例の「スターワールドホテル=銀河星際酒店」の開業1周年記念式典に、日本人ミス・ユニバース森理世やミシェル・リー李嘉欣と共に、中国から駆けつけて律儀に出席するトニー・レオンなのであった。CM出演者&イメージキャラクターとしての責任があるから、出席しないとホテルオーナーらの面子を潰すことになるんでしょうね…くわばら、くわばら。
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ちなみにこのCM、9月末〜10月の香港旅行中に、偶然、テレビで目にしましたが、CMラストでトニーさんは、ビキニの美女らが見守るなか、プールの水の上を颯爽と歩くのでした。あ、今ならホテル公式サイトのトップページでそのCMが観られます。(注:音が出ます!)
………イエス・キリスト…?
まあそれはさておき、11月29日に行われた、この開業1周年記念式典での記者会見で、あまりに可愛い、あまりにトニーらしいエピソードが中華圏の各ニュースサイトで紹介されていたので、訳さないわけにはいきませぬ!トニーは銀色のジャケットと白シャツ、ダークグレー?細ネクタイ、グレーパンツに身を包み、派手なんだか地味なんだかよく解らないいでたちでロールスロイスに乗せられて会場に到着、赤絨毯に降り立ったのでしたが、式典進行中はかしこまっていて、笑みを浮かべてはいてもどこか顔の筋肉が引きつっていて、内向的な彼は永遠にこの種の「社交」には適応できないのだなあ、と香港の東方日報記者は感じたと書いています。
ただ、単独記者会見の場でだけ、映画の中で見られるリラックスしたトニーを探し当てることができたそうです。
「ラスト、コーション/色、戒」上映以来、トニーは娯楽界の話題の筆頭となってしまい、今回の主催者の話によると、全世界のマスコミが彼のコメントを取ろうと殺到したそうです。事前に記者に通知された合同会見の時間は10分だったのですが、直前になって5分に短縮されてしまいました。さらに、会見終了後はトニーはアシスタントらに抱えられて、殺到する記者の輪から連れ出されていきました。計算すると、質疑応答の時間はたったの4分12秒だったそうです。……亀田大毅の謝罪会見より短いのか…?
会見直前、各テレビ局の記者たちは自分たちのマイク(テレビ局のロゴマーク板付き)を、トニーが座るソファーの前に仕掛けました。まもなく、トニーは記者たちの背後から、無言でトコトコと現れました。彼が銀色のジャケットを着ていなければ、誰も彼だと気づかないくらい自然体だったそうです。VIP用出入り口からトニーが入ってくると思いこんでいた記者らは、まさか彼が彼らと同じルートで入ってくるとは思わず、VIP用出入り口の左右に張り付いていたボディガードさえもとまどって、周囲をキョロキョロ見回していたそうです。
さて、ソファーにちょこんと座り、記者らに向かってトニーは、プロ俳優らしく自信を垣間見せて微笑みました。
さあ、記者陣の質問を受けようとした、その時。
一人の香港人カメラマンがこう叫び、1秒間の静寂を破ったのです。
「偉仔にクッションをやってくれよ、(座高が)低すぎて、テレビ局のロゴ板が顔にかかっちまうんだ!」
トニーはアハハと笑い、自分でソファーの上にあったクッションの1つを取り、カメラマンの意見を何回も聞きながらそのクッションを自分のお尻の下に敷いて、座高が高めになるよう調節したのでした。
「偉仔の背が高くなったぞ!」とある記者がからかいましたが、トニーは怒りもせず、いたずらっぽくその記者に笑いかけて、リラックスムードを作り出したのでした。

↑お尻の下にクッションを敷いた、照れてれトニー。
「ラスト、コーション/色、戒」についての質問から会見は始まったのですが、トニーは謙虚に「米国の第23回フィルムインディペンデント・スピリット・アワードの主演男優賞にノミネートされたのはとても嬉しいです。自分の演技が認められたのは素晴らしいことです。でもこれらの栄誉は、スタッフ全員に属するものだと思います。アン・リー監督が(監督賞に)ノミネートされなかったことについても、この映画の栄誉はスタッフとキャスト全員に属するもので、どの人も自分の持てる限りの努力をしたからこそ、高い評価が得られたのだと思います。なぜなら映画撮影とは集団作業ですから。僕が最も感謝する相手はアン・リー監督です」と述べました。
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