ありえないと信じつつ・・・・

密かに「アメリカでメジャーになる」いこーる
リュック・ベッソン君の二の舞にならぬか、王監督?と、余計な心配していたりして。

というアタクシ、
先日、英語字幕版の「ブエノスアイレス」DVDを見つけて、小躍りして買おうとしたら
お店の兄ちゃんに「え、ゲイ映画だよ、いいの?」と念を押された上に
いいのじゃと言うと
「じゃ、これも要る?」と、洋モノのゲイ映画を色々見せられた。

ちーがーーーーーうっちゅーねんっ!(怒)

やっぱ、王監督、有名になってください。



Posted by sala at 2006年01月09日 20:26
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