2008年11月01日

香港TVB41周年記念番組「翡翠歌星台賀慶」

 日本では3連休初日で「映画の日」、初日の入りが期待される「レッドクリフ/赤壁」公開記念日ですが、香港では午後8時半から翡翠台=TVBで「翡翠歌星台賀慶」という、TVB41周年記念オールスター?歌番組が始まりましたよ。午後11時までの長時間番組です。

 もはや整形も研ナオコ化してしまったドゥドゥ・チェン鄭裕玲が総合司会。テーマは「Since 1967」だそうで、若い出演者はコスプレが義務(?)。エリック・ソン孫耀威がジャック・スパロウに扮しているのは確認できた。あと、マッシュルーム頭のビートルズ、一世を風靡した頃のボーイ・ジョージも確認。どう見てもファースト・ガンダムのアムロ・レイだろうが!と思えるコスチュームの男子もいるけど、青いジャケットの裾が妙に長いのでアムロとは違うキャラかも。ジャスティン・ロー側田はやっぱり、いつもの三本線運動服にニット帽、白運動靴です。

 しょっぱなからTWINSのシャーリーン・チョイ蔡卓妍が歌い出したけど…伴奏の音程が高すぎるのか低すぎるのか、音程が合わなくてすんごい音痴にしか…。続いて「傷だらけの男たち/傷城」エンディングテーマ曲の中国語版「傷城秘密」を歌ったデニス・ホー何韻詩も歌ったけど、これも男性の歌だったらしく、音程合わせるのが苦しげ…。
 背景のスクリーンではアンディ・ウォーホールのイラスト的に処理されたブルース・リー李小龍、レオン・ライ黎明、アンディ・ラウ劉徳華、アーロン・クォック郭富城、ジャッキー・チョン張學友が映し出され、♪アンターの時代は〜よかった〜〜@ジュリー…と懐旧気分に陥らされるのでした。

 CM明けにはおひげのベテラン歌手ジョージ・ラム林子祥が、暑苦しいビロードジャケットで登場。やっと安心して聞けます。
 おっジョーイ・ヨン容祖児が「パルプ・フィクション」でのユマ・サーマン(ていうか目を吊り上げすぎて一時期の中森明菜に見える)。ミリアム・ヨン楊千[女華]が引退コンサート純白衣装の山口百恵、なかなか似合うけど合い間に大笑いしすぎ…ジェイド・クァン關心妍による、目の周り真っ黒なアヴリル・ラヴィーンは似てる。ムチ片手のキャットウーマンもいるぞ。アニタ・ムイinステージ衣装、オードリー・ヘップバーン、陳寶珠が各2人もいる。女ビートルズ、マリリン・モンロー、女の子版エルヴィス・プレスリー、濱崎歩、幸田來未、スパイス・ガールズ、ちぢれ頭爆発王菲はともかくとして、女デビッド・ボウイに女ジョニデって、似てない〜。うわっ丸眼鏡に黒マントと制服でハリー・ポッターに扮した童顔レオ・クー古巨基、似てないけど似合うぅぅ。
 しかしジョージ・ラムって色んな洋楽の名曲をカバーしてたんですねえ…どんだけ音域広いんだ…(汗)。

 CM明けからは武侠ドラマ主題歌でおなじみ、中国実力派歌手のスン・ナン孫楠(上を向くとちょっと小林旭化してきた)が、北京語曲を歌い上げる。巧すぎて、会場がもはや香港じゃないみたいに…。そこにドレッドヘアにジャージ上下で出てきたホームレス、もといレゲエの神様故・ボブ・マーリーは、イーソン・チャン陳奕迅! いいぞ、香港歌星の底力を見せてくれ! 男2人のデュエットはしかしレゲエじゃなくて、ほろ苦いラブバラードっす…。
 おおっカーペンターズの名曲「Without You」でデュエット対決継続! イーソン、「I can't give〜」のくだり、音程一つ下げてずるいぞー。小林旭が高音を担当して圧勝か…。しかし何を歌うにもヨー!ヨー!のレゲエ的リズム取りを止めないイーソンも、なかなか健闘した!
 
 そして「サタデー・ナイト・フィーバー」をイメージした純白スーツ+シルバーシャツで登場は、やっぱりグラスホッパーだ! ああ、腰つきが相変わらずみだら…「紅唇的吻」「又愛又恨」って、元歌ありましたっけ? 何だか田原俊彦とか近藤マッチ真彦みたいな…。「飛躍千個夢」は自分たちの持ち歌みたいだけど…。
 鄭裕玲も円形ステージに乗って、「忘情森巴舞」でグラスホッパーに絡むぞ! サンバ踊るぞ! あああ、遠目には物まね歌合戦に登場の研ナオコ(本人)と再結成しぶガキ隊(物まね軍団による)にしか見えない気が…。

 で、ベテラン中のベテラン女優、山藤昭子ならぬ李香琴さまが、盛り上げヘアに真っ赤なドレスで登場です。さすがに歌わない、セリフの朗読です。朗読に合わせて歌うのはマーメイドドレスに黒っぽい口紅でますますメイクがどぎついシャーリー・クァン關淑怡。二人で「TVB、ハッピーバースディー」を述べて退場。しかしシャーリーは続けて「忘記他」を絶唱。男性歌手が次々とファッションモデル並みのポーズを決めては退場していきます。うわっチャウ・シンチーに扮したのも2人いるけど、1人は全然似てない…。黒スーツに黒ハットを目深に被ったキザポーズの「木村拓哉」の隣が往年の派手はでクネクネ歌手・故「羅文」…意味深過ぎて眩暈がしそう。アラビアーンな衣装のBEYONDの隣が「男たちの挽歌」の長身ではないマーク哥ことチョウ・ユンファ周潤發って…。

 嗚呼、90年代はこういうTVBの記念番組に、トニーも引っ張り出されて色々やらされてたよなー。アンディと二人で制服警官姿で出て来て、仲良くドラマ時代の思い出話をして、ベタベタしながら互いの主演ドラマ主題歌をデュエットしたのも、こういうTVB記念歌番組だった気が…。あの時のテレテレぶりとアンディ兄貴を見上げる甘いあまーーーーーい上目遣いに悶絶して、ファンになったんだよねえ…(ヘンタイ)。
 さて、エリック・ツァン曾志偉らのそっくりさん?が裏声でしゃべり、「曾志偉」とテープ貼ってる白ガウンの背中を見せた後は、♪春を愛する人は〜をヒットさせた芹洋子にそっくりなショートカット中年女性歌手兼女優、スザンヌ・クァン關菊英の、ミリアム・ヨン楊千[女華]やジョーイらとのTVBヒットドラマ主題歌デュエットです。フェイ・ウォンの「給自己的情書」、關菊英の持ち歌で彼女も出演中のドラマ「溏心風暴之 家好月圓」の主題歌「講不出聲」…さすがに、もはや中堅の域に達したジョーイ、ミリアム、巧い!

 CM明けに登場は、ケニー・B鍾鎭濤! 3人のエレキギタリスト(1人は日本の元爆風スランプのドラマー、ファンキー末吉かと思った蘇徳華@Blue Jeans)を引き連れてロックンロール♪ ウィナーズ(温拿樂隊)?と思ったらすぐにバラードになっちゃうのが香港歌謡界。
 「紅色砲車」は80年代の人気ハードロックバンドだったと記憶する@太極(樂隊)が。そして隅っこは「歳月無聲」?「光輝歳月」?を歌い出して判明。ポール・ウォン黄貫中@BEYONDだったぁ! 若い男の子歌手たち、大歓喜。うわー、こんな出自も主義主張もバラバラなはずの4人組が、BEYONDの歌を合唱する日が来ようとは…!!!!

 そしてCM明けには、やっぱり出た! アラン・タム譚詠麟校長がケニーとデュエットだ! キャットウーマン、アヴリルも絡む!(が、音程外れてるよお嬢さん方…)
 「500 miles」ってピーター、ポール&マリーの「500マイルも離れて」のことかな? ネスカフェ、じゃないロバータ・フラックの「やさしく歌って〜Kiling Me softly with his song」、レニー・クラヴィッツ「American Woman」など、英語の懐メロソングが続きます。校長、元気だなー…。ポール・ウォンも負けてない。「Vinas」では、あの"香港の吉幾三"ことナット・チャン陳百祥も出てきて合唱。ウィナーズの前身バンドLoosersでは、ナットが譚詠麟校長と共に、Wボーカルの1人だったそうで…。
 
 アヴリルに扮したジェイド・クァン關心妍が、最佳造型女星奨を受賞。うんうん確かにそっくりだったけど、幸田来未も捨てがたかったなあ。

 最佳造型男星奨は、エリック・ソン孫耀威の工夫を凝らした成り切りジャック・スパロウを抑えて、イーソン陳奕迅@ホームレス、いやボブ・マーリーが受賞。そんなぁ…。

 受賞発表の後は大ベテランおじさん歌手、青山(東京の青山墓地でも香港青山の精神病院でもない)が出て来て、変わらぬ歌声(ちょっとコミカル)を聞かせます。おおっハリー・ポッターの扮装のままレオ・クーも出て来てデュエット! レオも健闘でした。

 "スーパーマーケットで捨て子が発見された"というニュース明けには、ユマ・サーマンジョーイとドゥドゥが並んで登場。そしてドゥドゥが高らかに呼んだのは、アラン・タムと、いつも香港四大天王の次点にぴったり付いていたレイ・ハッカン李克勤! 二人とも老けないなぁ…。
 アラン校長のヒットソング「愛ロ既熱力」やアラン校長がカバーしたガゼボ「I LOVE SHOPIN=雨音はショパンの調べ」=「我愛雀斑」、テレサ・テン[登B]麗君とのデュエット曲だった「愛人女神」などのメドレーが続きます。
 やがてグラスホッパーもステージに参加。李克勤の「夏日之神話」=日本の安全地帯「I LOVE YOUから始めよう」のカバー曲も。出演者全員が集まり、ステージからこぼれ落ちんばかり。
 「暴風女神」でアラン校長は再びハッケン・リーとデュエット。あれええ、次の曲は「メリーアン(ヌ)〜」って、それって日本のアルフィーの曲じゃ…! 観客席も総立ちに。ハッケン、客席後方でプラカードを掲げているファンのそばまで行って煽ってますぅ。

 「愛情陥併」「夏日寒風」などメドレーが続き、ドゥドゥが締めて、新旧入り乱れた番組は終わったのでした。

 うーーーん、アニタ・ムイ梅艷芳もレスリー・チョン張國榮も往年の四天王さえも抜きでも、何とか番組作りは可能なんだなあ……何だか複雑な気分ながら。アラン・タムタムらベテランがいつまでものさばって、若手の台頭を妨げているわけでもないのか…と再確認したところで、もう寝なきゃ。
 英語チャンネルPearlでは、ジャッキー・チェン成龍の「メダリオン/飛龍再生」(93)やってるけど、ジュリアン・サンズとの対決で、ウェイター役でニコラス・チェー謝霆鋒が出てくるサービスシーン(笑)はとっくに終わってるみたいだし。オヤスミナサーイ。
posted by nancix at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のこと。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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