2007年11月30日

マカオのホテル開業1周年記念式典で

 本来なら、ギャンブル奨励マカオのカジノホテルなんて、いつかは香港・マカオマフィアの血なまぐさい抗争現場になりそうで怖いから、トニーには関わってほしくないんだけど…(泣)。

 例の「スターワールドホテル=銀河星際酒店」の開業1周年記念式典に、日本人ミス・ユニバース森理世やミシェル・リー李嘉欣と共に、中国から駆けつけて律儀に出席するトニー・レオンなのであった。CM出演者&イメージキャラクターとしての責任があるから、出席しないとホテルオーナーらの面子を潰すことになるんでしょうね…くわばら、くわばら。
 関連記事は、こちら。
「カジノホテルよりも「傷城」カップル画像」
「トニー・レオンの新マカオホテルCM」

 ちなみにこのCM、9月末〜10月の香港旅行中に、偶然、テレビで目にしましたが、CMラストでトニーさんは、ビキニの美女らが見守るなか、プールの水の上を颯爽と歩くのでした。あ、今ならホテル公式サイトのトップページでそのCMが観られます。(注:音が出ます!)

 ………イエス・キリスト…?

マカオトニー縦 まあそれはさておき、11月29日に行われた、この開業1周年記念式典での記者会見で、あまりに可愛い、あまりにトニーらしいエピソードが中華圏の各ニュースサイトで紹介されていたので、訳さないわけにはいきませぬ!
 トニーは銀色のジャケットと白シャツ、ダークグレー?細ネクタイ、グレーパンツに身を包み、派手なんだか地味なんだかよく解らないいでたちでロールスロイスに乗せられて会場に到着、赤絨毯に降り立ったのでしたが、式典進行中はかしこまっていて、笑みを浮かべてはいてもどこか顔の筋肉が引きつっていて、内向的な彼は永遠にこの種の「社交」には適応できないのだなあ、と香港の東方日報記者は感じたと書いています。
 ただ、単独記者会見の場でだけ、映画の中で見られるリラックスしたトニーを探し当てることができたそうです。

 「ラスト、コーション/色、戒」上映以来、トニーは娯楽界の話題の筆頭となってしまい、今回の主催者の話によると、全世界のマスコミが彼のコメントを取ろうと殺到したそうです。事前に記者に通知された合同会見の時間は10分だったのですが、直前になって5分に短縮されてしまいました。さらに、会見終了後はトニーはアシスタントらに抱えられて、殺到する記者の輪から連れ出されていきました。計算すると、質疑応答の時間はたったの4分12秒だったそうです。……亀田大毅の謝罪会見より短いのか…?

 会見直前、各テレビ局の記者たちは自分たちのマイク(テレビ局のロゴマーク板付き)を、トニーが座るソファーの前に仕掛けました。まもなく、トニーは記者たちの背後から、無言でトコトコと現れました。彼が銀色のジャケットを着ていなければ、誰も彼だと気づかないくらい自然体だったそうです。VIP用出入り口からトニーが入ってくると思いこんでいた記者らは、まさか彼が彼らと同じルートで入ってくるとは思わず、VIP用出入り口の左右に張り付いていたボディガードさえもとまどって、周囲をキョロキョロ見回していたそうです。

 さて、ソファーにちょこんと座り、記者らに向かってトニーは、プロ俳優らしく自信を垣間見せて微笑みました。
 さあ、記者陣の質問を受けようとした、その時。

 一人の香港人カメラマンがこう叫び、1秒間の静寂を破ったのです。
 「偉仔にクッションをやってくれよ、(座高が)低すぎて、テレビ局のロゴ板が顔にかかっちまうんだ!」

 トニーはアハハと笑い、自分でソファーの上にあったクッションの1つを取り、カメラマンの意見を何回も聞きながらそのクッションを自分のお尻の下に敷いて、座高が高めになるよう調節したのでした。
 「偉仔の背が高くなったぞ!」とある記者がからかいましたが、トニーは怒りもせず、いたずらっぽくその記者に笑いかけて、リラックスムードを作り出したのでした。
マカオトニー会見
 ↑お尻の下にクッションを敷いた、照れてれトニー。

 「ラスト、コーション/色、戒」についての質問から会見は始まったのですが、トニーは謙虚に「米国の第23回フィルムインディペンデント・スピリット・アワードの主演男優賞にノミネートされたのはとても嬉しいです。自分の演技が認められたのは素晴らしいことです。でもこれらの栄誉は、スタッフ全員に属するものだと思います。アン・リー監督が(監督賞に)ノミネートされなかったことについても、この映画の栄誉はスタッフとキャスト全員に属するもので、どの人も自分の持てる限りの努力をしたからこそ、高い評価が得られたのだと思います。なぜなら映画撮影とは集団作業ですから。僕が最も感謝する相手はアン・リー監督です」と述べました。
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posted by nancix at 23:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | トニー・レオン

2007年11月29日

本ポスター解禁記念、世界のポスター

 ワイズポリシーさんが、「ラスト、コーション」日本版本ポスターを解禁されたそうです。

 えっ「花様年華」延長線上に置くんですか?と驚いた、あの金赤背景版と打って変わり、モノクロームに文字でアクセントを付けた、地味版。

 実物はワイズポリシー公式ブログで、ご覧ください。まもなく各上映館などでも見られることと思いますが。

 ところで、「IMdbのLust,Caution」ページからリンクをたどっていくと、各国のポスターがいろいろ見られたので、ここにご紹介。

 日本版とのイメージの違いも楽しめます。

 まずは基本中の基本。
 かなり早くに発表された、台湾版ポスターがこちら。
 台湾版ポスター

 レトロモダンではありますが、王佳芝の深緑色のチーパオ旗袍が「花様年華とは違う作品なのよーん」と自己主張しているかのように、くっきりと目に残ります。口元以外、顔がほとんど写っていないのも、神秘的で(どんな女なんだ…?)と妄想をかきたてる。
 トニー本人の口元に手をやる無意識仕草を取り入れたのも、いとおしい。

 続いて、ドイツ語版ポスター。
ドイツ語版ポスター
 英語圏で広く用いられている、ヴェネツィア映画祭向けバージョンと、文字以外は全く同じですね。nancixは大学の第2外国語でドイツ語を取り、一応単位は取得したのに、もはやドイツ語が全然読めません。
 多分Gefahr und Begierdeは「危険と憧れ」という意味の題名になっているのかと。

 お次はちょっと珍しい、スペイン語バージョン。
スペイン版ポスター
 おおお、官能的です。ボカシまくって、まるでトニーまでも、上半身ハダカみたいじゃないですか。(実際は着衣のまま)

 なぜか韓国版も、スペイン語バージョンと同じ図版を採用。
韓国版ポスター
 情熱、激情バクハツの国なのが、共通しているから…?

 韓国版はもう1バージョンあった。
韓国版ポスター02
 ええ、韓国でもトニー人気は中華圏に勝るとも劣らないですからっっ!

 英国UKバージョンも、米国版を踏襲せずに、このスペイン&韓国と同じ図版を使用。
英国版ポスター
 大人しいというか、取り澄ましているというか。

 そうすると、異色なのが香港版オリジナルなのだろーか。
 ヴェネチア映画祭向けと台湾バージョンの図版も、併用されていたんですけどね。
 香港版ポスター01
 香港版オリジナルでは、香港人で最年長でもあるトニー・レオンが、主役として中央に。
 ふてぶてしい上目遣いと、秘密を隠したいためにあえて組んだような腕と、目立つ小指のピンキーリング(右手にはめるピンキーリングは、秘密の象徴♪)が何ともデーモニッシュで、いやらしいセクシャル……。

 香港版ポスター02
 こちらは、nancixが旺角の映画館前で同じポスターを撮影した証拠。ライトの照り返しで部分的に光るので、正面から撮影できず。

 エアポートエクスプレス九龍駅構内でも、このポスター(横長大型だった)に駆け寄り、なでなでし、周囲に誰もいないのをいいことにハァハァしまくっていたのは、旅の恥はかき捨てのひそやかな私の胸の思い出です(嘘)。

 香港版ポスター03
 香港では、主要キャラクター別に、3枚の連判ポスターも作られていました。易先生バージョンがこちら。
 ふふふ、いかにもワルそうな目つきじゃないですか。
 流し目に、ワルの色気、ムンムン。

 普段はこんな流し目、させようたってできないトニーさんなのにさー。(頻繁にやってたら怖い)

 というわけで、あなたはどのバージョンがお好み?

 nancixはやはり、香港版オリジナルの、易先生中央バージョンかな…韓国バージョンその2もいいかな…。
posted by nancix at 23:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 「色、戒」特集

2007年11月24日

「色、戒」テレビドラマ化の企画が?

 中国の華西都市報が報じ、台湾の世界日報北京特派員が引用したニュースによりますと。

 映画「ラスト、コーション/色、戒」の原型ともいわれる「テン・ピンルー鄭蘋如によるティン・モーチュン丁黙邨刺殺未遂事件」も、テレビドラマのホットな題材として注目されているそうです。
 このたび、成都の天音影視公司というプロダクションの代表、チェン・ヨンニン陳永寧がメディアに向かって、彼らが「鄭蘋如刺殺丁黙邨事件」を根拠として、30話の連続テレビドラマ「色、戒」を製作すると発表したのです。
 シナリオは四川省の有名作家、ウェン・ジンバン温靖邦が手がけます。この作家は、テン・ピンルー鄭蘋如の当時の日記を初めて読んだ人物であり、彼の創作するシナリオはアイリーン・チャン張愛玲の小説とアン・リー李安監督の映画作品を覆し、スクリーン上の「王佳芝」=すなわち歴史上に実在した鄭蘋如の、本来の姿を描き出すと意気込んでいるのです。
鄭蘋如
 日本人の母を持ち、日本語が堪能だった上海美女、鄭蘋如。

 鄭蘋如と丁黙邨についての記事は、こちらから読んでいってください。
「ヒロインの原型、鄭蘋如の生涯(1)」 
「丁默邨小伝(1)No.1には向かない男」 

 陳永寧いわく、ドラマ「色、戒」は、鄭蘋如と丁黙邨の複雑な物語を巡って展開します。同時にもう一人の”ジェスフィールド76号の男”・李士群と地下組織のメンバーらも加え、当時の上海三大才女に関するエピソードも付け加えるといいます。
李子群.jpg
 ↑丁黙邨の同志でも敵でもあった、李子群。

 脚本家の温靖邦によると、彼は脚本創作のために、当時の鄭蘋如本人の日記を精読し、多くの資料を得たといいます。その日記は目下のところ、台湾で暮らしている鄭蘋如の従弟の手元に保管されており、温靖邦が入手したのはコピー本でした。日記は1936年から1939年上半期の毎日、綴られていたといいます。(うわーー、読みたい!)

 映画「色、戒」のなかで、「王佳芝」が「易先生」を愛したのかどうかは多くの観衆の論議を引き起こしました。温靖邦によると、「王佳芝」の原型を、鄭蘋如の日記に見い出すことができるといいます。実は、鄭蘋如は14歳の時に淡い慕情を丁黙邨に対して抱いていたのです。彼女は明光中學に通う女生徒でしたが、丁黙邨は当時、その中学の校長を務めていました。有り得ないことではないのですが…。
丁黙村.jpg
 ↑易先生のモデルと言われている、丁黙邨。

 また、温靖邦は多くの史料を精査し、実は丁黙邨暗殺の任務を鄭蘋如が請け負った時、彼女にはすでに深く愛し合っている恋人がいたことを発見しました。その恋人は、彼女の暗殺計画を支持したものの、絶対に彼女が身を慎み、バージンを保つことを要求したというのですが……。

 ドラマ版では、このように大量の史実を基礎として、鄭蘋如と丁黙邨の数奇な縁を描き、両人の間の関係を客観的に再現するというのですが……。

 あのーーー…中国の皆様……。

 上海で鄭蘋如と出会い、交際し、やがて引き裂かれた日本最後の貴公子、近衛文隆は……登場する余地は、あるんでしょうか…?

 出演者は中国最大手の芸能プロダクション、華誼兄弟公司(ワーナーブラザースかと思えば、ホワンイー・ブラザースだった)の旗下の俳優となるそうです。ビビアン・スーの所属プロだっけか…?

 果たして、本当に収録に入れるのか。
 どんな出来になるのやら。
posted by nancix at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 「色、戒」特集

2007年11月23日

劇場への招待「何日君再来(イツノヒカキミカエル) 」

 さて、以前から気にはなっていた、舞台劇を収録したこのNHK教育の番組「劇場への招待」に気づいてチャンネルを合わせたのが遅かったので、途中からの鑑賞になってしまったのだけど…。

 うううーーーーむ。
 途中からでも、この劇=Asian Beat Fiction「何日君再来(イツノヒカキミカエル)」のトンデモなさは、よく理解できましたよ。

 全編に、テレサ・テンの日本語曲がちりばめられている。
 筧利夫、大々熱演。
 さすがは元劇団☆新感線、元第三舞台出身者。

 「グリーン・デスティニー」「HERO-英雄」プロデューサーのビル・コン江志強とリー・チーガイ李志毅監督が「昴-スバル-」でヒロインとして起用するという、黒木メイサが、かつての"陰を宿した美少女"から、エディソン・チャン陳冠希と共演した「同じ月を見ている」(05)や、つかこうへい劇団の舞台劇「熱海殺人事件・平壌から来た女刑事」出演を経て、かなり成長していることも、うかがえた。

 ……昔は「エコエコアザラク」のヒロイン、黒井ミサ役でデビューしたのかと大誤解してたんですが。(面目ない……)

 それはともかく。

 在日韓国人女性歌手が、在日であることを隠して日本人名でデビューし直し、トップテンを争う大歌手に成長しているというサブエピソードも、実在のあの人この人を彷彿とさせてくれた。
 トップテン番組プロデューサーが、「ただ歌が上手いだけじゃダメなんだよ! 台湾人歌手だっていうんなら、にぎやかしにジャッキー・チェンとチャイナドレスの女にバックで踊らせろ!」なんて怒鳴るのも、台湾も中国も香港も味噌も○も一緒くたにし、いまだに香港では女がチャイナドレスでしゃなりしゃなり歩いている、中国人の男はみんなカンフーができると思い込んでる日本人の無知をネタにしていて、大いに笑わせてくれた。

 ……笑っていいんですよね?
 台湾マフィアのボスが、いかにもな刀傷を顔に付け、チーパオを着込み、まるきりジミー・ウォン王羽映画のイメージから脱却していないのも、ジョニー・トー監督映画の描き出すマフィア像に比べて、今さら…と笑うしかなかった。

 それもともかく。

 こ、これは困る……と唸らされたのは、タイトルにもなっている「何日君再来」という曲が、本来は酒場の女が、男を送り出す時に別れを惜しむ歌なんだ、恋の歌なんだと堂々と台詞で言いのけられたことなんである。

 ……そういう説が流布され、この曲が「兵士を色仕掛けで骨抜きにしようとするエロな歌曲」である「黄色歌曲」だと断じられて、中国大陸では放送禁止歌扱いになったというのに。

 そうじゃないんだ、音楽専科学校の男子学生らが、別れゆく友へ送るために作った餞別の曲なんだと、中薗英助さんのノンフィクション「何日君再来物語」でも明らかになったし、NHKハイビジョン特集の番組「世紀を刻んだ歌 何日君再来-アジアの歌姫が紡いだ愛の歌」でもかつて紹介してたじゃないか。

 中薗さんがご存命なら、どれだけ立腹なさったことか。
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ドラマ「花いくさ」も見ましたえ。

 NHKスペシャルドラマ「海峡」はとても全話見る気力がなくパスしたのに、ドラマ「花いくさ〜京都祇園伝説の芸妓・岩崎峰子〜」を、”何となく見”してしまいましたえ。
 
 ……あのう……BGMが……。

 ハリウッド映画「SAYURI」のBGM、そのまんま使ってませんでしたか? 勘違い? 気のせい?

 小説「メモワール・オブ・ゲイシャ」映画化に際しての記事は、こちら。
 nancixの、映画「SAYURI」の第一印象は、こちら

 原作「芸妓峰子の花いくさ―ほんまの恋はいっぺんどす」の著者で、現在は岩崎究香(みねこと読む)と改名しておられる岩崎さん、確か「メモワール・オブ・ゲイシャ」のモデル問題で、作家のアーサー・ゴールデンを相手どって訴訟を起こしておられた記憶が…。
 2003年に示談という形でおさめたのか。ふーーん。

 とりあえず、先に「SAYURI」を見てしまったので、
 チャン・ツイィー=井上真央
 コン・リー=戸田菜穂
 ミシェール・ヨー=葉月里緒奈
 桃井かおり=白川由美(途中でお亡くなりに…)+名取裕子

 の比較に、どうしても目がなってしまう。

 さすがに舞妓、芸妓さんの着付け、髪型、所作は、「SAYURI」よりはまだ安心して見られるというもの。
 だけどねえ……。
 日本にはこんなにいろんなタイプの女優さんがひしめいているのに、難しいのねえ、いざキャスティングしようとすると。

 「花より男子」でブレイクした井上真央ちゃん、一途で気が強くてひたむきなのはわかるけど、こんな意気込みだけ強い舞妓さん、お座敷に来られても、座が弾むんだろうか。
 「祇園一になってやるっっっっ!」と何度も決意してたけど、そもそも何が「イチバン」なんだろうか?
 サラリーマンが目を剥くような大金はたいて座敷に来てくれた客を、どうもてなすか、どう楽しませるか、若いのにどう話し相手になって、相手をくつろがせるのか。それがまるで伝わって来ない。
 舞妓さんも芸妓さんも、もっと腰が低く、はんなりしていて、だけど誇りを胸に秘め、堂々と振る舞う方々じゃないんだろうか。

 何だか、京都の町角で「すいませーーん、写真撮らせていただいてもいいですか?」と観光客として彼女に声をかけたら、ギロッとにらまれ、キツーーい一言を捨て台詞にされ、あぜんぼーぜんとなりそうでした…。
 確か、原作者の著書のどれかに「「功名心はいらん。向上心はええけど、 ほかの欲は見苦しいえぇ」 という言葉があったと思うんだけど…。
 真央ちゃんからは、気性の激しさと功名心しか感じ取れなかったなあ。
 やむなく先輩芸妓の息子と同居するはめになり、その息子に抱きつかれそうになったせいで、すっかり接触恐怖症になってしまうやなんて、男はんと毎晩のように接する接客業としては、致命的ですがな。
 どう克服するのか、やがては男はんのおさわり願望も微笑ましく思えるほどうまいこといなせるようになるのかを描くかと思いきや…。
 怖いこわい、融通の利かんおねえさんにならはって……。
 座敷で気の利いたやりとりをして、オジサマ方となごやかに談笑する、上達した芸を見せて皆に感嘆される、真央ちゃんが見たかったですよ。

 何だか最近、やたらと戸田菜穂さんを見るような気がしたのは、NHK土曜ドラマ「ジャッジ」で主人公の裁判官の妻役を演じてらしたせいですかね。
 見始めは(これ、戸田菜穂と葉月里緒奈の役柄が逆じゃないん?)と、けげんに思った。
 葉月里緒奈といえば、金城武主演作「不夜城」で、リー・チーガイ李志毅監督と衝突し、降板した印象が強くて。
 当時は確か、理由もなくハダカにはなりたくない、ヒロインの心理がわからないという苛立ちが、衝突の原因だったような。
 ……アン・リー監督なら言葉を尽くして説得してしまったかもしれないけど、李志毅監督、寡黙だからなあ…むしろ原作者の馳星周に食ってかかってよ、とあの時は思ったもんだ。
 その後も彼女、恋多き女と呼ばれ、仕事よりも恋を優先するかのようなエピソードが多かったし。

 戸田菜穂さんだと、清純できりっとした感じで男よりお仕事優先しそうで、男性をみだらに誘惑したり奔放に振る舞う感じじゃない。あくまで外見上の印象ですけど。
 
 ま、ドラマが進行するにつれて、ああ、葉月里緒奈の役はミシェール・ヨーのハツモモとはやはり異なるんだ、だから彼女を選んだんだと解るんですがね。
 「不夜城」の頃より、すっかり頬がこけてしまって…細い首が痛ましかったです。
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2007年11月17日

TOKYO FILMeX 「それぞれのシネマ」02

 「ハイファの悪霊」は、タイトルが作品終了後に出てくる一作。「ワルシャワ1936」と注釈付きで紳士淑女が白黒映画(悪魔メフィストフェレスが出てくる「ファウスト」じゃないかと思った)を鑑賞する姿が映し出された後、時空はその70年後のハイファ(イスラエルで3番目に大きな都市)に飛ぶ。
 客席にはジーンズなどアメリカン・カジュアルなファッションの若者が多い。彼らも70年前のワルシャワと同じ白黒映画を見ているのだが、突然上映が打ち切られ「空襲警報が発令されました。ただいま情報を集めています」と映画館スタッフが説明に現れる。いっせいにブーイングする若者たち。
 だがその時…爆撃機が投下した一発が、観客をも襲うのだった…。「ラスト、コーション/色、戒」で、日本占領下にある上海の映画館で、洋画を見ていると唐突に打ち切られてニュース映画(戦果を告げる日本の自己宣伝映画)が始まる、あの一幕を連想した。映写技師がたけしでなくても、平和でないと映画は楽しめないのよね…しみじみ。

 どんどん飛ばして「是夢」と漢字でタイトルが出たとたん、「あ、ツァイ・ミンリャン蔡明亮!」と思わず呟きそうになった作品。ナレーションで「父親の夢を見た…」と状況説明がなされ、映画館内で、なぜか若い父親、幼い息子、白髪のおばあちゃんが床に座り込み、父親がドリアンを手で裂いて息子とおばあちゃんに分け与える。息子は何だか、匂いにへきえきしているような表情。BGMは李香蘭の甘いあまーーーい声の「是夢是真」、懐メロだ。
 マナーも何も吹っ飛ばして貪り食らうこと+タバコ+懐メロが、やはりツァイ・ミンリャンセットなのね!
 もちろん「父親」に扮しているのは小康こと李康生。白髪のおばあちゃんは何と、ツァイ・ミンリャンの母親?!

 続くマギー・チャンの元亭主オリヴィエ・アサイヤス監督作「Recrudescence(再発?)」。カップルが待ち合わせて映画館へ。その様子をじっと見ている一人の男。元カレか?女の方と何やら因縁があるのか?と思いきや、館内に入って行き、彼女が座席に無造作に置いたバッグを置き引きする。まったくもう、映画館は危険がいっぱい、の警告CMなのか? 映画人がそんなアピールしては、逆効果では?
 置き引きは映画館を出て行き、カフェに入る。しばらくすると、バッグから取り出し、テーブルに置かれた女の携帯電話が鳴り出す。なぜか置き引きは電源を切らない。カフェのガラス窓の向こうに、動揺したカップルが歩いて来る。面と向かって対決する気か? どうするつもりだ、置き引き!
 これも(……で、オチは?)。

 「職業」も、上映中の客席が舞台。「きちんと蝶ネクタイをしめ、タキシードを着た紳士、ドレス姿の淑女が居並ぶ客席。そのなかで、一人の観客の男が傍若無人にも、髪型だけスピルバーグに似た隣の男に話しかける。話しかけられた男は別に彼の知り合いでも何でもないようで、迷惑そうな表情。なのに、おしゃべり男は話しかけるのを止めない。自分は事業に成功した実業家で、車を8台持っていて、毎日別の車に乗り、1台は"特別な用途にしか使わないなど、まあ単なる自慢話ですな。酒の席ならともかく、そこは映画館だっつーに。だんだん彼の声が大きくなり、周囲の観客も驚き顔をしかめる。当然、話しかけられている男が最も映画に集中できずいらついている。
 「で、あんたの職業は?」とおしゃべり男に聞かれた隣の男、ついにこう言って金槌を取り出す。「俺か? 俺は殺人者だよ!」。そして容赦なく、金槌のとがってる方でおしゃべり男をめった打ち…。あーりーえーねー…。
 血しぶきが周囲の淑女の花のかんばせやドレスにも飛んでるっつーのに、男は「もういい、大丈夫ですから」などと周囲をなだめ、無残な血まみれ頭蓋骨陥没遺骸を横に置いたまま、平然と映画鑑賞再開…。
 監督はやはり、悪趣味で、二度と観たくないとnancixに思わせた「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を撮影したラース・フォン・トリアー。"隣の男"役も彼本人でした……。何か溜まってますか、監督?

 ところで「今年のウォン・カーワイ王家衛は一味違うぞ!?」と題して紹介した王家衛監督作品「I Travelled 9000 Kilometers To Give It To You」、ぜーーーーんぜん予期した内容とは違ってました(泣)。ファン・チーウェイ范植偉君のアップがスローモーションで映し出されるのだけど、それは機内でも列車内でもなくて、映画館内。しかもロードムービーでも何でもなくて、舞台は映画館内だけ。台湾「聯合新聞網」の嘘つき(泣)。真っ赤な座席の背もたれは印象的だけど。
 ま、内容は世の男どもの妄想をスケッチしてみましたって感じで。悲しいのは香港女優、チャン・ヨーリン張睿玲。一瞬でもいいから顔を映してあげれば?! いくら美脚の持ち主だとしても、膝のあたりしか映らないなんて、酷いよ……。まったくもって足フェチ優先、出演者の心理なぞ二の次の王家衛には困ったものだ。とかボヤキながらもぐぐぐーーーっと見入ってしまうんだからマニアも困ったものだ。
 作品タイトルは范植偉が見ているという設定の映画の台詞(歯が浮くような…)にも出てきた。何でしたっけ、この映画タイトル?

 チェン・カイコー陳凱歌の作品は、文字通りの"寒村"が舞台の「Zhanxiou Village」…漢字で書いたら何村になるのだっけ?
 1960年代、冬の中国の寒村。やはり村の腕白坊主たちが、自転車にまたがったまま集まってたむろする、広場?に設置されたスクリーンと、映写機(8ミリ? 16ミリ?)。映し出されているのはチャーリー・チャップリンのドタバタコメディ。腕白坊主たちは大喜び。ところが映写機の電源が切れてしまい、がっかり。ある子が思いつく。自転車にコイル?をつなぎ、漕いだらライトの要領で電気が生じるんじゃないか? 思いつきは3台の自転車を懸命に漕ぐことで実現、再びチャップリンが、スクリーン狭しと動き出す。調子に乗って夢中で自転車を漕ぎ、映像を早回ししていると、映写技師と思しき青年が駆けつけ、一喝。腕白坊主らは蜘蛛の子を散らすように逃げ去る。ところが、1人だけ逃げずにスクリーンに向かってじっと座ったままの子供がいた…。「おじさん、もう映画見るの、やめてもいい?」と子供は尋ねる。何故彼は逃げずにそう尋ねたのか? ご想像にお任せします。
 数十年後。その子は成人し、ゆっくりと映画館内の通路をたどっている…。
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posted by nancix at 23:50 | Comment(1) | TrackBack(1) | アジア映画

TOKYO FILMeX 「それぞれのシネマ」01

 今回は初めて、神戸空港から羽田へ。
 ところが乗り継ぎ駅に到着してみると、土・休日ダイヤのため、いつもと違って接続の電車が12分後になることが判明。こりゃ間に合わない!と青ざめて、その駅前からタクシーに切り替えた。沖縄出身という運転手さんの機転と温かい励ましで、何とか到着。せっかく往復2万100円に抑えたのに、6000円弱は痛い出費…。でも時間的には、ミネラルウォーターを自販機で買える余裕もあった。ありがとう、運転手さん!

 羽田からはモノレール+山手線内割引切符を利用、500円で東京駅まで行けた。成田とは時間といい運賃といい、やはり雲泥の差だなー。
 丸の内の和食ダイニング(個室といっても簡単に仕切っただけで騒がしい関西の店と違い、しっかりした造りでとてもいい感じ)で友人らと和食ランチして、いったん皆と別れてビックカメラへ。持ってくるのを忘れた携帯電話の充電アダプターを購入。これで3個目だぞ…自分。いざ東京国際フォーラム・ホールCへ。東京国際フォーラムはレスリーコンサート、「インファナル・アフェア」プレミア上映会と、思い出深い場所。「東京攻略」ロケ地のひとつでもあるしね(^_^;)

 まずはオープニング・セレモニー。会場にはプレノン・アッシュの篠原弘子さんや、アジア映画研究家で字幕翻訳家の松岡環さんのお姿もあった。エスカレーターで上に上がっていく、俳優の西島秀俊さんを見たという目撃談も有り。NHK土曜ドラマ「ジャッジ」、シニカル過ぎもしない、浪花節にもならない、いいドラマでしたっすぅぅ!(エンクミちゃんこと遠藤久美子ちゃんと藤木勇人さんという、トニー主演作の出演者が2人も出てたし!)
 そういえば、この日の夜の「無用」上映後は、敬愛する中国語通訳のサミュエル・チャウ周家[王探]さんもお見かけしました! 業界人の方をエスコートしていらしたようなので、お声はかけませんでしたが。

 ディレクターの林加奈子さんの挨拶は、日本語と英語を交互に。
 「37本の素晴らしい映画に支えられて、今日この日を迎えることができました」「何度でも申し上げます、映画祭の命は充実したプログラムです!」という力強いメッセージが心に響いた。
 そう、豪華スターや有名タレント監督、お騒がせTVアイドルなどのゲストではなく、プログラム作りに腐心し作品集め・字幕付けに奔走するスタッフの熱意と、観客の熱気による総合的イベントなのだよ、映画祭とは。
 そして市山尚三さんもステージへ。嗚呼…ほとんど白髪になっておられる…はっと胸を突かれた。「フラワーズ・オブ・シャンハイ」製作当時は「若手の」「新進気鋭の」プロデューサーだと思っていたのに…(その分、自分も老けたのよね…ううう)

 行定勲監督ら、審査員も登場。なんと、イ・チャンドン審査委員長は「所用でオープニング・セレモニーには参加できない」とのことで、ちょっとあっけに取られた。代わりに、是枝裕和監督作「ワンダフル・ライフ」や「誰も知らない」などの撮影監督を務めてこられた山崎裕(ゆたか)さんがスピーチした。テレビドキュメンタリー出身の山崎さんだけど、子供の頃から映画が好きだったそう。「作り手の思いと、スタッフの汗で作るのが、映画です。しかし、ひとたびスクリーンにかかった時から、映画は観客のモノになります。どうか存分に楽しんでください」というようなメッセージをされておられた。

 そしていよいよ、カンヌ映画祭60周年記念作品「それぞれのシネマ」の上映に突入。
 おっと、その前に、カンヌ映画祭プレジデント(首席代表?)のジル・ジャコブからのメッセージを、今回の審査員でもある、坊主頭のクリスチャン・ジュンヌ氏がフランス語で代読した。「ミーゾグーチィ、クロサァワー、イマムーハー、オーシマ、ティシーガワラァ、オグーリィ、クマイ、アオヤマ、コレエダァ、そしてもちろんタケーシ・キタノォ」って、一瞬頭のなかで漢字に置き換えられなくて参ったよ。もちろん溝口健二、黒澤明、今村正、大島渚、勅使河原宏、小栗康平、今年5月に亡くなられた熊井啓(合掌)、青山真治、是枝裕和、北野武のことである。おっこれだけ漢字変換できれば、「映画検定」受かるかも?! なんちゃって。

 「〜映画を作ること自体をミッション(任務)として〜、”映画館”をテーマに、こうして7番目の芸術である映画に関する、まるで愛の告白のような映画作品が完成しました」って、さすがはロマンチストのフランス人だね。短編のなかには、どう考えても愛の告白というよりペシミストの自虐ネタ、みたいなのもあったんだけどね。
 「五大陸25カ国からやってきた、35人(兄弟ペア含む)の監督たちによる作品には、中には突拍子もないものもあります。ヴィム・ヴェンダースはコンゴで、ツァイ・ミンリャンはクアラルンプールで、そしてクローネンバーグはなんと、トイレで撮影しました。そしてタケシ・キタノの作品……田舎の映画館で、あの自転車はどこへ消えたのだと思いますか? それぞれの美的感受性をご覧ください。(中略)そしてひょっとしたら、続きがあるかもしれないこのプロジェクトをお楽しみください、そして皆様にボン・ヴォヤージュ(よいご旅行を)!と申し上げたい」と、粋に結ぶジル・ジャコブなのでした。
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posted by nancix at 23:33 | Comment(0) | TrackBack(1) | アジア映画

TOKYO FILMEXに初参戦。

 ご無沙汰いたしました!
 香港から戻ると職場で新人教育係に任ぜられ、ルーティンワークにプラスアルファで声無き悲鳴を上げてました。

 ま、いろいろありましたが大阪シネマート心斎橋で「私の胸の思い出」を見られ、「大阪アジアン映画祭」も半分参加でき、何とかかんとか過ごしております。

 そして本日は東京に。「TOKYO FILMeX」に初参戦中。
 といっても「オープニングセレモニー&『それぞれのシネマ』」と、ジャ・ジャンクー監督の「無用」しかチケット取れなかったんですけどね…。

 来る前に書き込むと、また変な嫌がらせコメント(@ニフティをプロバイダにしてる人間…国籍不明)が殺到し、削除作業に追われそうで怖かったんですけどね。
 来ちゃったんだもーん。明日には帰るんだもーん…(涙)。

 では、映画の感想は今夜にでも。さっと夕食食べて、また懐かしの国際フォーラムに駆けつけなきゃーー!
posted by nancix at 18:31 | Comment(2) | TrackBack(0) | アジア映画

2007年11月10日

中(あたり)でアタるより、學友の知名度アップに…

 中(あたり)でアタれ!ベネチア映画祭金獅子賞日本版
  歌手の中(あたり)孝介(27)が、今年のベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した映画「ラスト、コーション」(来年公開)の日本版イメージソングを歌うことが9日、分かった。タイトルは「夜想曲 noctune」で、主人公の男女の揺れ動く気持ちを表現したバラード。同映画のアン・リー監督(53)が中の歌声にほれ込んでの起用だ。(以下略)(スポーツ報知)
 
 ……………_| ̄|○

 中華圏イメージソングは、トニーと學友、長年の友情の証しともいえる曲なのに……。
 この機会をも利用して、いまや中華圏最高の歌神・ジャッキー・チョン張學友の、日本における知名度アップに、結びつけてほしかったのに…。

 中孝介といえば、NHK土曜ドラマ「ジャッジ」のエンディングテーマで親しんでいる歌手だし、
 自分の公式サイトに中文ページを設け、彼の曲「それぞれに」をアンディ・ラウ劉徳華がカバーしたりしているし。
 少しでも亜細亜と繋がりを持つ、しかも音域が広くて音程が安定している歌手が起用されて、
 何歳になろうが「あどけない、切ない少女の声」を強制される某女性歌手なんかじゃなくて、まだよかったのかも。

 ただねえ…。「夜想曲〜noctune〜」が、たとえ台湾を中心に活動するシンガポール出身の音楽家、トニー主演映画「サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋/地下鐵」のBGMも手がけたホワン・イーダー黄義達の作曲による歌だといっても、書き下ろしにしてほしかった…。
 できればアレキサンドル・デスプラが作曲したあの、あまりに印象的なBGMに、日本語歌詞をつけて中孝介なりに、絶唱していただきたかった。
 すでに発表済みの有りもんで間に合わせるのは、「傷だらけの男たち」エンディングテーマだけでよかったのに…。まあ、一応「この映画のために」新たにレコーディングし直したっていうけどさ。

 で、これが、新録音前の現行の「夜想曲〜noctune〜」ですか?

 明るい……。

 學友の昏い、くらーい中に深い深い哀しみと苦悶を湛えた歌声と、まるで異なる…。

 ”青い空”なんて、映画のなかに出て来たかしらん…。
 ”君らしく 生きていけば”って、自分を見失いそうになるほど時代に、使命に、押し潰される易先生と王佳芝への、これは応援歌なんですか…? 変なの。日本人が応援するな、って話だよね…。

 まあ、「色、戒」韓国公式サイトのM/Vコーナーを見ても、現地歌手(誰?)にイメージソングを歌わせている様子だしなあ…。
 その国・地域の実力派歌手に歌ってもらって話題を集めてほしいという、アン・リー監督の方針なのかもしれないしなあ。

 どうせ、どの歌も本編では流れませんから。
 インストゥルメンタルだけで、余韻を残して終わりますから。


 ところで、捜していた中華圏イメージソング「淹沒 (Yang-Mou)」の歌詞を、やっとネット上で見つけました。
 香港で買ったサントラ盤には、スチール各種と、英文の曲名リストやサンクスリストだけで、中文歌詞入りライナーノーツが入っていなくてショックだったのです。
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posted by nancix at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 「色、戒」特集
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