2007年12月27日

日本公式サイト誕生…トニーは中国生まれ?

 本日、「レッドクリフ/赤壁」日本公式サイトが誕生したのは歓迎すべきことなんですが、
 どういうわけかこのサイトを開くと、nancixが愛用している国産タブブラウザ「Sleipnir」が固まってにっちもさっちもいかなくなるんですよ……_| ̄|○。

 やむをえずこのサイトを見るときだけ、Internet Explorer6.0を起動させて見てます。……タブが使えないって、不自由だなあ。

 で、またしても頭を抱えたのが、トニー・レオンのプロフィール。
 「傷だらけの男たち/傷城」に引き続き、今回もトニーが中国広東省出身にされています。
 トニーは香港生まれの香港育ちだと何度もインタビューで語っていて、単に祖先の出身地が広東省台山市だというだけなんですがねえ。あいにく広東省から香港に移民したのが、祖父の代なのか、父母の代でなのか、もっともっと前の代なのかは、知りませんけども。

 例えるのも卑小すぎて何なのですが、nancixの両親は九州出身であり、老父の意向で家族全員が本籍地を九州にしたままなんですが、nancixは神戸生まれの神戸育ち、一度も自分を九州人だと意識したことなんて無いんですよ。九州弁もうまくないし。
 老父がこの世を去ったら、おそらく本籍地を移すと思いますです。

 いくら中国最大最強の国営配給会社・中国電影集団公司が出資した中国映画に出演するからって、香港のお茶の間でまず人気を呼び、香港映画界で育てられ、世界に飛び出したトニー・レオンを、日本人が、本人の意向も聞かずに、メインランドの人間と称していいもんなんでしょうか…? 本人は、ハリウッドに進出する気なんて毛頭ないとコメントすると同時に、老後は慣れ親しんだ香港で暮らしたい、とかねがねおっしゃってるんですけど…。

 第一、同時期に作られた「ラスト、コーション/色、戒」公式サイトだと、トニーはちゃーーんと香港出身になってるんですよ、ええ。
 トニー・レオンは香港人と中国人、2人存在するのか?

 そりゃ、トニー・レオン・チウワイとトニー・レオン・カーファイの2人トニーは存在するけれども。
 アクション指導者・映画監督としておなじみの、チン・シウトン程小東もトニー・チン・シウトンなのだけども。

 とか何とかボヤキながら、さっそくメールマガジンに登録したわけです。
 第1フォームに登録後、メールでアクセスURLのお知らせが来て、そのURLでもう一度フォームに書き込んで送信して、やっと登録完了になります。
 第2フォームには簡単なアンケート欄が付いていて、喜び勇んで

(1)ジャパンプレミアに連動させて、「トニー・レオンと金城武のファンの集い」をぜひ開いてほしい
(2)「HERO 英雄」並みの豪華写真集、ノヴェライズ本、サントラ盤CDをぜひ出してほしい
(3)主題歌もしくはイメージソングはぜひとも男声で。ジョン・ウー映画に女の歌は不要

 と要望を書いてしまいましたさ。

 やれるもんなら、思う存分やっておしまいーーー!うふふふのふ。
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2007年12月25日

2007年クリスマスに思ったこと。

 クリスマス当日といっても、いつものように年末進行で目一杯、休憩も取れずに働き、残業もちょっとあり(正規に残業手当がもらえるほどは残れない)、何の変哲もない一日でした。

 帰りに、クリスマスイブに老父にプレゼントしたユニクロのソフトエアテックブルゾンの胴回りが小さすぎたので、サイズをMに替えてもらいに行った。ついでにクリスマスケーキをちょいとデパ地下と周辺店で覗いたけど、老父の好むチョコレート系で直径12cm〜15cm程度のものが売り切れだったのであきらめる。どうせ今から帰っても、老父は入浴後、甘いものは食べないだろう。24日に二人でイタリアンワイン+イタリアンクリスマスディナーを食べたんだから、それで許してもらおっと。

 ついでにやっと、気になっていた雑誌をまとめて購入。
TV Taro (テレビタロウ) 関西版 2008年 02月号 [雑誌] 「MOVIEぴあ」も「TV Taro (テレビタロウ) 2008年 02月号」も、以前購入した「アジポップ」第77号の表紙のトニーも、同じ写真家Nicolas Guerinのものでカット違いなだけですね。ジェットトーンプロダクションが配給会社経由で提供したものだろーか。インタビュー内容も似たりよったり。 

 「MOVIEぴあ」、インタビュー本文はいいけど、PROFILEで、トニーの生年が68年になっている…サバを読みすぎ(笑)。

 もちろん、トニーは1962年香港生まれです。

 本人は今さら年齢詐称したりしてないんだけど、どうして68年に? 謎。

 お役立ちなのは「2007年の映画500本」ページか。
 nancix、ほとんど見てないよ…映画ファン失格だな。
 ていうか、関西では公開されなかったか、来年公開予定か、公開はされたんだけどいつどこでやってたのかも定かでないほど宣伝されなかったものもある。しょうがない。

 あと、気になったのはハリウッドでブイブイ言わせている敏腕プロデューサー、ワインスタイン兄弟が2007年8月に設立した巨額アジア映画ファンド(約300億円)を基に、6作のアジア映画を製作するという記事。ジェット・リー李連杰とジャッキー・チェン成龍の初共演作っていうのが「功夫之王」として覚えていたあの大作か。(紹介されている予告編のBGM、「HERO 英雄」のBGMなんですけど…?)

 あと、
・「七人の侍」リメイクをチャン・ツイィー、ジョージ・クルーニー主演でとか、
・チャン・ツイィーが「ムーラン(花木蘭)」に主演とか(ケリー・チャン陳慧琳じゃなかったのか…)、
第二次世界大戦中、日本占領下の上海での米国人殺害事件の背後に隠された謎を追うミステリーとか(それよりも首相子息の近衛文隆と日中ハーフの美女スパイの謎の交際を…)、
「トム・ヤム・クン」主演のトニー・ジャーを起用したアクション映画とか、
・アンドリュー・ラウ劉偉強監督と米国ドラマ「24」の製作総指揮者がタッグを組んで製作する香港アクション映画とか、

 メディア・アジア寰亞綜藝娯楽集團有限公司と中影集団の手がけるような大作を足して割って、ハリウッド事大主義を振りかけていっちょ上がりのような企画ばっかり。
 白人女優がなぜか春麗役の「ストリートファイター 春麗の伝説(Street Fighter: Legend of Chun-Li)」や、チョウ・ユンファ兄貴が亀仙人だなんていう「ドラゴンボール実写版」と対抗するには、こういう企画ばかりで仕方ないんでしょーか?
 チャン・ツイィー章子怡が無駄遣いされて、観客に飽きられませんかね? 少なくとも「2046」での艶やかさは、期待できそうにないです。濃いアイラインをこってり引かれて吊り上がり目にされそー。

 プロデューサー権限で"米国向けに"大幅な再編集を施すってのも、何だかなあ。
 連中に市場を食い荒らされ、監督らの持ち味も独自の映像センスもリズムも東アジア俳優達の個性も殺され、メディアアジアや中影集団も変質し、兄弟らが「もう儲けにならん」と引き上げた後は、観客の興味関心を失った広大なる荒れ野が残るばっかり、の東アジア市場にならないか、杞憂しまくるぞと。


 月刊「TV Taro」は、昔から香港映画の紹介に多くページを割いてくれている(香港金像奨取材レポートなどもあったけど、今の執筆者で取材証を発行してもらえ、取材に行ける人はいるのだろうか?)ので、今回も安心して読めた。トニーの写真もこっちの方がいいね。唇をちょっと噛みしめて耐えているような…148ページ右柱には、ショーン・ユーの紹介も4行あります。

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2007年12月23日

トニー・レオンフィルモグラフィー決定版?

 そんなわけで、嘆くぼやく落ち込む沈み込むばっかりじゃ能がないので、取り急ぎトニー・レオン出演作品一覧をここに置いておきますね。
 何だか後出しジャンケンみたいですけど…。
 なお、監督名は広東語作品はほぼ広東語読みです。日本でカナ読みが定着している監督は、カナ読みに準じました。(ホウ・シャオシェン、ウォン・カーワイ、チン・シウトンなど)

 おまけとして、実写並びにアニメ作品の広東語声優歴も加えておきます。

■トニー・レオン出演作品一覧■

1983
【瘋狂八三】(チョウ・ユン)

1985
【花心紅杏】 (チョウ・ユン)
【青春差館】(ヤウ・ガーホン)

1986
【癲イ老正傅】(イー・トンシン)
「地下情〜追いつめられた殺意」(スタンリー・クワン)

1987
「幸福を求めて」【開心快活人】(レイ・ティムシン)
「野獣たちの掟」【人民英雄】ビデオ公開(イー・トンシン)

1988
「ロボフォース/鉄甲無敵マリア」【鐵甲無敵瑪莉亞】(ツイ・ハーク/デビッド・チョン)

1989
風にバラは散った【殺手蝴蝶夢】<ビデオ公開>(パトリック・タム)
【忠義羣英】(テリー・トン)
「悲情城市」【悲情城市】(ホウ・シャオシェン)

1990
「ワイルド・ブリット」【喋血街頭】(ジョン・ウー)
「欲望の翼」【阿飛正傳】(ウォン・カーワイ)

1991
【沙灘仔與周師[女乃]】(ジョニー・トゥ、チッ・ゲイイー)
インファナル・デイズ〜逆転人生〜」【中環英雄】(ハーマン・ヤウ)
【魔畫情】(テイラー・ウォン)
【千王1991】(ロニー・ユー)
「アンディ・ラウ、トニー・レオン 蒼き獣たち」【五虎將之決裂】(エリック・ツァン)
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3」【倩女幽魂3道道道】(チン・シウトン)
【豪門夜宴】(クリフトン・コウ、ツイ・ハーク、アルフレッド・チョン、ジョー・チョンの共同監督)

1992
「ハードボイルド/新・男たちの挽歌」【辣手神探】(ジョン・ウー)
【[足易]到寶】(ジョニー・トー)
【亞飛與亞基〜 錯在黒社會的日子】(ブラッキー・コー)

1993
「新流星蝴蝶剣 秘術VS妖術」【新流星蝴蝶剣】(マイケル・マック)
【反斗馬[馬留]】(エリック・ツァン)
【情人知己】(テディ・チャン)
「大英雄」【射鵬英雄傅之東成西就】(ジェフ・ラウ)
【風塵三侠】(ピーター・チャン&リー・チーガイ)
【哥哥的情人(三個夏天)】(ローレンス・ラウ)
【正牌韋小寶之奉旨溝女】(ブラッキー・コー)
「ツイ・ハークThe マジック・クレーン」【新仙鶴神針】(ベニー・チャン)
「エンド・オブ・ザ・ロード」【異域之末路英雄】(チュー・イェンピン)
「月夜の願い〜新難兄難弟」【新難兄難弟】(ピーター・チャン&リー・チーガイ)

1994
「キング・オブ・ギャンブラー」【神龍賭聖之旗開得勝】(ジャッキー・パン)[ビデオ公開]
【等着イ尓回來】(ジェイコブ・チョン)
「恋する惑星」【重慶森林】(ウォン・カーワイ)
「楽園の瑕」【東邪西毒】(ウォン・カーワイ)

1995
「裏街の聖者」【流氓醫生】(リー・チーガイ)
【救世神棍】(リー・チーガイ)
「シクロ」Cyclo(トラン・アン・ユン)

1996
【偸偸愛イ尓】(タン・ロンション)
「欲望の街・外伝ロンリーウルフ」【洪興仔之江湖大風暴】(ハーマン・ヤウ)

1997
「ブエノスアイレス」【春光乍洩】(ウォン・カーワイ)
【最佳拍[木當]之 酔街拍[木當]】 (チン・カーロッ)
「ミッドナイト・エキスプレス」【黒獄断腸歌之砌生猪肉】(ビリー・タン)[ビデオ公開]

1998
「ロンゲスト・ナイト」【暗花】(パトリック・ヤウ)
「フラワーズ・オブ・ シャンハイ」【海上花】(ホウ・シャオシェン)
【超時空要愛】(デビッド・ライ)
「君を見つけた25時」【毎天愛イ尓八小時】(ジェームス・ユン)

1999
「ゴージャス」【玻璃樽】(ヴィンセント・コク)

2000
「東京攻略」【東京攻略】(ジングル・マー)
「花様年華」【花様年華】(ウォン・カーワイ)
「ヒーリング・ハート」【侠骨仁心】(ゲイリー・タン)[映画祭公開]

2001
「ファイティング・ラブ」【同居蜜友】(ジョー・マー)
「ラブ・イズ・マネー」【有情飲水飽】(ウォン・ジン)[DVDストレート]

2002
【天下無雙】(ジェフ・ラウ)
「インファナル・アフェア」【無間道】(アンドリュー・ラウ&アラン・マック)
「HERO 英雄」【英雄】(チャン・イーモウ)

2003
【行運超人】(ヴィンセント・コク)
「1:99/電影行動」より「2003年春・追想」(ピーター・チャン)
「インファナル・アフェアIII 終極無間」(アンドリュー・ラウ&アラン・マック)
「サウンド・オブ・カラー/地下鉄の恋」(ジョー・マー)[DVDストレート]

2004
「2046」(ウォン・カーワイ)
「ソウル攻略」(ジングル・マー)[DVDストレート]

2006
「傷だらけの男たち」【傷城】(アンドリュー・ラウ&アラン・マック)

2007
「ラスト、コーション」【色、戒】(アン・リー)

2008
「レッド・クリフ(仮題)」【赤壁】(ジョン・ウー)
【一代宗師(仮題)】(ウォン・カーワイ)*構想中
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2007年12月22日

トニーのフィルモグラフィーが…

 業務試写会後、親切な知人がプレスリリースを送ってくださって以来、このことについてブログに書くべきかどうか、随分悩んだ。悩んで迷って葛藤しているうちに、何だか自分のやっていること、やってきたことが何もかも虚しく思えてきて、半ウツになりかけてもいる。

 だけどやっぱり書いてしまおう。書いて自分のなかで踏ん切りをつけよう。

 「ラスト、コーション/色、戒」の公式サイト及びプレスリリース、そしておそらくはすでに準備中のパンフレットもそうなのだろうが、紹介されているトニー・レオンのフィルモグラフィーにかなり間違いがある。
 なまじ詳細に思えるだけに、これがスタンダードとなり、研究者や特集雑誌に孫引きされるのが大変心配なんである。

 まず、トニーのフィルモグラフィーと銘打つからには、1983年の「瘋狂八三」(チョー・ユン楚原)から始めなくてはおかしい。主演ではなく顔出し程度のチョイ役出演ではあったが、映画出演は映画出演である。
 なのに「ラスト、コーション/色、戒」公式サイト及びプレスリリースでは、処女作は1985年の「花心紅杏」(チュー・ユアン)となっている。この「花心紅杏」の監督も、同じ楚原なのではあるが。

 これはトニー・レオンのオフィシャルサイトのCompositions 作品コーナーの「完整電影年表」の欄でも、中国繁体字版Wikipediaの梁朝偉のページでも確認できる。「瘋狂八三」は、IMdbのTony Leung Chiu-waiのページでも「Feng kuang ba san」(aka Mad Mad 83)として紹介されているではないか。

 さらに「ラスト、コーション」公式サイト及びプレスリリースでは、いきなり1986年に飛んで「癲イ老正傳」(イー・トンシン)、「イ尓情我願」(ジェイミー・ルック)、「地下情/追いつめられた殺意」(スタンリー・クワン)の3作が並べられている。
 つまり、1985年の「青春差館」Young Cops(ヤウ・ガーホン邱家雄)が抜けているのだ。この作品は製作は「花心紅杏」より前、公開は後だったという、紹介順に悩む作品。トニーのほかに、故アニタ・ムイ梅艷芳が共演した青春アイドル映画で、台湾の映画評論本では「日本のアイドルブーム(1981〜1988に活躍したシブがき隊とか、少年隊とか…?)の影響を受けて香港で初めて製作された、青春アイドル映画である」と評されているほど重要な作品なのに、なぜ抜かされているんだろう。
 しかも、「イ尓情我願」(ジェイミー・ルック)とは、実は「チョウ・ユンファの相続ゲーム」という邦題でかつてビデオリリースされ、今ではYahoo!動画にも加えられ、無料で見ることができる、チョウ・ユンファ主演作なのである。トニー・レオンはこの作品に1秒たりとも出てはいない
 なぜこの作品が飛び入りしているのであろーか。謎だ。そういえば、どこかの中国語サイトで、トニーのフィルモグラフィーにこの作品名を見てたまげたことがあったような気もするが、記憶が定かではない。

 続く1987年。「野獣たちの掟」(イー・トンシン)の前に、「開心快活人」(レイ・ティムセン李添勝)が入らなければならないのに、すっぽり抜け落ちている。この「開心快活人」は、日本ではケーブルテレビの中国語チャンネルで「幸福を求めて」というタイトルになり、何度か放映済みである。

 1989年は、トニー・レオンは3作しか出演していない。そして翌90年にはエポックメーキングとなった「ワイルド・ブリット」(ジョン・ウー)と、撮影が長引きギリギリ同年のクリスマス公開となった「欲望の翼/阿飛正傳」(ウォン・カーウァイ)、アンディ・ラウと久々に組んだ「インファナル・デイズ 逆転人生」に出演しているはずだ。
 ところが、「ラスト、コーション」の公式サイト及びプレスリリースでは、1991年の「千王1991」、「沙灘仔與周師[女乃]」まで3年分が全て1989年作品にされているのだ。
 これは酷い……_| ̄|○。 大体、1989年に「千王1991」というタイトルの映画がなぜ公開されるのだ。「2001年宇宙の旅」か「2046」ならともかく。

 1991年に、香港映画界が総結集して超短期間で作り上げ11月に公開、翌1992年まで上映されたチャリティー映画「豪門夜宴」(共同監督)も抜けている…オールスター映画だが、トニーの出番は結構多かったのに…少なくとも、冒頭しか出ないアンディ・ラウ劉徳華や、チャウ・シンチー周星馳やレオン・ライ黎明よりはずっとずっと多いんだぞう!

 1992年にも、翌93年公開だった「三個夏天(哥哥的情人)」が混じっている。嗚呼……。そしてその1993年、トニー出演作は10作あったはずなのに、「ラスト、コーション」の公式サイト及びプレスリリースでは7作しか紹介されていないのだ。公開順もめちゃくちゃである。

 1995年も、「救世神棍」と「偸偸愛イ尓」の2作品が抜けている。と思ったら、「偸偸愛イ尓」は翌1996年作品にされていた。nancixが95年の香港で見て、前年の「君さえいれば〜金枝玉葉」(94)をパクッたトニー版ですかっ?と叫んだ映画なのに…。

 1997年の《最佳拍[手/當]之醉街拍[手/當]》 "(97 Aces Go Places)の監督名が、おそらくは北京語読みなのだろうがチャン・チャルなんて表記に。しかしこれは「ラスト、コーション」前半で重要な役を演じている、広東語読みでチン・カーロッ錢嘉樂のことなんである。ちったぁそうと解るように書いてあげてくれい。

 それと、王家衛がまだ今年11月の段階で「半年かけて資料を集めた」と得意げに語り、撮る撮る詐欺…もとい、なかなか撮影に入れない中国語映画新作は「一代宗師」であり、「葉問傳」はサブタイトルに入るか入らないかの微妙なところ。むしろドニー・イェン甄子丹が「撮影する」と宣言した方が「葉問傳」のタイトルになるような気がする。そして、まだ1行もシナリオに書いていない王家衛が「なーんか先越されちゃったら撮る気しなくなったなぁ」とかのたまいそうな悪寒、いや予感も…。

 そして極めつけ。
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2007年12月18日

今頃どうしたの共同通信?

中国、売国奴を美化と批判 金獅子賞の歴史映画で激論 :共同通信社
 【北京17日共同】抗日戦争期の中国を舞台に、今年のベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した台湾出身のアン・リー監督の「ラスト、コーション」が中国で封切られた。しかし、日本に協力する「漢奸(売国奴)を美化し歴史を歪曲」しているとの批判が上がり、映画支持派との間で論争が白熱している。
 ど、ど、どうしたんでしょう、共同通信社?
 11月には中国で封切られた「ラスト、コーション/色、戒」について、なぜ今頃キナ臭い雰囲気で取り上げることにしたんで?

 記事の続きをよく読むと、後半で「11月に封切られた」ことに言及していますが、最初だけ読むと、まるで昨日今日に中国で封切られたような誤解を招くんですが…?

 中国で、確かにこの映画は大いなる論議を呼び、ネット上でも活発な意見交換や議論が行われましたが、そのほとんどがアイリーン・チャン張愛玲による原作小説の比較と
・ベッドシーンはやり過ぎではないのか、ここまで描く必要があったのか?
・中国版でカットされたシーンはどことどこ?
・本当にトニー・レオンら、スター本人のヌードなのか? 替え玉ではないのか?
 などに集中していて、漢奸(売国奴)を美化し歴史を歪曲しているかどうかは、傍流の論議だったと記憶しているのですが。
 (替え玉疑惑については、タン・ウェイ湯唯の身代りを務めたと言い張る人物が現れ、自分のヌードの後姿まで合成写真で公開しましたが、実はこの人物が性転換者、つまり女装の男の、売れてないタレントだったというオチまでつきましたさ)

 「歴史」を歪曲しているというより、テン・ピンルー鄭蘋如による丁黙村暗殺未遂事件という史実との比較や、鄭蘋如の遺族による「彼女は漢奸との情欲に溺れてなどいなかった、身を堅く守り愛国心に燃えた救国の烈士だった! 映画ヒロインと一緒にしないで!」という訴えが話題になっただけで。(そんなことを言ったら伴野朗氏の小説「シャンハイ伝説」なんて、鄭蘋如を実名で酷い描きよう……むにゃむにゃ)

 それに易先生は特務機関の大物であり「情報将校」ではないと思うのですが、この記事を書いた記者は一体…。易先生の書斎のデスクに飾られていた、軍学校時代とおぼしき軍服姿の写真で誤解したのかしらん?

 とにかく、中国の皆々様がいろんな意見を持ち百家争鳴するのは当然ですが、それを日本へ報道する側の人間には、「君は映画を見たのかね?」と、アン・リー監督のごとく凛と反問したいものです。
 「映画を見て、ちゃんと細部まで理解できたのかね?」とも。

 nancixもまだ、未消化の部分があるので、台湾版と香港版DVDを注文してしまいましたが…。
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2007年12月17日

やはり撮影終了、香港に「おかえりなさ〜い、トニー!」

 昨日の「レッド・クリフ/赤壁之戦」撮影終了情報は、ホントでした!

 16日夕刻、トニー・レオンはようやく、慣れ親しんだ香港に戻ることができましたーー!(拍手)

 んがしかし、香港のパパラッチどもは、9年越し?の恋を終えたカレン・モク莫文蔚と、スティーブン・フォン馮徳倫を追うのに夢中。東方娯楽が、台湾から香港国際空港に戻ったカレン・モクを追っかけたこの17日付記事で、ラストに「なお、同じ時に空港の車両乗り場で、迎えの車に乗ろうとしていたのがトニー・レオン。彼は湖北(河北省の間違いでは?)から戻ったばかりで、トニーの荷物を車に運び入れていたアシスタントが記者らに気づき、すぐにトニーを車に押し込んだ。カレンはトニーまで巻き込みたくないと思ったか「充分でしょ!」と言って車に乗り込み立ち去った」
 とあるだけ。

 まあ、いかにもトニーらしいというか……。
 パパラッチに押し合いへし合いで「赤壁」クランクアップのコメントを求められても、応えられないくらい疲労してたかもしれないし…。

 煙幕を務めてくれた気丈なカレン、ありがとー…。
 彼女は「救世神棍」(95、未)でトニーとベッドシーン?を演じたし、
 スティーブンは、トニーと一緒に北海道スキー&スノボ旅行にも行ったことがある仲なんだけどなあ。

 …なあに、カレンくらい聡明でプロポーション保ってたら、また別のいい男を捕まえられるさー。
 
 ……頑張れ。

 

2007年12月16日

「レッドクリフ/赤壁」俳優は全て撮了か

 ただいま「ラスト、コーション」文庫本を読みながら、部屋の片付けに追われておりますが、玉木宏信長(ミョーに目が色っぽいのよん千秋さまー)と、大学同級生の愛息が演じているというお小姓(森蘭丸ではなかった…台詞無し)に気を取られ、ちっとも片付かない日曜でした_| ̄|○



 文庫本は、各ブログで話題の「いろ・いましめ」(爆)は、かたずを読みながら一気に読み終えたのですが、白黒邦画にもあったようなメロドラマの「愛ゆえに」に、当時は珍しかったであろう独身女性による紀行文?の「浮き草」がなかなか読み終わりません。読後感想文&中国語版(台湾発行)比較はもう少し待て。

 ところで本題。こちらの東方網の「《赤壁》為環保忙著拆戦船(「赤壁」は環境保護のために戦艦を取り壊し中)」というニュースによると、出演俳優は全て出番を撮り終え、ロケ現場を離れた、現在はロケ現場に作られた建築物や大道具を取り壊して環境保護のために撤収作業中とのこと。

 トニーーーーー! ようやく長期出張が終わったのねーーー!
 やはりクリスマスは香港で過ごせるのねーーー\(^o^)/
 プロダクションにどっさり届いた世界からのクリスマスカードは、トニー本人が受け取るのねー!

 と喜んではみたのですが、北京及び香港の国際空港でのトニー目撃ニュースはいまだネットに上がらず。宿舎を離れたものの、まだアフレコ作業などのために北京中心部にでも滞在中なのか? 明日あたりの香港パパラッチの奮闘努力に期待したいと思っております。

2007年12月14日

日本のTV・映画の企画って…

草なぎ剛&田中麗奈で韓流映画「猟奇的な彼女」が連ドラ化:サンスポ.COM
 SMAPの草なぎ剛(33)が来年4月スタートのTBS系「猟奇的な彼女」(放送枠未定)に主演することが13日、分かった。平成15年に公開された韓国の同名ヒット恋愛映画の連ドラ化。お人よしな主人公と破天荒なヒロインが繰り広げるコメディータッチのラブストーリーだ。草なぎは主人公、眞崎三朗役。ヒロインは本格的な連続ドラマ初出演となる田中麗奈(27)が扮する。


 なんで、今さら「猟奇的な彼女」……。
 韓国映画のヒット後1年以内ならともかく……。
 しかも、あの「インスパイア・アンフェア 無間輪舞曲」(名付け親は「funkin'for HONGKONG@blog」のもとはしさん)のTBSが、「ジョシデカ!−女子刑事−」で最愛の仲間由紀恵ちゃんに、泉ピン子と韓流スターを組ませるようなどうしようもないTBSが、まだ懲りずに製作ですか。改悪間違いなしですな。
 何が「数字的には最低20%は獲れると思います」と自信の弁、だよプロデューサーさん。日曜劇場「ハタチの恋人」開始時もそう思ってたんじゃないのー??


 韓国映画「猟奇的な彼女」は、ヒロインの可愛さと突拍子の無さももちろんのこと、脇役のシュールさや細部の作りこみも魅力だったんだけど、TBS製作じゃ、オリジナルへの敬意も皆無で、そんなもんどっかに吹き飛んでしまうんでしょうな。
 ま、一応"日本のレオン・ライ黎明"こと谷原章介も出るのが注目ポイントではあるけど、彼に中国語は話させないだろうしさー。

 金城武&松たか子出演映画「怪人二十面相」来年12月公開予定:サンスポ.COM
  俳優の金城武(34)が主演、女優の松たか子(30)がヒロイン役の映画「K−20 怪人二十面相・伝」(佐藤嗣麻子監督)が製作されることになった。東宝が13日、明かした。

 原作は江戸川乱歩氏ではなく、二十面相誕生を描く劇作家、北村想氏の小説で、舞台は1949年の架空の都市。金城は二十面相に仕立て上げられる奇術師役。松は二十面相に狙われる財閥令嬢。明智小五郎は仲村トオル(42)。1〜4月まで日本と中国で撮影し12月に公開予定。

 金城クンが再び邦画界で活躍してくれるのは喜ばしいことだけど、
 秀作ドラマ「YASHA-夜叉-」やゲーム「鬼武者」オープニングMOVIEの佐藤嗣麻子監督と組んでくれるのも嬉しいけど、
 なぜに「怪人二十面相」??

 小学校の図書室で江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(ポプラ社版)に読みふけり、ワクワクドキドキし、明智探偵と小林少年と一緒に活躍できるヒロインになりたいと夢見たのは、nancix世代までじゃないのか…?

 最近になって「グリコ・森永事件「最終報告」 真犯人」(森下香枝著)を職場のオジサマに借りて読み、改めて「かい人二十面相」の卑劣・粘着な手口に怒り、関西の各県警・府警の失態の連続に呆れたんだけど、いったい金城クンや松たか子のファンらが、グリコ・森永事件の「かい人二十面相」を覚えているだろうか…?

 いっそもみ上げの長い金城クンで、若きルパン3世のドロボー稼業開始の理由から峰不二子の出会いを描く「ルパン3世・伝」でも作った方が…って、何かあったような、そういう企画って。

 とにかく、邦画も日本のテレビドラマも、企画が枯渇してるんだなーと痛感させられた、このごろでありますよ。

 オリジナル企画が無いからって、数年後に「ラスト、コーション」翻案なんてのは、絶対反対。
 「傷だらけの男たち」を水谷豊&寺脇康文で…なんてのも、絶対反対。(ドラマ「相棒」をトニー&金城クンで焼き直し、ならnancixの脳内妄想でだけOK)。

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2007年12月11日

日本のDVDジャケットは、偽装是正?

 「傷だらけの男たち/傷城」日本版DVDは、2008年2月22日のゾロ目の日に発売予定なのですが、
 こちらでDVDジャケットらしき画像が見られますね。

 えーと…キャッチコピーが「愛の為に傷つく刑事」「復讐に生きた刑事」じゃ、ネタばれもいいところなんですが……(^_^;)
 えーい、阿頭だって、愛の為に葛藤してボロボロに傷ついたんだい!
 え? 自業自得? そうもいえなくもないけどさ。

 ていうか、金城クンは「元刑事の探偵」じゃないのか。

 しかしまあ、香港版のキャッチコピーも「三十年的驚心[イ布]局 知心對手 終極對決」で、
 30年来、じゃないし、心の友の究極の対決は銃や格闘によってではなく、心理的な対決に過ぎないし…。

 それはともかく、日本版と香港版の決定的な違いに、あっと驚き微苦笑!ですよ。

 こちらが、香港版DVDジャケット。この図柄で、あれこれ関連アイテムが作られました。

香港版DVDジャケット

 どうですか、違いがわかりましたか?


 そうなんですよね。
 香港版はご両人の頭の高さがほぼ一緒、というか俳優として先輩であるトニーに敬意を表するためか、幾分高くなっています。
 ところが、日本版ではリアルなご両人の身長差を考えてか、トニーさんが明らかに低い……。
 トニーの方が手前にいるから、遠近法のマジックだとはいっても、香港版だってトニーさんが手前にいますんですよ。

 なんで、あえて身長差がわかるように、同じ素材からわざわざトリミングを変えたんだろーな…?
 日本では「身長偽装だ!」と指摘されるのが怖いから、是正した…?(爆)

 ちなみに、リアルなご両人が寄り添う並ぶと、こうです。
金城クンとトニーの身長差は…
 金城クンがいっそうたくましく凛々しく、トニーさんがいっそう可愛く可憐に見えるから、これはこれでよいのだ!(断言)。
 あっ、黄色い線は、メル友とふざけて、二人の股下差を計ってたなごりです。気にしない気にしない。

 いーじゃねえかよーー、男が華奢で可憐で何が悪いーーー。
 トニー・レオンが、立派な南方中国人の体格の特徴を備えているだけじゃないかー。

 ま、友軍とはいえ心のライバルな周瑜と孔明が寄り添うと、そして周瑜が屈強な親衛隊に取り巻かれ守られるのがお似合いなほど可愛かったりすると、それはそれで問題ありそうだけど。(腐女子の心のつぶやき)

 蛇足:こちらのキャスト&スタッフ、シュー・ジンレイとスー・チーちゃんの画像が逆になっております…_| ̄|○
 誰か気がついたら、担当WEBデザイナーに忠告してあげて……。
 ウザいオバサンと煙たがられたくはないけど、気づいてしまったらもー、ハラハラドキドキ……。
posted by nancix at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 「傷城」特集

2007年12月10日

カリーナ相手にはボヤくトニー・レオン

 まだ第44回台湾金馬奨受賞についてのエピソード、続けます。

 香港の東方日報によると、中国・上海で行われた「嫣然天使基金會」チャリティー晩餐会の打ち上げパーティーが、カリーナが共同経営する上海のバー「M2」で開かれました。午前1時ごろに「M2」から出て取材陣に囲まれたカリーナ・ラウ劉嘉玲は「(第44回台湾金馬奨の最優秀主演男優賞を獲得した後)トニーと電話で話しましたか?」と聞かれると、こう話しました。

 台湾金馬奨の最優秀主演男優賞が発表された直後、カリーナの台湾の友人からカリーナの携帯電話にSMS(ショートメッセージサービス)が着信。カリーナはすぐに、中国河北省易縣の、映画「赤壁」ロケ地のトニーに電話をかけたそうです。
 トニーもすでに受賞を知らされていて、ジョン・ウー監督やスタッフらとお祝いの真っ最中。
 カリーナによると、トニーは受賞を喜んではいたものの、ロケ地が余りに寒いところなので、トニーが電話口で話した言葉といえば、最も多かったのは金馬奨についてではなく「河北(省)はすっごく寒いんだよぉぉ」「寒過ぎて撮影が辛い…早く映画を撮り終わりたいよぉぉ」というボヤキだったそうで…(^_^;) トニー…カリーナには甘えまくりなのねーーん。
 なお、台湾「聯合新聞網」によると、「赤壁」では金城武、リン・チーリン林志玲、ヴィッキー・チャオ趙薇らはすでに各自の出番を撮り終わり、すでに撮影現場を離れています。トニーと、趙雲こと趙子龍役のフー・ジュン胡軍だけは、まだ幾つかの重要なシーンの撮影が残っていて、あともう1週間、トニーの難行苦行は続きそうなんだとか。
 しかし、あと1週間の辛抱なのね……クリスマスには晴れて、香港の我が家にいられるのねー!

 また、記者たちが「サンドラ・ンー呉君如が代読した受賞コメントで、トニーがあなたの名前を挙げて感謝の言葉を述べてましたよ」と伝えると、カリーナはうれしそうに「そうなの?」と軽くいなしました。

 カリーナも今年は中国の映画賞「金雛奨」で女優賞を獲得しました。「お二人とも大きな収穫があったのですから、もう結婚の準備を考えるべき時では?」と記者が先走ると、カリーナはふざけて「トニーがもう一度、金馬奨を獲得した時にまた言って!」と返答したそうです。

 また、カリーナによるとトニーが「色、戒」を撮影するのは本当に容易なことではなく、2ヶ月で北京語の脚本を暗記しなければならず、さらにアン・リー李安の要求で10ポンド減量する必要があったそうです。撮影中の彼のプレッシャーは並大抵なものではなく、毎日カリーナと電話で話すことでプレッシャーを"減圧"していたとか。
 こ、このカップルは付き合い始めと同じように、定期的に長電話しているのか……ごちそうさま。
 ま、カリーナもトニーのボヤキを聞かされ続けて大変ですよねえ。

 この日の打ち上げ会は午前5時まで続き、さすがにカリーナは泥酔、人の手を借りて会場から出て行ったとかで……美容のためにも、深酒夜更かしはそろそろよしましょうよカリーナさん…(^_^;)

 ここまでは、微笑ましいというかごちそうさまエピソード。

 さて、やはり出て当然というべき声が、台湾のアーロン・クォック郭富城ファンから上がっています。
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posted by nancix at 23:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | 「色、戒」特集

2007年12月09日

♪百万本のバラの花を〜 新影帝からの誕生日プレゼント

 第44回台湾金馬奨の最優秀主演男優賞のプレゼンテーターを務めたアン・リー監督、サンドラ・ンー呉君如に煽られて、こーんなひょうきんな顔になってたんですね。
おどけアン・リー

 その後、バックステージだか祝賀パーティーで記者らに「次作はいっそ、台湾でコメディ映画でも撮ろうか」なんて冗談を言い、「じゃあ、呉君如を起用しますか?」と問われると「彼女か。うん、彼女は面白かったねえ」と笑ってたというのだから、いじられたことを気にしてはないのですね。
 ワン・リーホン王力宏に「監督も相当おかしかったですよ」と突っ込まれ「本当に? 僕、面白かったか?」と喜んでたみたいだし…。

 それに、「色、戒」の最優秀作品賞受賞の発表後、監督ら皆と一緒にステージに上がった湯唯ちゃんは、とうとう感動のあまりに泣き出してしまったんですねー。
 「(「色、戒」撮影中に迎えた)私の誕生日の事を思い出したの。私は一つの願い事をしたんです。どれだけ(撮影から日が経って)後になっても、私たち皆が家族のようになっていられますようにって」と記者らに話したそうで。
涙の抱擁湯唯と李安

 自分の最優秀新人賞受賞の時も、他の時も、お澄ましして優雅に振る舞っていたのに、アン・リー監督に抱えられて慰められ、涙を拭くその時の姿が小さな女の子のようで、台湾の男性映画ファンは胸がキュンとなったとか。

 あ、さて。
 台湾金馬奨で最優秀主演男優賞を受賞したものの、その身は遥かな中国・河北省易縣「赤壁」ロケ地にあるトニー・レオン。
 受賞直後、バックステージに用意された電話機で、特別に電話インタビューに応じました。

 トニーは金馬奨に対して特に気に掛けていて、最優秀主演男優賞を受賞したという知らせを受けると嬉しさのあまりに頭がぼんやりとなり、「色、戒」を撮影した頃の辛さを半分は忘れてしまったと答えたそうです。そんなトニーに、「赤壁」のジョン・ウー呉宇森監督はすぐにお祝いの言葉を言ってくれたとか。

 昨夜、「撮影中に最も辛かったのはどのシーンの撮影のとき?」と取材陣に聞かれたトニーは、「色、戒」を撮影した頃は最も楽しくて愉快な日々だったと前言撤回(^_^;)。 「撮影チームとの仕事を充分に享受した、アン・リー監督との仕事はとても楽しくて、映画があっという間に撮り終えられたように感じた」と答えたそうです。
 
 「色、戒」はトニーにとり、1994年の「恋する惑星/重慶森林」、2003年「インファナル・アフェア無間道」に続く、人生で3度目の金馬奨受賞作となりました。トニーは受賞を知らされると、ファックスですぐに受賞コメントを台湾に送ったのでした。
 トニー自身は「全部脱いじゃうのは爽快だったよ♪」と発言し、撮影時の苦労を認めませんが、アン・リー監督は後になって「トニーに取ってはとても重い心理的負担だったはず」と発言し、トニーの内心の葛藤と衝撃が、言葉にならないほどのものだったはずだと思いやりました。アン・リーの信頼があればこそ、トニーは自分の体をアン・リーにゆだねたのですから、アン・リーはトニーとは「生死の交わり=生死を共にするほどの間柄」だと形容したのでした。

 電話インタビューに話を戻すと「いつ受賞祝賀パーティーを開くのか?」と記者に聞かれたトニーは、「赤壁」のクランクアップを待って、お祝いをしたいと答えました。「台湾がとても恋しいです、ずっと台湾に行きたいと思ってるんですよ」と、台湾トニーファンの気持ちも汲んでのメッセージもしたのでした。

 さてさて、12月8日は香港女優カリーナ・ラウ劉嘉玲の、42歳の誕生日でもありました。

 「彼女への誕生日プレゼントは、あなたの受賞ですか?」と聞かれたトニーは苦笑して「彼女への誕生日プレゼントは、僕はもう買ってしまいました。この賞は僕自身のものです」と言い張るのでした。…照れ屋さんですからねえ。「でもカリーナが長年、僕に対して見返りを求めずずっと支持してくれたことに感謝します。彼女のおかげで、僕は安心して映画撮影に没頭できたんです」ともフォロー。

 現在、カリーナは上海に滞在中で、金馬奨授賞式前日の7日夜7時半には、自分が共同経営する上海のバー「MUSE」に現れ、10数人の友人達と誕生日パーティーを楽しみました。香港での芸能活動をほぼ全て休止して子育てを優先し、現在は中国に住んでいるフェイ・ウォン王菲と夫のリー・ヤーポン李亞鵬の夫妻も、久々に夜のちまたに姿を見せました。香港から駆けつけたメディア・アジアの代表社長・ピーター・ラム林建岳、有名ヘアスタイリストの阿Zing、トニーの卓球仲間でもあるンー・ティンイップ呉廷[火華]らも続々と会場に集まりました。

 楽しく飲んで歌ってダンスまで飛び出し、さて誕生日当日に日付が変わろうかという夜11時50分頃、スタッフが100本の赤いバラの花束と、D&G(ドルチェ&ガッバーナ)のギフト包み、及びケーキをバーに運び入れました。どうやらこれらの手配の依頼主はトニーであり、段取りしたのはンー・ティンイップ呉廷[火華]さんだった様子です。
100本のバラを運び入れるスタッフ
 ↑100本のバラの花束をバーに運び入れるスタッフ。

 そして「ハッピーバースディ」の歌が、会場の皆で歌われました。
 本来、明日のチャリティーイベントの準備があり、また幼い娘2人を残してきたフェイらは11時頃には会場を出る予定でしたが、台湾を含むパパラッチが詰めかけバーを取り囲んでいるので、危険を察知し店内に引き返し、リー・ヤーポン李亞鵬が先に11時頃帰宅。フェイは1時過ぎにやっと脱出。カリーナらは午前3時になって、ようやくお開きとなって車で会場を出たそうです。一斉にフラッシュが焚かれ、コメントを求める記者らに向かって、カリーナは高らかに「私の誕生日よ、うれしいわ!」と叫び、今では歌手でも女優でもないフェイのボディガードとなることも忘れなかったそう。

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posted by nancix at 18:21 | Comment(1) | TrackBack(0) | 「色、戒」特集

第44回台湾金馬奨、「色、戒」が圧勝!!!

 映像で見られないのが残念ですが、第44回台湾金馬奨は、「色、戒」が圧勝!!!!

 最優秀作品賞に輝きました!

 いやー、やっぱりアイリーン・チャン張愛玲+アン・リー李安+トニー・レオン梁朝偉+ワン・リーホン王力宏に、フレッシュなタン・ウェイ湯唯というタッグは、最・強
レッドカーペットでの3人
 ↑レッドカーペットを歩く、王力宏、アン・リー監督、小顔〜!の湯唯

 最優秀主演男優賞にトニー・レオン、最優秀監督賞+今年度台灣傑出電影工作者賞にアン・リー監督、いずれも順当に入賞です!

 易夫人役のジョアン・チェン陳冲まで、別の作品「意」によってですが、最優秀主演女優賞を獲得!!!! 湯唯ちゃんにあげたかったような気もしますが、ほら、最初にあんまりにも脚光を浴びると、後が続かないかもだし…。彼女には息長く、いい女優として活躍してほしいものです。
 そんなわけで、彼女は最優秀新人賞ということに落ち着きました(nancixが落ち着けたんかい?)。

 そのほか、
 最優秀美術衣装デザイン賞に、パン・ライ朴若木&ルイ・ファンシャン呂鳳珊、
 最優秀脚色賞に王[艸/惠]玲とジェイムス・シェイマスJames SCHAMUS、
 最優秀オリジナル音楽賞に、アレキサンドル・デスプラが輝きました!

 が……しかーーーーし。
 トニー・レオンは「赤壁」ロケ地から動けず…。
 プレゼンテーターは、日本プロモから台湾に戻って間もないお疲れのはずのアン・リー李安監督と、なぜか香港女優のサンドラ・ンー呉君如(ピーター・チャン陳可辛のパートナー)だったのですが、下ネタ好きの下世話なサンドラ、話題沸騰の"高難度体位問題"を李安監督にぶつけて、困惑させた様子で…(-_-;) 
 サンドラは「あの体位を、監督は自宅で奥さんを相手に練習したことがあるんじゃないですか?」などと無遠慮に尋ねたらしい。監督は「君は、私の映画の中の出来事は全て、私の現実生活ではできないことなのを解ってるだろう?」とユーモアたっぷりに返答したらしい。
 監督はわざと仏頂面を作って見せたものの、サンドラはひるまずに「信じない」と言い張り、あれこれ挑発し、やっと監督は「YA」(日本で言うイエーイ、か?)という可愛い表情を作り、珍しいひょうきんな一面を見せたそうです。

 しかも、プレゼンテーターとしてはあるまじきことに、サンドラは「あなたの金馬奨を、私が直接彼に渡すわ!」と宣言し、受賞者の名前が書かれているカード入りの封筒を二つに破り捨てたというのだから、無礼千万。隣のアン・リー監督も驚いて彼女の頭をコツンと叩く真似をし、破られた封筒をひったくったのですが、またサンドラが奪い返す真似をして、紙片が床にパラパラと落ち、何とか手の中に残った中身をアン・リー監督が確かめて、本当にトニーの名前があったから安堵したそうです。
カード破るサンドラ、爆笑アン・リー

東森新聞報 ETtoday.comでは、サンドラがビリビリに引き裂いて床にばらまいた封筒を、アン・リー監督があわててかき集め、カードの破片の一枚に梁朝偉の「偉」の文字を見つけて、ようやく納得した、となってます。

 トニーの受賞コメント(トニーが受賞を知らされすぐにファックスで送ってきたとか)を、その無礼なサンドラに持たせて代理で言わせるたあ、金馬奨てばどういう演出なんでしょ?? 不思議だ。もともとサンドラは、トニー&カリーナに反感を隠さない香港芸能人。香港金像奨授賞式で司会を務めたときも、ドイツからのゲストの有名監督の名前をちゃんと発音できなくて、ガハハと笑ってごまかしてました。なんでこの人がわざわざ台湾にまで出しゃばるのさ? 完全に人選ミスですよ。どうせなら共演者の湯唯ちゃんか、おひげのワイルド王力宏君にトニーのコメントを言ってほしかった。

 トニーのコメント内容は、新華網によると「まず実行委員会の肯定に感謝します。撮影のため自ら賞を受け取りに行くことはできず残念です。まずアン・リー監督の啓発と指導に感謝します。ありがとう、共演者の湯唯とジョアン・チェン陳沖。二人とも僕の心の中では最優秀主演女優です。そして裏方のスタッフの労苦に感謝します。この賞は皆さんに属するものです。一緒に映画を撮影できて、幸せで光栄に感じます。最後に、家族、友達、そしてカリーナ・ラウ劉嘉玲が、撮影中ずっと励まし支持してくれたことに感謝します」
 というような内容だったようです。
 前述の東森新聞報では、アン・リー監督への謝辞に続いて「僕の北京語教師(張秘書役も演じたファン・クァンヤオ樊光耀)にも感謝します。数ヶ月うんざりすることなく、僕の発音を直し続けてくれました。最も重要なのは、僕の身の回りの友人と家族がずっと僕を支持してくれたことで、(それに対しても)感謝します」となっていて、カリーナの名前は呼んでません(^_^;)。

7つのトロフィー持った関係者一同
 ↑7トロフィーを抱えて、関係者集合ーー。
 全11部門に「色、戒」がノミネートされて、7部門だけの受賞(+アン・リーに名誉功労賞でトロフィー8個か)というのは足りないかもしれないけど、いやいや、主要部門は「色、戒」が独占したと言っていい、はず。
 アン・リー監督にとっては、故郷に錦を飾れて、ひときわ嬉しい映画賞だったのではないでしょうか。いくら海外で高い評価を収めようとも、故郷でケチョンケチョンに言われたり、黙殺されたりしたら、やりきれないことこの上ないのですから…。
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posted by nancix at 01:06 | Comment(1) | TrackBack(1) | 「色、戒」特集

2007年12月08日

大阪で「映画で学ぶ広東語 傷だらけの男たち」講座

 トニーファンは「ラスト、コーション」、
 金城クンファンは「SweetRain 死神の精度」情報集めに気もそぞろかもしれませんが、
 「傷だらけの男たち/傷城」も忘れちゃいやよ、いやなのよ。
 来年2月22日に日本版DVDも発売される見通しですが、今回は大阪地域限定のお話。(関西以外の方、すまないねえ…)
 
 実は来年1月から、大阪・中之島の朝日カルチャーセンター大阪教室で「映画で学ぶ広東語 傷だらけの男たち」が開講になるんである。

 「映画の中で使われている広東語の聞き取りや使えるフレーズを、運命に翻弄される主人公をテーマにした魅力的なストーリーから学ぶ」というもので、この講座を担当される香港出身のチャン・ウィンホン陳永紅(「インファナルアフェア」のチャン・ウィンヤン陳永仁ではない)講師は、以前もレスリーの映画作品や「インファナルアフェア」などを用いて「映画で学ぶ広東語」講座を開いておられたような。

 第1、第3木曜午後6時半〜8時、つまり1月31日から3月8日までの、全4回。受講料は11,340円(初受講の方は、朝日カルチャーセンター入会金5,250円も必要)。そんじょそこらの中国語教室が、月4回で2万円前後の月謝を取ることを考えれば、そして数字の数え方や「私は28番のミニバスで学校へ行きます」的な普段使いの会話しか教えてもらえないことを考えれば、好きな映画にターゲットを絞って教えてもらえ、リーズナブルなように思うのだがどうだろうか。

 が、しかーーし。

 11月22日からこの講座の予約受付が始まっているというのに、PR不足なのか、12月6日の段階でまだ1人しか受講者がいない、そうなんである。

 嗚呼、やはりまだまだ、香港映画は東京近辺でしか、興行も関連ビジネスも成り立たないのか…?
 今後、トニー・レオン出演作からは広東語作品がどんどん減っていきそうな予感がするのに…貴重なチャンスなのに…。
 ジョニー・トーらの黒社会映画だと、不用意に口にしたら周囲の香港人がざざっと飛び退いてしまいそうな粗口ばかりを覚えてしまう危険性があるけど、一応中流の人々が登場する「傷城」なら、まあ大人の女性が口にしても間違いなさそうなのに…。
酒は飲みにくいからいい
 こーんな「酒の醍醐味は、まさにそれが飲みにくいところにあるんだ」と逆説を述べるインテリ阿頭と、
どこのバカがそんなことを
 「どこのバカがそんなこと言ったんだ?」の阿邦との絶妙なカップル相棒ぶりが、より一層理解できるかもしれないのに…。
 毎回配布されるであろうプリントは、貴重な資料になるであろうのに…。

 受講者が最低5人はいないと、講座自体が成り立たないかも…?
 ぽしゃったりしたら、関西トニーファンの面目が〜〜!(見栄張るよーなことではないが)

 というわけで、大阪まで木曜夜に通えるトニーファン、金城クンファンは、来年1月末に中之島(最寄り駅は大阪市営地下鉄肥後橋駅かJR東西線北新地駅)に、集まれーーー!
 奈良、和歌山、滋賀、いやいや四国・中国地方の方々だって、香港に行くよりは、近いちかい!

 詳しくはhttp://www.asahi-culture.co.jp/cgi-bin/lecturetable.cgi?mode=info&id=177

 をご覧あれ。上記のWebページから、受講のネット申し込みもできまする。
posted by nancix at 01:17 | Comment(4) | TrackBack(0) | 「傷城」特集

2007年12月06日

朝鮮日報にトニーが返答

 さて、いくらアン・リー監督やタン・ウェイ湯唯、ワン・リーホン王力宏が口を極めてトニー・レオンを讃えてくれても、やっぱり本人の不在は、カナシイ…。
 「赤壁」出演を彼が決意した時から、ファンは覚悟を決めたはずなんだけど…でも…_| ̄|○。

 ここで、なぜか12月5日付けの朝鮮日報中国語版(と韓国語版)ページが、トニーへの質問メールの返事を、3週間後の4日午後にやっと受け取ることができたとして、その内容を紹介しています。※当初は返信メールかと思ったんですが、アップしてから、どうもトニー自身が電話で記者に返答したのではないかと思われてきたので、少し書き直しました。

 無断転載や抜粋不可、と書かれているけど…日本語訳練習もダメとは書いてないので…(こら)。

 トニーが来日できたとしても、これとほぼ同じことしか口にしないような気がするよ(^_^;)

 トニー・レオンは湯唯と肩を並べて歩くほうが、ベッドシーンよりもさらに骨が折れた
           朝鮮日報記者 魚秀雄 (2007.12.05 15:20)

 正式には誰もが、今年のベネチア国際映画祭で最優秀作品賞である金獅子賞を獲得したことに喝采するのだが、しかし内心では彼らも真実が知りたいのだ――「色、戒」のなかで、男性主人公を演じたトニー・レオンの迫真のベッドシーンは、ただの演技とはいえないのではないか? アクロバットに近い高難易度の体位を表現するとき、彼はまたどのような方式で自分が扮した易先生に正当性を与えたのか?

 メールへの電話での回答は、12月4日午後に受け取った。正確に言えば、メールを送ってから3週間が過ぎていた。彼は現在、「赤壁之戦」の撮影で忙しいことを言い訳にしていたが、世間の人々の好奇の目が情欲に関してだけ注がれていることが、彼を不愉快にさせていた。トニー・レオンは敏感な質問には答えず、ただ映画と演技についての問題にだけ、丁寧に返答してきた。記者は1ヶ月前に韓国を訪れた湯唯のあの発言「当然、監督が知らない、私とトニーの間だけの秘密があります」という言葉に言及したが、トニーはきっぱりと否定して言った。「芝居は芝居に過ぎないよ」

 彼の返答の最初の言葉はこうだ。「この種の激しい愛情のシーンは初めてじゃない。レスリー・チョン張國榮と共演した「ブエノスアイレス/春光乍洩」(97)及びウォン・カーワイ王家衛が監督した「2046」(04)のなかでも、大胆なベッドシーンはあった」。
 しかし、この2作の激情シーンは、「色、戒」の大胆さには遠く及ばない。この映画を見た観客は、2人の主人公がまるで曲芸の芸人のように体を折り曲げ絡めているのを「クリップを折り曲げたような体位」と呼ぶ。中国ではこの映画を模倣した男女がケガをするという、笑っていいのか泣いていいのかわからない噂まで報じられた(註1)。

 トニー・レオンはこの種の暇つぶし的な話題には少しも関心がなく、彼の返答の重点は映画のなかで2、3層のマスクをかぶって生活しなければならない易先生についてだった。映画のなかで、易先生は自分の民族に対して手を下し、及び厳刑を与える日本の手先である。トニー・レオンは簡潔に答えた。「易先生の本性は、情緒を抑圧され極端な矛盾を抱える人物だ。嗜虐と被虐を感じさせるあのような残酷なセックスシーンは、実は易先生の複雑な内心世界を疑いなく表現している。あれらのシーンが、人物に更なる立体感と真実のある生命力を与えたんだ」
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2007年12月05日

「ラスト、コーション」来日会見

 もにかるさんのブログでいちはやく、日本公開初日は
 2008年2月2日

 と判明。

 会見内容について、速報にしては早いのが
「過激なベッドシーンが話題の『ラスト、コーション』会見」 −映画といえばハリウッドチャンネル−じゃないかな。

 ……やっぱり、日本でもセールスポイントはそこかーーー_| ̄|○

 おっと、豪華な創刊パーティーがNHK「英語でしゃべらナイト」でも取り上げられた、話題の「Variety Japan」でもこんな記事が。
Variety Japan | 限界に挑戦、タブーを扱う注目作『ラスト、コーション』

 ほかの記事もこんな感じにまとまってます。
Yahoo!映画 - ニュース <「ブロークバック・マウンテン」監督が再び禁断の愛に挑戦!「ラスト、コーション」>

Yahoo!映画 - ニュース <『ラスト、コーション』美しい濡れ場演じるヒロイン選考理由は中学の国語の先生に似ていたから!?>


 「傷だらけの男たち」トニー・レオン緊急来日をいち早く報じてくれた、スポーツ報知も。
アン・リー監督、1万人オーディションの中から一目惚れ:芸能:スポーツ報知

 "日本軍傀儡政府の顔役イー"って、ちょっとぉぉぉ!(@_@;)なのが、
「ブロークバック・マウンテン」監督が再び禁断の愛に挑戦!「ラスト、コーション」 : 映画ニュース - 映画のことならeiga.com
 易先生は上海マフィアの杜月笙とは違いまするー!


 おそらく、本日も李安監督と湯唯ちゃん(ちゃん付けしちゃ、セクハラ?)とリーホン君は、インタビュー漬けですな…。李安監督、世界中を飛び回って体調どうなんだろうと心配です。

 で、真打ち、ワイズポリシー公式ブログは、さすがに読み応え有り。
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posted by nancix at 08:20 | Comment(1) | TrackBack(0) | 「色、戒」特集

2007年12月02日

12月の来日はなくても。

 「I'm so sorry......................」と、トニー・レオンが返答しました。

 英文ファンサイトのフォーラムで、日本人ファンが「12月の『ラスト、コーション』プロモに、あなたは参加しないのですか? 12月上旬には参加できなくても、いつかあなたのフリータイムに日本に来られるといいね」と書き込んだ、その返答です。

 書き込みの日付は12月1日の午後。マカオのカジノホテル開業1周年記念式典出席を終えて、香港でかな…中国のロケ地宿舎に戻ってから自分のノートパソコンで、かな…。

 まあ、仕方ないよね…お仕事第一だもんね…。
 「赤壁」出演を決めた時から、もうこれで「ラスト、コーション/色、戒」のプロモーションにはほとんど参加できないと、覚悟を決めていただろうし。アン・リー監督も以前から「この映画の最大の売りは、僕ですから(笑)」なんて言っちゃってたし。

 台湾、香港、ニューヨーク、韓国などにもプロモーションに同行できなかったのに、日本だけ同行しちゃ、また何かと物議をかもすし。
 今年のトニー来日運(何の運だ)はもう、「傷だらけの男たち」緊急来日で使い果たしちゃったのよ…。

 _| ̄|○

 でもね、ロケ現場では兵士役の人と、なごやかなひとときを過ごしたりもしているようだし。
周瑜と兵士01

 周瑜様が剣をもてあそびながら飄々と話しかけてる相手は、兵士だと思ったけど、実は金ピカの武将役の方かな?
周瑜と兵士02

 劉備の忠実な部下で五虎大将軍の一人ながら、「赤壁之戦」の時点では呉の孫権軍と手を結んで魏の曹操軍と戦った勇将・趙雲(趙子龍)役の胡軍さんとも、合戦の撮影中にこの通り、笑顔でなごやかムード。
笑う趙雲と周瑜

 「インファナル・アフェア」シリーズでは実現しなかったトニー&胡軍の2ショット、ついに「レッドクリフ(仮題)」では見られるのねー!

 ていうか、チャン・チェン張震クンも合わせて、夢の3ショットか。
趙雲、周瑜、孫権3ショット
 さすがジョン・ウー呉宇森監督、男騒ぎのシーンを期待する腐女子のニーズをよくわかっていらっしゃる(はずはない)。

 主君を友軍の将と共に守るはずのシーンなのに、ちょっとちっちゃいアイドル周瑜さんが、あとの2人の親衛隊に守られている感じ、しないこともないけど…(^_^;)。

 何だか同じ中国長期出張とはいえ、「HERO-英雄」(02)のロケ当時より、トニーさんてばはるかに陽気で、自信に満ち溢れているんですけど。

 映画撮影は集団作業。誰とでもなごやかに、元気にお仕事できるのがイチバン!

 来日うんぬんはともかく、こーんなウインクなんかしちゃったりする周瑜様の勇姿がスクリーンで見られる日こそを、心待ちにしないではいられない、でしょ?
ウインク周瑜

2007年12月01日

映画の日の"指輪物語"。

 12月1日は、2007年最後の、映画の日。

 というより何より、地方のトニーファンにとっては「ラスト、コーション/色、戒」の指輪付き前売券の発売日なのですよ! 他の映画を見てる場合じゃありませんよ皆さん!!!!

 なのに、nancixはこの1日(土)に限って、決して休めない出勤日だったですよ、とほほーーー。もーやだっっこんな仕事場〜。

 ボヤキまくりのnancixを見かねた関西の友人が、朝から大阪、神戸の上映予定館に並んでくださり、依頼した分の指輪と前売券は確保していただけたんですけどね。(ほんっとーーーーーにありがとう!)

 ていうか、すでに東京FilMexのオープニングセレモニー当日に、透明石指輪を関東の友人が確保してくれてたのに、まだ欲しいかてめー!

 ……はい、欲しいです。

 特に、トニーがあの絶品のお得意の上目遣いで、指輪をはめた指を優しく愛撫してくれるシーンの、あのピンクダイヤがー!

 ピンクーーー、ピンクーーー、6カラットでなくてもカルティエの本店で見つけ出された1942年産のレアな粉紅鑽=ピンクダイヤでなくても、ピンクがいいよぉー!
 透明や黄色じゃやだーー、やだーーー……。
 どうせ農婦の子孫のnancixの短い指には、7号サイズなんてはまらないんだけど、ゴールドチェーンを東急ハンズで買って首から下げるのが、やっとなんだけどーー。

 ピンクーーー、ピンクーーー。

 残業もなくつつがなく仕事を終えて、やっぱり偵察に行くべし!と、大阪・梅田の「TOHOシネマズ梅田」へ。
 かつて同じワイズポリシーさん配給の「上海の伯爵夫人」を、そして「傷だらけの男たち」を観に通った、あのOS劇場が、経営母体が変わって「TOHOシネマズ梅田」アネックス、に名称変更したのです。
 っていうか、販売場所はアネックスじゃなかった。ただいま改装中のHEPナビオ8階の「TOHOシネマズ梅田」本館の、The STOREの方で販売してました。
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posted by nancix at 23:30 | Comment(5) | TrackBack(0) | 「色、戒」特集
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