2007年11月10日

中(あたり)でアタるより、學友の知名度アップに…

 中(あたり)でアタれ!ベネチア映画祭金獅子賞日本版
  歌手の中(あたり)孝介(27)が、今年のベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した映画「ラスト、コーション」(来年公開)の日本版イメージソングを歌うことが9日、分かった。タイトルは「夜想曲 noctune」で、主人公の男女の揺れ動く気持ちを表現したバラード。同映画のアン・リー監督(53)が中の歌声にほれ込んでの起用だ。(以下略)(スポーツ報知)
 
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 中華圏イメージソングは、トニーと學友、長年の友情の証しともいえる曲なのに……。
 この機会をも利用して、いまや中華圏最高の歌神・ジャッキー・チョン張學友の、日本における知名度アップに、結びつけてほしかったのに…。

 中孝介といえば、NHK土曜ドラマ「ジャッジ」のエンディングテーマで親しんでいる歌手だし、
 自分の公式サイトに中文ページを設け、彼の曲「それぞれに」をアンディ・ラウ劉徳華がカバーしたりしているし。
 少しでも亜細亜と繋がりを持つ、しかも音域が広くて音程が安定している歌手が起用されて、
 何歳になろうが「あどけない、切ない少女の声」を強制される某女性歌手なんかじゃなくて、まだよかったのかも。

 ただねえ…。「夜想曲〜noctune〜」が、たとえ台湾を中心に活動するシンガポール出身の音楽家、トニー主演映画「サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋/地下鐵」のBGMも手がけたホワン・イーダー黄義達の作曲による歌だといっても、書き下ろしにしてほしかった…。
 できればアレキサンドル・デスプラが作曲したあの、あまりに印象的なBGMに、日本語歌詞をつけて中孝介なりに、絶唱していただきたかった。
 すでに発表済みの有りもんで間に合わせるのは、「傷だらけの男たち」エンディングテーマだけでよかったのに…。まあ、一応「この映画のために」新たにレコーディングし直したっていうけどさ。

 で、これが、新録音前の現行の「夜想曲〜noctune〜」ですか?

 明るい……。

 學友の昏い、くらーい中に深い深い哀しみと苦悶を湛えた歌声と、まるで異なる…。

 ”青い空”なんて、映画のなかに出て来たかしらん…。
 ”君らしく 生きていけば”って、自分を見失いそうになるほど時代に、使命に、押し潰される易先生と王佳芝への、これは応援歌なんですか…? 変なの。日本人が応援するな、って話だよね…。

 まあ、「色、戒」韓国公式サイトのM/Vコーナーを見ても、現地歌手(誰?)にイメージソングを歌わせている様子だしなあ…。
 その国・地域の実力派歌手に歌ってもらって話題を集めてほしいという、アン・リー監督の方針なのかもしれないしなあ。

 どうせ、どの歌も本編では流れませんから。
 インストゥルメンタルだけで、余韻を残して終わりますから。


 ところで、捜していた中華圏イメージソング「淹沒 (Yang-Mou)」の歌詞を、やっとネット上で見つけました。
 香港で買ったサントラ盤には、スチール各種と、英文の曲名リストやサンクスリストだけで、中文歌詞入りライナーノーツが入っていなくてショックだったのです。
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posted by nancix at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 「色、戒」特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする